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らき☆すた』は、美水かがみによる日本4コマ漫画作品、及びそれを原作としたゲームアニメ小説作品。角川書店の月刊ゲーム雑誌コンプティーク』において2004年1月号より連載されているほか、『コンプエース』など数誌で掲載されている(掲載誌参照)。


概要 編集

小柄でアニメやゲームが大好きな、オタクな女子高生(7巻より大学生)"泉こなた"と、その友人でゆったりした性格の"柊つかさ"、つかさの双子の姉でしっかり者でツッコミ役の"柊かがみ"、容姿端麗で博識ながら天然な所がある"高良みゆき"の4人を中心として、その周囲の人々も含めたまったりとした普段の生活を描いている。

タイトルは“Lucky Starラッキー スター)”が原義であり、単行本表紙のロゴにもそうデザインされている。作者の美水によれば「女の子が学園生活を送る漫画のタイトル」としてイメージした結果、女優が演じるという意味合いの「スター」と、「幸運」や「気まぐれ」という意味を持つ「ラッキー」をあわせたとしている[1]

そもそもは連載を予定していた作品ではなく、『コンプティーク』誌で急に生じた空きページを埋めるための掲載だったが、人気を博したため連載される運びとなり、その後『月刊少年エース』や『月刊コンプエース』など、掲載誌も増えていった。

2005年8月24日ドラマCDが発売され、さらに2005年12月1日にはニンテンドーDSで『らき☆すた 萌えドリル』が、2007年5月24日には同じくニンテンドーDSで続編の『真・らき☆すた萌えドリル 〜旅立ち〜』が発売された。2007年4月から9月にかけてテレビアニメ版が放送され、それに連動する形で2007年1月からラジオ番組『らっきー☆ちゃんねる』も放送が開始した。2008年1月24日には『真・らき☆すた』の予約特典であった恋愛アドベンチャー「らき☆すら -Lucky☆Star RAvish Romance-」が、プレイステーション2アドベンチャーゲームらき☆すた 〜陵桜学園 桜藤祭〜』というタイトルに変えて発売された。2008年夏にはOVAとアニメ版の声優によるドラマCDが発売、2009年12月にはプレイステーション・ポータブルで『らき☆すた ネットアイドル・マイスター』が発売された。『月刊コンプエース』2011年4月号及び『コンプティーク』2011年4月号にて作品初のミュージカル化作品『らき☆すた≒おん☆すて』が企画されていることが発表されている[2]

また、サイドストーリーとして登場人物の1人で情報ページ『らっきー☆ちゃんねる』のキャプテン・小神あきらを主人公にした『あきらの王国』が『コンプエース』(Vol.014(2007年6月号増刊)~)で、『萌えドリル』シリーズのオリジナルキャラクター、宮河ひなた・ひかげ姉妹を主人公にした『宮河家の空腹』が『コンプH's』(Vol.7〜Vol.9、休刊)を経て『コンプエース』(2009年6月号〜)でそれぞれ連載されている。

主な登場人物4名は漫画連載開始時は高校1年生であり、当初は実際の年度が進むに従ってリアルタイムに進級していた[3]。アニメ化などに伴い、編集部の方針によって、高校3年生の2学期以降は時間の流れが実質的に停止し[4]、アニメの方の展開が一段落した2008年に入ってからまた流れが進むようになった。その後、第6巻のepisode 169-171で高校を卒業し、第7巻で進学・進級している。なお、アニメは高校2年生から始まり、後に3年生に進級している。

