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テイルズ オブ シンフォニア』 (TALES OF SYMPHONIA) は、2003年8月29日にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたニンテンドーゲームキューブ(以下GC)用RPG2004年9月22日にはプレイステーション2(以下PS2)用に移植された。

概要 編集

『テイルズ オブ』シリーズのメインタイトル第5作目。略称は「シンフォニア」、またはタイトルの頭文字で「TOS」。ジャンル名は「君と響きあうRPG」。また、『TOA』では「響きあう物語」と表記されている。本作は『TOP』の直接過去を描いた話に当たるとプロデューサーが公言しているが、後述の様な矛盾点もある。The 8Th CESA GAME AWARDS 2003-2004 優秀賞を受賞。現在でも人気が高い作品であり、シリーズ中、海外累計販売本数で最高の数字をマークしている作品でもある(全世界累計では約160万本[1])。 GC版の発売時には、本作と連携したGC本体の限定色仕様である「シンフォニックグリーンエディション」と同時発売された。キャラクターデザインは藤島康介。『テイルズ オブ』シリーズの中でもキャラクターの支持の高い作品の一つ。また、シンフォニアチームが結成されて初めての作品という事もあり、従来のシリーズ作品とは作風が一線を画し実験作的要素が強いものの、「あらすじ」など本作で採用されて以降シリーズ定番となったシステムもある。本作では作曲の担当も従来と趣が異なっており、これまでは戦闘曲・主要イベント等は桜庭統、主なタウンマップやダンジョン等は田村信二という編成だったが、本作ではシルヴァラントでのマップや一部の戦闘曲は主に田村、テセアラやデリス・カーラーンでのマップや多くの戦闘曲は桜庭という編成で作曲が行われた。結果、シルヴァラントではポップな印象を与える曲が多く、序盤を明るくイメージ付けている。逆に、テセアラ以降は重厚な曲が中心となり、シリアスになっていく物語を象徴している。2005年7月7日にはPS2 The BESTとして廉価版が発売された。「月刊コミックブレイド」では壱村仁による漫画版が連載され、2007年にはOVA版『テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION(「シルヴァラント」編)』がリリースされた。2010年春には続編の「テセアラ」編が発売予定。2008年6月26日に、本作から2年後の世界が舞台の続編となる『ラタトスク』がWiiで発売された。

物語 編集

現在から4000年前の大昔、世界は邪悪な闇の種族ディザイアンが起こした古代戦争の最中にあった。勇者ミトスは聖地カーラーンで女神マーテルと契約を結び、ディザイアンを封印し戦争を終結させ、世界を救った。時は流れ、封印された筈のディザイアンが再び現れ、シルヴァラントに恐怖をもたらす。ディザイアンは人間を支配し、拉致した人間を収容する「人間牧場」と呼ばれる生体実験施設を各地に造営する等、おぞましい所業を繰り広げていた。ディザイアンの支配と世界の衰亡に喘ぐ人々は、「神子」の登場を心待ちにしていた。物語の舞台は、伝説と共にあるマーテル教会聖堂に近い集落、神託の村イセリアから始まる。ある日、学校でロイドは幼馴染の少女コレットに神託が降りた事を知った。コレットは、マナの搾取で衰退しつつあるシルヴァラントを救う為、神子として世界再生の旅を始める事に。

世界観 編集

本作には『TOP』と共通する場所やキャラ、設定などが存在する為、ユーザー間では「ファンタジアの過去の世界ではないか」と噂や議論が交わされたが、画集『テイルズ オブ シンフォニア イラスト集』での藤島康介といのまたむつみとの会談の中で、『テイルズ オブ』シリーズの生みの親吉積信プロデューサーが「シンフォニアはファンタジアと同じ時間軸にある話」と述べているが、両作品間には、矛盾点が存在し、その中には続編でも解決されなかったものもある。作品の舞台は、パラレルワールドとして背中合わせに存在する2つの世界「シルヴァラント」と「テセアラ」。両者の世界は次元の壁に阻まれていて通常は互いに往来出来ないが、特殊な技術を用いた飛行機械などで往還している者もいる。シルヴァラントとテセアラは、互いに「マナ」と呼ばれる生命の源となる力を共有しており、一方にマナが偏在すればその世界が栄え、他方はマナが搾取され衰えるという危うい均衡関係にある。現在はシルヴァラントのマナが枯渇しつつあり、死滅の危機に瀕していた為、シルヴァラントに住む人々は世界の死滅を恐れ、この状況を救えるマナの血族「神子」に願いを託した。同時に、この世界に住む主要な種族である人間、エルフハーフエルフの3種族間には、深刻な差別問題が存在。ハーフエルフは人間、エルフの両方から差別を受けており、作中でも何度も争いが起きている。

システム 編集

戦闘システム 編集

マルチライン・リニアモーションバトルシステム
『テイルズ オブ』シリーズは伝統的に「リニアモーションバトルシステム」と呼ばれる戦闘システムを採用しているが(詳細はテイルズ オブ シリーズ#戦闘システムを参照)、本作ではこのシステムが3D化され、敵‐味方のラインが平面上に複数置かれる「マルチライン・リニアモーションバトルシステム」 (ML-LMBS) に発展した。
戦闘フィールド上のキャラは各々がターゲットとするキャラと見えないラインで結ばれ、そのライン上で移動する。
ターゲットを変更すると、移動するラインが変更後のターゲットとの間に切り替わるが、このラインに沿ってしか動けない為、ターゲットを変えないと「前後」「ジャンプ」の移動しか出来ないという欠点もある。
本作では「特技」と「奥義」の中間として「秘技」が登場し、「特技→秘技→奥義」の連携が可能になった。
このシステムは『マイソロ2』、『TOI』でも用いられている。

敵との遭遇 編集

今までのエンカウント方式は、フィールド上で敵が確認出来ない「ランダムエンカウント」であったが、本作では敵が画面上で一定のシンボルとしてうろつき、接触すると戦闘に入る「シンボルエンカウント」を採用。
このシステムは『テイルズ オブ ジ アビス』等それ以後のシリーズ作品でも採用されていることがある。

バトルグレードポイント 編集

戦闘に勝利すると、お金や経験値の他にGRADEという戦闘評価ポイントが付加される。
これは戦闘の内容や結果に応じて変化する戦闘の質的評価である。
GRADEを貯めると、特別なアイテムの買い物やクリア時の「グレードショップ」で使える。
前作での評判が良かったため本作、以降の作品で同様に採用された。

ユニゾン・アタック 編集

戦闘に参加したキャラ全員の特技による複合攻撃。
戦闘中にパラメータ上にあるゲージが満タンになると、GC版ではZボタン、PS2版では右スティックを押す事で初撃が発動。
これが敵にダメージを与えれば、他のキャラの術技を続けて発動させられる。
逆に、空振り等で初撃がダメージを与えられなければ失敗となり、不発のままゲージは大きく減少する。
アタックの際に特定の組み合わせの術技を発動させると、複合特技で最後を締め括れる。
複合特技の例には、レイ+上級魔術で「プリズミックスターズ」、ピコハン+虎牙破斬で「ピコ破斬」、レイ+ジャッジメント(グランドクロス)で「福音」などがある。
数多いこれらの組み合わせには優先順位が設定されており、同時に複数成立した場合、必ず上位のものが発動。

キャラクタータイプ 編集

各キャラにはT(テクニカル)タイプとS(ストライク)タイプのメーターがあり、これがタイプを分ける。
TタイプとSタイプでは技派生が変わり、Tタイプだとヒット数やリーチに、Sタイプだと威力や吹き飛ばしに長ける傾向がある。
TタイプとSタイプの技を同時に覚えることは出来ないが、一度どちらかを覚えても、忘れることでもう片方を覚えることも出来る。
GC版ではどちらのタイプの技も習得出来る裏技があったが、PS2版では修正されている。

EXスキル 編集

EXジェムを使ってキャラを強化するシステム。
EXジェムにはLv1 - 4、MAXの5種類があり、各キャラとも最大4つまで装備可能。
Lv1 - 4のEXジェムはそれぞれ4種類のEXスキルを持ち、その中の1つを自由に選択出来る。
MAXは、Lv1 - 4の全てのEXスキルを習得可能であるが、ラストボスからのドロップなので使えるのは2週目以降に限られる。
Lv1・2のEXジェムには初歩的なスキルが多く、Lv3・4のEXジェムにはキャラの特性に合った特殊なスキルが多い。
大半のEXスキルは戦闘時の能力を変化させる。
特定の種類の2 - 4個のEXスキルを組み合わせると、複合EXスキルが発現する。
注意点として、同じ欄に新たなEXジェムを装備すると、そこにつけていたEXジェムはなくなってしまう。
EXジェムは容易に多数の入手が出来ない為、装備は慎重に考えて行う必要がある。
各EXスキルには、キャラクタータイプと同じくTタイプとSタイプがある。
SタイプのEXスキルを多く装備するとキャラクタータイプがSタイプ傾向になり、Tタイプを多く装備するとTタイプ傾向になる。
同じ数だと変化しない。
Sタイプは単発で威力の大きい技や術を覚え、単体に対して有効である一方、Tタイプは威力よりも連撃を優先した技や広範囲にエフェクトが集まる術を覚え、複数体に対して有効。

好感度 編集

本作では、要所要所で発生する選択肢や主人公の行動、フィールド上にあるスキットポイントの選択肢などにより、キャラの隠しパラメータである「好感度」が上がる。ゲーム中の複数の場面で、主人公と好感度が最も高いキャラとの特別なイベントが発生する。

秘奥義 編集

物語が終盤になると、各キャラの秘奥義が使えるようになる。
それぞれ多くの条件を満たす必要があり、使用するのは難しいが、威力は申し分ない。
GC版ではロイド、コレット、ジーニアスの3人のみ。
PS2版では他のキャラ(召喚を行うしいなを除く)も使える。

キャラクター 編集

本作に登場する人物を紹介する。続編『ラタトスクの騎士』に姿を見せるキャラの変化については、そちらの記事を参照。

パーティーキャラクター 編集

ロイド・アーヴィング (Lloyd Irving)編集

- 小西克幸
シルヴァラント出身 / 17歳 / 身長173cm / 体重58kg / 一人称:俺 / エクスフィアの位置:左手の甲
主人公で双剣士。幼馴染のコレットを護る為に加えて、母がディザイアンに殺された事を知り、仇討ちの旅に出る為にコレットの旅に同行。エクスフィアは母アンナの形見。幼少期、瀕死の母と森の中にいた所をドワーフのダイクに拾われ、母はまもなく死亡。養子として育てられた為、人種や立場に偏見がない。学校で目立つコレットやジーニアスとの行動が多い為、浮いた存在。「正義」という言葉を振り翳すのを嫌う。クールな二枚目でいようとするが、実は飽き性で、お人好しの熱血漢。人を惹きつける魅力を持ち、言動に裏表がないので、周囲には彼に好意を持つ者も多い為、パーティ仲も良いが、他人の立場で考えるのが苦手で、自分の考えに基づく発言もする為、時に批判される。全員を「仲間」として見るが故に女心に疎く、寄せられる好意には言われるまで気付かない。天然ボケで、コレットに流されて彼女と共に話の論点をずらしていく場面も。「1本の力が100なら2本で200」という発想から我流の二刀流剣術を体得(コミックスのカバー裏のおまけでその事を父クラトスに話した時、同情された)。手先が器用で、「要の紋」の整備を行える。料理も上手いが、ビーフを追加しようとする癖があり、トマト嫌い。戦闘では通常攻撃が使い易く、HIT数の多い技を修得するが、回復技は修得しない。初心者でも簡単に使えるが、TPは低い。学校での成績は悪く、学力テストの最高点は400点満点中25点で、九九もできないが、勉強嫌いなだけで頭は切れ、工芸などの一部の知識には精通。名前の由来はロイド眼鏡で、初期デザインでは眼鏡をかけていた。藤島康介がラフで描いていたマントは、3Dでの再現が難しく没になり、代わりに鉢巻状の帯が首に2本つけられた経緯がある(原画集「テイルズオブシンフォニアイラストレーションズ 藤島康介のキャラクター仕事」にてデザインを変更した経緯と、初期デザインのイラストが掲載。他キャラの服も3Dでの再現が難しい為、デザイン変更した事を語っている)。 第4回「テイルズ オブ」キャラクター人気投票では以前は自分より上位にいた本作のキャラ達を押さえ4位を獲得(3回目は24位)。
2007年にWiiで発売された『ソウルキャリバーレジェンズ』に客演。劇画調のイラストが用意された。
TOA』や『TOV』では彼の衣装が使われている。また後者にて彼の手配書が登場。
TOVS』ではクレスの弟子で、アルベイン流剣術を体得。コレットと組んでいる。最初から使用可能。
マイソロ』では初対面の主人公を敵と誤認して挑戦した事も。父とは度々衝突しているが、同時に憧れている。
マイソロ2』ではナパージュ村に住んでいた双剣士として登場。コレットを心配して同行したが、リフィルから宿題を大量に出されて苦労している。唯一『TOS』から参戦した中でストーリークエストに参加しない。尚、原作では能力的には通常の剣士並だったが、今作では双剣士扱いの為、原作より数値が激減している。装備している武器は双剣・マテリアルブレードだが、秘奥義を使う際は一振りの剣・エターナルソードとなる。
TOS-R』では声が低くなり、身長が伸びている(19歳・身長178cm・体重63kg 火属性)。世界の統合を果たしたが、文明が進んだテセアラ人が衰退世界であったシルヴァラント人を虐げるという差別が起こり、パルマコスタで起きた「血の粛清」の首謀者とされた為、一部のシルヴァラント人に憎まれる。その後はエクスフィアを集める旅に出たが、昔の仲間達の前から失踪し、センチュリオン・コアを集めている。「血の粛清」には曖昧な態度を取ったが、真犯人はヴァンガード。ロイドは精霊マーテルと守人のユアンから、人を憎む精霊ラタトスクによる人類滅亡の阻止と、ラタトスク・コアをセンチュリオン・コアと共にギンヌンガ・ガップに封印する事を依頼され、ラタトスクに悟られない為に仲間達には黙って単独行動した。マーテルの加護を受けている為、センチュリオン・コアの影響を受けない。本作では全体的にクールな一面を見せ、諺も披露するが、本質や勉強が苦手な点、正義を振り翳すのを嫌う点は同じ(九九は出来る様になった)。自ら「謎のジュエルハンターロイド・アーヴィング」と名乗ったり、前作の自分の似顔絵のポスターを貼り付ける等、ボケキャラな面も健在。前作同様「スケベ大魔王」の称号も得る。また、彼の秘奥義「翔破蒼天斬」の文字を並び替えると、前作の秘奥義「天翔蒼破斬」に。
TOF2』の特別編ではクレス、ルークと同じ場所に飛ばされた。「濡れ衣」を「濡れ脱ぎ」と言ってしいなから「器用に間違えるね」と言われ、「親バカ」と言われた父を庇って「九九が出来るからバカではない」と反論しゼロスを呆れさせた。ミュウを見て「犬」と呼び、クレスとクラトスから「犬には見えない」とつっこまれた。ドンジャラの特技は「ツモ上がり強化(ツモであがった際得点UP)」。スナイパーで使うアイテムは「ライフボトル」(最大3個)。

