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テイルズ オブ ジ アビス』 (TALES OF THE ABYSS) は、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から2005年12月15日に発売されたプレイステーション2RPG。2011年にニンテンドー3DSに移植される予定。


概要 編集

『テイルズ オブ』シリーズの第8作にしてシリーズ10周年記念作品である。テイルズ独特の固有ジャンル名は「生まれた意味を知るRPG」。略称は「TOA」または「アビス」(「ジアビス」)。キャラクターデザインは藤島康介。メインテーマ曲はBUMP OF CHICKENの『カルマ』。また、藤原基央は作中の譜歌など世界観にかかわる一部の曲を作曲。The 9Th CESA GAME AWARDS FUTURE を受賞し、その後日本ゲーム大賞2006 優秀賞を受賞。2007年6月28日にはPS2 The BESTとして廉価版が発売された。過去のシリーズ作品と比べるとロードが長くバグが多いが、これは、早い段階で正式な発売日が決まり、製作期間が約1年と短かった為。2008年10月から2009年3月までMBSほかにてテレビアニメが全26話放送された。

物語 編集

キムラスカ・ランバルディア王国とマルクト帝国。敵対関係の二大国の危うい均衡状態が続く中、キムラスカ公爵家の一人息子・ルークがマルクトの者に誘拐される。後に救出されたものの、ルークは全ての記憶を失っていた。それから7年後、自分の屋敷に軟禁されて育ったルークは、師匠・ヴァンとの剣の修行が唯一の趣味となっていた。ある日、ルークはヴァンを殺そうと屋敷に不法侵入してきた少女・ティアと擬似超振動を起こし、彼女とともに見知らぬ場所に瞬間移動する。屋敷に戻る為にティアと行動を開始したルークは、その先の長い旅路で多くの人々と出会い、自分の生まれた意味を知る事となる。

システム 編集

戦闘システム 編集

本作の戦闘システムは「フレックスレンジ リニアモーションバトルシステム (FR-LMBS) 」と呼ばれる。『テイルズ オブ シンフォニア』の「マルチライン・リニアモーションバトルシステム (ML-LMBS) 」を改良したもので、本項ではML-LMBSからの改良点について記述する。

フリーラン
後述のADスキルの1つ。ML-LMBSで問題視された移動の不自由さを解消したシステム。
特定のボタン(デフォルトではL2)を押しながら移動すると、操作キャラクターとターゲットを結ぶラインを無視して戦闘フィールドを自由に走ることが出来る。
フリーランの最中は攻撃やジャンプ、術技の使用は不可能であり、また相手からの攻撃が必ずクリティカルヒットとなる。
C(キャパシティ)・コア
装備アイテムの1つ。
C・コアを装備していると、レベルアップ時の能力値の上昇幅が増大する。
上がる能力と上昇値はC・コアの種類によって異なる。
後述のADスキルの修得条件にも係わるアイテム。
AD(アディショナル)スキル
キャラクターに特定の能力を付加するシステム。
レベルアップか、C・コアによる能力値のレベルアップボーナスが一定の値に到達することで修得出来る。
「バックステップ」や「フリーラン」のようにキャラクターの行動の幅を広げるものや、「EXPプラス」のようにボーナス効果を与えるものなど、多様な種類がある。
FOF(フィールド・オブ・フォニムス)
属性攻撃を行うことで、戦闘フィールドに一定時間発生する円陣。
属性攻撃を行うと、戦闘フィールドに属性の力が溜まりFOFが発生する。
溜まった属性の力が不充分な場合は白色のFOFが、属性の力が充分に溜まっていれば有色のFOFが発生し、有色のFOFの上で特定の術技を使うと一段階強力な属性攻撃が発動する。
FS(フォンスロット)チャンバー
特殊アイテムの1つ。術・技にセットすることで特殊効果(ダメージ増加など)を追加することができる。
オーバーリミッツ
ML-LMBSでは条件を満たしたときに自動で発動していたが、本作では画面下部に表示されるゲージを溜めることによって任意のタイミングで発動できるようになった。
発動中はのけぞらなくなるなどの効果を得られる。

ゲームシステム 編集

タウンリンク
物語の進行やパーティの行動によって町の様子が変化するシステム。店に置かれるアイテムの品揃えや価格変化がこれに当たる。
闘技場
『テイルズ オブ』シリーズで恒例となった施設。勝ち抜き式のバトルを最後まで勝ち進むと賞品がもらえる。

テンプレート:ネタバレ

設定・用語 編集

音素(フォニム) 編集

世界中のあらゆる物質を構成する元素の一端、もしくは元素から逸脱した存在ともいわれ、物質を構成する元素同士の結合にも深く係わっている。闇、地、風、水、火、光の属性を持つ6つの音素が存在し、その量や割合が違えど、この世のあらゆるものは音素を含有している。また、物質に内蔵された音素は固有の振動を持ち、その振動数が他の音素と完全に一致する事はない。後に7番目の音素が誕生した。音素は一定以上集合する事で自我を持つ。そういった存在を「意識集合体」と呼び、それぞれシャドウ、ノーム、シルフ、ウンディーネ、イフリート、レムと称される。第七音素の意識集合体はまだ存在が確認されていないが、理論上は存在するとされ「ローレライ」と呼ばれる。

実際の音素に関しては音素を参照。

第七音素(セブンスフォニム) 編集

創世暦時代にサザンクロス博士によって発見された、七番目の音素。惑星の地核から発生する記憶粒子を元にした第七音素からは、惑星の未来を知ることが出来る。また、生物の生命力を増進する癒しの力を持ち、第七音素を用いた譜術によって傷の治療を行うことも出来る。しかしこれらの力を使える「第七音素譜術士(セブンスフォニマー)」は生まれながらに第七音素の素養を持っていた人間しかなることができず、その数は極めて少ない。第七音素の素養がない人間が無理に第七音素を使った譜術を行使しようとすると術が暴走し、第七音素を無理に身体に取り込めば全身の音素が変異して人間の姿ではなくなり、第七音素との間に拒絶反応が起こることで徐々に正気を失っていき、最終的には死亡。

譜業、譜術 編集

音素を用いた科学技術を「譜業」と呼び、特に音素を原動力とする機械を「音機関」と呼ぶ。主に熱エネルギーとして利用可能な火属性を持つ第五音素が利用されるが、光属性を持つ第六音素が用いられる場合もある。また、創世暦時代の音機関には第七音素を原動力とする音機関も多い。キムラスカ王国で特に発展しており、国内では多くの先進的な音機関が見られ、世界最大の音機関研究所をもつベルケンドと、音機関製造のトップであるシェリダンは、どちらもキムラスカ国領。音素を原動力とする譜業に対し、音素に干渉する事で魔術的奇跡を起こす技術を「譜術」と呼ぶ。人間の精神のみでも行使出来るが、何かしらの媒体を介して行う事でより大規模且つ持続時間の長い譜術の発動も可能(音素で描いた譜陣を介する方法など)。譜術を操る技術者を「譜術士(フォニマー)」と呼ぶ。譜業とは対照的にマルクト帝国で発展しており、軍隊も譜術士の占める割合が大きい。数が極めて少なく、癒しの力や預言を読み解く力を発揮する第七音素譜術士(詳細は「第七音素」の項を参照)は重宝。特に治癒術を操る者を「治癒士(ヒーラー)」、預言を読み解く術者を「預言士(スコアラー)」と呼ぶ。この他、歌で特定の効果を及ぼす「譜歌」と呼ばれる術も存在するが、使える者が限られる「ユリアの譜歌」以外は、譜術ほどの効力はない。譜歌の使い手は「音律士(クルーナー)」と呼ばれる。

超振動 編集

同一の音素振動数を持つ音素同士が干渉し合うことで起こる、ありとあらゆる物質を分解し再構築する現象。通常、別々の物質の音素の振動数は一致しないため、発生する可能性は無いに等しい。例外として、ルークとアッシュは単独で超振動を起こす力を持つ。超振動と第七音素は密接な関係にあり、第七音素を媒体とすれば超振動の規模を拡大可能。また、第七音素同士が干渉すると、超振動に似た現象が発生する事も。これは「擬似超振動」と呼ばれ、その威力は通常の超振動の6割減とされるが、物質を消滅させるには充分な威力を持つ。また、超振動同士が干渉し合う事で、あらゆる音素の力を無力化する力が発生するといわれる。この力は「第二超振動」と呼ばれているが、そもそも超振動自体が頻繁に発生するものではなく、同じ場所で超振動が発生する確率は限り無く0に近いため、実際に確認された事はなく、あくまでも理論上の存在。

ユリア・ジュエ 編集

2000年前、星の未来を読み解くことが出来る第七音素の観測地点を巡り、「譜術戦争(フォニック・ウォー)」と呼ばれる大規模な戦争が起きた。約10年続いた譜術戦争は大地を荒廃させ、その際に使用された兵器による地殻変動が大地の液状化や障気の発生を促したともされる。この戦争を終結に導いたのが、当時の天才譜術士「ユリア・ジュエ」である。ユリア・ジュエは大譜歌によって第七音素の意識集合体「ローレライ」と契約を交わし、以後2000年にわたるオールドラントの歴史が事細かに記された「ユリアの預言」を残し、第七音素の観測地点を巡る争いに終止符を打った。また、人類は預言に記された方法に従って外殻大地を造り浮上させ、障気から逃れた。

ユリアの譜歌
ユリアがローレライと契約する際に歌ったとされる譜歌。通常、譜歌は譜術に比べ威力が小さいが、ユリアの譜歌は譜術と同等かそれ以上の力を持つ。ユリアの譜歌は7つあり、それぞれが固有の効力を持つが、7つの譜歌を連続して歌うことでユリアがローレライと契約する際に歌った「大譜歌」となる。
ローレライの鍵
ローレライとの契約の証としてユリア・ジュエに授けられたといわれる、譜術の触媒の一種。第七音素を集束する力を持った剣と、第七音素を拡散する力を持った宝珠(響律符)からなる。
チーグル
ユリア・ジュエがローレライと契約する際に力を貸したとされる魔物。ローレライ教団で聖獣とされている。草食で気性が大人しく、人間並みの高い知能を持つ。また、大人のチーグルは火を吐くことができる。

預言(スコア) 編集

その名の通り、オールドラントの未来の出来事を記したもの。預言を詠む方法は第七音素自体から読み解く方法と、預言が刻まれた譜石から読み解く方法があり、後者の手段では譜石に刻まれた内容しか知る事は出来ない。一般的に「預言」と言った場合、創世暦時代にユリア・ジュエが読んだ「ユリアの預言」を指す。ユリアの預言は、戦争のような大規模な出来事から一個人の夕食の献立まで、2000年間のオールドラントの歴史が細かく記されている。非常に膨大な内容の為、その預言を読んだ際、山ほどの大きさの譜石が7つも生まれた。それらの譜石の一部は無数の破片に砕けて大地に降り注ぎ、一部は空中に舞い上がってオールドラントを取り囲むとなっている。ユリアの預言の譜石は全てが発見された訳ではなく、特に預言の後半部分が記された第七譜石は発見されていない為、その全容は不明だが、第六譜石の終わり部分に繁栄を示唆する内容が記されており、預言を詠んだ時から2000年後におとずれる大繁栄を予知したもの、と位置づけられている為、現在のオールドラントでは預言に従って生活する事が常識となっており、誕生日にはその後の1年間の預言を詠んで貰う事が習慣になっている。ユリアの預言が大繁栄を予知したものであるという前提の下、世界を大繁栄に導く為に設立されたのが「ローレライ教団」。惑星の地核には、その惑星が誕生してから滅亡するまでの「星の記憶」が内包されており、惑星で起きるあらゆる出来事は星の記憶によりあらかじめ定められた出来事。第七音素から星の未来を読み取れるのは、地核で発生した記憶粒子が元になっている為で、預言の実態は「未来の出来事の予知」ではなく「星の記憶の解読と言語化」であり、預言の的中率が高いのはその為。

譜石
音素の力が宿った石。第七音素自体から預言を読み解く際に生成され、そこには譜石が生成された際に読まれた預言が刻まれているが、ユリアの預言が刻まれた譜石以外から預言を読み解くのは困難で、その内容も曖昧。ユリアの預言が記されたもの以外の譜石は、預言を詠む媒体よりも、宿った音素の力を譜業の原動力として用いられる事が多い。
秘預言(クローズド・スコア)
ローレライ教団において、影響の大きさから一般への公開が禁止されている預言。預言士はローレライ教団に所属して預言を詠むが、秘預言を詠むのは許されない。また、人の生死に係わる預言を詠むのも許されていない。