主な登場人物 編集

詳細はらき☆すたの登場人物を参照。

主な舞台 編集

アニメ版の舞台は埼玉県春日部市をモデルにしている。

陵桜学園高等部(りょうおうがくえんこうとうぶ)
こなた達が通う学校。埼玉県内にあるという設定。こなた達の学年で13クラスもあるマンモス校。女子の制服はセーラー服で、スカートと襟の色が冬服は赤で夏服は青。プールはあるが、体育の授業になぜか水泳は入っていない。
アニメ版では作者の出身校(春日部共栄高等学校)がモデルとなっている(エンディングクレジットの「スペシャルサンクス」で表記)。
鷹宮神社
柊姉妹の父が宮司を務める神社で、柊家はこの境内に居住する。家の電話機は古い黒電話電電公社の600形電話機である。
アニメ版でのモデルは埼玉県久喜市(旧北葛飾郡鷲宮町)にある鷲宮神社。こちらの最寄り駅は東武鉄道伊勢崎線鷲宮駅下車5分程度。
糟日部駅
アニメ版にのみ登場、鉄道会社は糖武鉄道と表記されている。モデルは東武鉄道伊勢崎線・野田線春日部駅[5]
泉家の近所
埼玉県幸手市と思われる。『陵桜学園入学案内書』の「らき☆すた関連マップ」でも東武鉄道日光線幸手駅が「泉家の最寄り駅」として記載されており、アニメ版では幸手市内や権現堂堤がモチーフとして用いられている[6]。幸手市は作者の出身地であり、作者の旧居が2009年春に泉家を再現する形でギャラリー兼交流施設として開館している。
秋葉原(アキバ/秋葉腹)
漫画や『陵桜学園 桜藤祭』の作中で秋葉原に行くエピソードがあるほか、『真・らき☆すた 萌えドリル 〜旅立ち〜』『ネットアイドル・マイスター』では「アキバ」として主な舞台の1つとなっている。また、アニメ版では第16話で「秋葉腹」として登場(JR秋葉原駅も「UR秋葉腹駅」となっている)、同地にはこなたのバイト先のコスプレ喫茶がある。
さいたま市大宮区
具体的な地名としては作中ではでていないが『陵桜学園入学案内書』の「らき☆すた関連マップ」には「よく利用するゲーマーズアニメイトのある街」として記載されており、アニメ版では大宮駅の西口周辺(実際にゲーマーズとアニメイトが所在する)や大宮ソニックシティなどがモチーフとして使われている。
池袋(ブクロ)
アニメ版作中で池袋に行く、または乙女ロードが話題となるエピソードがあるほか、『ネットアイドル・マイスター』では「ブクロ」として主な舞台の一つとなっている。
京都奈良
アニメ版の第21話でこなた達の学年が、秋の修学旅行で訪れた都市。チャーターした観光バスは京都に本社があり、首都圏地区にも営業所があるヤサカ観光の車両がモデル。

この他、アニメ版では東京ビッグサイトなどが舞台として使われている。

書誌情報 編集

掲載誌 編集

掲載中 編集

  • コンプティーク(月刊、2004年1月号より掲載)
  • 月刊コンプエース(季刊→隔月刊→月刊、創刊号より掲載、以前掲載されていた『エース桃組』を継承。現在は実質的に『宮河家の空腹』『あきらの王国』に移行)
    • 本編と並行して、2007年Vol.15(5月26日発売)より『らき☆すた コミックアラカルト』(毎回異なる作者が執筆するアンソロジー形式)が不定期に連載されている。
  • 角川HotLine(書店向け月刊情報誌(非売品)、角川書店の話題の書籍を紹介する形で毎月1本をカラーで掲載)
  • 4コマnanoエース(月刊少年エース増刊、Vol.1より掲載)

なお、『コンプティーク』掲載分が「らき☆すた」の本編であり、『コンプエース』等で掲載される分については番外編といった扱いになっている[7]。そのため、『コンプティーク』掲載分と『コンプエース』掲載分、さらに後述の単発掲載分等で矛盾する点がある(具体例として、こちらを参照)。

不定期掲載 編集

  • フロムゲーマーズゲーマーズの月刊無料情報誌、2004年12月号より出張版を不定期掲載)
  • 埼玉新聞(2009年1月1日及び10月8日の特別紙面で単発掲載の後、2010年4月1日より連載開始、以後同年4月25日付から2011年2月27日付まで毎月最終日曜の特別紙面「月刊サイタマニア」にて月1回連載。2011年4月以降は企画に連動した形で不定期に掲載予定)[8]

掲載終了 編集

  • 月刊少年エース(月刊、2004年8月号 - 2006年5月号)
  • 月刊ドラゴンマガジン(月刊、2005年6月号より2006年5月号まで4コマコラムを掲載)
  • コンプH's(あきらが主な主人公)
  • 月刊ニュータイプ(月刊、ゲームコラム「美水かがみのゲーム遊画」として掲載)
  • Mobile Newtype(ニュータイプ誌の携帯電話向けモバイルサイト、毎月新作を掲載)

