ゲーム情報ウィキ
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新幹線変形ロボ シンカリオン[]

シンカリオン運転士とその関係者[]

超進化研究所から選出された運転士たちで構成される対超災害組織「シンカリオン」とその関係者について述べる。作中で活動しているのは第2期の運転士であり、ホクトを除く第1期の運転士は形は別々であれ新幹線に関連した役職に就いている。
速杉ハヤト
埼玉県出身。10月17日生まれ。詳細は「速杉ハヤト」参照。
シャショット
誕生日はハヤトと同じ10月17日生まれ。詳細は「シャショット」参照。
男鹿アキタ
秋田県出身。7月8日生まれ。詳細は「男鹿アキタ」参照。
大門山ツラヌキ
石川県出身。11月27日生まれ。詳細は「大門山ツラヌキ」参照。
清洲リュウジ
愛知県出身。2月8日生まれ。詳細は「清洲リュウジ」参照。
月山シノブ
山形県出身。12月20日生まれ。詳細は「月山シノブ」参照。
発音ミク
北海道出身。3月9日生まれ。詳細は「発音ミク」参照。
大空レイ
福岡県出身。8月30日生まれ。詳細は「大空レイ」参照。
霧島タカトラ
鹿児島県出身。3月12日生まれ。詳細は「霧島タカトラ」参照。
五ツ橋ジョウ・五ツ橋ギン
山口県出身。3月13日生まれ。詳細は「五ツ橋ジョウ・五ツ橋ギン」参照。
清洲タツミ
愛知県出身。10月25日生まれ。詳細は「清洲タツミ」参照。
速杉ホクト
埼玉県出身。11月1日生まれ。詳細は「速杉ホクト」参照。
上田アズサ
埼玉県出身。11月19日生まれ。詳細は「上田アズサ」参照。
岡村尚美/システム開発部チーフ
対アンドロイド対策部に所属する女性。かつてはホクトらと同じ第1期のシンカリオンの運転士でもあった。また、800つばめの開発にも参加していた。おおらかな性格で後任であるレイの相談に乗ってやったりもしている。レイにとっては超進化研究所に在籍していたころからの恩人である。再登場した際にはダーエン(大淵)に捕まるも、携帯電話などを駆使し800つばめの問題点改善のため奔走した。オメガズッケイン戦ではE5はやぶさ用プログラム製作に奔走した。
神崎律子/技術開発局主任
技術開発局の主任。シンカリオンのスーツのメンテナンスなどを主としているが、自身も運転免許証は受けている。岡村とともにダーエンに捕まった際には大淵のスーツの修繕などを行う羽目になったものの、岡村と協力してE5はやぶさの完成までこぎつけた。オメガズッケイン戦ではE5はやぶさの強化を行った。佐伯同様続編の『シンカリオンZ』にも登場する。
佐伯文治/メカニックチーフ
シンカリオンの全新幹線のメンテナンスおよび開発を担当している整備士で、初登場時はお蔵入りしていたのぞみのことでツラヌキと対立したが、彼の熱意に負けのぞみを使用するようホクトに進言した。オメガズッケイン戦では新幹線の強化を突貫で他のシンカリオンとともに行う。シンカリオン運転士(ハヤト、アキタ、ツラヌキ、リュウジ、シノブ、ミク、レイ、タカトラ、ジョウ、ギン、タツミ、ホクト)以外で最後の「チェンジシンカリオン!」の決め台詞を言った数少ない人物である。続編である『シンカリオンZ』にも登場。

ネオテーラ[]