ローレライ教団 編集

預言を詠み、人々を導く世界的な宗教団体。預言を残した始祖ユリア・ジュエと聖獣チーグルを象徴とする。預言を詠むという立場上、キムラスカ・ランバルディア王国、マルクト帝国の両国に対する影響力が強く、現在、両国間に平和が保たれているのはローレライ教団による所が大きい。信仰する民の精神を支える存在である一方、預言を成就させる為に表沙汰に出来ない手段を用いる事もあり、その犠牲となった人々も多い。教団員の帽子(人物によっては服や装飾品)にはパッセージリングの音叉に似た紋章が象られている。ローレライ教団誕生の経歴は決して穏やかではなく、元々はユリア・ジュエの弟子であるフランシス・ダアトがユリアを裏切って設立したもので、ダアト本人も設立からわずか三年後に自害している。現在のような信者が敬われる聖人君子の教団の姿は、創世暦時代の国家紛争と裏切り無くしては存在しなかった。宗教自治区ダアト(弟子の自害を悼んだユリアが命名したとされる都市)を総本山とし、教会と軍本部を設置。ダアトを守る為に「神託の盾(オラクル)騎士団」という独自の軍事力を組織している。騎士団は第一から第六の師団に分けられ、その他に特殊な任務をこなす「特務師団」、導師の護衛を務める「導師守護役(フォンマスターガーディアン)」、諜報活動を務める「情報部隊」等がある。物量的にはキムラスカ、マルクト両国の正規軍には及ばないものの、団員1人1人の錬度は高く、特に一騎当千の実力を誇る幹部6名は「六神将」と呼ばれ他国にもその名を轟かせている。近年、預言を「数ある選択肢の1つ」と捉える改革的な導師派と、「内容の是非を問わず預言を忠実に実現するべき」とする保守的な大詠師派の2つの派閥が存在し、水面下で勢力争いを繰り広げている。尚、一般の信者も含めると大詠師派に属する者の方が圧倒的に多数である。

ローレライ 編集

声 - 細井治 / 速水奨

第七音素の意識集合体。歴史上、接触に成功したのはユリア・ジュエのみで、公式にはその存在は確認されていない。惑星の重力によって地核に捕らわれている。預言を読み解ける第七音素の意識集合体である為、「星の記憶そのもの」とも呼べる存在。

フォンスロット 編集

あらゆる物質に存在する音素の要点(ツボ、または急所のようなもの)。音素の働きはその音素を含有する物質の働きと密接に関係しているため、フォンスロットに干渉することで物質の働きを活性、または減退させることが出来る。

響律符(キャパシティ・コア)
装着者のフォンスロットに干渉することで、戦闘能力を活性させる装備品。譜石を削って形を整えたものに譜を刻むことで作られ、装着者への効力は刻まれた譜によって異なる。響律符と呼ばれるものは一般にも広く流通しているが、これらは戦闘用のものとは異なり、装着者への付加効果は無いに等しいアクセサリーである。
封印術(アンチフォンスロット)
対譜術士用の譜術兵器。サイコロのような形をしており、対象のフォンスロットを閉じることで譜術能力および身体能力を減退させる。また、フォンスロットが閉じると運動能力も減退するため、対譜術士に限らず非殺傷目的の対人兵器として非常に優れているが、1つ作るためにマルクト帝国の国家予算10分の1に相当する費用が掛かるらしく、量産はおろか、実戦投入すらされていない。

フォミクリー 編集

譜業の一種。ある物質を複製する技術。これによって複製されたものを「レプリカ」、複製の元となったものを「被験者(オリジナル)」と呼称する。また、複製されたレプリカか更なるレプリカ複製も可能。ジェイドが譜術技術として基本理論を構築し、ディストが譜業技術として確立。生物(人間も含む)の複製も可能だが、現在は技術的、人道的観点から、人間のレプリカを作る事は禁忌とされている。複製されたレプリカは外見や内部構造などは被験者と同一だが、固有音素振動数は異なり、細胞同士の結合にも第七音素のみが使われているという特徴がある。それに伴い色々な要素が被験者と異なり、特に生体レプリカの場合は被験者と比較すると一部、または全部の能力が明らかに劣化している事が多い。また、レプリカの複製は被験者に悪影響を与える事もあり、最悪の場合は音素乖離を引き起こす。音素乖離とは物質を構成する元素同士を結合する役割を持った音素が乖離する現象で、生物にこれが発生すれば当然死に至る。悪影響は遅くても10日以内には発生し、生物の場合は更に早い。音素振動数が完全に一致した2つの存在を「同位体」、音素振動数が完全に一致する場合はとくに「完全同位体」と呼ぶ。同位体は基本的に自然界には存在せず、フォミクリーでも現在の技術では人為的に生成不可能。同位体によって起こる超振動は戦争における攻撃兵器に利用できる為、キムラスカ、マルクトの両国でフォミクリーの研究が進められている。また、作中「大爆発(ビッグバン)」と呼ばれる特殊な現象が完全同位体に起こる事が示唆されている。 大爆発(ビッグバン)」とは、完全同位体のレプリカが被験者に取り込まれ消滅する現象。作中ではルークとアッシュに起こっている。大きく4つの段階に分かれ、第一段階では双方ともに音素乖離を起こし、存在が希薄になる(レムの塔での超振動が引き金となって加速した)。第二段階では被験者から乖離した音素をレプリカが取り込んでいく。第三段階で被験者は一度死亡し、レプリカがその音素を全て取り込む。そして最終段階に至ると、取り込まれた被験者の音素がレプリカの音素を全て弾きだし、その存在にとって代わってしまう。この時点でレプリカは死亡するが、被験者はレプリカの記憶を引き継いだ状態で蘇生する。つまり、EDに現れた「ルーク」は、本編でアッシュと呼ばれていた青年だったことになる。

その他の用語 編集

古代イスパニア語
古代のオールドラントで用いられていた言語。現在使用されている「フォニック言語」と同じ文法で、違う発音を行う。
創世暦時代
物語の時代から約2000年前の時代を指す。創世暦時代の譜業は現在をはるかに上回る技術力を確立したが、人類は譜術戦争における災害を教訓とし、外殻大地の完成後に数ある技術力のほとんどを放棄、生活に必要な最低限の技術力から改めて生活をスタートする事になった。

世界構造 編集

作品の舞台となる架空の惑星「オールドラント」は公転周期が遅く、1年間の日数が地球のほぼ2倍である。そのため、作中の登場人物の年齢は地球人の倍に相当し、成長や老衰のスピードは地球人の2分の1ということになる。

外殻大地と魔界、障気 編集

オールドラントは現在、「魔界(クリフォト)」と呼ばれる惑星本来の大地を、「外殻大地」と呼ばれる人工の大地が覆う二段構造になっている。今から約2000年前、オールドラントの大地に突如「障気」と呼ばれる薄紫色の気体が発生。この気体は人間を始めとするあらゆる生物に対し毒性を持ち、短時間、あるいは少量を吸い込んでも害は無いが、長期間に渡って多量に吸い込むと体内に蓄積した障気が臓器の機能不全を引き起こし、やがて死に至らしめる。発生の原因は譜術戦争による地殻変動とされているが、真相は現在も判明していない。人々は障気から逃れに「セフィロトツリー」(後述)が生み出す浮力で空中浮遊する外殻大地を作り出し、殆どの人間がそこへ移住。外殻大地はオールドラントの外周をほぼ完全に覆っており、大地としては大本の地表から剥がされ上空数千キロメートルの高さに存在。気圧の変化による酸素濃度による紫外線や生息する動植物、火山帯などの大地についてはセフィロトツリーから送られる星の記憶によって調節・活性化。外殻大地が形成されてから長い年月が経過した現在は、外殻大地や魔界の存在を知るのは一部の人間のみで、大半の者は自分達が住む大地が宙に浮かんでいる事すら知らない。一方、外殻大地の下にある惑星本来の大地には、「魔界」という呼称が相応しいほどに障気が充満しており、プラネットストームによる大地の液状化と相俟って生物の住める環境ではなくなっている。唯一、創世暦時代に作り上げられた「ユリアシティ」と呼ばれる街のみが人々を障気や液状化した大地から守っており、魔界にはここ以外に人は住んでいない。外殻大地によって日光は遮断されているが、障気同士のぶつかり合いで発生する静電気が光を生み、ある程度視界は利く。物理学上、大地が上空に浮上する再大地の面積もそれに伴い増加。この時できた余剰分の大地は外郭降下に伴う収縮化で海と共に消滅。

セフィロト 編集

大地のフォンスロットの中で最も強力な10箇所の事。10箇所のセフィロトは惑星の地核に直結しており、地核で発生した大量の記憶粒子(セルパーティクル)が噴出。中でも強力なのは「アブソーブゲート」と「ラジエイトゲート」。セフィロト内部には「パッセージリング」と呼ばれる音機関が設置されており、これがセフィロトから噴出する記憶粒子を利用して外殻大地を押し上げる「セフィロト・ツリー」を形成。セフィロト・ツリーがオールドラント全空域を覆うディバイディングラインと呼ばれる力場を形成し、これが外殻大地を中に浮かべると同時に障気を魔界に押し戻している。15年前、ホド戦争によってセフィロト・ツリーの1つが破壊された事でディバイディングラインの力が弱まり、外殻大地の一部で魔界の障気がたびたび漏れ出す様になっている。尚、本作の街の名前などは、大半が旧約聖書に登場する「セフィロト」および「クリフォト」から来ている。詳細については当該項目を参照されたし。

音譜帯とプラネットストーム 編集

外殻大地よりもさらに上空のオールドラントの空には、「音譜帯」と呼ばれる音素の帯域が存在する。音譜帯はオールドラントをほぼ完全に覆っており、6つの帯域に分かれたそれぞれの層が第1から第6までの音素を大量に含んでいる。創世暦時代、人類は音譜帯の音素をオールドラントの大地に取り込む為の「プラネットストーム」を作り出した。これはセフィロトのラジエイトゲートとアブソーブゲートから放出する記憶粒子を譜陣によって制御し、ラジエイトゲートから噴出した記憶粒子を音譜帯を経由してオールドラントを一周させてからアブソーブゲートへと戻す記憶粒子の循環経路で、記憶粒子を介して大量の音素をオールドラントの大地に取り込んでいる。プラネットストームは創世暦時代の科学者サザンクロス博士により理論が提唱されたが、一説にはユリア・ジュエがローレライの鍵を用いて発生させたとも言われている。プラネットストームが作られたことによりオールドラントの人々はほぼ無尽蔵の音素力(フォンパワー)を利用出来る様になり、譜業と譜術は目覚しい発達を見せたが、これにより発生した第七音素の観測地点を巡って、譜術戦争が勃発する原因ともなった。また、戦争の際に使われた兵器が原因でプラネットストームが支障をきたし、オールドラントの地核を震動させ、それによって大地が液状化するという弊害も発生。

登場人物 編集

パーティキャラクター 編集

今作のパーティメンバーは、アニスを除く全員が由緒正しい名家の出身(ジェイドとナタリアは養子)。それぞれの個性が強いためシリーズ一仲の悪いメンバーとも言われるが、次第に相互理解によって団結していく。第5回人気投票ではTOS同様に全体的に順位が下がっている。