この他、単発では『ガンダムゲームエース』『月刊Asuka』『ドリマガ』『近代麻雀』等の他誌へのゲスト作品、単行本発刊時のコミックとらのあなでの特典ペーパー、青山学院大学でのトークショーや埼玉新聞での書き下ろし作品などがある。

単行本 編集

角川書店カドカワコミックスより刊行されている。累計発行部数は2009年3月時点で350万部を突破した。

初版発行日付(発売日) ISBN 表紙絵(折り返し部)
第1巻 2005年1月8日(2005年1月6日[書 1] ISBN 978-4-04-853806-0 こなた、つかさ、かがみ
第2巻 2005年8月10日(2005年8月5日[書 2] ISBN 978-4-04-853903-6 つかさ、かがみ
第3巻 2006年7月10日(同日発売)[書 3] ISBN 978-4-04-853978-4 こなた、みゆき
第4巻 2007年4月10日(同日発売)[書 4] ISBN 978-4-04-853978-4 ゆたか、みなみ(こなた)[書 5]
第5巻 2007年9月10日(同日発売)[書 6] ISBN 978-4-04-854125-1 かがみ、みさお、あやの[書 7]
第6巻 2008年9月10日(同日発売)[書 8] ISBN 978-4-04-854212-8 こなた、こう[書 5][書 9]
第7巻 2009年10月10日(同日発売)[書 10] ISBN 978-4-04-854383-5 こなた、ゆたか、パティ(そうじろう)[書 11][書 9]
第8巻 2010年10月9日(同日発売)[書 12] ISBN 978-4-04-854546-4 ひより、こう、たまき、みく[書 13]

日本国外版 編集

中国語版 韓国語版 タイ語版 英語版
出版社 台湾国際角川書店 大元 C.I. サイアム・インター・コミックス バンダイエンタテインメント
発行地域 台湾、香港 韓国 タイ アメリカ、カナダ
第1巻 2007年1月3日 2007年6月8日 2007年9月14日 2009年7月1日
ISBN 978-986-174-222-9 ISBN 978-89-252-1481-8 ISBN 974-94675-1-5 ISBN 978-1-60496-112-6
第2巻 2007年2月27日 2007年8月22日 2007年11月4日 2009年11月19日
ISBN 978-986-174-275-5 ISBN 978-89-252-1482-5 ISBN 974-94675-2-3 ISBN 978-1-60496-113-3
第3巻 2007年4月25日 2008年1月29日 2008年2月17日 2009年12月9日
ISBN 978-986-174-326-4 ISBN 978-89-252-1934-9 ISBN 974-673-491-2 ISBN 978-1-60496-114-0
第4巻 2007年8月15日 2008年5月11日 2008年7月27日 2010年2月3日
ISBN 978-986-174-441-4 ISBN 978-89-252-1935-6 ISBN 978-974-673-894-1 ISBN 978-1-60496-116-4
第5巻 2008年2月18日 2008年9月15日 2008年8月27日 2010年5月11日
ISBN 978-986-174-599-2 ISBN 978-89-252-3539-4 ISBN 978-974-673-963-4 ISBN 978-1-60496-115-7
第6巻 2009年4月28日 2009年9月30日 2009年11月22日 2010年9月7日
ISBN 978-986-237-015-5 ISBN 978-89-252-4991-9 ISBN 978-1-60496-229-1
第7巻 2010年4月15日 2010年2月26日 2010年11月16日 2010年12月7日
ISBN 978-986-237-560-0 ISBN 978-89-252-5816-4 ISBN 978-616-010-482-6 ISBN 978-1-60496-230-7
第8巻 2011年3月30日 2011年2月28日
ISBN 978-986-287-112-6 ISBN 978-89-252-7495-9