地球人類の滅亡を企む組織。クライシスメーカーを始めとする超災害発生メカを使って、超災害を発生させる。ダーエンが健在だったころは空中に浮遊する基地を本拠としていたが、首領がマーエンに代わってからは、毎回各地に点在する基地を転々とするようになった。ネオテーラのアンドロイドの顔の構造は三幹部もアクストもほぼ同一である。
三幹部(三大幹部)[]
全編を通じて登場。やや間抜けな言動が多いが、当初のシンカリオンでは歯が立たないほどの戦闘能力を有している。1度はシンカリオンに倒されたがダーエンに回収されて復活し、それ以降は戦闘モードという形態を有するようになり、普段の衣装から戦闘に特化したスタイルになり、顔も凶悪なものとなっているが、エネルギーの消耗は激しい。人間の姿に変身可能だが、鏡には元の姿が映る。ダーエンの没後、AIダーエンも破壊された後はマーエンに拾われ三度シンカリオンの前に立ちふさがる。充電式のため、エネルギーの残量が少なくなると動きが鈍くなり、限界寸前だった時は一般市民にすら追い回されて撃退される有様だった。そのため、充電がままならない状態を救ってくれたマーエンには頭が上がらない。マーエンが真の姿に戻るためのパワーを手に入れると、用済み扱いされてしまう。その後は動作停止の状態で世界消防庁に拘束される。一度は脱走したもののエネルギー切れになってしまうが、ひょんなことで新幹線を手伝い、改心の意が芽生える。最終的にはアズサの計らいにより超進化研究所で働くことになる。
マール
三幹部のリーダー格である指揮官タイプの女性型アンドロイドだが、男性のような声を持つ。周囲から「姫」と呼ばれることもある。少々ヒステリックだが三幹部で唯一マーエンを「お嬢様」と呼び、従順。他の2人と違って人間の娯楽にはまることは無いが、特定の相手を困らせたり、面白いなどの理由で事件を判断したりとどこか愉快犯的。他の2人と共にダーエンから渡されたクライシスメーカーを操作して超災害を起こす。自分が一度破壊されるきっかけになったリュウジに対して執拗に敵意を燃やしている。通常でも防御バリアであらゆる攻撃を通さず、馬上鞭を持つ。戦闘モードでの鞭は長い紐状になる。頭の色は金色。名前の由来は丸。
サーン
三幹部の一人。「ネオテーラ三幹部の参謀」を自称する、知性的な科学者タイプの男性型アンドロイド。知能担当である割にそそっかしく、どこか抜けているところもある。戦闘モードでは二振りの剣を武器に使い、軽快な動きで相手を翻弄する。語尾に「ザンス」と付ける。頭の色は銀色。名前の由来は三角。
シーカ
三幹部の一人。「ネオテーラ三幹部の横綱」を自称する、力に長けたパワーファイタータイプの男性型アンドロイド。かなり単純で、お天気お姉さんやボクシング王者にはまったりなどミーハーな部分がある。また、可愛い女の子はいじめたいと思っている。戦闘モードでは鉄の輪のような武器を使い、怪力で敵を圧倒する。語尾に「ゴンス」と付ける。頭の色は赤銅色。名前の由来は四角。ハヤトとのボクシング対決でのマーエンの実況によれば、戦闘モードでの体重は978ポンド(約444kg)。
首領[]
ダーエン/大淵
2クール目より登場した、ネオテーラの首領。金色の仮面で素顔を隠した怪人物で、マールたちを「我が僕たち」と呼ぶが、当の彼らは創造主である彼のことは知らなかったようである。クライシスメーカーよりも強力な超災害発生メカ「テラリセッター」を送り込み、「人類のリセット」「地球を真っ平らにすること」を企む。格闘術に長けており、シンカリオンとの戦闘でもシンカリオンに引けを取らなかった。また、剣も扱う。その正体はホクトに多大な影響を与え不屈の新幹線を鍛えぬいた新人時代の先輩で、第1期シンカリオンの運転士・大淵。10年前のある研究所での救助活動の際、平和利用のエネルギー開発と称し新兵器の開発をしていたことで人類への怒りが爆発し、その瞬間に人魚の形をした紫の発光体(バーツ)に憑依されたことにより悪意を増幅され、ネオテーラを結成した。その後、バーツから憑依が解かれると、後輩であるホクトに自身が持っていた杖を託し、ネオテーラの浮遊基地の自爆スイッチを起動し基地もろともに命を落としたかと思われた。超進化研究所所属時にはハヤトとして活躍しており、岡村たちにコマンダーを修理させハヤトの臨時に着装したこともある。ハヤトの着装するスーツとの違いはバイザーやメットのパーツ、コードネームの部分が紫になっている点と左肩の酸素マスクが銀色になっている(ハヤトの物は緑)の2点。また、所持しているシンカギアの色も白色ではなく紫色である。名前の由来は楕円。
マーエン
3クールより登場した、ダーエンに代わるネオテーラの新たなリーダー。ダーエンによって作られたスーパーコンピューターであり、立体映像を通して三幹部に指令を与える。「ダーエンの娘」を自称していることから、立体映像もダーエンが被っていた金色の仮面に似た頭部を持つ少女型のアンドロイドの姿となっており、ツインテールのような角があり顔は笑みを浮かべたような形になっている。性格にも我侭で子供っぽい面が多く見られる。「-しちゃうのダー!」など、語尾に「ダー」を付けて話すことが多い。ダーエンの意思を継ぎ、超災害発生メカ「ズッケイン」を使いより強力な超災害「メガトンクライシス」を起こすことで人類滅亡を企む。終盤でE5はやぶさ強化のエネルギーを取り込み、真の姿を取り戻す。その際、口調も大きく変化した。名前の由来は真円。
バーツ
ネオテーラの総帥。6億年前に何者かによって創り出された地球の監視する役割を持ったナノコンピューターの集合体であり、姿を変えては人々の前に現われ、地球の危機を警告してきた。大淵に憑依していた人魚の形をした紫の発光体の正体でもある。大淵の悪意を増幅させただけだと大淵本人が語っており、ネオテーラの結成はあくまで大淵の意思である。マーエンはこの姿を取り戻すまでの仮の姿である。人間が地球を滅ぼす存在と認識し、人類殲滅を目指して、大淵にネオテーラを結成させた。感情に左右されずに物事を判断できる上、通常のコンピューターよりも優れた計算能力を有しているため、ゲートキーパーでさえ、彼の予測の範囲内だった。世界各地に自身と同型の浮遊物体を設置し、人類殲滅を狙った。E5はやぶさの強化は通用しなかったが、シンカリオンの超突貫攻撃の前に敗れ去った。名前の由来はバツ。
アクスト
サーンが開発した量産型アンドロイド。「ザンス」と発声する。三幹部の指示に従い、シンカリオンの活動の妨害を行なう。バイクやスケボーを乗りこなすなど器用な一面もある。当初は全身黒で、武器は持っていなかったが、中盤からは三幹部とともに強化され、体の模様のカラーリングが三幹部の頭部と同じ色になった各三幹部が個別に運用するタイプになり、鉄棒のような武器を装備する。ラインが赤で「ダーエン」と発声するダーエン直属のアクスト、ラインの色が赤で側頭部にマーエン同様に角がついており、発声は「マーエン」で仕草もマーエンと同じであるマーエン直属のアクストといった、様々なバリエーション機が存在する。シンカリオンもデータを保持しており、訓練用にバーチャル・リアリティーで使用されるが、バーチャル・リアリティーの方は、第26話でアクシデントによって、暴走を起こした。