声優表記は基本的に「ゲーム版 / アニメ版」。

ルーク・フォン・ファブレ (Luke fone Fabre)編集

- 鈴木千尋 / 同左(幼少時代 - 田村睦心
17歳・身長171cm・体重68kg / クラス:剣士 / 誕生日:ND2011年
主人公。キムラスカ王国のファブレ公爵家の一人息子で、第3位王位継承権を持つ。アッシュと異なり左利き。ファブレ家はキムラスカ王家と姻戚関係にあり、ルークもキムラスカの王族の証である赤い髪と緑の瞳を持つ。「ルーク」は古代イスパニア語で「聖なる焔の光」という意味。7年前、敵国マルクトに誘拐されたショックから、それまでの記憶を失った。誘拐以降、身の安全の為に屋敷に軟禁され、外界との交流を持たずに育った為、世間知らず。時折発症する頭痛を伴う幻聴に悩まされている。退屈な日常に嫌気が差し、屋敷を訪れるヴァンからアルバート流の剣術を教わる事が趣味。正体は、フォミクリー技術により被験体のルーク・フォン・ファブレ(アッシュ)を基とした複製人間(レプリカ)。アッシュを誘拐したヴァンが預言に対するカモフラージュの為に作成したが、ルーク自身はこれを知ら(されて)なかった。アッシュとローレライの完全同位体で、アッシュ同様に超振動を単独で引き起こす能力を持つ。ローレライから時々テレパシーを受けており、これが頭痛を伴う幻聴の正体。ある機を境に、今までの自分を見つめ直し、その決意の表明として長髪を切り落とす。断髪後は性格や言動も穏やかなものとなり、自らの出生や価値を模索する。彼がいかに自分の出生や降りかかる理不尽や不条理に向き合い答えを出すかが、本作のテーマの1つ。作中のあらすじはルークの日記の形式を取っており、本編の流れに沿ったルークの心情が綴られている。
外伝作品『マイソロ』ではティアと共に別の世界から瞬間移動してきたという長髪の青年として登場。カトラスを装備。
マイソロ2』では短髪姿となっている。フォニックブレードを装備。グランマニエ皇国の貴族。口の悪い年相応の青年らしさと己の立場を自覚する故の穏やかさを併せ持つが、地位の高さに反して力不足な自分の現状を気にする卑屈な面も。グランマニエはマナの消費量が高く、自分も力になりたいと思い、親善大使として各国を遊説して回っていたが、船での移動中ナディのテロでアメールの洞窟に着き、怪我で動けなくなっている所を主人公に救出され、バンエルティア号に匿って貰う形で仲間達と共にギルドメンバーとなる。アッシュの双子の兄という設定もあるが、本人はそれを知らされずに育てられた。ファブレ家の家名を利用してアドリビトムを皇国所属のギルドにした為、書類上ではギルド立ち上げ人。『TOA』のメンバーでは唯一ストーリークエストでの出番がない。
TOVS』では新帝国ニーズホッグの皇帝継承者としてユグドラシルバトルに出場(長髪と短髪の両方あり)。国の試練としてティアと共に参加するが、我儘な性格。最初は長髪だが物語を進めると改心して断髪し性格も穏やかに。その後はクイックバトルでのみあるコマンドで長髪・短髪かを変更可能。今回はジェイドのフォミクリー技術で作られたアッシュのコピーという設定。最初から使用可能。
TOV』ではフレンのコスチュームに彼の衣装がある。また、彼をモチーフにしたジェントルマンが登場。
TOW』では闘技場のSPランク最終戦に登場。
『TOF2』特別編ではクレス、ロイドと同じ場所に飛ばされた。ロイドに「こんな友達が欲しかった」と語っているが、彼や天然なクレスよりかは良識的で、ツッコミ役にもなっている。ファンタジア・シンフォニア両メンバーから「後ろ向き」と心配される(但しこの時点では本来ならばあまりそのような様子は見られない)。ドンジャラの特技は「ドラ強化(ドラを所持していたときドラのポイントが上がる)」。スナイパーで使用するアイテムは「アワーグラス」(最大5個)。コス称号は「運動部」。

ティア・グランツ (Tear Grants)編集

声 - ゆかな / 同左
16歳・身長162cm・体重50kg / クラス:音律士(クルーナー) / 誕生日:ND2002年・ローレライデーカン・イフリート・1の日(13月1日 火曜日)
ヒロイン。神託の盾騎士団主席総長ヴァンの妹。騎士団の情報部に所属。階級は響長。派閥は自称中立派だが、大詠師モース個人を擁護する言動が目立つ為、周囲からは大詠師派と思われている。第七音素を操り、癒しの譜術を扱える「第七音譜術士(セブンスフォニマー)」で、その血筋ゆえにユリアの譜歌を詠える。杖から音素の球体を飛ばし、投げナイフによる攻撃も行う。教官のリグレットに憧れ、その言動も彼女を意識したものだが、他者の心情を顧みぬ言動や態度が欠点。序盤のルークに対してその傾向が強い。ルークにそれを指摘されるまで気づかなかった。ダアトの士官学校生になるまで魔界のユリアシティで育った為、外殻大地の常識に疎く、世間知らず。料理の腕は良い。本名はメシュティアリカ・アウラ・フェンデ。フェンデ家は、マルクト帝国領のホド島でガルディオス伯爵家に仕えていた貴族で、始祖ユリアの血を継ぐ家系。胎児の時期に父は戦死。ホドが魔界に落ちた際、兄の譜歌で母体共々守られ、ティアは魔界で産声を上げた。その後間もなく母も死亡。兄と共にユリアシティの市長テオドーロ・グランツに引き取られた。神託の盾騎士団に入った兄の補佐を夢見てリグレットの指導下で訓練を積むが、これに関しては兄やテオドーロに反対されていた。やがて兄の陰謀を知って不信感を抱く。カンタビレの推薦で大詠師直属の情報部員となり、モースより与えられた第七譜石探索の任務を機として外殻大地へと向かい、兄を殺そうと襲撃事件を起こしたファブレ邸で、ヴァンを護ろうとしたルークと擬似超振動を引き起こした。
『マイソロ』ではセプターの様な杖を装備。ルークと共に別の世界から飛ばされてきた設定。各地を旅し元の世界に戻る方法を探していたが、今いる世界が滅んでしまっては元も子もないと、アドリビトムに力を貸す事に。モルモとユージーンにメロメロになる。
『マイソロ2』ではフォニックロッドを装備したグランマニエ皇国の女兵士として登場。獣人化できるカイウスやパニールや暗算に悩むチャットにメロメロになる。スタイル抜群でキール、カイウス、ルカは彼女との対面時には緊張していた。ゼロスとジェイドが不在時の「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」にゲストとして呼ばれたが緊張していた。
『TOVS』ではルークの護衛役兼パートナーとしてユグドラシルバトルに出場。最初から使用可能。
『TOV』ではエステルのコスチュームに彼女の衣装がある。また、彼女をモチーフにしたジェントルマンが登場。
『TOF2』特別編ではミント、コレットと同じ場所に飛ばされた。ゼロス曰く「軍服のクールメロンちゃん」。コレットとミントの白い服と金髪をかわいいと感じていたが、コレットのボケには付いていけてない。アドベンチャーパート「遺言-メシュティアリカ-」の主人公。パズルのハードモード担当。ドンジャラの特技は「得点ダウン(指定した相手は一定時間あがっても得点が半分しかもらえない)」。コス称号は「憧れのお姉さま」。

ジェイド・カーティス (Jade Curtiss)編集

声 - 子安武人(幼少時代 - 荒木香恵) / 同左
35歳・身長186cm・体重74kg / クラス:譜術士(フォニマー) / 誕生日:ND1982年・シルフリデーカン・ローレライ・22の日(11月22日 金曜日)
マルクト帝国軍第三師団の師団長で、優秀な軍人を輩出し続けてきたカーティス家の養子。旧姓はバルフォア。階級は大佐だが、将軍職に相応しい実力と功績を持つ。第七音素の素養こそないものの、両目に施された「譜眼」から大量の音素を取り込んで、六属性全ての譜術を操る強力な譜術士(作中では闇属性の術のみ覚えないが秘奥義『ミスティック・ケージ』が闇属性)。槍術の使い手でもある。冷静で頭が切れ、パーティの参謀格。確信が持てない事には言葉を濁し、事態の悪化を招く事も。他者には敬語と穏やかな物腰で接するが、その言動は掴み所がなく、辛辣な皮肉屋。自分の嫌味で周囲から買う反感さえ楽しんでいる。能力の高さから「皇帝の懐刀」と呼ばれる一方、戦場で骸を漁る等の噂から「死霊使い(ネクロマンサー)」の異名を持ち、科学者や軍人の間ではその名で有名。六神将に匹敵する実力者だが、ラルゴに「封印術(アンチフォンスロット)」を掛けられ、弱体化させられたが、後に自力で解除。譜眼の制御装置として特殊な眼鏡を掛けているが、実際の視力は高い。普段は「コンタミネーション現象」(物質同士が音素と元素の違いによって融合する現象)を利用し、右腕の表層部分に微粒子状にした槍を融合させて収納している。ケテルブルクの知事ネフリー・オズボーンの兄でもあり、六神将のディストやマルクトの皇帝ピオニー九世とは幼馴染。8歳で譜眼、9歳でフォミクリーの理論を開発した天才児で、ケテルブルクでは「譜術のバルフォア博士」として有名だが、幼少期は「生物の死」に何の感情も抱かず、魔物を笑いながら殺す恐ろしい一面も持っていた。ある日、素養の無い第七音素を扱おうとした結果、恩師ネビリムを焼死に至らしめ、瀕死の彼女にフォミクリーを掛けた事で、精神バランスの崩壊した不完全なレプリカ(モンスター)を生み出した。以降、ディストと共にネビリム復活の為に研究を続けていたが、ピオニーの説得で研究を放棄。以後、生体レプリカを禁忌とし、今は過去の自らの行いを悔いている(もしも過去に戻れるなら生まれてすぐの自分を殺すと言う程)。ルークに当初は良い感情を持っておらず、アクゼリュス崩落時に責任を受け止められなかった姿には、ネビリムを殺めた事を認められなかった過去の自分の姿を重ねて背を向けていたが、以降の彼の成長に感銘を受け、最終的に彼を「友人」と称している。「テイルズ オブ シリーズ キャラクター人気投票」では第3回では3位、第4回では5位を獲得。「ビバ☆テイルズ オブ」や「カウントダウン☆テイルズ オブ」の司会も担当。各シリーズの予約特典DVDのチャットドラマ(彼の出演企画のみ)や漫画版では、本作よりも腹黒に描かれている。
TOH』には援護攻撃という形で客演。
『TOVS』では新帝国ニーズホッグの大佐としてアニスと共にユグドラシルバトルに出場。同作ではフォミクリーやレプリカの設定も使われている。
TOW』では闘技場のSPランク最終戦に登場。
『マイソロ2』の『テイルズ オブ ゴールデンビクトリー』では『TOS』のゼロス・ワイルダーと共にゲームを乗っ取ろうとする。ここではグランマニエ皇国の軍人。アドリビトムの名づけ親で、実質的トップ。バンエルティア号に目をつけ、ギルドが正式な認可を受けていない非合法組織である事を盾に皇国所属にしてしまう。その後も船長であるチャットの指示を仰がずギルドメンバーの出入りの許可を下す等、自由にアドリビトムを動かしている為、ジーニアスとの対面時には彼に船長と誤認された。クリア後にはクエスト「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」にてゼロスと共に司会を務める。また前作からの引き継ぎ特典で闘技場クエスト「ビバトル! テイルズ オブ 」でゼロスと共に向かってくる彼と戦える。本編にもクリア後にも絡み、EDでも目立つ。
また、『ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊』の初回限定クリアファイルにも客演。これはジェイドの声を演じる子安がケロロ小隊の『クルル曹長』を演じているからでイラストではクルルを研究素材として捕まえようとしている。また、ある条件を満たすとクルルがジェイドの技を覚える(技を使う時、ジェイドと同じセリフを言う)。
『TOF2』特別編ではクラース、リフィルと同じ場所に飛ばされた。TOA一行及び、TOP、TOS一行と合わせても最年長(クラトスの実在年齢を除く)であるが、リフィルとクラースが性格的理由で彼の年齢に違和感を覚えている。パーティを纏める存在ではなく、逆に乱しており、クラースとリフィルを振り回している。アドベンチャーパート「〜マルクト帝国騒動記〜」の主人公。コス称号は「執事」。

アニス・タトリン (Anise Tatlin)編集

声 - 桃井はるこ / 同左
13歳・身長152cm・体重42kg / クラス:人形士(パペッター) / 誕生日:ND2004年・シャドウデーカン・ローレライ・46の日(6月46日 金曜日)
ローレライ教団の最高指導者である導師イオンの守護役(フォンマスター・ガーディアン)。導師派。階級は奏長。アニスの音素振動数に反応して巨大化する譜業人形「トクナガ」(作製はディスト)を操る人形士で、同時に譜術の使い手でもある。トクナガによる肉弾戦と譜術による遠距離攻撃を使い分ける。騙されやすい性格で借金を背負った両親を反面教師に育った為、言動が黒く、ジェイドとは気が合う。金銭にがめつく、玉の輿を夢見て金持ちの男性の前では猫を被る(2人がメンバーにいない戦闘では乱暴な口調に変化)。当初はルークと行動していたティアや彼の婚約者ナタリアを嫌い、衝突もあったが、後に友情で結ばれた。騙されても懲りない両親に呆れつつも、純粋な心を持つ両親を愛している。パーティの中では一番料理が得意。両親の借金を大詠師モースが肩代わりしている為、両親共々ローレライ教団ではただ働き同然の身で、モースから密偵の役割も強要されている。導師守護役に就任したのも、イオンの行動をモースに密告し、同時にイオンがモースの意にそぐわない事をしない様に抑制する為だったが、自身はイオンに敬愛の念を抱いており、イオンの信頼に背かねばならない立場を歯痒く感じていたが、イオンを裏切らざるを得なくなり、以後もそれを悔やんだ。それからはイオンの遺志を継ぐべく、玉の輿は諦めて自力で導師となる事を決意。六神将のディストとは仲が良かったらしく、寂しがりやな彼に話しかけて最初に彼と打ち解けたのもアニスで、更にはトクナガが巨大化するのもディストが改造した為。漫画版では、金銭に対する執着心や腹黒い言動が強調され、家庭事情による複雑な心境などが描かれている。
『TOVS』ではジェイドの部下としてユグドラシルバトルに出場。
『TOV』では、PS3版の追加キャラであるパティのコスチュームに彼女の衣装がある。
『マイソロ2』ではグランマニエ皇国の女兵士。裕福なゼロス、ルカ、クレス、ウッドロウ等を相手にしても猫をかぶる。ウッドロウに関しては裕福である事を察知しており、その勘の確かさをすずに一目置かれている。今作では両親を「お人好し」と疎んじて素直になれない事から負に取り付かれ、負が具現化した姿「ネガ・アニス」が登場。クエスト「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」では、女の子グループの一人で、自分の恋愛の対象相手の確約がなかった事に不満を持っている。装備している武器は「フォニックロッド」。
『TOF2』特別編ではすず、ジーニアスと同じ場所に飛ばされた。ジーニアスとは不仲で、彼に対しては口が悪い本性が現れている。自分達に共通点がある事に、不服を抱いたらしい(彼女達の共通点は、年齢が最年少組)。ドンジャラの特技は「TPダウン(指定した相手のTP(特技使用に必要なポイント)を0にする)」。コス称号は「お嬢様」。