関連作品 編集

タイトル 著者 初版発行日 ISBN 備考
公式アナザーストーリー・パロディ作品
らき☆すた ポケットとらべら〜ず 原作:美水かがみ
漫画:あかりりゅりゅ羽
2008年10月10日 ISBN 978-4-04-854247-0 月刊コンプエース
2008年1月号〜8月号連載
ぶーぶーかがぶー 原作:美水かがみ
漫画:えれっと
限定版:2010年3月18日
通常版:2010年3月26日
ISBN 978-4-04-900794-7
ISBN 978-4-04-854440-5
月刊コンプエース
2008年7月号〜2009年12月号連載
アンソロジーコミック
らき☆すたコミックアラカルト
〜はっぴーストライク!〜
2007年9月26日 ISBN 978-4-04-854126-8 『コンプエース』掲載分の再録と新作で構成
らき☆すたコミックアラカルト
〜ラッキーたーん♪〜
2008年3月26日 ISBN 978-4-04-854164-0
らき☆すたコミックアラカルト
〜ラッキーすぱいらる〜
2008年11月10日 ISBN 978-4-04-854264-7
らき☆すたコミックアラカルト
〜ブリリアント☆すたー〜
2009年3月26日 ISBN 978-4-04-854306-4
小説
真・らき☆すた 萌えドリル 〜旅立ち〜 工藤治 DS『真・らき☆すた 萌えドリル 〜旅立ち〜
DXパック予約購入特典
らき☆すた らき☆すた殺人事件 美水かがみ 原作・絵
竹井10日
2007年9月1日 ISBN 978-4-04-471203-7 角川スニーカー文庫
らき☆すた らき☆すたオンライン 2008年3月1日 ISBN 978-4-04-471204-4
らき☆すた スーパー童話大戦 2008年10月1日 ISBN 978-4-04-471205-1
らき☆すた ゆるゆるでぃず 美水かがみ 原作
待田堂子
堀口悠紀子
2009年4月1日 ISBN 978-4-04-474201-0 角川スニーカー文庫
コンプティーク
2008年10月号〜2009年1月号連載

関連書籍・ムック 編集

らき☆すた おきらくカーニバル(2006年10月10日発売、ISBN 978-4-04-721556-6
過去の作品をカラー化したものや、フロムゲーマーズに掲載された番外編、ショートストーリー2作、イラストレーター・漫画家によるイラスト、アニメ化及びDS版『真・らき☆すた 萌えドリル ~旅立ち~』の情報を掲載。
らき☆すた公式ガイドブック 陵桜学園入学案内書(2007年8月25日初版発行、ISBN 978-4-04-854124-4
漫画版の公式ガイドブック。キャラクターの詳細ガイドや、イラストギャラリー、ラフスケッチ、情報ページ「らっきー☆ちゃんねる」の歴史、用語集、4巻時点までの全エピソード目次、美水かがみインタビューなどで構成。
らき☆すた おきらくBOX 泉こなた編/柊かがみ編(2007年9月27日発売、ISBN 978-4-04-900786-2/ISBN 978-4-04-900787-9
こなた・かがみそれぞれのパッケージになっており、それぞれフィギュア、CD-ROM、解説小冊子、陵桜学園生徒手帳型のメモ帳を同梱。
らき☆すた 陵桜学園入学記念BOX(2008年4月10日発売、ISBN 978-4-04-900791-6
陵桜学園入学のしおりと、シャープペンシル、消しゴム、定規、ペンケースのステーショナリーセットを同梱。
らき☆すた×涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 でっかいお楽しみBON(2009年1月1日発売、ISBN 978-4-04-854292-0
涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』とのコラボレーションブック。2作品の新規描き下ろし作品や単行本未収録作品、インタビュー記事を収録したムックと『らき☆すた』のブランケット、『ハルヒちゃん』のTシャツを同梱。
らき☆すた おきらく公式ガイドブック こなたは俺をヨメ!!(2009年12月26日初版発行、ISBN 978-4-04-854420-7
漫画版の公式ガイドブック第2巻。第5巻から第7巻までの内容を元に、新キャラクターを含めたキャラクターの詳細ガイドや設定資料、イラストギャラリー、「らっきー☆ちゃんねる」の歴史、全エピソード目次、美水かがみインタビューなどで構成。
『らき☆すた』と学ぶ 化学[理論編]が面白いほどわかる本(松原隆志 著、中経出版、2010年10月10日初版発行、ISBN 978-4-80-613848-8
『らき☆すた』の登場人物をナビゲーションキャラクターに用いた化学の学習参考書。理解しにくく覚えにくい化学現象をイラストやビジュアルによってわかりやすく解説することを主眼に置いて作成され、イラストもこの本のために新たに描き下ろされている。
らき☆すた おきらく開運&ゆるっと合格祈願セット(2010年12月24日発売予定、ISBN 978-4-04-854580-8
聖地巡礼ガイドブックと「かがみ&つかさ」開運ふりふりソーラーマスコット、「みなみ」ストラップ、「つかさ」お守りを同梱。