新幹線変形ロボ シンカリオン 神速のALFA-X[]

少年ホクト
劇場版オリジナルの登場人物。なお、出身や誕生日もホクトと同じである。速杉ホクトについての詳細は「速杉ホクト#少年ホクト」参照。
刑部零次
ホクトの曽祖父。シンカリオンを監視する謎の人物で、ALFA-Xに搭乗する。生身でネオテーラの戦闘員を倒すほどの実力を持つ。その正体は超進化研究所Z長官。着装することでR0に変身する。次作である『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』にも登場する。
ドクトル・マドゥ/真殿麻太郎
かつては機械工学の分野では世界屈指の天才科学者だったが、世界超特急の開発競合に敗れ、採用されたALFA-Xに対し、激しい憎しみを抱いている。落ちぶれて働いていた焼き鳥店に現れたネオテーラの誘いに乗り、悪の科学者であるドクトル・マドゥとなってALFA-Xを乗っ取り、自身の夢を潰した企業への復讐をたくらむ。ドクトル・マドゥとしての姿は車掌を思わせる白い服を着ており、語尾に「○○ナリよ」を付ける。最後は、ALFA-Xを破壊され、脱出したところを警察に逮捕される。

新幹線変形ロボ シンカリオンZ[]

シンカリオン運転士と関係者[]

超進化研究所Zとは、超進化研究所の技術を元に超進化研究所が結成した運転士活動に特化した運転士である。着装を使わずにどこでも着装が可能、ニューチャレンジャーを上官からの許可無しで使用できる、新幹線は小型の方が先に出場し火炎魔人が巨大化した際に大・中型新幹線を出場させる、小型新幹線発射機能をオーバーアクションに活用するなどといった、技術や権限がシンカリオンからさらに発展されている。メインテーマは前作の超進化研究所の鎮圧に対し、本作品では超進化研究所Zの鎮火に変更されている。
新多シン
東京都出身。10月1日生まれ。詳細は「新多シン」参照。
スマット
誕生日はシンと同じ10月1日生まれ。詳細は「スマット」参照。
大曲ハナビ
秋田県出身。12月21日生まれ。詳細は「大曲ハナビ」参照。
戸隠タイジュ
長野県出身。8月10日生まれ。詳細は「戸隠タイジュ」参照。
中洲ヤマカサ
福岡県出身。7月15日生まれ。詳細は「中洲ヤマカサ」参照。
安城ナガラ
愛知県出身。3月16日生まれ。詳細は「安城ナガラ」参照。
安城シマカゼ
愛知県出身。3月21日生まれ。詳細は「安城シマカゼ」参照。
嵐山ギンガ
京都府出身。9月11日生まれ。詳細は「嵐山ギンガ」参照。
碓氷アブト
群馬県出身。4月1日生まれ。詳細は「碓氷アブト」参照。
月野メーテル
北海道出身。9月9日生まれ。詳細は「月野メーテル」参照。

支援者や関係者[]

刑部零次
超進化研究所Z長官。ジャカエンの脅威をいち早く察知して超進化研究所に代わる新組織超進化研究所Zを設立した。前作の劇場版「新幹線変形ロボ シンカリオン 神速のALFA-X」にも少年だったホクトの曽祖父として登場した。終盤には単身でモンゴルに赴き、青き龍に関する調査を行っており、珠を狙って来たジャカストを生身で簡単に迎え撃った。なお本作品ではALFA-Xといったヒーローとしての着装はなかった。
佐伯文治
新幹線の整備を担当するメカニックチーフ。前作にも登場しており、前作登場の中型ビークルを「俺の息子たち」と呼んでいる。神崎やホクトとは異なり、ビークル整備を担当しているためか2人と比べて登場頻度が高い。
碓氷直司
アブトの兄であり考古学者。刑部長官からの依頼でジャカエンに関する調査を行っている。調査のため世界を飛び回っていたが、現在は謎の石版を発見したため帰国している。ジャカエンを倒した勇者と共に戦っていたという龍神の調査も並行して行っている。
碓氷飛鳥
直司の娘であり、赤い眼鏡をかけており彼の助手を務める。父親よりもしっかりしている。かつてジャカエンを倒した勇者と共に戦っていたという龍神を呼び起こす不思議なペンダント(=最後の青き珠)を持っている。
碓氷マリモ
アブトと直司の妹、飛鳥の叔母。カウボーイ風の衣装を着ており、ロープアクションを用いてジャカストと戦うほどの実力を持つ。北海道の実家で両親とともに牧場を営んでいる。
神崎律子
技術開発局員。佐伯同様前作にも登場している。現在はホクト同様ヨーロッパで活動している。また、シンカリオンスーツの開発にも関与していた。

シンカリオン運転士[]

超進化研究所が超災害に対応するために結成された超進化研究所Zの元となった組織。ネオテーラ壊滅後、ヨーロッパに活動の場を移し超災害に立ち向かっている。この回におけるハヤトとホクト以外のメンバーは前作での男鹿アキタ・大門山ツラヌキ・清洲リュウジ・月山シノブ・発音ミク・大空レイ・霧島タカトラ・五ツ橋ジョウ・五ツ橋ギン・清洲タツミが引退しており、全員新運転士が勤めている模様。
速杉ハヤト
シンカリオンの運転士で第2期シンカリオンからE5はやぶさとして活躍している。操縦するシンカリオンは前作同様、E5はやぶさである。ちなみに他の運転士からは「ハヤト先輩」や「先輩」と呼ばれている。
速杉ホクト
ハヤトの父親で超進化研究所の運転士から指示を出している。場合によってスーツに着装する。 操縦するシンカリオンは前作では500こだまだったが、本作品では500こだまX3000に搭乗している。「チェンジシンカリオン!」の掛け声も健在である。現シンカリオン運転士のアブトとは同期である。