ガイ・セシル (Guy Cecil)編集

声 - 松本保典 / 同左(幼少時代 - まつだ志緒理
21歳・身長184cm・体重79kg / クラス:剣士 / 誕生日:ND1996年・イフリートデーカン・ローレライ・41の日(5月41日 金曜日)
ファブレ公爵家の使用人。ルークの理解者で、記憶を失った彼の面倒をみて来た。アルバート流から派生したシグムント派剣術の使い手。気性は穏やかで人当たりが良く紳士的で、癖の強いパーティの中では良識的。序盤では溢れる個性と立場の違いから衝突も多いメンバーの仲介役も務めている。女性恐怖症で、女性に近付かれると驚く(恐怖が先立つだけで、女性自体は好き)。この事でアニスとジェイドに遊ばれるスキットまである。音機関マニアで、音機関について話し出すと止まらなくなってしまい、仲間に呆れられる事も。本名はガイラルディア・ガラン・ガルディオス。マルクトのホド島を領土としたガルディオス伯爵家の跡取り。セシルは母の旧姓で、キムラスカ軍のセシル少将は従姉。彼の5歳の誕生日にホド戦争が勃発し、ガルディオス家はファブレ公爵の軍で滅亡に追い込まれた際、姉のマリィや使用人、メイドが自分を庇って死亡し、彼女達の屍の下で気絶した事が、女性恐怖症の発症に繋がった。ホド戦争の終結後、身内で唯一生き残った腹心のペールと共にファブレ公爵家に入り込み、復讐の機会を窺っていた。一時はヴァンとも協力関係を取っており、復讐を成し遂げホドを復活させる道を歩もうと持ちかけられていたが、記憶を失ったルークの発言が、その復讐心を揺らがせた時点でヴァンと疎遠になっていき、後に真意を確認した事でヴァンとの決別を宣言。ガルディオス家の家宝である宝剣は、ホド戦争で戦利品としてファブレ家に奪われたが、後にサブイベントで彼に返還される。「テイルズ オブ シリーズ キャラクター人気投票」では第3回で4位、第4回は6位、第5回は11位と毎回下がってきているが第5回の理想の兄姉部門では2位、夢のコンビ部門では『TOV』のフレンと共に2位という高順位を獲得。後述通り、グランツ兄妹の遠縁。
『マイソロ2』ではガルディオスを装備。ボーイッシュなチャットに違和感を持っており、チャットの性別に気づいた。今作では女性恐怖症の理由は明かされない。主人公の性別で自己紹介関連のスキットの態度が変わる。アメールの洞窟で救出作業をしていた主人公をルークの命を狙う刺客と誤解して襲ってくる為、シナリオ上最初のボスキャラ(モンスター図鑑には登録されない)。
TOH』では援護キャラとして客演。
『TOF2』特別編ではゼロス、チェスターと同じ場所に飛ばされた。気苦労が多いらしく「後退」という言葉に敏感で彼曰く「オレが一番心配していること」と語っている。また、女性嫌いと言うのを別方向に勘違いされ、チェスターとゼロスからひかれた。ドンジャラの特技は「ツモ予知(発動後から3順までのツモ牌を見ることができる)」。コス称号は「帰宅部」。

ナタリア・ルツ・キムラスカ・ランバルディア (Natalia Luzu Kimlasca-Lanvaldear)編集

声 - 根谷美智子 / 同左
18歳・身長168cm・体重53kg / クラス:弓使い / 誕生日:ND1999年・レムデーカン・レム・37の日(1月37日 日曜日)
キムラスカ王国の姫。ルークの従姉で婚約者。彼やガイとは幼馴染。ランバルディア流弓術の免許皆伝者で、第七音素の素養を持つ治癒師。王族としての責任感が強く、国民にも慕われている。王女らしい気品や気高さもあるが、実際は天然で純真な心の持ち主で、突拍子もない話を鵜呑みにして信じる一面も。意欲的に何でもこなすが、料理経験がなく、パーティで一番下手。一緒に国を変えていく約束を交わした婚約者のルークを愛し、彼の記憶が戻る事を願っていたが、自分が求めていた幼馴染がアッシュだったと判明してからは、別行動を取るアッシュを心配し一途に想い、ルークに対しては割り切れない感情を示す様に。最終的に「ルークはもう1人の幼馴染であり掛け替えのない仲間」だと悟り、気持ちの整理をつけた。正体は、インゴベルト六世と亡き王妃の間に生まれた王女ではなく、死産だった「ナタリア」と密かにすり替えられた庶民の娘である為、キムラスカ王族の証とされる赤い髪を受け継がず、亡き王妃の黒髪とも異なる金髪を持つ。出生名はメリル・オークランド。砂漠のキャラバン隊の傭兵を務めていたバダック(後の六神将ラルゴ)と、王妃の侍女だったシルヴィアの間に生まれて間もなく、預言に従って実の両親の元から奪われ、王女として育てられた。出生の秘密は、実父ラルゴとすり替えに加担した一部の人間しか知らず、インゴベルト六世や亡き王妃は勿論、ナタリア本人も知らなかった。TV版ではゲームより登場が早く、第1話から登場。
メンバーの中では唯一『レディアント マイソロジー』の1&2共に登場していない(理由としては「ルークとアッシュの関係の説明が困難になる為」と言われている。また『マイソロ3』で出演が希望通り実現した)が、2の特典DVDには登場し、放送禁止用語でカロルを脅す王女らしからぬ一面を出した。
『TOH』では援護キャラとして客演。
ラタトスク』ではアスカードの洞窟内の壁に描かれている。
アッシュ (Asch)
詳細は#六神将を参照。

キーキャラクター 編集

ミュウ (Mieu)
声 - 丸山美紀 / 同左
性別オス・身長30cm。クラス:マスコット
チーグル族の子供。語尾に「ですの」と付ける。困ったりした時の口癖は「みゅう〜〜」。火事を起こしてルグニカ大陸北部の森を焼き、チーグル族がライガ族に捕食される原因を作った罪を償う為、季節が一巡りするまでの間、森を出てルークに仕える事を選択。チーグル族は本来人間の言葉を喋れないが、ソーサラーリングを装着している間は会話が可能。ソーサラーリングの効果で火を吐ける他、物語が進むと、障害物を壊したり空を飛んだりできる様に。アニメでは宙を泳ぐ様に自在に飛べる設定。ルークに助けられてからは彼を「ご主人様」と呼び、いかなる事が起ころうとも彼を一途に敬い、慕い続けた。
『TOVS』ではナビミュウとして登場。ユグドラシルバトルの案内役として、各シグルスの案内役を務める。
『TOV』では秘奥義演出に使われ、彼をモチーフにしたジェントルマンも登場。更に劇場版に彼の人形が登場。
『TOF2』ロイドに「犬」と言われる。彼のコスチュームもあり。
ヴァン・グランツ (Van Grants)
声 - 中田譲治 / 同左(幼少時代 - 小松史法。『TOF2』では斎賀みつき
27歳・身長189cm・体重86kg / クラス:譜術剣士 / 誕生日:ND1989年
ローレライ教団神託の盾(オラクル)騎士団首席総長で、ティアの実兄。自称中立派だが、実は両派閥の考えを超越し、派閥の違いで不仲を主張する六神将も腹心の部下として暗躍させている。ルークとアッシュの剣の師。階級は謡将。本作のラストボス。ホド特有の盾を持たない剣術・アルバート流の達人で、卓越した第七音譜術士(セブンスフォニマー)。27歳で得た高い地位を妬む者も多く、若く見られて侮られる事を嫌い髭を生やしている。ジェイドの著書を所持しているが、彼個人の事は憎んでいる。妹を愛する一方、己の信念や目的を貫く為には殺害も厭わず、シンクやレプリカルーク等、一度捨てた手駒を後に再利用しようとする冷徹さも見せる。カリスマ性を持ち、彼が神託の盾騎士団から離脱した際には大半の兵士が従った。ルークやアッシュも、利用されていたと知った後も、内心では彼を慕い続けた。本名はヴァンデスデルカ・ムスト・フェンデ。「ヴァンデスデルカ」は古代イスパニア語で「栄光を掴む者」を意味する。ホド戦争で崩落したホドの出身で、ユリアの子孫であるフェンデ家の生まれ。主家たるガルディオス家の嫡男ガイとは幼馴染で守り役だった。ガルディオス家とフェンデ家の関係は本来逆であったが、フェンデ家、つまりはユリアの血筋を守る為に偽装で逆の役割を負わせている。血筋ゆえにユリアの譜歌を歌え、妹に譜歌を教えた。かつて帝国がホドに置いたフォミクリーと超振動の研究所で、自身は島を訪れなかったジェイドの指示で、被験者に選ばれた当時11歳のヴァンは過酷な実験を強いられていた。ファブレ公爵がキムラスカ軍を率いて島に侵攻した際、研究所を放棄した帝国が、持ち出しきれない資料隠匿の為にヴァンを装置に繋いで強引に疑似超振動を発生させた結果、ホドは崩落。譜歌を詠った彼は身重の母と共に魔界に落下後、ユリアシティに保護された。後に第六譜石の預言にホド崩落が詠まれていた事を知ったヴァンは故郷を見殺しにした世界を憎み始める。先祖のユリアが第七譜石の預言に世界の滅亡を詠い回避を願っていた事、絶対的な星の記憶(預言)を生半可な抵抗では変えられない事も理解していた彼はユリアの願いを叶えるべく星の記憶に依存する世界を消滅させ、預言に詠まれないレプリカで新たな世界を創る事で世界滅亡を回避する「レプリカ大地計画」を考案。その一環でファブレ公爵家に出入りし、預言に詠まれているルーク(アッシュ)を誘拐しレプリカとすり替えた。レプリカルークを利用し、アクゼリュス崩落の原因を作った張本人でもある。
『TOV』ではレイヴンのコスチュームに彼の衣装がある。
PS2版『TOD』にて彼のグラフィックがモブキャラとして使用されている。
また、『ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊』ではジェイドと同じく予約特典のクリアファイルのイラストに起用されている。これは、ジェイドの声がケロロ小隊メンバーのクルルであったのと同じくヴァンの声を演じる中田がケロロ小隊メンバーの『ギロロ伍長』として出演しているからである。またある条件を満たすとギロロがヴァンの技を覚える(技の説明文にも「ローレライの力」と書かれている)。
イオン (Ion)
声 - 大谷育江(ドラマCD - 釘宮理恵) / 小林由美子
14歳・身長166cm・体重58kg / クラス:導師 / 誕生日:ND2015年
ローレライ教団の最高指導者「導師(フォンマスター)」。中性的な顔立ちで、献身的で穏やか。序盤ではガイと並んで仲の悪いパーティの仲介役。六神将が高価な「封印術」を用意する程の戦闘能力を持ち、ローレライ教団の導師にのみ伝わるダアト式譜術を使えるが、病弱な体では譜術の反動に耐えられず、体力を消耗する為、医者から使用を禁じられている。預言を遵守するローレライ教団の頂点に立つ身だが、彼自身は預言に支配される世界を憂いている。預言は絶対的なものではなく、人が正しい道を進む為の道具と考える「導師派(改革派)」で、反対の考えを持つ「大詠師派(保守派)」とは対立関係にあるが、自身の導師派が劣勢の為、度々モースに監禁される。マルクトの皇帝ピオニーの要請でキムラスカとマルクトの戦争を止めるべく、自身の守護役のアニスと共にジェイドの協力を得てダアトから脱出。ジェイドとの親交は彼と密接な繋がりを持っていた当時の改革派のトップだった詠師が失脚し、その後トップに就いたイオンを紹介された事で始まったとされるが、漫画ではダアトの監禁脱出時に初めて会った事になっている。正体は2年前に病死したオリジナルイオンの影武者として作り出された、7人のレプリカイオンの7番目。譜力が最もオリジナルに近かったため選ばれたが、体力は劣化している。当時、改革派の詠師が失脚した事で不穏な動きが多かった派閥内をまとめる為、リグレット達の計らいで改革派のトップになる様に育てられた。オリジナルの代わりとしての役割に徹していたが、同じレプリカのルークやシンクとの係わり合いを通じ、1人の人間としての自覚を持ち始める。オリジナルとは異なる性格。初めて自分を「導師」ではなく「イオン」個人として見てくれたルークと、誕生時から自分の傍にいてくれたアニスを慕っている。モースに命じられたアニスに惑星預言を詠む様に強いられた際、命の危険を覚悟で従い瀕死となった後、自らの意志でティアの体内に蓄積された障気を吸収し消滅。アニスによる監視には以前から気づいていたが、彼女の状況を察し、その最期まで好意的に接した。少女然とした容姿を持つが、作中でその点に触れた場面はない。身長は166cmと公式イラストなどの見た目より高い設定だが、忠実に再現されたゲームのポリゴン以外の漫画やアニメ等では、設定より低く描かれている事が多い。海外版での彼の名前は、Ionというスペルは同じでも「アイオン」という発音になっている。