コレット・ブルーネル (Collet Brunel)編集

声 - 水樹奈々
シルヴァラント出身 / 16歳 / 身長158cm / 体重44kg / 一人称:私 / エクスフィア(クルシスの輝石)の位置:胸部
本作のヒロインで、シルヴァラントの神子。ロイドの幼馴染。マナの血族の末裔で、エクスフィアの進化形と考えられる宝玉「クルシスの輝石」を握って生まれた事で神子の証とされ、神託を受け世界再生の役目を背負う事に。立場から学校では浮いている存在で、友達になってくれたロイドに幼馴染以上の想いを抱く。後に天使として肉体が変化し始めると、桃色に輝く光の羽を纏って空を飛べる様になる等(この羽について、エミルやマルタは触れていない)。超常的な力を得、視覚や聴覚も強化されるが、味覚や痛覚、眠気や疲労、言葉など人間としての感覚を徐々に失っていく(リフィル曰く「天使疾患」)。天使化が治っても、飛行能力や高い聴力など一部の力は残った。普段は心優しくおっとりした性格で時々「だいじょぶ」「どしたの?」等の「う」を抜いた喋り方をする。ロイドの意見に引き摺られがち。ドジっ娘でよく転ぶが、その結果が功を奏し、パーティの活路を開く場面もあり、しいなから「神に愛されたドジ」と評されている。世界中の野良犬に名前をつけて回る程の動物好き。神子として育てられた影響で、自分より他人を優先する。自己犠牲心や責任感が強い。歴代の神子の中でマーテルとの固有マナが最も近く、マーテルと一時的に融合した時、彼女と記憶の一部を共有した事でその思いを知り、性格も変化。何かあるとすぐ謝る癖がある。しいなのスタイルを羨ましがっている。好きな果物を使った料理とクリームシチューが得意。ピーマン嫌い。紅茶派。武器はチャクラムで、普段は上着の背中側に収納。通常攻撃がHITし難く、技も隙が大きい為、敵との間合いが重要。他にもピコハンやパラライボールを持つ。物語序盤で最初の天使化を経ると「天使術」と呼ばれる特有の光系上級魔術が操れる様に。アイテムスティール、ローバーアイテムではこけてアイテムを奪う。国外版での名前は"Colette Brunel"。"Colette"はスペインの女性名で、日本と同様コレットと発音。回復術が使えない初のメインヒロイン。『ケロロRPG』ではクルルの武器・「A(エンジェル)・ハイロゥ」の説明文に「世界を救う神子」と書かれている。
TOVS』では次の世界樹の神子を目指し、ロイドとユグドラシルバトルに参戦。彼女のみ秘奥義とエクストラフィニッシュのカットインが異なる。最初から使用可能。
マイソロ2』の戦闘時には背中から羽が生えるが、その事は誰にも触れられない。ロイドから貰ったペンダントを大事にしている。ルビアにロイドと付き合っているのか聞かれた際に照れている為、ロイドを異性として意識している様子。石化確率が高いコチハンを覚える為、最強の一角に名を連ねる。装備している武器は「エンジェルハイロゥ」。
TOS-R』ではマーテル教会に世界を救った神子と認知されているが、ロイド同様に一部のシルヴァラント人の憎悪を買っている。それにめげず各地で慈愛活動をし、ロイド捜索も兼ねて単身で世界各地を旅する。大樹の暴走で母を亡くしたマルタは当初コレットを憎んでいたが、彼女の人柄に触れて認識を改めた。ドジっ子及びドジがもたらす幸運は健在。この時は年齢18歳・身長158cm・体重44kg 光属性。
TOF2』の特別編ではミント、ティアと同じ場所に飛ばされた。天然で、ティアの肩書きを名前と誤解。ドンジャラの特技は「手牌入れ替え(指定した相手と自分の手牌をすべて入れ替える)」。パズルのイージーモード担当。コス称号は「白衣の天使」。

ジーニアス・セイジ (Genius Sage)編集

声 - 折笠愛
シルヴァラント出身(生まれはテセアラ) / 12歳 / 身長141cm / 体重29kg / 一人称:ボク / エクスフィアの位置:右手の甲
イセリアに住むハーフエルフ。ロイド、コレットの親友。村の子供の中で一番の天才児で、名門校から招待される程。趣味は勉強。パーティでは姉リフィル同様に学力に長け、物理学の衝撃の計算を暗算で行える一方、人間牧場に捕らえられている老婆にパンを差し入れる優しさもあり、精神面や社会的な考え方は年相応に幼い。家事は得意で、料理の腕はパーティキャラ中一番。好物は牛乳で、好きな料理はグラタン。人参嫌いで、追加食材にも使わない。運動音痴で、走り回るとよく転ぶ。仲間とは打ち解けて話すものの、幼い頃から迫害されたため他人の目に敏感で、慎重に距離を置く引っ込み思案な面も。故郷はテセアラのヘイムダールで、母バージニアがハーフエルフ迫害から逃れさせようとシルヴァラントに送ったが、そこでも迫害を受けた為、普段はエルフとして暮らしている。辛い過去から他人にはあまり懐かないが、心を許した相手には親しみを込めた態度で接する。また耳は丸耳で、エルフ(尖耳)との違いを隠す為に髪を伸ばしている。彼にとって初めての同種族かつ同年代の友達ミトスとは、親がおらず姉に育てられた境遇も似ており、絆は強かったのだが、それらは彼が正体を明かした事で終焉した。テセアラで出会ったプレセアに一目惚れし、年齢なりにアプローチを試みるものの、あまり報われ無かった。攻撃系の魔術を得意とする魔術士で、多様な属性の攻撃魔術を修得。武器として剣玉を装備しているが、直接攻撃時には剣先での突きではなく、鎖付きの鉄球に似た打撃を行うが、主に攻撃よりも呪文詠唱のリズムを取る為の道具として使う。呪文詠唱中に石化すると、剣玉の玉の部分だけが動く。エクスフィアは、慕っていた老婆マーブルの形見。国外版での名前は"Genis Sage"。自分がまだ子供である事に劣等感を持つ。
マイソロ2』ではジェイドと対面時には彼をバンエルティア号の船長だと誤解した。
『テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクの騎士|TOS-R』では世界統合後、姉と共にハーフエルフの差別を無くす為の旅に出ていた。「血の粛清」以降失踪したロイドを捜す途中でエミルらと出会い、仲良くなる。真相を語らないロイドに冷たくされるが、彼を信じている。途中で姉と分かれて旅をし、その間に身長が伸びた(14歳・身長151cm・体重40kg 氷属性)。プレセアの影響で、肉球友の会に入会。上級魔術・秘奥義ともにインディグネイションを使う。
TOF2』の特別編ではすず、アニスと同じ場所に飛ばされた。子供扱いされる事を嫌っている。アニスとは仲が悪く、飛ばされて戦闘しそうになった。コス称号は「子どものはっぴ」。

リフィル・セイジ (Refill Sage)編集

声 - 冬馬由美
シルヴァラント出身(故郷はテセアラ) / 23歳 / 身長166cm / 体重49kg / 一人称:私 / エクスフィアの位置:左太腿の内側
イセリアの学校の唯一の教師で、ジーニアスの姉。周囲からは「リフィル先生」と呼ばれる。聡明な美人で、イセリアではファンクラブも存在。冷静で大人びた雰囲気だが、考古学や魔科学に長じ、遺跡や骨董品を見ると興奮して人格が変わる(ロイド達曰く『遺跡モード』)遺跡マニアでもある。自分の授業を無視したり、規則を守らない生徒へはチョーク・黒板消し投げ、尻叩き、蹴るといった制裁を与える。家事が苦手。料理下手で「画期的」という理由だけで辛いケーキを作ったりし、料理の腕はメンバー中最低。レモン好きで、大半の料理に追加食材として使う。コーヒー派。ヘイムダール生まれ。幼少から優秀で、王立研究院にその頭脳を欲されたが拒み、両親や弟と共に逃亡生活を送っていた。追手から逃れる為に母に弟とシルヴァラントに送り込まれるが、そこでも迫害を受け、弟を育てながら放浪。18歳でイセリアに定住するものの、その生い立ちからパーティ内では最も慎重で他人を疑う性格で、自分達を異世界に追いやった母を恨んでいた。逃亡中に真冬の海で溺死しかけた為、水恐怖症(お湯は平気)。仲間にも、弟にさえ弱点を隠そうとするが、水を前にすると明確に怯える。ハーフエルフである事がばれない様に、弟と同じ丸耳を髪で隠している。しいなとは喧嘩友達。彼女ほどではないが、女性らしい体型。ミトスとの決戦後は、姉弟でハーフエルフ迫害をなくす為の旅に出た。色々な回復・攻撃補助系の治癒術を使う。光属性の魔法も得意。武器は杖を使う。エクスフィアはレネゲードのボータが所持していた物。国外版での名前は"Raine Sage"。
マイソロ』ではアイリリーアドリビトムの一員で、クエストの受付も担当。
マイソロ2』ではナパージュ村の教師という設定。ラルヴァがナパージュ村に導入された際、安全性が確認されていない事を理由に導入に反対した為、ラルヴァ賛成派の反感を買う。独自に進めていた安全性の研究まで邪魔される様になったので、村を出てアドリビトムに身を寄せ、研究を続ける。周囲からは頼りにされ、難解な文字を「リフィルさんなら読み解いてくれるだろう」等と言われている。装備している武器は「ジアースロッド」。
TOS-R』では大人としての言動に徹する為、エミルやマルタには性格の温かみが伝わっていないが、ロイドを心配している。フエル爆弾という仇名の持ち主で、これは、爆弾を増やせる人、という勘違いをエミルに齎した。この時は25歳。水属性が追加。
TOF2』の特別編ではクラース、ジェイドと同じ場所に飛ばされた。ジェイドに振り回され、クラース同様に頭を抱えていた。まだ23歳と若い為、ジェイドがクラース・リフィル・ジェイドの組み合わせを「年寄り組」と言われて怒った。ジェイドとクラースは各パーティ内の最年長であるが、リフィルの場合はクラトス、リーガル、プレセア(実年齢)に次ぐ年齢である為、この組み合わせは「年」ではなく「知性派」。