ジャカエン[]

ネオテーラ壊滅後に現れた古代の「火族」。地球温暖化によって北極の氷が解けたことにより復活した。世界征服を目論み世界各地で超火災を引き起こす。その正体は、人間が炎を悪用して地球を蝕んでいたことに対して、万物の憎しみから生まれた存在である。体を冷やされることは彼らにとって拷問に等しい苦痛のようで、三幹部は作戦に失敗すると、ドンカエンの命令によりお仕置きが行われる。序盤は体を冷やされるお仕置きが多かったが、次第にその回に登場した火炎魔人の特徴に応じたお仕置きが行われることが多くなる。
ドンカエン
ジャカエンの首領で巨大な炎の姿をしている。三幹部に超火災の発生を命じる。失敗した幹部に対しては容赦ないお仕置きを行う。かつて世界征服を企んだが、勇者によって北極の氷の中に封印された。三幹部を吸収し一つ首の火龍に変化してE5はやぶさと戦うが、敗北したことで力の大半を失い、体が縮小してしまった。本来は四つ首の龍の姿であり、まだ完全な姿ではなかった。完全体になるためにジョウカエンに指揮を任せて地下の溶岩の中で眠りに就いていたが、終盤で復活。単独で火龍となって、自身を第二の太陽と化して地球に猛暑をもたらし、さらに三幹部と合体して完全体の四つ首の龍となった。E5はやぶさを圧倒し、三幹部を切り離されてもなおE5はやぶさを窮地に陥れるも、最後はE5はやぶさによって再び封印され、宇宙を彷徨うこととなった。ジョウカエンに対する処遇などを見ると、冷徹な性格であることが窺える。名前の由来は首領(ドン) 。
ジョウカエン
中盤より登場したジャカエンの最高幹部で、ウカエンら三幹部よりも格上の存在。古代において、人間との共存を訴えドンカエンに反旗を翻したため南極の氷河に封印されていたが、打倒シンカリオンに業を煮やしたドンカエンによって封印を解かれた。人間の悲鳴を聴くことに喜びを見出し、面白半分に破壊活動を行ったり超火災を発生させたり、三幹部やジャカストを痛めつけたりするなどかなりサディスティックな性格をしている一方でアブトの言葉に対して「お前たち人間は裏で汚ぇこと考えるくせによ!」と激昂したりなど、人間に対する強い憎悪を抱いている。常に不気味な笑い声を発しており、冗談にも本気にも受け取れない発言をする。首領であるドンカエンをタメ口で呼び捨てにし、三幹部を「君」付け(チュウカエンのみ「ちゃん」付け)で呼ぶ。戦闘能力といったジャカエン幹部としての実力は高く、三幹部を火炎魔人にする能力を持ち頭の羽飾りを使い「ハイパーカエン」を行い巨大化させる。三幹部同様、普通の火炎魔人も生み出せる(その際、火種は必要としない)。2体以上を同時に巨大化および合体させる「ハイパーガッタイエン」を行うことも可能。なお羽飾りは三幹部に預けることで、三幹部が任意に使用することが出来る。顔を上下逆に回転させることで怒りの面になり、口調も荒々しくなる。展開することで鋏にもなる剣を武器として使用し、剣から発するパワーを火炎魔人に送ることでさらに強化させることが出来る。ドンカエンには忠誠的ではなく、彼が完全体となる前にシンカリオンを壊滅させ地球を征服しようと企んでいた。その一方では、終盤においては体に限界が来ているためかドンカエンの復活を望んでいるかのような発言もしている。「清」の青き珠を手に入れクリスマスに世界中で超火災を起こし、さらには地球に接近したソーホー彗星を地球に衝突させようとする。しかし、E5はやぶさとの戦いに敗れ青き珠を奪還され、自らハイパーガッタイエンによりソーホー彗星と合体してスイセイエンとなり地球に衝突しようとするが、E5はやぶさの強化に撃破された。その後、名古屋シティの地下にあるマグマの中で回復すると共に、三つ目の青き珠「喜」を手に入れた(この間、名古屋シティは超温暖化現象に見舞われた)。終盤で、古代に人間とジャカエンとの争いを話し合いで解決させようしたことが判明する(反旗を翻したり、忠誠的でないのはこの出来事が起因している)が、ドンカエンに騙された人間によって酷い仕打ちを受け、人間に裏切られたと思い込んだことによって現在に至った。E5はやぶさを占拠して人間を滅ぼそうとするが、「悲」の青き珠で火炎魔人となるがE5はやぶさとの最終決戦を通じて、本来の顔と心を取り戻しドンカエンに立ち向かったが、完全体の前には力及ばずマグマに落とされて消滅。名前の由来は上。
三幹部[]