神託の盾(オラクル)騎士団 編集

六神将 編集

ローレライ教団の神託の盾(オラクル)六神将と呼ばれる特務師団の幹部6人。各師団の師団長や上級管理職も務めている。表面上は全員保守派(大詠師派)とされているが、預言の遵守を快く思う者はおらず、1名を除き上司のヴァンに忠誠を誓い、本来の上司の大詠師モースを利用している。主人公達の宿敵でもある。本編未登場だが、六神将と同じ地位に「カンタビレ」という女性がいる。彼女は改革派(導師派)に位置する(とされる)ため六神将には含まれておらず、カンタビレ自身もヴァンや六神将に不信感を持っている。

アッシュ (Asch)
声 - 鈴木千尋 / 同左(幼少時代 - 田村睦心)
17歳・身長171cm・体重68kg / クラス:魔法剣士 / 誕生日:ND2000年・ローレライデーカン・レム・48の日(13月48日 日曜日)
神託の盾騎士団特務師団長。通称「鮮血のアッシュ」。髪形や髪の色、服装は異なるものの、外見はルークと瓜二つ。右利き(元々は左利きだったが幼い頃に矯正された)。直情的で言葉遣いが荒く、アッシュとナタリアを茶化したアニスにいきなり双牙斬を見舞ったり(TOA)、ハロルドの話を最後まで聞かなかったり(マイソロ2)と短気。アルバート流剣術の使い手で、強力な譜術も使いこなす。料理上手。漆黒の翼曰く、彼の話はナタリアが6割、ルークが3割、残りがヴァンで構成されている。正体は、7年前にヴァンに誘拐された「ルーク・フォン・ファブレ」その人で、ルークのオリジナル(被験者)。己自身でありながら、しかし自分より心構えの至らない(アッシュ視点)ルークに憎悪を抱き、自分の死が詠まれた預言や、それを知って黙っていた国王の叔父達も憎んでいる一方、両親や婚約者のナタリアへの想いや、キムラスカ王国の貴族として国の行く末を憂う気持ちは持ち続けており、ナタリアとの約束を支えとして生きてきた。預言を憎むヴァンの思想には共感していたものの、人類全てをレプリカにするという「レプリカ計画」には反対し、後に六神将から離反、レプリカ計画を阻止する為に行動。パーティメンバーと共に行動する事は少ないが、レプリカ計画阻止という共通の目的から、ルークを介しパーティと情報交換も行う。また、度々ローレライからのテレパシーを受ける。純粋な第七音素(ローレライ)と同一の固有音素振動数を持つ「ローレライの同位体」とも呼べる存在で、本来は第七音譜術士か同位体が2つ揃わなければ発生しない超振動を単独で引き起こせ、その能力をヴァンが欲した事が誘拐の動機となった。終盤、一行とは別にエルドラントへ突入。内部でルークと同じ罠に嵌って閉じ込められ、先へ進む権利と己の存在をかけた勝負を挑む。終盤では自分の命を顧みない行動に出るが、その理由はジェイド関連のサブイベントで、ルークの辿る運命と共に示唆されている。本編で彼を仲間として操作できる場面は僅かだが、(マイソロ2)ではギルドのメンバーとして、ルークのオリジナルではなく双子の弟という設定で登場し(原典では年上だが)、最後までメンバーに加わる。ルークとの仲は悪くなく、彼よりも出番は多い。TVでは漫画版の番外編を原作とした彼の幼少時代のエピソードが挿入され、自分の何もかもがルーク(レプリカ)のものになっていく光景を目の当たりにしている為、彼の悲劇性が強調されている。
原作同様、『マイソロ2』でも、ローレライ教団詠士剣を装備。家の名目争いの際、仮にルークが死んだ時の替え玉として用意されていた。「ギルドの連中と馴れ合うつもりはない」と言っている為か、他作品のキャラとの絡みも少ないが、パニールに「あなたも家族同然」と言われ、まんざらでもない様な態度も見せる(洗濯物の扱いに慣れており、パニールから褒められていた)。ディセンダーとしての使命を背負っている主人公にも一目置いている。サブイベントでのルークとの対決で彼を認め、ファブレ家とも決別。クエスト「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」では、メインストーリーで出番があり専用のサブイベントまで用意されているにも関わらず、自分のキャラの扱いの悪さに不満を持っている。
『TOVS』では、新帝国ニーズホッグに育て上げられたユグドラシルバトル制覇の為の最強剣士だったが、前大会以降に失踪。何故ニーズホックに恨みを持っているかは明かされていないが、大切な人の死が原因とされている。ルークと不仲。その一方でカイルの純粋さに心を惹かれている。
『TOV』ではユーリのコスチュームに彼の衣装がある。
『TOF2』では、ロイド達にルークの兄弟と間違えられて怒る。特別編ではゼロスやチェスターと会って喧嘩をしていた後、ルーク達が別の場所に飛ばされた後はクラトス・リーガル・プレセアと共にその場に残っていたが、冷静な三人を見て「ラルゴより老けてる」と感じており、プレセアには他の2人よりも違和感を覚えていた(実年齢では彼女の方が年上)。しかもその三人にゼロス達にちゃんと謝るように諭されている。コス称号は「生徒会」。
リグレット (Regret / 北米版ではLegretta)
声 - 伊藤美紀 / 同左
26歳・身長168cm・体重52kg / クラス:譜銃士
神託の盾騎士団第四師団師団長で、主席総長付きの副官。通称「魔弾のリグレット」。ヴァンの右腕で、六神将を束ねる。音素のエネルギーを弾丸として発射する2丁の譜銃と多彩な譜術で戦う。神託の盾騎士団の見習いだったティアを自らユリアシティで教導した教官。イオンやティアによれば、厳しくも優しい女性だった。 本名はジゼル・オスロー。弟が預言で死を詠まれていたにも関わらず、戦場に送り出して戦死させたヴァンに殺意を抱いたが、後にその志に傾倒し、彼を慕う。レプリカ計画実現を目指して任務をこなす一方、ティアと戦う事に躊躇し、度々レプリカ計画に勧誘していたが、ティアがレプリカ計画に難色を示し、兄やリグレットとの敵対を選んだ為、倒すべき敵と認識。エルドラントの入り口でルーク一行に奇襲を仕掛けるが、敗死。
特典DVDではアッシュに次いで出演、アリスやサレに挑発されて発砲する短気な一面を見せた。
『TOF2』ではティアを軍事訓練で鍛える若い頃の彼女の詳細が描かれる(既に弟の仇討ちは諦めた模様)。
アリエッタ (Arietta)
声 - 雪野五月 / 同左
16歳・身長148cm・体重42kg / クラス:魔物使い / 誕生日:ND2002年
神託の盾騎士団第三師団師団長。通称「妖獣のアリエッタ」。弱気で小柄な少女だが、魔物と会話し使役する能力を持つ。本人も優れた譜術師。アニスからは「根暗ッタ」と呼ばれている。ホド近隣のフェレス島の出身で、ホド崩落に伴う大津波で両親を失う。以後、ライガクイーンに育てられた過程で魔物と会話する能力を身につける。彼女の小柄な体格や乏しい語彙は、満足な栄養を摂れず、十分な教育を受けられずに育った為。ヴァンに拾われ、人間としての居場所を与えられ、フォミクリー技術でフェレス島を復活させる約束でヴァンに協力。六神将に加わる前は、オリジナルイオンの護衛を務めていたが、彼が死に、レプリカイオンがすり替わる際、事実漏洩を防ぐため解任させられた。オリジナルイオンの死を知らない彼女は、後任のアニスにイオンを奪われたと思い込み、嫉妬を抱く。イオンをレプリカとは知らず敬愛し、六神将の任務よりも彼の身を優先させる傾向があるが、イオンの死で、アニスにライガクイーンの死に場所であるチーグルの森で自分の仲間と共に決闘を行うが、戦死。アニメでは事切れる寸前、イオンや仲間の幻想を見ながら死亡。
ディスト (Dist)
声 - 矢尾一樹(幼少時代 - まるたまり) / 同左(幼少時代 - 日野未歩。『TOF2』では中村千絵
35歳・身長174cm・体重62kg / クラス:学者 / 誕生日:ND1982年
神託の盾騎士団第二師団師団長。「死神ディスト」の通称で知られているが、本人はこれを気に入らず「薔薇のディスト」を自称。ジェイドに「ゴキブリ並」と称される程の生命力。事実、たとえ爆発に巻き込まれても、レプリカネビリムの攻撃を受けても生きていられる程(しかも後者はほぼ無傷で、ロニール雪山に置き去りにされたにも関わらず無事)。ナルシストかつ粘着質で、復讐日記をつけている。譜業技術に長けた科学者で、戦闘では自分が開発した譜業兵器で戦う。常に音機関が組み込まれた浮遊するソファーに座って移動し、自分では殆ど歩かない。本名はサフィール・ワイヨン・ネイス。ケテルブルク出身で、ジェイド兄妹やピオニーとは幼馴染の間柄。ジェイドに鬱陶しがられた苛められっ子。故郷では現在も「譜業のネイス博士」と呼ばれ、ジェイドと並ぶ天才として知られている。幼少期にジェイドと(の利害の一致で)交わした「ネビリムを復活させる」という約束に拘っており、ジェイドが研究を放棄した後もネビリムの影を追い続けている。神託の盾騎士団に所属しているのもネビリム復活の為の研究の資料や場所を提供して貰う為で、預言の是非には興味を示さない一方、ジェイドには自称「親友」である故の愛憎混じった執着心を抱き、対抗意識を剥き出しにすると同時に、本心では再び共にネビリム復活を目指したいと望んでいる為、ジェイドにアプローチを掛けるものの、手酷く扱われており、周囲の哀れみを誘っている。ケテルブルクでジェイドらを待ち受けるも、待ちぼうけ(と言うより無視)を喰らい、高熱を出しホテルに担ぎ込まれた後、ジェイドに尋問(?)の後にマルクト兵に連行される等、散々な目にあうが脱獄し、モースを助け、彼に第七音素を注入。モースの命を受け、レムの塔で戦うが、敗北。自爆装置を起動させるが、ルークに吹き飛ばされるも、生存。意識が戻った後にレプリカネビリムを復活させるが彼女に捨てられ、一撃を受ける。無事だったが、再逮捕され六神将唯一の生き残りとなる。
『TOF2』ではピオニーから本名であるサフィールと呼ばれている。牢獄に不満を発言するが、ジェイドに「3食おかわりする男が何を言っている」と叱られ、投獄生活でも元気な場面をみせる。
シンク (Synch)
声 - 大谷育江(ドラマCD - 釘宮理恵) / 小林由美子
14歳・身長166cm・体重58kg / クラス:格闘家 / 誕生日:ND2015年
神託の盾騎士団第五師団師団長、兼参謀総長。通称「烈風のシンク」。鳥の嘴の様な仮面で素顔を隠している。卓越した体術と多彩な譜術の使い手で、本来ローレライ教団の導師にのみ伝えられるダアト式譜術も扱える。六神将の中では最年少だが、皮肉屋で虚無的で、台詞に嫌味が目立つ。正体は、オリジナルイオンのレプリカの1人。ダアト式譜術が使えるのはその為だが、導師の力が劣化して使いものにならないと判断され、失敗作としてザレッホ火山に捨てられた。ヴァンに拾われたが、代用品としてすら扱われなかった経緯から、自分にも他人にも価値を見出さない退廃的な思考を持ち、“空っぽ”の自分を生み出した世界に復讐する為にヴァンに協力。地核にてタルタロスに忍び込み一行と戦い敗北。自ら身を投げるが、同じく地核に落ち、ローレライを取り込んだヴァンにまたも命を拾われる。エルドラントにてヴァンの前の最終関門として立ちはだかる。導師の力を解放するが、敗死。小説版ではルークの第二超振動で、肉体を一気に乖離されてしまう。敵役でありながら第4回「テイルズオブ」キャラクター人気投票では24位にランクインしており、アッシュ以外の敵キャラクターでランクインしているのは彼のみ。アニメではガイに仮面を剣術で外され、敵愾心を抱く。
ラルゴ (Largo)
声 - 玄田哲章 / 同左
48歳・身長211cm・体重118kg / クラス:重僧兵
神託の盾騎士団第一師団師団長。通称「黒獅子ラルゴ」。大鎌を携えた黒尽くめの巨漢で、第五音素の炎を伴った技を得意とする。本来は正義感が強く優しい性格で、その巨体に見合ったタフさや、冷静な戦術眼と強靭な精神力を有している。本名はバダック・オークランドで、ナタリアの実父。元は砂漠のキャラバン隊の護衛を務める傭兵で「砂漠の獅子王」と呼ばれていた。バチカルの王城で働く乳母の娘シルヴィアと恋におち、娘メリル(後のナタリア)の誕生を喜んでいたが、彼の留守中に死産だった王女の身代わりとしてメリルをキムラスカ王家に奪われ、シルヴィアは娘を奪われたショックで錯乱し自害(彼女は娘の行方を知らない)。娘を取り返しにバチカル城に突入したが、その際誤って人を殺め、追放の身となった。世捨て人として放浪中、ヴァンに拾われ、妻子の顛末が預言に記されていた事を知り、預言への復讐にヴァンに賛同。娘には複雑な感情を抱いているが、自分の娘はキムラスカ王家に奪われてもういないと割り切り、彼が消滅を望むオリジナルの世界には彼女も含まれている。アブソーブゲートでアッシュを足止め、その後ルークらと戦が、娘の一矢で死亡。