藤林しいな (Shihna Fujibayashi)編集

声 - 岡村明美
テセアラ出身 / 19歳 / 身長164cm / 体重48kg / 一人称:あたし / エクスフィアの位置:左胸の下(小説版は二の腕)
テセアラの隠れ里ミズホ出身のくノ一。テセアラ王の依頼でコレットを狙う暗殺者として登場。だが、情に脆さで任務に徹しきれず、コレットの優しさで動揺。人工精霊コリンを常時お供に連れている(ドラマCDで両者の出会いが描かれている)。ゼロスとは軽口を言い合う間柄だが、彼の恋人と勘違い(ゼロスがしいなを恋人だと述べた為)して斬りかかってきた妹のセレスには苦手意識を持つ。エルフの血が少し入っている為、既に途絶えつつある召喚術を使える(精霊などの自然界のマナを使うにはエルフの血が必要な為、コリンとの契約に成功したのを機に、しいながエルフの血を引いている事が確定的になったという)。女性陣の中で一番のグラマラスな体型。称号で変化する彼女の衣装は、スタイルのよさを強調する露出度の高いものが多い。彼女はそれを気にしており、周囲からの指摘や注目を浴びる事を恥じている。恋愛には疎く、清らかな乙女とのみ意思の疎通が可能なユニコーンと対面した際には、驚くメンバーに憤りを見せた。ロイドに片想いだが、気持ちを伝えられない。料理の腕は女性陣で一番。但し勉強は苦手。召喚する精霊と契約を結べる素養の持ち主だが、過去に雷の精霊ヴォルトとの契約に失敗し、ミズホの里で甚大な被害を出した事があり、トラウマとなっている。それ以降、里の中でも孤立しがちで、身内を亡くした者達の恨みも感じて育った事から、自責の念が強い。札での攻撃や力の吸収などを行う符術士。射程が短く威力も低いものの、懐に飛び込めば素早い連携が可能。また、契約に成功した精霊を呼べる召喚士でもある。特技のエフェクトは札を貼る操作のみの物が多い。 とあるサブイベントで、ガオラキアの森に捨てられていた子供だった事が判明。赤子だったしいなを拾い、孫同然に育てたのが、彼女に「おじいちゃん」と慕われる頭領のイガグリ。本当の出自は不明。「藤林しいな」というのは字(あざな)で本名は不明。国外版では名前の表記が "Sheena Fujibayashi"に変更。
TOS-R』では世界統合後、シルヴァラントとテセアラの橋渡し役として活動。初対面の筈のエミルを見て、既視感を感じている。前作同様、ドジも多い。母性も備えており、エミルに「お母さん」と呼ばれる場面がある。彼女の豊満な胸は、テネブラエやゼロスから称賛され、温泉イベントではマルタからも育てるコツを質問される等、話題のネタになる事が多い。本作で召喚を行うのはイベントでの1回のみ。召喚術の関係で昔からテセアラの精霊研究所に通っており、王立研究所で精霊の研究をしていたリヒターやアステルとも面識があった(エミルに対する見覚えは、アステルの事)。この時は21歳。風属性。
TOF2』の特別編ではアーチェ、ナタリアと同じ場所に飛ばされた。ロイドへの好意をアーチェやルークに指摘されているが、コレットを気遣っている。コス称号は「メイド」。
マイソロ3』に出演が決定。

ゼロス・ワイルダー (Zelos Wilder)編集

声 - 小野坂昌也
テセアラ出身 / 22歳 / 身長179cm / 体重68kg / 一人称:俺さま(もしくは俺) / エクスフィア(クルシスの輝石)の位置:胸部
テセアラの神子。紅髪の美青年で、公爵だが、定職に就かない遊び人。魔法剣士で、色々な剣の扱いに長け、舞う様に戦う。アイオニトスを服用している為、体内でマナを生産し攻撃魔法や回復術を使える。しいなとは昔からの顔見知りで頻繁に怒られており、後日談として発売されたドラマCDではしいなとの珍道中が描かれている。本人達曰く「腐れ縁」。リーガルの正体を見抜くなど洞察力に優れる一方、皮肉屋。女好きで、よく女の子に声を掛けているが、大概軽くあしらわれてしまう(但し、これはパーティ内のみでメルトキオではモテる)。ロイドを「ハニー」と呼んだり、わざと周囲の批判を買う様な発言をする等、一部の仲間から「アホ神子」と言われるが、それらは表の顔で、周囲に神子としか見られない自分の境遇に疎外感を抱いている。両親は、マナの血族を管理するクルシスに結婚を強いられ、それぞれ愛した人と引き離された。父はゼロスの幼少期に自害。母ミレーヌは、父の恋人(妹の母)にゼロスの身代わりの形で殺される。彼女の死の間際、お前なんか生まなければ、とゼロスは母に自分の存在を否定された過去を持つ。その事件の後始末で、妹の母は処刑され、妹セレスは修道院に軟禁された。妹を内心では大切に想い、装着を嫌ったクルシスの輝石を彼女に預けている。事件は雪の日に起きた為、雪にトラウマがあり、冬の間は南方のアルタミラで過ごしている。王立研究院付属の学問所を首席で卒業しており、ジーニアスのミスを指摘する等の言動から、リフィルも認める学力を誇る事が判明。ロイド達に教える事も。得意科目は数学、苦手科目は化学。神子という立場からの解放を条件に、クルシスの間者としてロイドの仲間に加わり、更にレネゲードとの間でも暗躍。終盤でロイド達を裏切りパーティから離脱するが、物語の分岐次第ではパーティに復帰。ゼロスが仲間になる場合はクラトスが仲間にならず、クラトスが仲間になる場合はゼロスが仲間にならない。ゼロスが再加入しないルートを辿った場合、彼は悲劇的な最期を迎える(この場合ゼロスはロイド達の前に現れなくなりEDにも登場しなくなる)。最初はロイドを軽く見ていたが、旅を通じて一心に頼りにしてくれる姿を見て見直す様になり、裏切っても信じてくれた彼を終盤では信頼を寄せていた。天使化の際の羽の色は金色。物語上では、特定のルートでしか天使化はしないが、秘奥義【シャイニング・バインド】を使用した場合、技が発動される前に「天使化」と表記され、羽が出現し、魔方陣内の敵を一掃する(もう1つの【ディバイン・ジャッジメント】では『昇華』と表記される)。ハーフエルフに母を殺された為、彼らを嫌っていたが、ロイド達との旅でそれも和らぎ、国王にハーフエルフを差別する法律を撤廃する様に進言。作中や『TOF2』ではクラトスを冷遇したり、皮肉や暴言を吐く事が多い。これは彼の母の死の一件で『親は子を守る者』という持論から、倅を振り回すクラトスを許せなかった為。物語の後が舞台のドラマCD『a long time ago』では、神子としての立場でテセアラの政治に干渉し、シルヴァラント復興に力を貸しているが、それを嫌がる貴族達から、命を狙われている模様。しいなとの2人旅を綴ったドラマCD『ロデオライド・ツアー』では、「世界を脅かす存在」として、テロリストに命を狙われ、各地を放浪。料理の必要がない環境に育った彼だが、どんな料理でも無難にこなす。が、熟練度は男の中では最下位。フルーツポンチやケーキには好物のメロンを入れようとする傾向がある。嫌いな食べ物は蛸。
またビバ☆テイルズ オブでは、『TOA』のジェイドと共に司会を務め、『テイルズ オブ』シリーズの藤島康介デザインのキャラが総出演する『TOF2』のCMでも2人で出演。彼固有のEXスキルで、町の女性に話しかけると幸運の値に応じてアイテムを貰える。
『マイソロ2』では世界樹を奉じる家系の人物として登場、やはり女好き(但し、カノンノの様な年端もいかない少女にはあまりその態度を見せない)。主人公の性別によって態度が大きく違う(女性の場合は初対面時の自己紹介が長く男性の場合は『その他大勢さん』と言われる)。彼曰く「人気投票順位が高い奴は俺様の敵」であるらしく比較的順位が高い男性(リオン、リッド、ルーク、ガイ、ルカ等)には嫉妬。ルカに関してはこれから人気が出そうだから敵らしい。クリア後にはクエスト「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」にてジェイドと共に司会を務める。また前作からの引き継ぎ特典で闘技場クエスト「ビバトル! テイルズ オブ 」でジェイドと共に向かってくる彼らと戦える為、クリア後は頻繁に登場。装備している武器は「エーテルソード」と「ルーンシールド」。
『ラタトスク』でも妹思いで、テネブラエ曰く「シスコン」。前回の旅からロイドを信じており、彼への敵意を抱くエミルとマルタに冷たくする事も。和解後は2人に料理を振る舞うが、ご飯と鰹節のエミルに対し、マルタにはフルコースを用意する等、女尊男卑は相変わらず。第一印象や普段の言動からか、年齢を重んじて敬語で話しかけるエミルも、名前は呼び捨てにする(リフィルやリーガル、当初のしいなやロイドには「さん」付けだった)。ロイドを「ハニー」と呼ぶ影響か、ゼロスの執事もロイドを「ハニー」と呼ぶ。前回ではロイドを君付けしていたが、今ではほぼ呼び捨てにしている(君付けする時も)。この時は24歳。雷属性。
『TOF2』の特別編ではチェスター、ガイと同じ場所に飛ばされた。アッシュやチェスターとは気が合わないらしく、いがみ合っている。他の女性達を口説くばかりか、シルフにまで口説いていた。ドンジャラの特技は「牌交換(自分の持ち手牌1個を全員の捨て牌の中から好きな物と交換できる)」。コス称号は「アロハオエ~♪」。彼の特技はアイテムを集めるとドンジャラに参加するメンバーの中でもトップクラスの性能。

プレセア・コンバティール (Presea Combatir)編集

声 - 桑島法子
テセアラ出身 / 12歳(実年齢は28歳) / 身長138cm / 体重24kg / 一人称:私 / エクスフィアの位置:胸部
神殿に神木を納めている樵の少女。トレードマークはトゲトゲのツインテールと巨斧。病に臥した父の代わりに働く為にエクスフィアを求め、ロディル達の思惑で人工的にクルシスの輝石を作り出す「エンジェルス計画」の実験体にされて、エクスフィアと、その覚醒を遅らせる仕掛けが施された要の紋を植えつけられた影響で、人間離れした怪力を得た反面、喜怒哀楽の感情を失った。肉体も12歳のまま成長が止まり、以降、同じ村の住民に化け物扱いを受けながら機械的に働く生活を送っていた。ロイド達が現れて、エクスフィアに正しい要の紋を装着された事で16年振りに感情を取り戻せたが、知らずに過ぎ去った年月に対する複雑な思いが残った。妹アリシアをリーガルに殺された事で、2人の間には蟠りがある。生来は無邪気で明るい少女だったが、感情を取り戻した後も本来の性格に戻らなかった。冷静沈着だが、感覚がずれた面もある無意識の毒舌家。ゼロスの要求で、彼を「ゼロスくん」と呼んでいる。ジーニアスに好意を寄せられており、アピールされているが、本人には殆ど自覚が無い。好きなものは肉球で、コリンやノイシュの肉球を触るのが好き。手先は器用で、彼女の木彫りの作品はお守りとしても評判が高く、売れる。ドラマCDでは、妹よりも裁縫が苦手という設定。パーティにおける料理の腕前の順番は、リフィルの上だが、栄養バランスは考えているらしく、レモンと肉か魚かを適当に追加して完了、という事はない。エクスフィアの特性から、戦闘時には身の丈を超える大斧を振るう戦士となる。敵の攻撃が当たり難い低い身長が功を奏し、乱戦に強い。秘奥義が2種類あるメンバーは彼女を含めリフィル、ゼロスの3人だが、プレセアは追加秘奥義という形で、発動条件の難易度は随一。その分威力も全秘奥義中最強で、鍛え上げた魔装具を装備すれば、ミトスさえ一撃で倒せる。初期設定の髪の色は薄紫色だったが、製作側からピンクの要望があり、変更されている。
『TOVS』では闘技島の番人であり、資格の無い者には容赦しない。3年前のとある事件で流出したマナを浴びてしまい、それ以来成長が止まってしまった為、友人達から気味悪がられた。この一件を機にマオとカイウスに心を開く。
『マイソロ2』ではラルヴァに触れてから感情を失った少女として登場。クエスト「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」では、女の子グループの一人で、自分の恋愛の対象相手の確約がなかった事に不満を持っている(やはりジーニアスは眼中にない模様)。装備している武器は「ガイアクリーヴァ」。
『ラタトスク』ではロイド達に救われた事で理性を取り戻し、16年間も止まっていた成長も再び動き始めた。世界統合後はリーガルと行動を共にし、壊滅した故郷オゼットの復興に尽力。お守りや人形など様々な商品を開発していた事もあって、現在はレザレノカンパニー製品開発部門の嘱託となり、商品の共同開発で収入を得ている。デクスが使っているアイアンメイデンの開発にも関わっていた。レザレノカンパニーで発足した、肉球友の会の会員。この時は14歳(外見年齢。実年齢は30歳)・身長150cm・体重38kg 地属性。
『TOF2』の特別編では飛ばされずに、クラトス、リーガル、アッシュと共に全員が集まっていた場所に残っていた(外見上はジーニアス達と組み合わせになりそうだが、プレセアは本来の年齢が違う為)。アッシュ曰く「ラルゴよりも老けている(クラトスとリーガルもそう思われている)」。ドンジャラの特技は「予告ドンジャラ(発動後、数ターンの間にドンジャラした際得点が倍になる)」。コス称号は「ねこねこねねこ」。