ドンカエンの命令を受け、様々な物質を火炎魔人に変えて超火災を起こす。ネオテーラと違い、三幹部内での上下関係は無い。口癖はそれぞれの名前の由来の英語の頭文字から。勝手な理由で人間に燃やされた万物の怒りから生まれた存在であることが終盤で判明した。3人一緒に仲良く食事したりと基本的に仲は良いようだが、他の幹部が失敗してお仕置きされる姿を笑い者にしていたり(直接お仕置きを実行したこともある)、手柄を横取りしようとして足の引っ張り合いをしたりするなどチームワークが良いとは言い難い。最終的にドンカエンと共に宇宙を彷徨うこととなった。
ウカエン
軍人口調の三幹部の一人で頭脳派の男。主に機械や無機物を火炎魔人に変える。語尾に「…であーる(R)」と付ける。三幹部の中で最も陰湿な性格で卑劣な作戦を計画、実行している反面で、間抜けな一面や、お仕置きを恐れている節もある。戦闘やリベンジカエンの際は手に持った蛇の巻き付いた形状の杖を使う。火を噴くほど辛い食べ物が好物だが苦い食べ物が苦手。名前の由来は右(Right) 。ドンカエンの力を受けたことによりパワーアップし、リベンジカエン無しでも巨大な火炎魔人を生み出したりなどができるようになった。さらに杖にもドンカエンのパワーを受けることでパワーの制御に成功し、口癖がなくなり、コミカルな面もなくなった。しかし、シン(E5はやぶさ)との一騎討ちで杖を破壊されてしまい、元の性格に戻ってしまった。
サカエン
三幹部の一人で力自慢の男。主に動物を火炎魔人に変える。語尾に「える(L)」と付ける。戦闘やリベンジカエンの際は鉄球を使う。火炎魔人にする動物を捕獲しなければならないためか、他の二人と比べて苦労人な面が目立つ。単純で意地っ張りな一面もあり、人に馬鹿にされることを最も嫌う。手の形状のためかジャンケンではパーしか出せない。ウカエン同様、辛い食べ物を好むが卵アレルギーを持っているため、卵がダメ。名前の由来は左(Left) 。本編中ではジョウカエンによって火炎魔人にされた回数が三幹部の中で最も多い。
チュウカエン
ギャル口調で話す三幹部の紅一点。主に食べ物や植物を火炎魔人に変える。語尾に「…だしー(C)」と付ける。戦闘やリベンジカエンの際はいつも手に持った扇を使う。名前の由来は中(Center) 。高慢で身勝手な性格で、感情に任せてスタンドプレーに走ったり、仲間に非協力的な態度を示すことが多い。料理が得意でウカエンやサカエンに振舞うこともあるが、自分の作りたい料理を作って押し付けるだけであるため、その腕が確かであるにもかかわらず、二人には非常に不評。
火炎魔人
三幹部が「ジャカ玉」と呼ばれるコア状の物質を種火に投げ込みそこから現れた炎が対象の物体を取り込み変化した怪物。生み出した三幹部が「リベンジカエン」と唱えることで現れる炎により巨大化&パワーアップをする。動物型(犬やカラスなど)や意思があるもの(例としてはシンカリオンの関連など)はモバイルZギアで呼びかけることによって、火炎魔人から救い出すことができ、対象物体を失った火炎魔人は紫の炎を出し暴走に近い状態になる。2体の火炎魔人に同時にリベンジカエンを行うことで合体し、さらに強力な合体火炎魔人「ガッタイエン」になることも可能。さらに三幹部全ての力を結集した「トリプルガッタイエン」も登場した。なお、生き物については生きている状態でなければ火炎魔人にはなれない(劇中では死んでいるイカを火炎魔人にしたが、すぐに黒焦げになってしまったことがある)。ジョウカエンは三幹部を火炎魔人にすることができ(強化・暴走させる)、「ハイパーカエン」を行うことにより巨大化させることができる(巨大化した三幹部はチェンジシンカリオンで倒されると、元の姿に戻り空の彼方に飛ばされる)。火炎魔人になった幹部は始終暴走するわけではなく何らかの拍子に正気に戻ることもある。また、三幹部がジョウカエンに渡された羽飾りを使用して任意に火炎魔人になることもできる。完全体のドンカエンにより強化された三幹部は自ら火炎魔人化することができるようになる。
ジャカスト
ジャカエンの一般兵。鳴き声は「ジャカ」。火柱のような形状の剣を武器としている。一体一体に「個」としての明確な意思があるのかどうかは不明だが、サカエンに作戦立案のアドバイスをしたりドンカエンの命令により各幹部へのお仕置きを忠実に実行するなど、高い知能を持っている模様。倒されるか、長い時間体が水に触れていると、消滅してしまう。