ローレライ教団 編集

モース (Mohs)
声 - 大矢兼臣 / 森功至
教団において導師に次ぐ権限を持つ大詠師。神託の盾騎士団での階級は奏将。事実上教団の頂点に立っているものの、導師になる為に必要な第七音素の素養を持たない。ユリアの預言による人類大繁栄の訪れを信じ、その為にもユリアの預言は絶対に守られるべきと信じている。その信仰心は狂信的で、預言の成就の為なら人の死も厭わず、預言に詠まれたキムラスカとマルクトの戦争を実現させる為に暗躍。改革派のイオンとは水面下で争いを続けている。ヴァンとは利害が一致した時に利用し合う関係だが、実際はヴァン側の都合の良いようにのみ利用されており、度を超えた預言への執着心がやがて自滅に繋がる。後に戦争を引き起こした罪人として捕縛されるも、ディストの助けを得て脱獄し、アニスを利用してイオンに惑星予言を読ませた後、ディストによって第七音素を注入され、「ギガントモース」と言う名の怪物と化す。能力こそはディストの言うとおり導師そのものであるが、彼は第七音素の素養が無い人間であるため拒絶反応が起こり、「精神汚染」により自我を失っていく。最期はラジエイトゲートにてルーク一行と闘い、敗死。
トリトハイム
声 - 木村雅史 / 未登場
詠師。ND1980年生まれ。モースと違い預言に対する野心を持たず、中立派のような立場の為、イオンの命令には忠実でルーク達にも協力的。導師イオンと大詠師モースがダアト不在の際には、彼が教団を纏めている。
カンタビレ (Cantabile)
声 - 杉本ゆう
神託の盾騎士団第六師団の師団長の剣士。左利きで眼帯を付けている女性。本編には名前しか出ず、『TOF2』にのみ登場。ティアが士官学校生だった頃のもう1人の教官。強気で実力主義。以前はヴァン直属の部下だったが、彼と気が合わず、ティアの事も七光りの生意気な小娘としか見ていなかった。ヴァンやリグレットの不審な動きに気付いていた為、ティアにヴァンの考えは彼女の想像の域を超えると伝えていた。後にティアを大詠師直属の部下に推薦した後、彼女を煙たがっていたモースによって左遷されダアトを去る。譜術を使用するかは不明。部下は約8000名と師団では1番多い。六神将と同じ等級ながら神将には属さない。本人は派閥を気にしない性格。
テオドーロ・グランツ (Teodoro Grants)
声 - 岡和男 / 清川元夢
詠師。外殻大地を監視する役割を持つユリアシティの市長で、ヴァンとティアの養祖父。ND1957年生まれ。預言は絶対的と考える大詠師派だったが、世界が預言から外れつつある現状とルーク達との出会いを経て、その考えは少しずつ変わり、やがて世界を守る為にパーティに協力。『TOF2』でも登場。
フローリアン
声 - 大谷育江 / 小林由美子
イオンやシンク同様、オリジナルイオンのレプリカの1人。ND2015年生まれ。「フローリアン」は古代イスパニア語で「無垢なもの」という意味。作中ではシンク同様ザレッホ火山に捨てられたものの生き延び、モースに発見され利用されていた。TVではアブソーブゲートの最深部で人質となっていた。ルーク達に救われダアトに預けられる。名付け親となったアニスに懐き、親のように慕う。性格はオリジナルと異なり、きっちりとした教育を長らく受けていなかったという事もあって、明るく子供らしい。
パメラ
声 - 荒木香恵 / 赤池裕美子
アニスの母親。非常に騙されやすい性格で、アニスの幼少時代に抱えた多額の負債をモースに肩代わりされて以来、教会に住み込みでただ働き同然の生活を送っている。
オリバー
声 - 細井治 / 未登場
アニスの父親。パメラ同様、人を信じやすい性格。借金の返済には夫婦だけでなく娘のアニスの給料も当てられている。
ハイマン
声 - 白石稔 / 未登場
大詠師直属の部下。後に殉職。
イオン(オリジナル)
声 - 未登場 / 小林由美子
作中に登場する全てのレプリカイオンの被験者。マルクトの平民として生まれたが、預言に導師になる事が詠まれていた為、生後間もなくダアトに連れて行かれ、導師になる為の教育を受けた後、先代の導師エベノスの跡を継ぎ8歳で導師となったが、預言によって自分が12歳で亡くなる未来を知り、預言に縛られた世界に絶望して虚無的な思考を持つ様になった。性格はシンクに近く、子供とは思えないほど合理的かつ冷酷で、預言に執着し自分を崇める人々を見下し、敵と判断すれば例え人間であっても躊躇なく殺す。ただ、導師守護役アリエッタの事は大切に想っていた。ヴァンのレプリカ計画に協力していたが、12歳(本作の2年前)で預言通り死期が訪れ、自らのレプリカを作り導師にする事と、アリエッタを導師守護役から解任する事(情報の漏洩阻止だけではなく、自分が好意を寄せるアリエッタをレプリカイオン護衛に就かせたくなかった為)をヴァンとモースに遺言し、死亡。

キムラスカ・ランバルディア王国 編集

君主制の政治をとっている王政国家。譜業がマルクトよりも発達している。首都はバチカル。街はベルケンド、シェリダンなどがある。

インゴベルト六世
声 - 長克巳 / 谷口節
ナタリアの父親でキムラスカの現国王。シュザンヌの兄であり、ルークの伯父。人柄が良く王としての手腕にも優れるが、他者の言動に翻弄され易い。モースを信頼し、預言通りマルクトと戦争を起こしてキムラスカに繁栄を齎そうとしていた。ナタリアが実子ではなかった事実に、当初混乱し、モースに唆されるままにルークとナタリアの処刑を命令、マルクトとの戦争を再び起こそうとしたが、死を恐れず国に戻ったルークとナタリアの説得に心を動かされ、ナタリアを改めて自らの娘であると認識(これがラルゴの失望に繋がる)、預言への盲従を捨て去りモースとも袂を分かつ。
ファブレ公爵
声 - 楠見尚己 / 仲野裕
フルネームはクリムゾン・ヘアツォーク・フォン・ファブレ。ルークの父親で、キムラスカ・ランバルディア王国軍の元帥。ND1967年生。ホド戦争では兵を率いてガルディオス家を滅ぼした。預言に息子の死が詠まれていた為、愛さない様に目を背けていた。物語が進むにつれ、ルークとアッシュを我が子として慈しむ様になるが、事態の急変により、その父性愛を明確に示す機会を失う。
シュザンヌ
声 - 堀越真己 / 同左
ルークの母親で、ファブレ公爵の妻。インゴベルト六世の妹でもある。ND1974年生。定期的に薬を飲む必要があるほど身体が弱い。夫と異なり、預言に関係なくルークを愛して育てたが、過剰に心配する親馬鹿な面も。ルークがいなくなった直接的な原因であるティアを恨むよう様なこと言わず、兄を討とうとしている彼女に「肉親同士で争うのは辛い事である」と彼女を心配するなど心の広さも持ち合わせている。
ラムダス
声 - 三戸耕三 / 未登場
公爵家の使用人。ルークのことで手を焼いている。
ペール
声 - 不明 / 佐々木睦
公爵家の庭師。ND1942年生まれ。正体はファブレ公爵家に滅ぼされたガルディオス家の騎士で、本名はペールギュント・サダン・ナイマッハ。「ガルディオス家の盾・左の騎士」と呼ばれていた(対となる「ガルディオス家の剣・右の騎士」は、ヴァンの家系であるフェンデ家を指す)。ホド戦争時は前線に出ており、ジェイドとも面識がある。ファブレ公爵率いるキムラスカ軍の襲撃を受けたガルディオス邸から、唯一生き残ったガイを救出。2年後、復讐を望むガイを伴い、身分を隠してファブレ家の使用人となる。幼い頃に家族を失ったガイにとっては育ての親にあたり、剣の師でもある。作中のバチカル脱出時には、本来の騎士としての役割を果たす。
白光騎士団
ファブレ公爵家専属で警護を行う、誇り高い騎士団。
ゴールドバーグ
声 - 不明 / 斧アツシ
キムラスカ・ランバルディア王国軍の第一師団師団長。階級は将軍。預言に従い、ルークやナタリアの殺害を試みていたがアッシュに阻止された。
ジョゼット・セシル
声 - 中村千絵 / 東條加那子
キムラスカ軍の少将でゴールドバーグの部下。堅実な性格だが、セシル家復興の為にファブレ公爵に取り入った噂があり、本人も否定していない。サブイベントでは、マルクトのフリングス少将と恋に落ち求婚を受け入れるものの、彼の戦死で2人の関係は引き裂かれた。セシル家血縁のガイは従弟。
アルマンダイン伯爵
声 - 不明 / 北川勝博
キムラスカ軍カイツール方面の代表者。階級は大将
アルバイン
声 - 未登場 / 浦山迅
キムラスカ王国の内務大臣。
ニコラス・スティール
かつてキムラスカの英雄と謳われていた将軍。ランバルディア弓術の名手で、インゴベルト六世の師だが、ローテルロー橋でのマルクト軍との戦闘で、初陣だったジェイドの放った閃光によって視力を奪われ、軍人としての幕を引いた。今はニックと名乗って各地を放浪。盲目ながら気配や感覚に敏感。サブイベントで、チンピラ達に絡まれていた所をナタリアに救われ、返礼として彼女に弓術を伝授。
ナタリアの乳母
声 - 不明 / 竹口安芸子
本名は不明。キムラスカ王室の使用人で、亡き王妃に仕えていたナタリアの乳母。シルヴィアの母親で、ナタリアの祖母。精神的に衰弱していた王妃の為に預言に頼り、死産だった王女と生まれたばかりの孫のメリルをすり替えたが、喪失を苦に自害した娘や消息を絶った婿には罪悪感を抱き続けている。後にモースによって、インゴベルト王の前ですり替えの事実を証言させられる。この件によってバチカルを去り、外殻大地降下後はケセドニアのアスター邸で働いている。
シルヴィア
王妃付きの女官。バダック(ラルゴ)の妻で、メリル(ナタリア)の実母。生まれつき病弱だが、預言で夫との間に子供を作るべきと言われ、娘のメリルを儲けたが、数日後に娘を王女の影武者として奪われ、ショックで錯乱した彼女は大好きだったバチカルの海に入水(自殺)。
ビリジアン
ベルケンドの知事でファブレ公爵の部下。ヘンケンやキャシーと仲が良く、古代の音科学に興味がある。
イエモン
声 - 茶風林 / 同左
シェリダン「め組」のリーダーで、シェリダンの代表者。ND1952年生まれ。飛晃艇「アルビオール二号機」をパーティに貸してくれた。「い組」のヘンケンと特にいがみあっているが、彼の実力は認めている。地核静止作戦を開始した際、リグレット率いる神託の盾の襲撃に遭い、死亡。後に彼のレプリカが作られていた事が判明。
タマラ
声 - 不明 / 新田万紀子
シェリダン「め組」の紅一点。持っている定規でイエモンに突っ込みを入れる。イエモン同様、神託の盾の襲撃で死亡。
アストン
声 - 不明 / 安達貴英
シェリダン「め組」のメンバー。「め組」の唯一の生き残りで、壊滅後は1人で活動。ギンジを助けられなかった場合は、彼がアルビオール三号機にアッシュを乗せてエルドラントへ突入する。アニメではシェリダン襲撃後登場しない。
ギンジ
声 - 細井治 / 杉山大
ノエルの兄でイエモンの孫。飛晃艇アルビオールの操縦士。アルビオール一号機を操縦中、誤ってメジオラ高原に墜落する。関連イベントでの彼の生死によって、後の展開と操縦士が変化する。
ノエル
声 - 中村千絵 / 中島絵美
ギンジの妹でイエモンの孫。パーティの移動手段である飛晃艇「アルビオール二号機」の専属操縦士であり、ルーク達の旅の手助けをする。ルークに好意を寄せている。
ヘンケン
声 - 大西健晴 / 秋元羊介
ベルケンド「い組」のリーダー。演算機の製造を得意とする。「め組」とは王立大学時代から対立する仲だが、息は合っている。地核静止作戦時、ヴァン(漫画版では一般兵士)に殺害された。
キャシー
声 - 瀧本富士子 / 滝沢ロコ
ベルケンド「い組」の紅一点。王立大学時代はマドンナ的存在で、イエモンとヘンケン双方に好意を寄せられ、どちらも振った経緯がある。「め組」と長く対立関係にある状態を憂えている。アッシュに昔のイエモンの面影を重ね、彼の孤独による寂しさを見抜いた。ヘンケンと共にヴァンに殺害される。
スピノザ
声 - 中博史 / 同左
物理学の専門としている科学者。ベルケンド「い組」のメンバーだったが、禁忌のフォミクリーに手を染めていた。ルーク(アッシュ)の誘拐事件にも関与している。地核静止の計画をヴァンに密告したものの、目の前でヘンケンとキャシーが殺されたことで自分の行いを悔やみ改心。ヴァンの元を去り、罪滅ぼしとしてルーク達に力を貸すようになる。ルークはアクゼリュス消滅の頃の自分と彼の姿を重ねて見ていた。
ファブレ公爵家のメイド
声 - 柏木由紀片山陽加仲谷明香AKB48。TVアニメのみ)