リーガル・ブライアン (Regal Bryan)編集

声 - 大塚明夫
テセアラ出身 / 33歳 / 身長189cm / 体重85kg / 一人称:私 / エクスフィアの位置:手首の内側
ロイド達を襲った囚人の1人。貴族出身で、大会社(レザレノ・カンパニー)の会長として生活していたが、罠に嵌り、愛する者を殺してしまった。その罪悪感から自首して牢獄に入り、罪を悔いながらも忘れない様に、両手に手枷を嵌めている。また、死なせた恋人アリシアがプレセアの妹であった為に、アリシアの面影を持つプレセアをエクスフィアの呪縛から救う為にロイド達に同行し、仲間になった後も彼女を気に懸けている。口数が少なく無愛想だが、貴族としての過去ゆえに博識で、ロマンチストでもあり、洗練された言い回しには気障な言葉も覗く。肉球好きで、ロイドを足で戦わせようと張り切る等、スキットではお茶目な描写も多い。スキットでロイドに「親父って感じがする」と言われてショックを受けていた事から、自分の年を気にしている面も見られる。ドラマCDでは、ゼロスが書いた芝居(リーガル主人公のヒーローもの)を意欲的に演じる等、子供っぽい所も。戦闘では両手を使わず、獄中で身に付けた足技が主体の格闘流派「トラウベル流武術」を駆使し、脛の部分に足甲(レガース)を嵌めて蹴り技で攻撃する。更に気功術で回復もこなす。特技の連携への繋げ方とタイミングで、戦闘における活躍が左右される。昔は、手や腕を多用する武術の使い手でもあった。イベントで手技を見せるが、その威力はクルシスの鉄格子を破壊する程。強力な手技を秘めながらも、足技で戦うのは、目的達成の為でも敵の命を奪う行為に対する重さを感じ、それが無益な殺生であるかもしれない、と手枷で自分自身を戒める為。上流社会育ちだが、自分専用の包丁を持参するほど料理好きで、上手。趣味は料理で特技も料理。意外な一品の追加を好む。手枷をつけた状態で、どう料理をしているかは不明。紅茶派で豆腐が好きな為か、レザレノ・カンパニーの遊園地の「コーヒーカップ」は、ティーカップになっている。着替えの時だけは手枷を外す。国外版での名前は"Regal Bryant"。
『ラタトスク』では世界統合後、レザレノカンパニーに戻り、世界の復興に尽力していた為、シルヴァラント民からも評判が良い。今作では手枷を外しているが、やはり戦闘では足技のみを使い、手による戦闘は行わない。本作では会長職に専念していたが、ある事件で投獄され、再び手枷を嵌められて囚人服を着る等、何かと牢獄や手枷と縁がある。肉球友の会を立ち上げ、会員の募集及び後進の指導を行なっている。前作では中盤でのパーティ参入だったため出番が少なめだったが、今作では前作メンバーの中でエミルとマルタに同行している時間が一番長いため出番が多い。この時は35歳。水属性。
『TOF2』の特別編では飛ばされずに、クラトス、プレセア、アッシュと共に全員が集まっていた場所に残っていた。シンフォニアメンバーで実質の最年長者(クラトスの実年齢が4000歳を超えるが身体的には28歳)。アッシュには誠実に諭している。メインキャラクターの中で唯一コス称号がない。

クラトス・アウリオン (Kratos Aurion)編集

声 - 立木文彦
28歳(外見年齢。実は4000歳以上) / 身長186cm / 体重78kg / 一人称:私 / エクスフィアの位置:左手の甲
コレットの旅の護衛として雇われた傭兵。剣も魔法も使える魔法剣士で、治癒術も使いこなす。無口・無表情で沈着冷静。冒険の過程で、経験不足のロイドに実戦に際しての心構えや戦術などを説く。全体的に料理は得意だが、トマト料理の熟練度は最低。コーヒー派。博学で、学力はセイジ姉弟に次いでパーティー内3番目(パルマコスタ学問所のテストで400満点中380点)。正体は、4000年前の四大英雄の1人、かつクルシスの天使で、ロイドの実父。羽の色は澄んだ水色。昔はミトス達と共にハーフエルフへの迫害を無くす為に尽していたが、裏切った人間達にマーテルを殺され、ミトスが変貌した事件を切っ掛けに、過ちだと知りながらミトスのクルシスでの悪行に同調し、見過ごしてきた。一時期クルシスを離反し、下界で出会ったアンナと結婚し倅を授かるものの、ディザイアンが原因で妻を殺めてしまった事もあり、万事に無気力になって、ミトスの元へと戻ってしまうが、後に彼の命令でコレットの護衛と監視の為にシルヴァラントに発った際、ダイクの家で妻の墓を発見し、ロイドが死んだ筈の実子だと気付き、その思想に共鳴して再びミトスを止める決心をする。家族3人の絵が入ったロケットペンダントを宝物にしており、彼が再び仲間になるルートでは、倅に譲られたそれが息子の身を守った。中盤でロイド達を裏切りパーティから離脱するが、物語の分岐次第では、再びパーティに入る(再加入しないルートの場合、倅との一騎打ちで受けた傷が元で戦えなくなり、最終決戦をゼロス含む他の8人に任せる)。この裏切りは形式的で、クルシスである自らの立場を怪しまれない形で利用しロイド達の手助けをする為。そのため表面上は敵に見せかけてもロイド達を思いやる態度が見られる。古代大戦時代から彼が愛用する炎の魔剣フランヴェルジュは、後に倅の養父ダイクのヴォーパルソードと共に、倅に託される。世界統合後、世界中のエクスフィアを集めるべく、デリス・カーラーンにて果て無き旅に出る。物語の都合上、ゼロスと同時にパーティにいられるのは僅かな期間。
TOF2』で、4000年前はテセアラの貴族で騎士団所属の騎士だった事が判明。ミトスがまだ勇者と呼ばれていない頃、ミトス姉弟の主張を信じテセアラの為に奔走したが、国王に騎士失格の烙印を押され、テセアラを追われている。その頃から、他者には無関心な態度で接し、戦場で何度も戦ったユアンもよく覚えていなかった。シリーズでは高い人気を誇り、第2回人気投票では1位にランクイン。第5回は他のシンフォニアキャラが下がる中、クラトスのみ順位を維持していた。
『TOV』では、ある条件を満たす事で隠しダンジョン・闘技場に「天上に反逆せし戦士」として登場。
『TOVS』ではクレスに雇われたという形でパートナーを組む。おじさんやおやじ等と言われる事を気にしている。傷を見ただけで何の技を使ったのかがわかる。
『マイソロ』ではアイリリーアドリビトムのギルドマスターである。寡黙で厳しいが故に冷血漢と誤解される事も。主人公の実力を認めてからは、世話を焼いてくれる。ロイドへの対応を見たリフィルに「親子みたい」といわれる。
『マイソロ2』ではリフィルに雇われている傭兵である。実はディセンダーの介添人であり、伝説の装備「レディアント」や、それを狙っていたバルバトス等に詳しい。闘技場ミッション「人気者は辛いよ」では共に人気投票1位の経験があるリオンとタッグを組んでいる。物語を進めると、レディアントを入手するクエストをクラトスから受注可能。
『ラタトスク』では既にデリス・カーラーンで最果ての旅に出ている。本作ではイベント登場のみ。冒頭のナレーションは、クラトス役の立木。
『TOF2』の特別編では飛ばされずに、プレセア、リーガル、アッシュと共に全員が集まっていた場所に残っていた(精霊によれば飛ばされたメンバーは似通った者同士の組み合わせらしく、残ったメンバーはどの組み合わせにも属さなかった為)。ロイド達がいなくなった後も冷静に状況を分析し、プレセアやリーガルと共にアッシュを諭している。アドベンチャーパート「〜もうひとつの交響曲〜」の主人公。

クルシス 編集

ユグドラシルが組織した、天使(無機化したハーフエルフ)のみで構成された組織。世界に多くの信者を持つ「マーテル教」の中枢となるの機関で、中心人物は古代大戦の英雄ミトス、マーテル、ユアン、クラトスで構成された「四大天使」(「四大天使」は眠りについているマーテルの座が事実上の空位)。衰退世界の神子に神託を与え、女神マーテルを復活させて世界に繁栄を齎す様に導くが、それは口実。マーテルの器となる可能性がある神子を探し、マーテルの精神を神子の器に定着させ、無機生命体のみで構成される「千年王国」を建国する事が真の目的であり、陰でディザイアンにエクスフィアを製造させている。天使は感情や感覚を持たず、機械的な行動しか行えないが、戦闘用に状況判断力を持たされた者など例外もある。