シンカリオン チェンジ ザ ワールド[]

運転士[]

大成タイセイ
埼玉県出身。10月14日生まれ。詳細は「大成タイセイ」参照。
ビーナ
誕生日はタイセイと同じ10月14日生まれ。詳細は「ビーナ」参照。
フォールデン・アカネ
東京都出身。7月20日生まれ。詳細は「フォールデン・アカネ」参照。
九頭竜リョータ
福井県出身。5月21日生まれ。詳細は「九頭竜リョータ」参照。
魚虎テン
愛知県出身。8月22日生まれ。詳細は「魚虎テン」参照。
五稜郭シオン
北海道出身。7月30日生まれ。詳細は「五稜郭シオン」参照。
最上ガンマ
埼玉県出身。11月17日生まれ。詳細は「最上ガンマ」参照。
海風ツクモ
長崎県出身。9月19日生まれ。詳細は「海風ツクモ」参照。
西大路ヤマト
奈良県出身。10月29日生まれ。詳細は「西大路ヤマト」参照。
梔子モリト
愛知県出身。1月11日生まれ。詳細は「梔子モリト」参照。

ERDA[]

浜カイジ
山梨県出身。1月3日生まれ。詳細は「浜カイジ」参照。
高輪カドミチ
東京都出身。6月7日生まれ。詳細は「高輪カドミチ」参照。
津川アガノ
東京都出身。11月23日生まれ。詳細は「津川アガノ」参照。
岩見沢ソラチ
東京都出身。12月11日生まれ。詳細は「岩見沢ソラチ」参照。
落合ミヨシ
埼玉県出身。9月7日生まれ。詳細は「落合ミヨシ」参照。

大宮署[]

高倉律子
テンションが高く、惚れっぽい。愛車のミニパトに代々「ヨシノブ君」という名前を付けている。
中崎市子
律子よりはクールな性格。本庁のERDAから引き抜きの話が来るほどの射撃の腕前を持つ。生まれてから23年間、誰からも告白されたことが無いが、中盤でロッククリムゾンから惚れられる。市子と律子は大宮署の婦警コンビで交通課所属だが、2人とも正義感に熱いためジャマンガに立ち向かう。署長の命令を無視して拳銃を発砲したり、散弾銃や機関銃などをぶっ放したりと過激だが、交通規則は守ろうとする。ちゃっかりしたところもあり、タイセイを「ルーキー」と呼び新人扱いで振り回すこともある。
雪村雄三郎
大宮署の署長。3バカトリオの1人でおだてに弱い。若いころはやる気に溢れ住民の信頼も厚いお巡りさんだったが、歳を重ねるごとに弱気な事勿れ主義となり、ジャマンガ対策はERDAに任せっ切りである。しかし終盤で運転士が出動できない状況になった際には、イナに励まされてやる気を取り戻す。タイセイと共に、イナの姿を見ることができる数少ない存在。釣りが趣味。最終回には登場しておらず、なぜかボードのみの登場となっている。
花田健一
大宮署の刑事課長。3バカトリオの1人だが、真っ先に魔物に飛びついて他の2人を逃がしたことから、3バカの中でも多少は良い働きをする。精悍な顔立ちで、厳しそうな人柄。タイセイと他の運転士の署内での直属の上司。カンフー映画オタク。
月岡留七
大宮署の交通課課長。3バカトリオの1人で太っている。7人兄弟の末っ子。
駒走徳治
大宮署の巡査。「-であります!」といった軍人口調が特徴。真面目で責任感が強い。妻子持ち。派出所勤務だが、多忙時には大宮署を手伝うこともある。『新幹線変形ロボ シンカリオン』に似ている人物がゲストとして二人登場しており、口癖も同じ(一人は劇中、もう一人は劇場版に登場している)。
牛山塩三
大宮署の巡査。小太り。派出所勤務だが、多忙時には大宮署を手伝うこともある。

大宮区の住民[]

青梅マイ
埼玉県出身。5月20日生まれ。詳細は「青梅マイ」参照。
川越タンゴ
埼玉県出身。10月11日生まれ。詳細は「川越タンゴ」参照。
猪俣熊蔵
大宮区で肉屋「肉のいのまた」を営む主人。名物の「魔物コロッケ」は、タイセイ曰く美味いことは美味いがもう一味足りないらしい。魔物の襲撃により店を破壊されたり、ようやく営業を再開した矢先に店が全焼したりと、不幸続きの可哀相な人。タイセイを気に入っているようで、よく家に上げて食事を共にしたり、時には泊まらせたりする。
猪俣邦子
熊蔵の妻。担当はコロッケを揚げること。韓流スター、アン・ドンゴンの熱狂的なファン。タイセイのことを「タイちゃん」と呼ぶ。
鹿山八五郎
大宮名物「大宮塗り」の左官屋。半ちくな仕事はしない主義で、魔物が出ても完成するまで仕事を中止しない。
鹿山為吉
ヘヴィメタルバンドのギタリストで、ニックネームはタミー。ヘヴィメタル特有のファッションとメイクをしていたため、住民から魔物呼ばわりされていた。
蝶野富雄
大宮区でラーメン屋「豚々亭」を営む若い主人。青梅マイに好意を抱いているらしい。
ガジロー
大宮寺で働く男。寺ではあまり真面目に働いていないらしく、豚々亭や大宮署にいることの方が多いが、町の子供たちやタイセイとは仲良し。リョータが出前で注文した昼飯を勝手に食べることがある。モデルは『男はつらいよ』の源公。
上野佳子
大宮区の主婦。「君のそ名た」というドラマの主人公「ハルヒコさん」にハマっており、見境無く誰かに抱きついて「ハルヒコさん!」と叫ぶ癖があるが、後にアカネのことに夢中になり「アーくん」と追っかけをしている。
上野繁
上野佳子の息子。勉強好きでカッパ地蔵を研究している生意気な小学生。青梅マイがお気に入り。
姫野美咲
大宮区の太った主婦。シオンを「しーちゃん」と呼ぶ。ネットゲームにハマっている小学生の息子がいる。肉のいのまたの奥さんとはアン様のファン仲間。『新幹線変形ロボ シンカリオン』で同名で酷似した人物が登場するが、別人。
勅使河原浩
大宮区長の息子。引ったくりの被害から津川に助けられ、そのまま一目惚れしてお見合いに持ち込むが、津川のタイセイへの気持ちに気付き身を引く。しかし、その後も津川への恋心は変わらず、体を張って魔物から津川を守ったこともある。真面目で低姿勢で爽やかな好青年。