マルクト帝国 編集

キムラスカより譜術が発達している帝政国家。首都はグランコクマ。街はエンゲーブ、セントビナーなどがある。

ピオニー・ウパラ・マルクト九世 (Peony Upala Malchut 9th)
声 - 山崎たくみ / 同左
マルクト帝国の現皇帝。36歳。ジェイドやディストとは幼馴染。幼い頃にケテルブルクの屋敷に軟禁されていたが、よく脱走してはネビリムの塾に参加していた。ジェイドの妹のネフリーに想いを寄せていたが、預言によってその想いは引き裂かれ、以来預言を嫌っている。皇帝とは思えない程の砕けた性格だが、国を治める者としての威厳と政治能力は備わっている為、自分家ではないルークは、常に自信に溢れている彼を「少し苦手」と言っている。ホド戦争(彼の父親の時代)の真相については公には秘されて来たが、彼自ら真実を明かし、自分の責任でもあるとして重く受け止めた。作中では余り語られないが、彼自身は腕の立つ格闘家で、キムラスカの闘技場にも強い関心を示している。ND1981年生。武器の収集とブウサギの飼育が趣味で、5匹のブウサギに「(可愛い方の)ジェイド」、「アスラン」「ネフリー(首輪と毛並みが一番いい)」「サフィール」「ゲルダ」と、親しい人間の名前を付けて可愛がっている(後に「ルーク」も追加)。サブイベントでもよく登場し、コスプレ衣装や決戦装束、水着などをパーティメンバーに贈っている。
サブキャラでありながらも人気は高く、『TOF2』ジェイド編ではメインキャラとして活躍。異母兄2人と異母姉1人と甥(いずれも故人)がいる。ドンジャラの特技は「皇帝勅命(あがった次のラウンドの手牌がよくなる)」。また、特技が発動するとジェイドのカットインが入り、さらにメンバーにガイがいると2人のカットインが入る。ジェイド・アニス・ガイを振り回すわがままぶりは長髪時ルークの如く。「この人も髪切った方がいいんじゃないか」と言われていた。
老マクガヴァン
声 - 後藤史彦 / 村松康雄
セントビナーの代表者で、元マルクト帝国軍の元帥。ND1955年生。ジェイドの師匠で、彼のことを「ジェイド坊や」と呼んでいる。元帥だった頃の最後の前線任務は「譜術士連続死傷事件」の犯人とされた譜術士(実はレプリカネビリム)の討伐だったが、相手が強かった為、惑星譜術の触媒となる武器を使った封印によって解決に導いた。
ゼーゼマン
声 - 辻村真人 / 小島敏彦
マルクト帝国軍の参謀総長。ジェイドのもう1人の師匠で、ピオニーからは「じいさん」と呼ばれる。
ノルドハイム
声 - 不明 / 金子由之
マルクト帝国軍の将軍。仕事上、ジェイドに期待する場面も多い。
マリィ
声 - 中村千絵(ドラマCD - 野中藍) / 嶋村侑
本名はマリィベル・ラダン・ガルディオス。ガイの年の離れた姉で、弟に対し、親よりもガルディオス家の跡取りとしての教育に熱心だった。当時は泣き虫だったガイをよく叱っていたらしく、ヴァンですら彼女には頭が上がらなかった。ホド戦争におけるキムラスカ兵の襲撃時に、当時5歳だったガイを庇って死亡。後に、彼女のレプリカが出現。
ユージェニー・セシル・ガルディオス
ガイとマリィの母親。キムラスカの貴族・セシル家の出身で、和平の証としてマルクト帝国の領土であるホドのシグムント・バザン・ガルディオス伯爵に嫁いだ。預言に詠まれたホド戦争では手引きをするよう要求されたが、祖国よりも家族を選んで拒否し、裏切り者としてファブレ公爵に殺された。その為キムラスカにおいては売国奴として扱われ、爵位を剥奪されたセシル家は没落した。
ローズ
声 - 不明 / 竹村叔子
エンゲーブの代表者である中年の女性。ND1964年生。さばさばした性格。ジェイドとの関わりも多い。
グレン・マクガヴァン
声 - 細井治 / 高橋研二
セントビナー駐屯軍を指揮するマルクト軍の将軍で、老マクガヴァンの息子。ND1980年生。皇帝や父に目をかけられているジェイドに劣等感を抱き、嫌味を言う。
アスラン・フリングス
声 - 細井治 / 井上剛
マルクト軍の少将。温厚な性格だが、指揮官としての能力は確かで、ルーク達にも協力的。ルグニカ平野の崩落に巻き込まれた際、崩落で崖から落ちそうになった敵国キムラスカのセシル少将を助ける。後のイベントにより、エンゲーブでの出来事がきっかけで彼女と想いを交わし合うが、結婚式直前にキムラスカ軍に扮したレプリカ軍団によって瀕死の重傷を負い、セシルの幸せを願いながら死亡。本編ではルーク達も彼の最期を看取ったが、アニメでは看取ったのはジェイドのみ(ルーク達はジェイドから彼の死を告げられる)。イエモン同様、後に彼のレプリカが登場。
ネフリー・オズボーン
声 - 鈴木麻里子 / 本田貴子(幼少時代 - 菊地ゆうみ
ジェイドの妹で、ケテルブルクの知事。旧姓はバルフォア。ND1987年生まれ。ディストやピオニーとは幼馴染であり、ピオニーの初恋の相手でもあり互いに両想いではあったものの預言によって叶わぬ恋となってしまった。ジェイドとの兄妹仲は決して悪くないが、命の大切さを理解できない幼少時の兄の性質を恐れてもいた。ジェイドの開発した技術で作られたルークに兄の過去を話し、抑制力になってほしいと語った。TV版ではその後の兄妹のエピソードは描かれていない。
ゲルダ・ネビリム
声 - 鈴木麻里子 / 永吉ユカ
かつて神託の盾騎士団に所属していた第七音譜術士。ND1966年生。先代の導師エベノスと共に創世暦時代の強力な譜術と惑星譜術の研究に携わっていたが、研究を途中で断念し、故郷のケテルブルクで私塾を開いた。ジェイド、ネフリー、ディスト、ピオニーの先生で、第七音素の素養を持っていたため幼少時のジェイドが唯一自分より下に扱わなかった人物。ジェイド少年が素養の無い第七音素の譜術を行使しようとして起きた事故で死亡。
レプリカネビリム
声 - 鈴木麻里子 / 未登場
かつてマルクトで起きた「譜術士連続死傷事件」の犯人で、幼いジェイドが瀕死のネビリムから作りだしたレプリカ。生物レプリカとして最初に生まれた存在でもある。音機関を使わない初期の技術で生み出された為、特定音素の欠落によって精神や能力が変質。そのため元から強かったネビリムを更に上回る強さと、人間らしい心が欠如したモンスターのような凶暴性を持つ。ジェイドは失敗作と判断して彼女を廃棄しようとしたが、力及ばず取り逃がしてしまう。3年後に不足している第一音素と第六音素を補うべく、譜術士を襲い次々と殺害する事件を起こす。討伐に差し向けられたマルクト軍の一個中隊をたった1人で壊滅状態に追いやったが、当時の元帥だったマクガヴァンによって、かつて自身の被験者が研究していた惑星譜術を行使する為の力場に封印された。サブイベントを進めると、惑星譜術の触媒により音素を吸収する事で完全体として復活し、隠しボスとして戦える作中における最強の敵。惑星譜術の触媒を全て使い、パーティメンバー全員分の術技を使う。北米版ではさらにパーティメンバーの秘奥義と固有の秘奥義が追加され、秘奥義1つ1つのカットインイラストが異なる演出となっている。戦闘では物理・譜術を問わず効率よく攻撃を仕掛け、防御もこなし、譜術の詠唱時間も早い。実質的に譜術士というよりはヴァン同様譜術剣士(魔法剣士)のような実力を持っている。倒すとジェイドの惑星譜術で完全消滅する。上記通り実力が高い事から、難易度を「アンノウン」に設定すると、パーティレベルがMAXに達していても苦戦を強いられる(特に物理攻撃が全く通らない)為、公式ガイドブックには「アンノウンで倒したら報告を」と書かれている。
パイロープ
声 - 楠見尚己 / 未登場
アクゼリュスで働く鉱夫。アクゼリュス崩落の際に死亡。
ジョン
声 - 中村千絵 / 未登場
パイロープの息子でエンゲーブ出身の男の子。エンゲーブから遊びに来ていて崩落に遭い、液状化した大地に飲み込まれる。

ケセドニア 編集

ローレライ教団の元で生まれた貿易都市。国ではなく自治区として存在し、マルクト帝国領とキムラスカ王国領に南北で分かれる。

アスター
ケセドニアの代表者で貿易商人。ND1974年生まれ。奇妙な笑い方をする。助力を求めるルーク達に協力し、イオンに対して敬意を払っている。
ディン
ケセドニアの商人。交易品を使いランダムでアイテムを作る。ルークを「ルー君」、ナタリアを「ナッちゃん」と呼ぶ。

漆黒の翼 編集

藤島作品初登場。ノワール、ウルシー、ヨークの3名を中心とする盗賊団。表向きには「暗闇の夢」というサーカス団として活動しながら、裏では権力者から金品を奪い貧しい人々に分け与える義賊稼業を行っている。物語中盤にかけて、アッシュと金で契約をしており、主人公達の手助けをする事も。ノワール (Noir) はフランス語で「黒」、ウルシーとヨークは日本語のもじりで「漆」「翼」、繋げると「漆黒の翼」になる。3人ともフェレス島の出身で、ホド戦争による津波で故郷と居所を失った。故郷を失ってからは貧しい生活を強いられ、生き延びる為に悪事に手を染める様になるが、ある日、フェレス島滅亡の切っ掛けとなったホド戦争が預言に詠まれていた事、両国の支配者が預言でホド戦争の結末を知りながら継続した事を知る。以来、預言に頼り切りになっている権力者から金品を奪う義賊となった。現在ではラーデシア大陸にナム孤島と呼ばれるアジトを建設し、居所のない人々を寄せ集めている。ナム孤島の住人の中で、漆黒の翼として活動する者は幹部3名を含めた一握りの人間のみで、他の住人はサーカス団「暗闇の夢」の団員として働いており、盗賊として活動する仲間がいる事も知らされていない。