ユグドラシル (Yggdrasill)
声 - 田中秀幸
 ?歳 / 身長?cm / 体重?kg
クルシスの最高指導者で、四大天使の一人。配下にクラトスとユアンを持つ。種族はハーフエルフで、差別のない千年王国を作る為に全ての生命を無機生命体にする計画を実行している。万物の精霊オリジンと契約を交わしており、時間と空間を操る魔剣エターナルソードを扱う能力を持つ。この力で世界を二つに引き裂き、そしてクルシスがマナの流れを操ってシルヴァラントとテセアラを支配するシステムを確立した張本人。ユグドラシルの正体はカーラーン大戦の英雄ミトスで、ミトスが天使化し成長を促進して成人の姿になった姿が「ユグドラシル」。尚、藤島康介の設定資料集やPS2版EDにおいて、成人の「ユグドラシル」と少年の「ミトス」は別キャラとして区別されている。服装もミトスの形態とは異なり、胸の開いた全身を覆う白い服を着用、胸には緑色のクルシスの輝石がある。翼の色は紫色で耳は尖り耳。
OVA版の特別編では何故か酒場のバーテンをして、客として入店していたクラトスを驚愕させた。
『なりダン3』ではフリオに原作での動向から『シスコン』と酷評された。初めてフェイスアイコンが登場。
ミトス・ユグドラシル (Mitos Yggdrasill)
声 - 高山みなみ
14歳 / 身長153cm / 体重41kg
昔のカーラーン大戦の英雄であるハーフエルフの少年。本作のラストボス。4000年前にヘイムダールに生まれるが、ハーフエルフである為に姉と共に追い出される。迫害と孤独の中で姉に支えて貰っていた為に、その愛情と依存心が強い。大戦当時は迫害に晒されながらも、差別のない世界になる事を信じ、クラトス、ユアン、姉と共に戦乱を乗り越えてカーラーン大戦を停戦させた間に全ての精霊と契約をしている。停戦当時は大樹が枯れマナが枯渇しかけていた為、契約した精霊オリジンにエターナルソードを作らせ、世界を二つに分断する事で枯渇を防ぎ、大いなる実りを持ったデリス・カーラーンが飛来する次期まで待つ事に。が、いざ大いなる実りが飛来したその時、姉が人間に殺害された為に人間に絶望し、大いなる実りを発芽させる事も世界を戻す事もなく、新たな差別のない世界である千年王国を作る事と姉の復活を目的としてクルシスを発足、現在はその最高指導者として君臨し、世界を救った勇者から歪んだ世界を管理する独裁者へと変貌。本来の姿は少年だが、クルシスの指導者でいる時は成人の姿となり、クラトス達を含めクルシスの配下には「ユグドラシル」と呼ばせている。翼の色は虹色で、耳の形は不明。ロイド達の前には、オゼットがクルシスに破壊された時に村の生き残りだと騙って現れ、正体を隠してコレットの様子を伺いに潜入。が、只のハーフエルフのとしてロイド一行と交流する中で人の温もりに触れ、ジーニアスとは子供同士の「友達」として親密な関係になる過程を経てクルシスを率いて行う自分に疑問を抱き、誰にも聞かせず迷いを言葉に出すが、4000年間に渡る千年王国と姉への執着には敵わず、結局ロイド達と敵対。姉の復活に成功したものの、コレットの肉体を借りて甦った姉に英雄時代とは違う今の自分を拒まれ、彼女の言葉を誤解したミトスは支えを失って暴走してしまい、最終的にはデリス・カーラーンに還ろうとすると共に大地そのものを滅ぼそうとする。一度はロイド達の手で倒されたが、クルシスの輝石に自らの精神を移していたため復活し、再戦したものの敗北。何度死んでもクルシスの輝石の力で甦り、最後は輝石に乗っ取られてしまう事を察し、ロイド達に輝石を破壊する様に促し、輝石を破壊されて完全に消滅。決して生き方を改め相容れる事は無いとしながらも、ロイドとその生き方を「自分の選ばなかった道を極めた者」として最期に認めたが、そうした中でもロイド一行に情を示す描写も見え、本当にミトスが心の底から千年王国とマーテルを望んでいたのか、それとも自分の行為を過ちだと悟ってやり直したかったのかは不明。クルシスの指導者となったミトスの性格は冷徹で、自分に仇なす者に容赦せず、憎悪の対象である人間や同胞のハーフエルフにさえも手を下す。昔の仲間だったユアンにも容赦しない。また自分の信じる理想に独善的で、自分が好感を抱いた姉やジーニアスへの独占欲が強い。一方で英雄時代のミトスは素朴かつ純心、物腰柔らかだがまっすぐな性格で、大戦当時の苦境の中でも信念を曲げない強さを持っていた。戦闘スタイルも異なり、現在は魔法、天使術を多用するのに対して、英雄時代は剣術を主流に、魔術、法術、精霊の召喚術などをこなしていた(漫画版でも見られる)。剣の師匠はクラトス。本編では基本的にクルシスの指導者としてのミトスしか見られないが、PS2版ではEXTRAダンジョン「禁書の記憶」の最奥部で4000年前のミトスを見れる。
『TOF2』には4000年前のミトス達を中心に展開するイベントが用意されており、当時のミトスの様子や仲間たちとのやりとりを垣間見れる。
また『タクティクス』のTOS編では、剣を使い戦うミトスをプレイヤーキャラとして使え、レイピアなど細身剣の二刀流で戦闘を行う。
『TOV』では彼の衣装が使われている。
マーテル・ユグドラシル (Martel Yggdrasill)
声 - 渡辺美佐
身長173cm / 体重58kg
ミトスの姉で、ハーフエルフの女性。古代大戦の英雄の一人で、クルシス四大天使の一人。マーテル教では女神として崇められている。包容力に溢れた女性で、迫害されても、世界から差別がなくなる事を弟以上に信じ、弟を最も近い位置で支え続けた。ユアンの昔の恋人。裏切った人間達から大樹カーラーンの種子を守る為に亡くなった際、精神のみが種子に取り込まれて同化。「誰もが差別されることなく暮らす世界を見たい」との遺言を残したが、意味を歪めて解釈した弟に千年王国の計画が立てられてしまう。ミトスは姉の復活を望み、世界を道具として利用する様になったが、彼女自身は自らの復活を望んでおらず、4000年間も精神だけの存在として動く事もできないまま、弟の暴走を止められずに世界を見続けてきた。自身の器候補であるコレットとは固有マナが近く、4000年前にコレットと同じく輝石との拒否反応による永続天使性無機結晶症を患っていたが、ルーンクレストで完治。天使化した際の羽の色は不明。後にユグドラシルの手中に落ちたコレットの体に宿り復活するも、弟の今までの行いを否定し、コレットに再装着された要の紋の力で彼女の体から分離。大いなる実りに宿った精神が解放された後は、アルテスタ作の人工人形タバサに密かに入り込み、この世の行く末を見守っていた。EDにて、過去に犠牲になった大勢の神子達と共に大いなる実りの中へと吸い込まれ、融合して精霊マーテルとして生まれ変わる。「ミトスの姉だったマーテルは自分の中の1人にすぎない」と精霊が語った事から、精霊のマーテルとハーフエルフの彼女は、似て非なる存在という事に。漫画版での容姿は精霊としての設定で描かれているが、古代大戦時代はロングスカート姿で、頭部側面に木の葉はついていない。一方で、多くのアンソロジーでは頭に葉がついていたりと、精霊と同一の容姿でよく描かれる。
精霊マーテルと『TOP』のマーテルは同一人物だが、後者の声優は岩男潤子(PS版)、田中理恵(PSP版)。
『ラタトスク』では直接登場しないが、ヒトを憎むラタトスクの人類滅亡計画を感知し、ユアンを通じてロイドにラタトスクをギンヌンガ・ガップへ封じ込める事を依頼。これがマーテルからの依頼だとラタトスクに勘付かれれば、ラタトスクが新たな大樹の名前を調べ上げて奪い取る可能性があった為、ロイドは仲間にも黙って単身でコアを集めていた。
クラトス・アウリオン
#パーティキャラクターを参照。
ユアン
#レネゲードを参照。
レミエル (Remiel)
声 - 坂口哲夫
女神マーテルを守り復活させる為に存在するクルシスから、コレットの元へ降臨した守護天使。野心家。冷酷で人間を見下しており、天使こそが至高の存在だと思っている。ロイド達が最初に戦う天使。コレットに試練を与える際に自分が父親だと思い込ませたのは、コレットをマーテルの器に相応しい天使として成長させて導いた功績により、自分が四大天使の空位(眠りについているマーテルの座)に君臨する為の偽り。コレットの成長直後に本性を表し、用済みとなったロイド達を始末しようとするが、敗れて失敗。正体を明かしたクラトスに救いを求めたものの、日頃人間を見下していた事から元人間のクラトスに見放され、息絶える。
OVA版では顔が原作よりも老け、しわが寄っている。厳粛な態度で登場し、本作で常に見られた優しげな表情は見られない。

レネゲード 編集

renegadeは英語で背教者・裏切り者の意。800年前に結成された組織で、マーテル復活を阻止すべく、その器となり得る神子の暗殺を繰り返してきた。自分達が手を下す一方、テセアラ王にも「テセアラの繁栄を守る為」と唆し、シルヴァラントの神子暗殺を促している。開始時点でのシルヴァラントの異常衰退、テセアラの異常繁栄は彼らに世界再生が尽く妨害された結果、マナが異常にテセアラに流れ込み、シルヴァラントのマナが枯渇に近い状態にあった為。作中では、マーテル教会聖堂での襲撃を皮切りに、度々ロイド達の前に現れる。クルシスやディザイアンとは敵対関係にある為、ロイド達を助ける事もあれば、策の為に利用する事も。中盤では、世界間の移動をレアバードで可能にするべく、シルヴァラントとテセアラを繋いだ。構成員の大半がハーフエルフ。ディザイアンと勘違いさせる為に、戦闘員はあえて似た服装をしている。把握しているのはテセアラ人とクルシス本体ぐらいで、これまでの暗殺は一般にはディザイアンの妨害と思われている。また、テセアラ王室との関係も深く、信用を得る為テセアラ民衆にはディザイアンから強奪したエクスフィアを配布したりしている。

ユアン・カーフェイ (Yuan)
声 - 森川智之
身長188cm / 体重78kg
クルシスに対抗する地下組織レネゲードの首領で、皮肉屋で自信家。組織の長だが、自ら前線に立つ行動を好む。雷属性の魔術や技が得意で、身の丈より巨大なダブルセイバーを振り回して戦う。種族はハーフエルフで、耳は丸耳。作中では、クルシスの目的を阻止しようと数々の策を立て実行するものの、裏目に出て失敗する事が多いが、強大なクルシスを相手に800年間戦い、組織を維持し続けた統率力は優秀。部下からの人望が厚く、中盤のボータ死亡の際も、片腕の死を悼んでいた。エターナルソードでの世界統合を目指し、オリジンを封印しているクラトス捕獲の為に、ロイドを拉致しようとしていた。正体は、クルシスの四大天使の1人で、古代大戦を終結に導いた4人の英雄の1人。羽の色は薄紫色。皮肉屋な性格は昔から変わらず、当初はミトス姉弟の挫折を見届けに旅に同行。が、旅を続ける過程で2人の理想に感化され、マーテルを愛する様になり、その後は婚約へと発展。彼の行動は、「誰もが差別される事のない世界が見たい」という恋人の最期の願いを実現する為で、同時に、大いなる実りに縛られた彼女の精神を解放し、永眠につかせる為。宝物は、ユアンとマーテルの頭文字「Y・M」が彫られた結婚指輪(読み方によっては「ミトス・ユグドラシル」や「マーテル・ユグドラシル」のイニシャルにも見える)。EDでは登場しない為、クラトスと共にデリス・カーラーンへと旅立ったのか、地上に残ったのかどうかは分からないが、本編ゲーム以外の公式作品(ドラマCD等)では地上残留という設定。
『ラタトスクの』では救いの塔跡から何者かとの通信を重ねている。1周目では相手が謎のままだが、2周目以降はクラトスだと判明。今作でフルネームが明らかになった。テネブラエとは作中の台詞から面識がある事が伺えるが、双方ともそれについて触れなかった。
『TOF2』では、ミトスやマーテルと旅をする前はシルヴァラントの騎士団所属だった模様が描写された。クラトスと交戦しながらも、クラトスの人に対する無関心な部分が嫌いだった、と本人に告白。ドンジャラの特技は「ロン封印(一定時間指定した相手のロンを封じる)」。
ボータ (Botta)
声 - 黒田崇矢
ユアンの片腕。種族はハーフエルフ。ユアンが不在か、正体を隠しに潜伏している時は、代わりにレネゲードの指揮を執っている。シルヴァラントベースに忍び込んだロイド達と戦闘になった際、武器を砕かれ、その中に埋め込んでいたエクスフィアをロイド達に奪われた。以降、ロイド達を襲う様に。ただ、共通の敵であるユグドラシルからロイド達を救う場面も。地属性の魔術や技が得意で、戦闘では大剣を用いて戦う。耳は尖耳。ロディルにより自爆スイッチが作動した絶海牧場には、ユアンの計画に必要な魔導砲があったため潜入し、水没していく部屋からロイド達を逃がした。自爆機能を停止させた後、ロイド達に世界の平和を託し、2人の部下と共に溺死。漫画版では未登場。

ディザイアン 編集

千年王国の建国に不可欠なエクスフィアを作りに、各地の人間牧場を運営する軍団。五聖刃が中心で、首領はユグドラシルとなる。ハーフエルフのみで構成され、エクスフィアの培養体となる人間を「道具」として扱う。民衆にとっては恐怖の対象で、残忍な制裁や処刑も公然と行われる。人間牧場は、主に衰退世界のみに存在し(シルヴァラントで4つ確認出来る)、繁栄世界にはない(衰退世界では封印が弱まるとされている為)。ミトス伝説において「戦乱の原因」「絶対悪」と位置づけられている存在だが、実はクルシスの下部組織で、選ばれた神子に苦痛を与えて輝石の成長を促進させる役割を担っている。封印自体、もともと存在しない。

五聖刃 編集

ディザイアン五聖刃と呼ばれる5人。拠点とする人間牧場と周辺の地域を支配する(プロネーマを除く)。ゲーム内ではボスキャラクターだが、漫画版では出番が少ない。仲間意識は薄い。