その他[]

大成イナ
埼玉県出身。12月6日生まれ。詳細は「大成イナ」参照。
工部レイジ
埼玉県出身。1月23日生まれ。詳細は「工部レイジ」参照。
西園寺海
タイセイのクラスメイトで幼馴染であり姉弟子であり婚約者。袴姿で木刀を愛用する。剣の腕はその木刀で遣い魔を撃破するほど。タイセイの様子を見るために大宮町を訪れ、剣技の型からE5はやぶさがタイセイであると見抜く。1度帰郷するが、その後も何度か大宮区を訪れる。ERDAや運転士本人たち以外で運転士の正体を知る数少ない人物。婚約者ではあるがタイセイは幼いころから海に徹底的に木刀で追い回されながら稽古をさせられたトラウマから、悪夢に悩まされるほど彼女を恐れており、結婚する気はさらさら無いらしい。また、本人もそれを自覚しているような節があり、むしろ津川を応援している様子。その猛烈なまでの気性の激しさからか、他の運転士さえも彼女には頭が上がらない。
御厨博士
中盤から登場。都市安全保安局、ERDA参画開発部に所属する博士。浜と高輪の過去の因縁について知る人物。以前はヨーロッパ勤務だったが、運転士の大宮区出現に際し来日する。
異装の男/先代E5はやぶさの運転士
終盤に登場。進化の証の力によって一時的に人間に戻ったE5はやぶさの先祖で、彼が所有する先代のE5はやぶさが先代E5はやぶさである。新幹線の力は使えないものの、様々な攻撃を使う新幹線の達人で、その戦闘力はE5はやぶさにも引けを取らずレディゴールドを退却させるほど。また、必殺技の「アークスレイヤー」はE5はやぶさのものと違い、エネルギー弾を野球のように打つもの。グレンゴーストの復活と最強の技である究極魔弾斬りをタイセイに教え、E5はやぶさに戻る(人の姿に戻っていた時の記憶はE5はやぶさには無い)。その後、グレンゴーストとの最終決戦の直前にE5はやぶさが記憶を取り戻したことにより登場。グレンゴーストを倒すための最後の手段をタイセイに伝え、再びE5はやぶさに戻る(以前と違い、人の姿に戻った時の記憶も存在する)。

魔人軍団ジャマンガ[]