投稿・情報コーナー 編集

『らき☆すた』の連載が開始して4ヶ月後の『コンプティーク』2004年4月号に欄外の文字投稿コーナー「らき☆すた横丁」が開始したのが始まりとなる。同年7月号に「すぺしゃるいんふぉめーしょん」が掲載され同年12月号よりレギュラー化、そして2005年5月号から「らっきー☆ちゃんねる」として本格開始、同コーナーのキャプテン(進行役)として小神あきらが登場する。この時期よりフィギュアやドラマCD、ゲームなど関連グッズのリリースが行われることによって、「らっきー☆ちゃんねる」も読者投稿だけでなくこうしたメディア展開の情報コーナーとしての役割を担うようになった。

『らき☆すた』の連載が3年目に入った2006年1月号にコーナーをリニューアルし「らっきー☆ぱらだいす」が開始、これまでのあきらが「二等兵」に格下げする代わりに新たに桜庭ひかるをキャプテンとして登場させた。この時期にコーナーのページ増や多数の企画が実施された。その後再ゲーム化・アニメ化に伴い2006年11月号に「超らっきー☆ちゃんねる」へと再度リニューアル、あきら・ひかるのダブルキャプテン制に移行した。その後ひかるが本編にでることが多くなったことから、2009年8月号でひかるが卒業、同年9月号より新たなアシスタントとして「ニャンだろう」が登場、2011年1月号からは「兆(テラ)らっきー☆ちゃんねる」にコーナー名を変更している。

また、2007年からは『コンプエース』でも「超らっきー☆ちゃんねる分校」としてコーナー展開を開始、2010年6月号よりパートナーキャラとして大神ちひろが登場、2011年1月号からは「らき☆スタっ!? Lucky☆Studium」にコーナー名を変更して継続している。

これまでのコーナー名である「らっきー☆ちゃんねる」は公式webサイトや、ラジオ番組及びこの番組を元にしたアニメ版のミニコーナーに名前が引き継がれ、同番組・コーナーと「超らっきー☆ちゃんねる」など『コンプティーク』・『コンプエース』誌面、公式Webサイトとの連動企画も行われている。また、「らっきー☆ぱらだいす」はアニメ版の製作委員会の名称として用いられている。

連載初期には『コンプティーク』誌上の他の読者コーナーにこなたが送ったはがき(実際には作者の美水かがみがこなた名義で書いて送った物)が掲載され、それを喜ぶ漫画が描かれた(第1巻所収)[9]ほか、2009年になってからは(いずれも第7巻所収)、こなたとひよりが『コンプエース』に投稿しようということになり、その後同誌読者コーナーにこなたが送ったはがきが実際に掲載、没になったひよりが落ち込むというエピソードや、『塔聴!!ドルアーガ』にこなたが投稿したアイディアが採用され『ドルアーガの塔 The Recovery of BABYLIM』で実際に使われる[10]など、投稿に関してメタフィクション的なことも行われている。

アニメ 編集

テレビアニメが2007年4月から9月まで、チバテレビなどの独立UHF局を中心とした16局で放送された。全24話。また、2008年9月26日にOVAが発売された。

ドラマCD 編集

ドラマCD らき☆すた 編集

2005年8月24日フロンティアワークスより発売された。アニメ版とは声優が異なる。

声の出演
スタッフ

らき☆すた ドラマCD(ドラマがコンプリートなディスク) 編集

2008年8月27日ランティスより発売された。当初は同年2月6日に発売される予定だった。担当声優は、前述の2005年に発売されたドラマCD版の声優ではなく、アニメ版の声優が起用されている。脚本はアニメ版のシリーズ構成・脚本を担当した待田堂子が手がけている。

声の出演

各キャラクターについてはらき☆すたの登場人物参照

この他、端役を立木文彦くじらが担当する。

スタッフ

ゲーム 編集

コンピュータゲーム 編集

カードゲーム 編集

ラジオ 編集

アニメ本編放送前の2007年1月から、あきら役の今野宏美とみのる役の白石稔がパーソナリティとなったアニラジラジオ関西で放送、また一週遅れでランティスウェブラジオで配信された。