マグニス (Magnius)
声 - 川田紳司
パルマコスタ牧場担当。赤髪で暴走族の様な風貌。力こそが正義だと信じる、粗暴かつ単純な男。戦闘では右手に斧、左手に爪の付いた盾を装備し、火属性の魔術と技を使う。その粗暴さは、自分を呼び捨てにした青年を殺害するという行動にも現れている。パルマコスタの広場で、雑貨屋の女主人カカオを処刑しようとした際、神子一行に止められ負傷。その後、カカオの娘ショコラを助けに牧場内に侵入したロイド達と戦い、敗北。倒れた彼の元にロディルからの通信が入り、今までマグニスに伝わっていた情報は、ロディルの嘘だった事が判明。ロディルとの通信終了後、リフィルが仕掛けた自爆装置で、牧場と共に消滅。よく粛清と称してはパルマコスタで殺戮を繰り返していたらしい。『TOVS』の予約特典DVD収録のドラマにも登場し、自分を主役にした作品制作を望む等、お茶目な一面を見せた。
クヴァル (Kvar)
声 - 牛山茂
アスカード牧場担当。エンジェルス計画の発案者。肩にプロテクターを着けている。言葉遣いは丁寧だが、五聖刃では最も残忍な性格。戦闘では擬似精霊を使役し、雷属性の魔術を主力に戦う。ロイドにとっては母の仇で、クラトスにとっては大切な存在(アンナ)を化け物に変えさせ、死に至らしめた元凶。一時は牧場に侵入したロイド達に逃げられたものの、その後再び対峙。戦闘で敗北し死亡したかに見えたが、隙を突いて立ち上がり、杖に付いた刃でロイドを切りつけた。庇ったコレットが重傷を負い、逆上したロイドとクラトスに斬られた。
ロディル (Rodyle)
声 - 青野武
絶海牧場担当。老人の様な外見。自称「ディザイアン五聖刃随一の知恵者」。戦闘では地属性の魔法を主力に使う(普段は飛竜と呼ばれるモンスターを使役している)。悪知恵が働く男で、プレセアを利用していたのも彼。また、仲間すら利用して騙し、死に際まで嘲る酷薄な性格で、ディザイアンの間でも煙たがられている。魔道砲という兵器を開発して必要なクルシスの輝石を得る為にコレットを誘拐したが諦めた。救いの塔諸共ユグドラシルを倒して自分が世界を手に入れようとしたものの、ロイド達に邪魔され、牧場の人々を溺死させようとした。更に、クルシスの輝石(プロネーマから渡された偽物)を装着し、化け物じみた姿でロイド達と戦ったが敗北。体が朽ち果ていき、最後はロイド達を道連れにしようと自爆ボタンを押した直後に死亡。漫画版では、クヴァル死亡時にディザイアンを裏切ろうとしていた事がプロネーマにばれ殺される。OVAのシルヴァラント編では台詞はなし。
フォシテス (Forcystus)
声 - 吉水孝宏
イセリア牧場担当。右目に眼帯をつけ、左手にはランチャーが装備されている。戦闘では風属性の魔術と技を駆使して戦う。物事を理路整然と考え、洞察力にも優れる。人間には冷酷だが、クラトス曰く本来は、騎士道精神の持ち主で、仲間を大切にし部下から慕われていたらしい。牧場に侵入したロイドとジーニアスを追って、イセリアに攻め込み、エクスフィアを外し怪物化させた老女マーブルに襲わせたが、退けられ、更に自我を取り戻したマーブルに至近距離で自爆され、重傷を負った(漫画版では死亡)後、イセリア牧場内に侵入したロイド達を阻み、戦ったものの敗北。施設から落下し死亡したかと思われたが、牧場を出ようとしたロイド達に瀕死の状態で追いつく。ロイドをランチャーで撃ち、ショコラを殺そうとするが、コレットに阻まれて失敗。ロイドの怒りを買って殺された。昔のテセアラで起きたハーフエルフ虐殺事件では、首謀者の人間を彼が皆殺しにした事で、同志からディザイアンの英雄と呼ばれ称賛された事がクラトスの口から明かされた。OVA版では初戦でディザイアンの栄光を確信してながら、ダイクの加勢を得たロイド一行に敗北。
プロネーマ (Pronyma)
声 - 牧島有希
紅一点で五聖刃の長。自分の周囲に細長い盾状のものを数本浮かべており、これを使って防御や飛行を行う。また、古めかしく自尊心の高い言葉遣いで話す。戦闘では主に闇属性の魔術を使うが、水属性や光属性、氷属性も使いこなし、瞬間移動の術までも操る。救いの塔の戦闘では、イドゥンという死神の様な魔族を使役して戦った。ユグドラシルの側近を務める事が多く、クルシスにも通じている。ユグドラシルには忠実。ロイド達が「大いなる実りの間」に入った時も、ユグドラシルの命令通り戦ったが、敗北。ユグドラシルに縋ったが、彼が昔の仲間だけに許した本名「ミトス」を呼んだ事で怒りを買い、殺された。

精霊 編集

シルヴァラントとテセアラの双方に存在。精霊の大半はミトスと契約しており、しいなが精霊と契約する際には、新たな契約主として相応しい器を求め、挑戦してくる(よって、ヴォルトとルナを除き、全滅してもゲームオーバーにならない)。表裏の世界で対をなす精霊と契約すると「マナの楔」が引き抜かれ、4対の全てを引き抜くと、繋がっていた世界が分断されてしまう。精霊と契約し召喚できる召喚士は、天性の素質と同時に、契約者がエルフの血を持つ事が必須で(ミトスはハーフエルフで、しいなも僅かにエルフの血を引いている)。召喚士は現時点では殆ど途絶えており、精霊達によればしいなはミトス以来の、実に4000年以来の召喚士。

シルヴァラントの精霊 編集

ウンディーネ (Undine)
声 - 住友優子
ヴォルトと対をなす水の精霊。ソダ間欠泉にいる。呼び名は「清漣よりいでし水煙の乙女」。宝石はアクアマリン。性格は優しく清らか。水を剣に変えて扱い、隙の少ない戦闘を展開。
シルフ (Slyph)
セフィー・ユーティス・フィアレス
声 - 塩山由佳松岡美佳水城レナ
ノームと対をなす風の精霊。バラクラフ王廟にいる。呼び名は「山海を流浪する天の使者」。シルフ3人姉妹とも呼ばれ、序列は一番上からセフィー、ユーティス、フィアレスとなる。宝石はオパール。セフィーから順に剣、弓、盾を持っており、3者で役割分担をしながら攻めてくる。
イフリート (Efreet)
声 - 稲田徹
セルシウスと対をなす火の精霊。旧トリエット跡にいる。呼び名は「灼熱の業火を纏う紅の巨人」。宝石はガーネット。『TOE』の同名の精霊とは正反対で、知的で厳格な雰囲気が漂う。格闘技の様な攻撃に加え、範囲内に大ダメージを与える技などを駆使。
ルナ (Luna)
声 - 塩山由佳
シャドウと対をなす光の精霊。マナの守護塔にいる。呼び名は「天地を貫く光華の素(しろ)」。単独では契約に応じず、アスカを発見する一連のイベント後、同時に契約を結ぶ事に。宝石はトパーズ。様々な光属性の術を主体に、封印状態にさせる攻撃や普段座っている月を使って戦う。
アスカ (Aska)
シャドウと対をなす光の精霊。リンカの木にいる。普段は精神世界に存在し、リンカの笛を吹く事で呼べる。ルナと同時に契約する為には、マナの守護塔に向かわせる必要がある。戦闘ではルナ召喚時に現れるものの、単独で召喚出来ないが、召喚ボイスは聞ける。戦闘は羽で突き刺す攻撃が主体だが、ダメージを与えていくと光を発射する攻撃も使う。

テセアラの精霊 編集

ヴォルト (Volt)
声 - 竹本英史
ウンディーネと対をなす雷の精霊。雷の神殿にいる。呼び名は「猛き神が振るう紫電の鎚」。宝石はサードニクス。普通の人間には理解出来ない(エルフの血を引く者は例外)言語で話す。一度目の契約で失敗し、惨劇を招いてしまったしいなにとって、特別な因縁を持つ精霊である。担当声優はいるものの、科白はすべて「……」のみで、実際に喋る場面はない。特に通常攻撃と呼べるものがなく、戦闘中は雷を自由自在に放射したり、雷属性の術を使う。
ノーム (Gnome)
声 - 阪口大助
シルフと対をなす地の精霊。地の神殿にいる。呼び名は「気高き母なる大地のしもべ」。宝石はルビー。モグラに似た姿と大きなリボン型の削岩機が特徴で、ユーモラスな見た目の割に口が悪い。手に持つスコップを武器に、地属性の術や削岩機を利用して戦う。
セルシウス (Celsius)
声 - 水城レナ
イフリートと対をなす氷の精霊。氷の神殿にいる。呼び名は「蒼ざめし永久氷結の使徒」。宝石はサファイア。氷属性の魔術と格闘技を中心に戦う。性格はクール。イフリートとは不仲。戦闘ではフェンリルという狼と共に戦う(このフェンリルがプロトゾーンの進化形態の一種のフェンリルと同類かは不明)。また、精霊の中では唯一、弱点属性を持つ。セルシウス特有の氷属性の技を使い、素早い格闘技で攻めてくる。
シャドウ (Shadow)
声 - 黒田崇矢
ルナと対をなす闇の精霊。闇の神殿にいる。呼び名は「大いなる暗黒の淵よりいでし者」。宝石はアメジスト。しいな曰く「事務的」な性格。初対面時はその力を分散されており、黒い影に不気味な目のようなものを持つ。闇の神殿の各所に5つに分かれて存在し、彼らを最深部まで誘導する事で本来の姿を現す。攻撃パターンこそ少ないが、ダークスフィア等の闇属性の術を多用する。

高位の精霊 編集

オリジン (Origin)
声 - 黒田治
全ての精霊の源となる精霊王。エルフの里ヘイムダールの深い森を進んだ先にある、トレントの森の最奥部に封印されている。呼び名は「天、地、人その源流、命数を掌握せす王威」。宝石はダイヤモンド。クラトスが命と引き換えに契約している(クラトスのマナを照射することで封印は解放されるが、それは同時に死を意味する)。ミトスの持つ時空の剣「エターナルソード」は、オリジンと契約しなければ触ることすら出来ない。色々な複合上級魔術や防御不能技を駆使して攻撃を仕掛ける。
マクスウェル (Maxwell)
声 - 服巻浩司
人から忘れ去られた、エグザイアの石碑にいる分子の精霊。呼び名は「老成なる元素を統べし者」。地水火風の精霊を従え、精霊王たる者の支持を得なければ契約出来ない。この精霊に会う為には、火の精霊イフリート・水の精霊ウンディーネ・風の精霊シルフ・地の精霊ノームが落とした宝石を全て装備する必要がある。老人の見た目に反し、強い。様々な属性複合魔術を使い、最強魔術「メテオスォーム」も使う。エグザイアでは、マクスウェルは初代町長と契約したと伝えられているが、初代町長はミトス。ハーフエルフを迫害から助けようと考えたミトスが、マクスウェルと契約し、エグザイアを宙に浮かせた。

その他の精霊 編集

コリン
声 - 立野香菜子
しいなが最初から召喚できる2尾のキツネのような人工精霊。テセアラの精霊研究所で創り出され、実験に使われていた。しいなにとっては大切な親友だが、ヴォルトの攻撃から体を張ってしいなを守った際、消滅。
『なりダン3』では最期まで召喚できる。
ヴェリウス
心の精霊で、直接戦わない。マーテル教会聖堂にいる。人工精霊のコリンと融合した事から、コリンによく似た姿を持つ。
『ラタトスク』では最も重要な精霊である。