大宮区に現れる魔物たちの軍団。最大の目的は人間の不安や恐怖心などの負の感情から生まれるマイナスエネルギーを集め、大魔王グレンゴーストを復活させること。大宮区に存在するパワースポットの封印が解かれたことで出現するようになった。
大魔王グレンゴースト
ジャマンガの支配者。古代の戦いで先代E5はやぶさたちに敗れるが、完全に消滅せず卵の状態で生き延び、マイナスエネルギーを吸収しながら復活の時を窺う。E5はやぶさによって生まれ変わったタイセイにより1度は卵の状態でジャマンガ城と共に倒されるが、後に幼虫体となり出現。E5はやぶさの攻撃を受けて核のみとなるものの、Dr.ウォームと融合して等身体になる。その後、パワースポットの力により、巨大な蝶のような姿の最終形態へと進化を果たすが、集結したエルダを授かった運転士の力に敗北、消滅した。
毒虫博士Dr.ウォーム
ジャマンガ最高幹部の1人。闇の力に属した新幹線を所有者の炉にくべて次々と魔物を生み出すマッドサイエンティスト。遣い魔を伴い大宮区に行くこともあるが自分で戦おうとしないため、ジャークムーンとは極めて仲が悪い。また、ロッククリムゾン以外の他の幹部ともあまり仲が良くない。大魔王グレンゴーストに忠実で、大魔王復活のための努力を惜しまない。そのため、反りが合わない他の幹部たちの作戦でも、結果的にマイナスエネルギーさえ集まれば良いと考えている模様。前線に赴く際には専用のソーサーに乗って飛行する。睡眠時には枕を用意し、パジャマとナイトキャップを着用する。実はグレンゴースト幼虫体の細胞から作られた魔物で、グレンゴーストの核と融合しグレンゴーストの等身体のボディのベースとなる。第51話と最終話ではOPで表記されるが登場はしない。
月蝕仮面ジャークムーン/メカニムーン
ジャマンガ最高幹部の1人で工部レイジの仮の姿。元はDr.ウォームが生み出した魔物の1体である。暗黒月光剣という剣技を操るタイセイのライバルで、愛剣は月蝕剣。三日月の太刀や半月の太刀、新月の太刀を必殺技とする。独特の剣士の美学を重んじ、卑怯な手段を嫌うが、戦いにおいては決して手加減をしない。力こそ全てと考えており、大魔王すらも以前ほどの力がなければ自らの手で倒すと公言する。回を追う毎に、E5はやぶさの操縦者のタイセイとは敵味方の関係を超えた絆を築き、剣士として互いに通じるものを見出す。後に剣士としての誇りと魔物としての心の葛藤により、一時暴走し、グレンゴーストに謀反とみなされて処刑されそうになる。ブラッディに助けられるも自己崩壊を起こすが、満月の夜にタイセイに剣士の誇りを賭けて戦いを挑み、本来の姿であるレイジを元に戻すために敗北し消滅する。その後、レイジの解放から僅か5ヶ月後に亡骸と愛剣の一部がブラッディにより密かに回収され、身体の一部を機械化したメカニムーンとして復活。以後戦闘では剣を使用せず徒手空拳で闘う。メカニムーンは単なるブラッディの命令のみに従う操り人形でジャークムーンの魂は失われているようであったが、ブラッディが倒されたことにより元の姿であるジャークムーンとして復活(メカニムーンであった時の記憶は全て失われていた)し、以前倒された場所でE5はやぶさにパワーアップしているタイセイに最後の戦いを挑み、敵味方を越えた戦いを演じて散っていった。
黄金女王レディゴールド
中盤から登場。3万26歳。ジャマンガ最高幹部の1人で以前はヨーロッパで活動していた。左目の龍のレリーフはイギリスでのE3つばさとの戦いでのときに付けられた傷を隠すもので、ガンマのことを忘れないためにあえて龍の形にしている。直接戦うことよりも謀の類を得意とするが、実戦においてはE3つばさの加速技「烈風」に匹敵する速さで移動する奥義「ゴールドラッシュ」を生かした戦法でシンカリオンたちを翻弄する。ジャークムーン同様Dr.ウォームを蔑視しており、炉に座って登場しDr.ウォームの神経を逆撫ですることが多い。ノーマルヴァージョンと猫を思わせる身軽な軽装の戦闘ヴァージョンの2つのスーツを持ち、人間体美女レディに変化することもある。飽きっぽく気まぐれな性格で、面白そうなら仲の悪い幹部と手を組むこともある。シンカリオンを体内に隠された3体の魔物のうちの1体で、何度倒されても新幹線の力で瞬時に再生する。左耳のイヤリングが弱点であり、シンカリオンが抜き取られた後、2人の攻撃速度にそこを撃ち抜かれ、消滅した。
岩石巨人ロッククリムゾン
中盤から登場。3万45歳。ジャマンガ最高幹部の1人で以前はオーストラリアにいた。普段は寡黙だが、「馬鹿」と言われると猛烈に怒り狂って暴走する。運転士の攻撃をものともしない超高密度な硬い身体と圧倒的な怪力を持ち、射程15kmの右肩の大砲クリムゾンキャノンと新幹線の約2倍の最高移動スピードを誇る巨大な球状の岩石ボールに変型する能力で大規模破壊を行う。ジャマンガの幹部にしては珍しくDr.ウォームの信頼が厚く、彼からは「盟友」と呼ばれる。その一方、あと一歩のところで作戦が失敗し、レディゴールドに嘲笑されて悔しがるDr.ウォームが枕を破いた際には、散らかった羽毛を掃除するようウォームに促していた。シンカリオンを体内に隠された3体の魔物のうちの1体で、新幹線の効力によりコアである石を破壊されない限り何度でも復活する。最終的に2人の攻撃速度に倒された。
血煙伯爵ブラッディ
中盤から登場。ジャマンガ最高幹部の1人。3万39歳。機械仕掛けの魔法使いか幽霊のような姿をしており、小型の機械に姿を変えることができる。先端がドリルの槍ブラッディドリルランスを装備している。処刑寸前のジャークムーンを逃がして知恵を貸し、タイセイたちと戦わせてそのシンカリオンを回収する。ヨーロッパで行われたERDAの実験を妨害し、アカネの両親を実質的に殺害した張本人で、新幹線のコア破壊を執拗に狙う。ERDAの魔的反応レーダーに反応しない上に戦闘力の高い魔的メカで独自に作戦を行う。全幹部の中で最も高慢な性格で、情け容赦の無い非道な作戦を遂行するが、実戦はあまり強くない。そのため、出撃する際にはメカニムーンを護衛に付けていることが多い。シンカリオンを体内に隠された3体の魔物のうちの1体で、何度倒されても新幹線の力で瞬時に再生する。最終的にエルダの力を抜き取られ、2人の攻撃に倒された。
魔獣
Dr.ウォームがエルダを魔法の炉に入れて呪文を唱えることで生み出す怪物たち。巨大な者から虫ほどの者まで大きさや形は様々。人間からマイナスエネルギーを発生させることが目的で、大宮区に様々な騒動を巻き起こす。
魔的メカ
ジャマンガの戦力となるメカ。ブラッディが製作する戦士タイプは強化型を含め3体登場した。
遣い魔
ジャマンガの中で最も下等な魔物の戦闘員。常人の約4倍の力を持つ。色は紫色に黄色のラインで、頭部に一対の羽のような突起を持ち、顔は単眼と不気味な姿をしているが、コミカルな面も多い。Dr.ウォームの魔法によって生み出されるため、数に限りはない。運転士からは「ザコ」と呼ばれる。鳴き声は「ギジャ!ギジャ!」(メカ遣い魔は「メカー!」)だが、ツカイマスターとシノビ遣い魔は発声しない。戦闘では独自の形状の剣「ツカイマソード」を使用する。主に戦闘や雑用を行う。最終決戦では復活したグレンゴーストの魔力によって大宮町を始め世界中の人々が次々に遣い魔になっていった。遣い魔の中でも選りすぐりのエリートは上級遣い魔と呼ばれる。上級遣い魔にはツカイマスターやシノビ遣い魔、レディゴールド親衛隊の「フォボス」「ガニメデ」「ユウロパ」という女性の遣い魔(人間体に変化することもある)や、ブラッディの手下のメカ遣い魔が存在する。上級遣い魔はそのほとんどがシンカリオンを使って生み出され、主が存在する限り倒されても何度でも復活できる。また、普通の遣い魔に指示を出し、戦闘などの指揮を執ることができる模様。

総ページ数 (21)

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