『らっきー☆ちゃんねる』放送時はアニメ内の同名ミニコーナーや公式Webサイト、コンプティークなど関連各誌との相互連動企画を行っている。また『らっきー☆ちゃんねる』の第21回からかがみ役の加藤英美里とつかさ役の福原香織がミニコーナーを担当、この2人は後番組の『陵桜学園放課後の机』でもパーソナリティとして出演したほか、『新〜』ではみさお役の水原薫が出演した。また公開録音や各種イベントも開催しており、その模様はラジオで放送されたほか、関連各誌の付録CDやアニメDVDの特典映像として収録されている。なお、各番組の詳細はそれぞれの項目を参照。

聖地巡礼と地元での町おこしイベント 編集

アニメ雑誌『月刊ニュータイプ』2007年8月号の付録にて、埼玉県鷲宮町(現在は久喜市)の鷲宮神社を始めとした、いくつかの場所が本作の舞台の1つであると紹介されたことをきっかけに、ファンが聖地巡礼と称して登場した場所を訪れるようになった。

鷲宮神社においては、彼らが絵馬に『らき☆すた』の登場人物の絵を描き残す、記念撮影を行う、コスプレ姿で参拝するなどの行動がマスメディアを通じて報じられた[11][12][13]初詣の参拝客も、2008年にはこの年の埼玉県内第3位となる約30万人、また2009年には同第2位となる約42万人に達し、関係者の驚きを呼んだ[14]。なお、初詣の参拝客の過去最高は2011年現在、2011年の約47万人である[15]

こうした「巡礼」を受け、鷲宮町商工会は、町独自のオリジナルグッズを制作、同会青年部の運営する大酉茶屋わしのみやや町内の複数の商店にて発売し[16]、作者や出演声優の鷲宮神社への公式参拝イベントを開催した[17]。その他にも歳末セールで『らき☆すた』のキャラクターをあしらったスクラッチカードを用いるなど、様々な地域振興策に取り組んでいる。鷲宮町もこうした経緯から2008年4月1日付で柊一家を町内の架空の住所に住民登録し、同年4月7日より特別住民票の交付を行った[18][19]。また毎年9月に行われる鷲宮神社の土師祭では、2008年より『らき☆すた』のキャラクターを描いた「『らき☆すた』神輿」(下記写真参照)が練り歩くようになり、報道などで話題となったほか、2010年に行われた上海国際博覧会でのジャパン・ウィーク「CoFesta IN 上海」ではこの神輿の特別公演が行われた[20]

さらに、作者の美水の出身地であり、作中ではこなたの住んでいる町とされる幸手市の商工会でも、『らき☆すた』を元にした地域振興策として、歳末セールで『らき☆すた』をフィーチャーした企画を実施、オリジナルグッズの製作・発売を行ったほか、関連イベントの開催するなど、様々な企画を行い[21]、2009年3月28日には美水家が転居に伴って空き家となった旧居を無償で商工会で借り受け、泉家を再現したギャラリー兼交流施設「きまぐれスタジオ 美水かがみギャラリー幸手」を開館[22](2011年1月10日に閉館)、2010年1月1日付けで泉一家をギャラリーの所在地に住民登録し、同年1月3日より特別住民票の交付を行った[23]。またエコポイントの交換商品として、幸手市共通商品券「らき☆すた商品券フルコンプセット3000 円分」を用意した[24]。メインの舞台となった春日部市でも、鷲宮・幸手双方にグッズのための桐細工を提供しているほか、春日部独自の商品開発も行っている。また3市町の商工会・商工会議所等関係各所で相互連携しており、各商工会の間で版権データの共有や今後のイベント開催・グッズ販売での共同事業の展開などに取り組んでいる。

2007年12月からの2008年5月までの半年間の鷲宮町での経済効果は4170万円、商工会の2007年度決算での歳入合計が前年度比36%増の8000万円になったと発表、幸手市も約2500万円の経済効果があったと商工会が発表している[25]。また「聖地巡礼」「オタクツーリズム[26]」や漫画・アニメ等を用いた町おこし(「萌えおこし[27]」とも呼ばれる場合がある)の成功例として経済的・学術的観点からも注目されるようになり、鷲宮町商工会でも北海道大学観光学高等研究センターと共同でメディアコンテンツと地域振興のあり方に関する研究プロジェクトを行っている[28]

関連項目 編集

外部リンク 編集


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