サブキャラクター 編集

シルヴァラント 編集

ノイシュ (Noishe)
声 - 冬馬由美
ロイドと共にいる、プロトゾーンと呼ばれる古代生物。かなり長命で、進化の詳しい形態は謎に包まれている。14年前にダイクが、幼いロイドと絶命寸前のアンナを発見した時に二人の傍らにおり、アンナが亡くなった後はロイドと共にダイクのもとで過す様になった。人間を難なく乗せられるほど大きいが、ロイドは犬と言い張る。イセリアの学校に通う時もロイドはノイシュに乗っているが、モンスターが多いところに来ると逃げてしまう。魔物に対する恐怖は、優しかったアンナが自分の目の前でエクスフィギュア化した事と、彼女から幼いロイドを体を張って守った際のトラウマに起因。古代大戦時代から生き続けている為、古代大戦の四英雄ともその頃からの顔見知りで、当時からの仲間であるクラトスに非常に懐いている。クラトスとの再会時はそわそわし、別離では不満を見せる。またミトスにも懐いており、ミトスもノイシュに対しては心を開いている。OVAでは一瞬だけ登場。
アンナ・アーヴィング (Anna Irving)
声 - 佐藤朱(ドラマCD、OVA)
ロイドの実母で、既に他界。ダイクの家の横に彼女の墓がある。希望の街ルイン出身。『TOF2』において、ロイドの姓のアーヴィングは母アンナの姓だとクラトスが語っている。アスカード人間牧場で、人工的にエクスフィアからクルシスの輝石を作成する「エンジェルス計画」の実験体として囚われていたが、クラトスの手引きで脱走(もしくは自力での脱走後に彼と邂逅)し、2人で逃亡を続けるうちに互いに愛情が芽生え、息子のロイドを儲けたが、ロイドが3歳になった頃、イセリア付近でクヴァルに発見され、要の紋無しでエクスフィアを剥がされてしまった為にエクスフィギュアと化し、助かる術がなかった彼女はクラトスにトドメを刺され、ロイドとノイシュを巻き込んで崖から落ちていった。クラトスはアンナとロイドは死んでしまったと思っていたが、ロイドはノイシュに守られており、瀕死に陥ったアンナは体内のマナが急激に沈静化した事で元の姿に戻り、辛うじて生きていた。そして近くを通りかかったダイクに発見され、彼にディザイアンに狙われていたエクスフィアと幼いロイドを託し、静かに息を引き取った。
ダイク (Dike)
声 - 佐藤正治
ロイドの育ての父親でドワーフ。シルヴァラントで鍛冶屋を営んでおり、遠方からも注文が来るほど腕がいい。クルシスの元にいたドワーフとの関連はない。趣味のガーデニングにより、家の中には野草や蔦が生い茂っている。ぶっきらぼうな性格の為か「ディザイアン」を「デザイアン」と呼ぶ。
マーブル
イセリア人間牧場に囚われていた老女。カカオの母でショコラの祖母。ディザイアン以外立入禁止の人間牧場にこっそり通っていたジーニアスと心を通わせ、もう1人の孫のように可愛がっていたが、ジーニアスの関与がディザイアンに知られた事から、イセリアを襲う際にエクスフィギュア化させられ、怪物化。ロイドやジーニアスとの戦闘を強いられたものの、土壇場で自我を取り戻し、最後はフォシテスを巻き込んで自爆。本編と異なり、漫画版ではマーブル自爆の際にフォシテスを道連れにする事に成功。OVAには未登場。
ショコラ
声 - 広橋涼
パルマコスタの道具屋の娘。普段はマーテル教会で行っている旅の案内人を務めている。総督ドアを信じ、ディザイアンに表立って盾突いた為、見せしめに母を処刑されそうになり、自分もディザイアン兵に連れ去られた。どちらもロイド達によって助けられたが、ロイド達を守って死んだマーブルが祖母にあたるため、マグニスに「ロイドがマーブルを死なせた」と吹き込まれ、一時は反発。後に誤解だと知り、ロイド達と村人達が和解する過程で一役買った。
クララ
ドアの妻で、ディザイアンによってエクスフィギュアにされたが、終盤にロイド達の働きで元の姿に戻った。ただし、元に戻るイベントを起こす時期によっては、パルマコスタがすでに水没しているため、帰る街がないという矛盾が生じる。GC版の場合、元に戻す時期にかかわらず、パルマコスタには戻らない。
ドア
パルマコスタの総督。ディザイアンの横暴に反発し、義勇軍を雇って対決に備えていたが、それは表向き。妻クララのエクスフィギュア化を治す薬を与えると騙され、裏ではディザイアンと手を組んでいる。キリアの正体判明後に殺された。
キリア
ドアの娘。だが、本人は既に殺されており、作中に登場するのは、パルマコスタ近くの人間牧場の主であるマグニスの「新たな人間培養法」を観察する為にプロネーマから送り込まれて入れ替わったハーフエルフ。その事実に薄々気がついていたドアだが、従う他はなかった。
ニセ神子一行
パルマコスタで出会う、コレット達の名を騙り詐欺を働く一行。本名はそれぞれ偽ロイドが「ジュード」、偽コレットが「コリーナ」(『TOE』のコリーナと同名だが、無関係)、偽ジーニアスが「クリストファー」、偽リフィルが「メリッサ」。名を騙られ怒るロイド達の中で、コレットだけは、もう1人神子がいればその分だけみんなを救える、と天然で絶賛。また、ニセ神子は本物であるコレットよりも神子らしいとの事。世界再生に失敗したコレットがアスカードの住民に非難されるのを見かねて、パーティーを庇った件によりロイド達と和解。
『ラタトスク』ではメリッサとクリストファーが再出演。とあるクエストイベントで登場。マーテル教会に捕われた仲間のジュードとコリーナの釈放と引き換えに奉納金を要求された為に盗賊稼業をしていたが、クエストをクリアすると足を洗う。
ピエトロ
アスカード人間牧場に収容されていた男性。希望の街ルイン出身。脱走してハイマへ逃げたものの、エクスフィアの影響で精神が不安定になっている。ユニコーンの力を得たリフィルによって回復し、後に、廃墟となったルイン復興の中心人物となったが、続編『ラタトスク』には名前すら登場しない。

テセアラ 編集

アリシア・コンバティール (Alicia Combatir)
プレセアの妹。奉公に出た邸の主であるリーガルと恋に落ちるが、ジョルジュの謀略によって引き離され、姉がエクスフィアの適合者だった事でアリシアを実験体として欲しがっていたヴァーリに引き渡された。再会時には、既にヴァーリによってエクスフィギュア化され、取り返しのつかない状況となっていた。リーガルの手で殺されたものの、精神だけはエクスフィアの中で生き続けていた。リーガルに殺された事を彼女自身は恨んでおらず、恋人の幸せを願っている。漫画版では、明るく元気な少女として描かれた。
セレス・ワイルダー (Seles Wilder)
声 - 今野宏美
ゼロスの異母妹。神子に憧れていたが、修道院で軟禁生活を余儀なくされ、自由なゼロスに嫉妬していた。内心では彼の事を心配しているが、素直に接する事が出来ず、仲違いしている。つまりはツンデレ。自分の実母がゼロスの実母を殺した事は知らない。生来から体が弱く、無理な行動は取れないが、とある条件が揃うと強力なエクスフィアを装備し闘技場に参戦。ゼロスがしいなの事をよく口にする為、しいなに会うと反発した態度を見せる。
『ラタトスク』ではエクスフィアを返還している為、前作のような戦える力はない。偶然グラキエスのコアを手に入れた事から、エミル達が持つセンチュリオン・コアを奪う為、デクスに誘拐された。
アルテスタ (Altessa)
声 - 竹本英史
クルシスに所属していたドワーフで、テセアラのオゼット付近に住んでいる。クルシス脱走後、ディザイアン五聖刃のロディルに捕らえられ、ユグドラシルに報告しない代わりにエンジェルス計画に協力する様に脅される。アルテスタ自身はこの計画を嫌っていた為、実験体として利用されたコンバティール姉妹に対罪悪感を抱いていた思いから、プレセアの事を避けている。後に、正体を明かしたミトスの攻撃からプレセアを庇い、重傷を負う。
『ラタトスク』では発明屋を営んでいる。プレセアとは打ち解けて会話出来る様になった。
タバサ (Tabatha)
声 - 町井美紀
マーテルに似た自動人形。アルテスタの家で生活。抑揚がなく機械の様な喋り方が特徴。さ行が片仮名で表示される。マーテルの器として作られたが、似ているのは外見だけで、マーテルの精神を受け入れられなかった為に廃棄された。落石の際、身を挺して庇ってくれたミトスに恩を感じてか、彼が正体を明かしても尚、ミトスの優しさを信じ続けた。EDで精霊マーテルと融合し、彼女の器として、大勢の神子やマーテルと共に転生。マーテルが中に入り込んでからは、言葉遣いが流暢になっているが、アルテスタの前ではそれを隠している。
安積くちなわ (Kuchinawa)
声 - 私市淳
ミズホの里の忍び。字(あざな)の「くちなわ」は、兄「おろち」と共にミズホの古語で「蛇」の意。しいなが雷の精霊ヴォルトとの契約に失敗した事件で両親を亡くして以降、しいなを恨んでいたが、忍びの掟に従って恨みを秘め続けてきた。後にロイド達を裏切り、しいなに決闘を挑む。戦闘では動きが速く、ガード不能の技も使ってくる。
安積おろち
くちなわの兄でミズホの里のしのび。弟とは逆にしいなを恨んでおらず、それにロイド達にも協力的。ドラマCDで活躍。
ケイト
声 - 山口由里子(TOF2)
オゼット出身のハーフエルフ。父親でもある教皇の指示で、学園都市サイバック王立研究所の地下にて軟禁状態で研究をしていた。プレセアを研究材料として使っていた。おとなしい性格だが、脱出の手引きをするなど意外と行動派な面も見せる。年を取らない娘を恐れて迫害を推し進める教皇に、彼女自身も酷い扱いを受けているが、父を慕っている。
ヴァーリ
声 - 竹本英史
プレセアの妹アリシアをエクスフィギュアにし、リーガルを陥れた張本人。その後も悪事を働き、ロディルや教皇と手を組んでいた。物語の重要な悪役として描かれているが、ロイド達との直接的な戦闘は無く、イベントによって戦闘シーンも無く倒される。
バージニア・セイジ
リフィルとジーニアスの母親。人間(クロイツ・セイジ)と恋に落ち子供を産んだことで、エルフから迫害される。逃亡中、リフィルの優秀な頭脳を欲しがった王立研究院の追手に追いつめられ、一縷の望みをかけて娘と息子を(伝説の地と伝えられていた)シルヴァラントに送るが、そこでも迫害を受けたリフィルは母が自分達を捨てたと思い込んで恨んでいた。空中都市エグザイアでリフィルたちと再会した時には、すでに自我と精神が崩壊していた。
アビシオン (Abyssion)
声 - 田中大文
フラノールで出会う謎の青年。家業ゆえに闇の装備を集めており、武器に潜むネビリムを完全に封印するべく、ロイド達に闇の装備の探索を依頼するが、彼は闇の装備品収集中に汚染され、ネビリムに洗脳されて、闇の秩序に基づく暗黒の世界を作り上げる為にロイド達を利用する様になった。死者を復活させるといわれる禁書ネクロノミコンを用いてネビリムの力を引き出し、全ての闇の装備を駆使してロイド達と戦うが阻止される。ミトスよりも遥かに強い本作の隠しボス。プレイヤーキャラクターが使う技や術を操る。タイムストップなど数多くの魔法も使いこなし、戦闘ランクを上げると秘奥義のインディグネイト・ジャッジメントも放つ。PS2版では他の秘奥義も使う様になっており、難易度を上げれば更に増える。
ジーク
声 - 中井和哉(ドラマCD)
サブイベントのセリフ中とドラマCDのみの登場。プレセアとアリシアの父親。昔は教皇騎士団の人間で戦斧の扱いに長けていたが、教皇の行動を不審に思い騎士団を辞め、オゼットで木こりとして生活していた。仕事の無理が祟って病に倒れ、アリシアが奉公に出て間もなく他界。サブイベントで、彼が騎士団時代に使っていた斧・ガイアクリーヴァーを受け取れる。

ゲストキャラクター 編集

ある条件を満たすと闘技場で下記の3人と戦える。強敵だが、闘技場における他の戦闘と異なり、この戦闘では最中にアイテムを使用出来る。彼らとの会話は無く、戦闘でのボイスは本来の作品から流用されている。

ウッドロウ・ケルヴィン
声 - 速水奨
TOD』より参戦。「銀髪の射手」の異名を持つ。闘技場で13連勝中。近距離か遠距離かによって剣と弓を使い分け、攻撃を仕掛けてくる。HPが減ると接近戦で「断空剣」を使う。アイテムによる仲間の援護も行う。イクティノスを持ってはいるものの、晶術は使用しない。
ファラ・エルステッド
声 - 皆口裕子
『TOE』より参戦。格闘術主体で戦う。奥義は「獅吼爆砕陣」。リフィルの分析によると「暴れると手がつけられない」らしい。
メルディ
声 - 南央美
『TOE』より参戦。「褐色の不思議少女」と呼ばれる。当然のようにクィッキーと一緒。魔術主体で戦う。HPが減るにつれ魔術の威力が上昇。彼女の上級魔術の詠唱時間はとても長いが、ユニゾン・アタックを当てるか、倒さない限り止められない。「メテオスォーム」等、強力な術を駆使する。

用語 編集

種族 編集

エルフ
巨大彗星「デリス・カーラーン」から地球に移住した、人間と同じサイズの異星人。耳が尖がっており、判別は容易。例外なく美しい容貌の持ち主。寿命も千年以上と長い。また、マナを紡ぐ力を持ち、そのマナで「魔術」を行使出来る。本作では、ユミルの森に集まり暮らしている。古代大戦時代からハーフエルフと不仲で、ハーフエルフが魔科学兵器の開発に協力したことに憤りを感じており、嫌悪を抱いているが、人間に対してはある程度友好的に接する。
ハーフエルフ
人間とエルフの間に生まれた者。混血第一世代のみを指す。外見・能力ともエルフに近いが、傾向として内面の性格は人間に近く、エルフと比べると闘争心が強い。人として積極性・好奇心とエルフとしての知性・魔力・寿命を併せ持つため、魔科学等の研究者として優れている。しかしそれゆえにか人・エルフの双方から差別されている。
ドワーフ
本作では人間より小柄な種族。手先が器用で、あらゆる品を創り出す能力に長ける。もはや希少種になってしまった。

エクスフィア 編集

宝玉を思わせる外見の増幅器だが、実は無機生命体で生きている。所有者の大半がディザイアン。肌に装着した者の遺伝子に着床後、日常で特に必要とされる能力を重点的に強化し、装着者を進化させる。また、人のみではなく、機械の動力源としても使用可能。

エクスフィアの暗部の一つは、遺伝子への着床による「寄生」である。これを防ぐには要の紋が必要。更に、鉱山から掘り出しても使えないエクスフィアは、増幅器として目覚める為の代償として人命を奪う。

要の紋
ドワーフの持つ特殊技術で「抑制鉱石」を加工して作る、寄生抑制装置。エクスフィアの装備時、まじないを刻んだ要の紋を一緒につける事で、寄生を防ぎ、増幅器としてのみの効果を得られる。
エクスフィギュア
要の紋を使わずに寄生させたエクスフィアを剥がし、その人間の体内のマナを暴走させる事によって、変異させた怪物。人間の2倍近い大きさになり、肌も毒々しい色に変化、目も単眼になる。筋力が異常に発達するが、人間としての理性や判断力はほぼ消失。ユニコーンの力で治療可能。体内のマナが低下した際、意識が戻ったり、本来の人間の姿に戻ったりする場合も。

クルシスの輝石 編集

進化した特殊なエクスフィア。別名ハイエクスフィア。マナの血族の神子が産まれる際に現れる物と、エクスフィアが覚醒した物とある。エクスフィアの強化機能に加え、生命体の無機化や羽による飛行などが可能。長期間装着していると、自我が失われていく。また、ごく稀に「永続天使性無機結晶症」という体が結晶化する現象も起きる。神子であるコレットやゼロスが所持しており、ロイドが母の形見として使っているエクスフィアも、覚醒状態ではないもののクルシスの輝石である。

天使
古代大戦時に開発された技術の一つ。クルシスの輝石の力で体内のマナを用いて無機化し、身体の自然な成長を停止させる。天使化すると食事や睡眠などの生理機能が排除され、触覚も失われるが、視覚や聴覚は強化され、羽を使った飛行も可能。なお、デリス・カーラーンの都市「神聖都市ウィルガイア」に住むハーフエルフは、天使化の影響で「感情」を失っているが、レミエルの様な一部例外も存在する。この技術により、古代大戦の英雄であるミトスとユアン、クラトスは、四千年という途方もない時間を生き延びた。輝石をつけて天使化した者と品種改良で生み出された者がおり、前者は透き通った光の羽、後者は実体化した白い鳥の翼のような羽を持つ。更に、前者は元の状態と無機生命体の状態を自由に変化させることが出来、羽の出し入れも可能。
永続天使性無機結晶症
百万人に一人の割合で発生する、クルシスの輝石の拒絶反応による病。数か月かけて外部を侵食し、その後の数か月で内部も結晶化し、最終的には死に至る。治療法は、ルーンクレストを要の紋に装着する事。マナリーフとジルコン、マナのかけら、調合する術の触媒として使われるユニコーンの角が材料。
エンジェルス計画
エクスフィアの段階から特殊なクルシスの輝石を作るという計画。発案者はクヴァルで、魔導砲を制御できるクルシスの輝石を作るという裏の目的の為に始めた。テセアラでもロディルと繋がっている者たちが、同じ計画を行なっている。プレセアとアンナはエンジェルス計画の被験者で、特にアンナに埋め込まれていたエクスフィア(ロイドのエクスフィア)は一番の成功例であったらしい。アリシアもヴァーリによってエンジェルス計画の実験体にされたが、エクスフィアが体内のマナに適合しなかった為、失敗。

組織 編集

クルシス
クルシスを参照。
ディザイアン
ディザイアンを参照。
レネゲード
レネゲードを参照。

世界再生 編集

神子
マーテルの遺伝子情報に近い者として、表裏で繋がる繁栄世界と衰退世界の双方で1人ずつ選出された存在。神子と呼ぶ存在はクルシスの輝石を持っている者で男女関係ないが、再生の旅に出るのはマーテルの器という目的上16歳の少女となっている。衰退世界の神子は世界再生の旅に出るが、実際は、その旅自体が繁栄世界から衰退世界にマナを流動させ、量の比率を逆転させるもので、表が繁栄するほど裏は衰退の一途を辿る事に。旅の過程の天使化により記憶や感情を失った神子は、試練の最終段階でマーテルのマナを流し込まれ、マーテルの器とされる。過去に再生の旅を完遂させた神子はいたものの、マーテルのマナとの不適合が原因で全員死亡しており、歴代の神子の中でマーテルの固有マナに最も近かったコレットだけが、マーテルとの同化後も生き延びた。繁栄世界の神子は旅には出ず、マーテルの遺伝子情報を絶やさない為に婚姻統制するクルシスの監視下で、次の神子を生み出す役割を担っている。災害などによるマナの一族の全滅を防ぐ為、神子の親族は本家から離れた場所に住む事になっている。ゼロスによれば仮にコレットが世界再生の旅で亡くなった場合は、コレットの従姉妹筋(未登場)が次の神子本家になるという。
繁栄世界・衰退世界
シルヴァラントとテセアラの2つの世界のうち、大いなる実りからマナが流れ込む世界は繁栄し、流れ込まない世界は衰退する。比率は神子の世界再生の旅によって逆転していく。約800年前からレネゲードによる衰退世界の神子の暗殺や神子自身の失敗が続き、旅が完遂されなかった為、長い間マナの逆転が起こらず、テセアラは異常繁栄、シルヴァラントは異常衰退に至っている。

その他 編集

魔導注入
デリス・カーラーンにある鉱石アイオニトスを粉末状にして飲むことで、マナを扱えるようになり、エルフの血を引かない者でも魔術の使用が可能になる技術。本編ではクラトスとゼロスが受けている。

テンプレート:ネタバレ終了

主題歌 編集

GC版:「Starry Heavens」(6th single『moon gate』収録)
作詞 - misono、作曲 - 鈴木大輔、編曲 - 五十嵐充day after tomorrow / 歌 - day after tomorrow
オリコン最高2位
PS2版:「そして僕にできるコト」(9th single『lost angel』収録)
作詞 - 五十嵐充、作曲 - 鈴木大輔、編曲 - 五十嵐充、day after tomorrow / 歌 - day after tomorrow
オリコン最高4位

プレイステーション2版 編集

2004年9月22日にプレイステーション2に移植された。以下に変更点を挙げる。

  • イベント時のアニメーション、称号、サブイベントやコスチュームなどが追加された。
  • 没ボイスがなくなった。GC版にあったバグ、誤植が幾つか訂正された。反面、ロード時間が長くなった。
  • 新たな特技、魔法が追加。GC版では一部のキャラしか使えなかった秘奥義がしいなを除く全キャラに追加。敵味方共に新規カットイン追加。
  • ユニゾン・アタック後の複合特技が多数追加、GC版にはなかったリーガルとの複合特技も追加された。
  • ユニゾンゲージがGC版よりも溜まり易くなり、ユニゾン・アタックを出し易くなった。
  • 一部の処理落ち(サイクロンのエフェクトなど)が改善された一方で、フレームレートが60fps→30fpsに半減し、動きにGC版の滑らかさがなくなった(GCとPS2の性能差から、グラフィックが雑になった)。
  • スキットの際、表示ウィンドウがキャラの感情に呼応して動き、拡大縮小するようになった。
  • 戦闘ボイスが一部遅れて再生される。
  • 戦闘終了後にBGMが曲冒頭に戻るようになった(GC版は続きから演奏)。またゲーム開始時のデータ選択画面が無音になった(GC版はタイトル画面の曲が流れる)。
  • シルヴァラントベースのGCのオブジェが螺旋状の正方形に変更された。
  • アルタミラのカジノでミニゲームが出来るようになった。
  • ユニゾン・アタック時の1人あたりの入力時間が1秒から3秒に延び、1人ずつ残り時間ゲージを表示するなど、細部も改良された。
  • 隠しダンジョンの名称が「魔界ニブルヘイム」から「禁書の記憶」に変更され、15フロアから20フロアに増加。幻影五聖刃と三英雄との戦いも追加された。
  • ブロックに触れても、動かせる状態を示すボタン表示が出にくくなった。
  • 術終了もしくは詠唱キャンセル後の硬直時間が増加し、術キャンセルを利用した無限コンボは出来なくなった。
  • 一部のサブイベントも、細部に変更が加えられている。例として、GC版のフラノール雪見イベントでは好感度にかかわらずクラトスを選択可能だったが、好感度を上位3位以内にしなければ選択不可能となった。

スタッフ 編集

小説 編集

漫画 編集

TALES OF SYMPHONIA
作画:壱村仁 月刊コミックブレイド連載(2005年4月号から2007年3月号まで) 全6巻(外伝含む)。

OVA 編集

シルヴァラント編 編集

『テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION』
第1巻:2007年6月8日。第2巻:2007年8月10日。第3巻:2007年10月24日。第4巻:2007年12月21日にそれぞれ発売。DVDでコレクターズ・エディション、エクスフィア・エディション、通常版の3形態が発売。2008年9月26日にBlu-ray Disc BOX、DVD-BOXが1年間限定生産商品として発売された。原作のテセアラ突入までを描いている。このOVAがBS11にて2008年7月4日から4週にわたって放送。また、同番組内でシリーズにまつわるトークをする「ビバ☆テイルズ オブ」(MC:小野坂昌也)も放送。テセアラ編の発表に伴い第1期OVAは『シルヴァラント編』とされた。容量の関係で、原作のメインイベントは省略されている。
スタッフ
巻数脚本絵コンテ演出作画監督
1金月龍之介外崎春雄松島晃
2島津裕行外崎春雄
3
4
主題歌
オープニングテーマ「ALMATERIA」
作詞 - 河井英里 作曲 - Lunaria 編曲 - 西脇辰弥 歌唱 - 河井英里
1&2巻エンディングテーマ「願い」
作詞 - tomo 作・編曲 - 西脇辰弥 歌唱 - 引田香織
劇中挿入歌(3巻EDテーマ)「うちへ帰ろう」
作詞・作曲 - 江幡育子 編曲 - 礒江俊道、江幡育子 歌 - コレット(水樹奈々)
映像特典
クラトス先生のプライベートレッスン
DVD『コレクターズ・エディション』第1巻、映像特典。
帰ってきたクラトス先生のプライベートレッスン
2008年9月26日発売『Blu-ray Disc BOX』映像特典。

テセアラ編 編集

『テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION テセアラ編』
2010年3月25日よりテセアラ編がリリース。全4巻予定。シルヴァラント編同様、コレクターズ・エディションとエクスフィア・エディションの特典の異なる初回限定版 が発売。スタッフはシルヴァラント編と同様。
2009年10月12日徳島県眉山で開催された『眉山山頂秋フェスタ×マチ★アソビ』にて期間限定での劇場公開が発表、翌10月13日には、公式サイトでも発表された(尚、2009年7月5日に開催された、コレット役の水樹奈々のライブイベント『NANA MIZUKI LIVE DIAMOND 2009 supported by アニメロミックス』にて、テセアラ編の劇場公開と水樹の主題歌担当決定が発表され、以降、水樹の出演するラジオ等でも同様の告知が行われていた)。劇場公開はテセアラ編の第1話のみで、2009年12月12日から12月18日テアトルダイヤテアトル梅田で先行上映された。
巻数脚本絵コンテ演出作画監督
I金月龍之介外崎春雄松島晃
II
主題歌
オープニングテーマ『天空のカナリア
作詞 - Hibiki 作・編曲 - 加藤裕介 歌 - 水樹奈々
エンディングテーマ『祈りの彼方』
作詞 - みとせのりこ 作・編曲 ・歌 - 志方あきこ
映像特典・新作おまけアニメ
DVD『コレクターズ・エディション』格巻映像特典。
  • 第1巻『また会えたね 〜笑撃のジャッジメント!〜』
  • 第2巻『やっと揃ったね 〜連携のジャッジメント封じ!〜』

世界統合編 編集

『テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION 世界統合編 THE UNITED WORLD EPISODE』

OVA第3期製作予定。全4巻予定。

関連商品 編集

書籍 編集

  • テイルズ オブ シンフォニア 公式コンプリートガイド ISBN 4-902372-01-0
  • PS2版 テイルズ オブ シンフォニア 公式コンプリートガイド ISBN 4-902372-04-5
  • テイルズ オブ シンフォニア イラストレーションズ ISBN 4-7580-1019-6
  • テイルズ オブ シンフォニア 公式シナリオブック ISBN 978-4-902372-17-5
  • テイルズオブシンフォニア イラストレーションズ 藤島康介のキャラクター仕事 ISBN 978-4-7580-1019-1

サウンドトラック 編集

  • 「テイルズ・オブ・シンフォニア」オリジナル・サウンドトラック
  • テイルズ オブ シンフォニア オリジナル・サウンドトラック

ドラマCD 編集

  • ドラマCD「テイルズ オブ シンフォニア」-a long time ago- : 全3巻
  • ドラマCD「テイルズ オブ シンフォニア」アンソロジー1 〜ロデオライド・ツアー〜 : 上下巻
    • 本編の1年後を舞台としたドラマCD。しいなの独白を中心として物語が進行し、しいなとゼロス以外のキャラはほとんど登場しない。

外部リンク 編集

テンプレート:テイルズ オブ シリーズ


関連項目 編集

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