ノワール (Noir)
声 - まるたまり / 雨蘭咲木子
女頭領。隠された街・ナム孤島を仕切る人物。美人でスタイルがよく、ファン倶楽部も設立されるほど人気がある。
ウルシー (Urushi)
声 - 巻島直樹 / 杉野博臣
ひげ面の男で、体系はボールのように丸い。語尾に「ゲス」をつける。
ヨーク (York)
声 - 渋谷茂 / 大原崇
眼帯の男。海賊のような風貌とは裏腹に、渋い声の持ち主。

創世暦時代の人々 編集

ユリア・ジュエ
声 - 未登場 / ゆかな
かつて創世暦時代に起きた譜術戦争を終結させ、ローレライと契約し「惑星預言」を世界に残した偉大な譜術士。BD2693年生。グランツ兄妹の先祖で、ティアの外見はユリアと酷似している。ホド島で誕生し、サザンクロス博士の下で第七音素を学んで育った。やがて彼女の下に8人の弟子が集う。14歳でローレライと契約し、「ローレライの鍵」でプラネットストームを再構築。ローレライの力で二千年先の未来まで記された「惑星預言」を詠む事で、このままでは世界は滅びると人々に訴え、戦争を終結に導く。障気対策として「フロート計画(外殻大地計画)」を発案したが、弟子のダアトに裏切られて投獄され、イスパニア国とフランク国に計画を奪われた。3年後に和解を申し入れたダアトに解放され、20歳の頃、魔界に残されたイスパニア国とフランク国の敵対国の人々を救う為に、彼らと共に魔界と外殻大地を繋ぐ「ユリアロード」と「ユリアシティ」の前身となる街を作った後は弟子のアルバートをローレライ教団の導師に任命し、公の場から姿を消した。それから各地を放浪後、故郷のホドに戻ってアルバートと結婚し、余生をホドで送った。夫との間に生まれた子供がフェンデ家を継ぎ、やがて子孫が、彼女の残した第七譜石を代々守っていく事になる。
フレイル・アルバート
ユリアの弟子。ホド島の名家フェンデ家の創始者で、彼もグランツ兄妹の先祖。ユリアの一番弟子であり、自身が考案した剣技「アルバート流」で彼女を守ってきた。ダアト亡き後はユリアの指示でローレライ教団の導師となり、後にユリアと結婚してフェンデ家を創設。
ヴァルター・シグムント
ユリアの弟子で、アルバートの異母弟。ホド島の名家ガルディオス家の創始者で、ガイの先祖。兄から習った剣技を改良し、兄夫婦を守る為、アルバート流の弱点を突く「アルバート流:シグムント派」を派生させた。後にガルディオス家を創設し、ユリアの血族を守る為の偽装として、本来なら逆の関係であるフェンデ家の主君の家となる。シグムント派は、当初の目的を重視して受け継がれた為、ガルディオス家および家系に連なる者にしか伝わっていない。
フランシス・ダアト
ユリアの弟子。師が人々に神格化されていくのを快く思わないイスパニア国とフランク国に買収され、彼女を裏切り投獄。ユリアの第一譜石から第六譜石に刻まれた預言を利用してローレライ教団を設立し、運営を始めるが、預言のあまりの的中率の高さに次第に恐れを抱く様になり、投獄から3年後にユリアを解放。ユリアは和解を受け入れてくれたものの、ダアトは自責の念に駆られて自害。彼の死を悲しんだユリアによって、ローレライ教団の本拠地の街はダアトと名付けられる。ユリアの弟子は「七賢者」と呼ばれているが、ダアトはユリアを裏切ったため含まれていない。
サザンクロス
歴史に名を残す創世暦時代の科学者で、ユリアの師匠。彼の提唱によってプラネットストームが完成し、後に第七音素を発見。

ゲスト 編集

闘技場で特別出演するテイルズ オブ シリーズの4名のキャラクター。

ミント・アドネード
声 - 岩男潤子
TOP』のヒロイン。治癒術を得意とする。
フィリア・フィリス
声 - 井上喜久子
TOD』のパーティキャラクター。手製の爆薬と多彩な攻撃晶術で戦う。
リッド・ハーシェル
声 - 石田彰
TOE』の主人公。我流の剣術を得意とする。
ナナリー・フレッチ
声 - 川上とも子
TOD2』のパーティキャラクター。弓術と晶術で戦う。

テンプレート:ネタバレ終了

主題歌 編集

テイルズ オブ ファンダム外伝 編集

『アビス』の予約特典として同梱されていたDVD。シリーズ10周年を題材とした内容。このDVD用に収録されたチャットドラマをはじめ、ドラマのメイキング映像、声優からのメッセージ、アビスの設定資料集などが収録されている。

オリジナルドラマ『最強は誰だ!?8大ヒーロー大集合の巻』
「歴代主人公の中で誰が最強かを決める」というテーマで内容が進行するチャットドラマ。『ファンタジア』から『アビス』までの本編作品の主人公8人が登場するほか、司会進行役として『デスティニー2』のハロルド・ベルセリオス(声:平松晶子)とジューダス(声:緑川光)、賑やかし役として『シンフォニア』のゼロス・ワイルダー(声:小野坂昌也)が登場する。
ゲスト/草尾毅関智一石田彰福山潤檜山修之小西克幸鈴村健一・鈴木千尋

スタッフ 編集

テレビアニメ 編集

概要(アニメ) 編集

2008年10月より2009年3月までMBS制作で放送。ハイビジョン制作。MBSのみ字幕放送を実施している。全26話。MBS制作のUHFアニメは『成恵の世界』以来5年ぶり(同時期開始の同一系列であるCBC制作『のらみみ2』も同局にとって2年3か月ぶりの自社制作UHFアニメ)。音楽面では原作においてBGMを担当したうちの1人である桜庭統が劇伴を手がけ、OP主題歌にはゲーム版に引き続きBUMP OF CHICKENの『カルマ』が起用され、榎本くるみがアニメ版で新たにED主題歌を務める。テイルズオブシリーズのアニメ版でのゲーム版主題歌の起用は今回が初となった(ゲーム版で使われたものが流用されている為、OPの長さが他のアニメよりも長くなっている。EDの長さは他のアニメと同様の長さ)。EDで現れるフォニック文字は「See You Again Soon」と読める。16話以降は「I believe that we can choose the future(俺達は未来が選べると信じている)」に変わり、EDアニメーションも変更。最終話では、各絵ごとに少しずつ文字が浮かび、すべて繋げると「We are deeply grateful to all those who watched TOA. May you all enjoy lives filled with happiness(私達はTOAを見たすべての人に深く感謝しています。あなた達が皆、幸福で満たされた人生を楽しんでいますように)」となる。

特別番組 編集

『アビス』TVシリーズ放送開始記念として製作された特別番組で、タイトルは『ビバ☆テイルズ オブ MXスペシャル』。内容はBS11デジタルで放送されていた『ビバ☆テイルズ オブ』を再編集したもので、ナビゲーターの小野坂昌也を始め、シリーズの声優陣が出演。小野坂昌也が出演する専用の番宣CMも製作・放送された。尚、製作に関わったMBSではこの特番は放送されていない。

スタッフ(アニメ) 編集

主題歌(アニメ) 編集

オープニングテーマ「カルマ
作詞・作曲 - 藤原基央 / 編曲・歌 - BUMP OF CHICKEN
エンディングテーマ「冒険彗星
作詞・作曲 - MOR & MOTOO FUJIWARA / Produced by - MOTOO FUJIWARA & MOR / 歌 - 榎本くるみ
挿入歌「譜歌」(第1話ほか)
作詞・作曲 - MOTOO FUJIWARA / 歌 - Tear

各話リスト 編集

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督
1預言(スコア)の世界面出明美こだま兼嗣佐藤照雄菱沼義仁
2聖獣の森佐藤照雄綿田慎也しんごーやすし
3神託の盾(オラクル)来襲岸本みゆき青木康直鳥羽聡前澤弘美
4隠された真実面出明美こだま兼嗣佐藤照雄佐久間信一
5選ばれし英雄加藤陽一戸部敦夫小倉宏文橋本貴吉
6砂漠の雨根元歳三まついひとゆき鳥羽聡しんごーやすし
杉本幸子
7孤立加藤陽一 西森章佐藤真人前澤弘美
8崩落根元歳三佐藤照雄佐久間信一
9奪われし者面出明美こだま兼嗣小倉宏文菱沼義仁
橘佳良
10償いの帰還岸本みゆき小倉宏文中島里恵
11雪降る街面出明美佐藤真人佐藤真人菱沼義仁
前澤弘美
12水の都綿田慎也野本正幸
13開戦加藤陽一こだま兼嗣佐藤照雄佐久間信一
14閉ざされた過去根元歳三西森章鳥羽聡中島里恵
15それぞれの決意岸本みゆき
面出明美
小倉宏文樋口聡美
橘佳良
16地核突入作戦加藤陽一戸部敦夫綿田慎也戸部敦夫
17崩壊の序曲根元歳三青木康直佐藤照雄佐久間信一
18アブソーブゲート面出明美佐藤真人杉本幸子
石田可奈
19最後の預言(スコア)岸本みゆき
面出明美
青木康直鳥羽聡中島里恵
20森の墓標根元歳三小倉宏文前澤弘美
21古の塔面出明美まついひとゆき佐々木忍
佐藤照雄
佐久間信一
22消えゆく者こだま兼嗣綿田慎也橘佳良
23悲しき決別加藤陽一佐藤真人佐藤照雄佐久間信一
24栄光の大地面出明美鳥羽聡中島里恵
25存在を賭けてこだま兼嗣佐藤照雄杉本幸子
前澤弘美
26新たな世界鳥羽聡菱沼義仁
橘佳良

放送局 編集

放送地域放送局放送期間放送日時放送系列備考
東京都TOKYO MX2008年10月3日 - 2009年3月27日金曜 21時00分 - 21時30分独立UHF局地上デジタルはマルチ編成の場合あり
近畿広域圏毎日放送2008年10月4日 - 2009年3月28日土曜 25時55分 - 26時25分(10月4日は初回スペシャルとして2話連続放送 なお3月14日は、27時25分から、21・28日は、26時25分からに変更)TBS系列制作局
アニメシャワー第1部
中京広域圏中部日本放送土曜 26時40分 - 27時10分あにせん
日本全域BS112008年10月31日 - 2009年4月24日金曜 23時00分 - 23時30分BSデジタルANIME+
アニマックス2008年11月3日 - 2009年5月11日月曜 19時00分 - 19時30分CS放送GEKKIN7枠
リピートあり

初回と第15話以降はTOKYO MXが1日先行して放送。それ以外は毎日放送と中部日本放送が先行した。 テンプレート:前後番組

小説 編集

著:結城聖 イラスト:松竹徳幸 スーパーダッシュ文庫

  • テイルズ オブ ジ アビス 1 聖なる焔と七ノ歌 ISBN 4-08-630281-0
  • テイルズ オブ ジ アビス 2 愚かな焔と崩れる世界 ISBN 4-08-630291-8
  • テイルズ オブ ジ アビス 3 さまよう焔と割れる世界 ISBN 4-08-630301-9
  • テイルズ オブ ジ アビス 4 地に行く焔と師との道 ISBN 4-08-630310-8
  • テイルズ オブ ジ アビス 5 惑う焔と蘇る死者たち ISBN 4-08-630332-9
  • テイルズ オブ ジ アビス 6 そして焔は消え、歌は空に流れる ISBN 978-4-08-630341-5
    • ゲーム本編を小説化した作品。

著:矢島さら イラスト:中嶋敦子 ファミ通文庫

  • テイルズ オブ ジ アビス 緋色の旋律(あかのせんりつ) 上 ISBN 4-7577-2665-1
  • テイルズ オブ ジ アビス 緋色の旋律 中 ISBN 4-7577-2801-8
  • テイルズ オブ ジ アビス 緋色の旋律 下 ISBN 4-7577-2870-0
    • ゲーム本編を小説化した作品。
  • テイルズ オブ ジ アビス 真白の未来(しろのあした) 上 ISBN 4-7577-3005-5
  • テイルズ オブ ジ アビス 真白の未来 下 ISBN 4-7577-3089-6
    • 各々のキャラクターに焦点を当てた番外編。上巻は幼少期のジェイドらとセシル将軍、下巻は傭兵時代のラルゴとレプリカイオンらのエピソードを収録。
  • テイルズ オブ ジ アビス 黄金の祈り(きんのいのり) 上 ISBN 978-4-7577-3922-2
  • テイルズ オブ ジ アビス 黄金の祈り 下 ISBN 978-4-7577-4015-0
    • ガイとティアに焦点を当てた番外編。

漫画 編集

テイルズ オブ ジ アビス
電撃「マ)王』にて連載中。ゲーム本編に沿ったストーリーだが、本編に比べると仲間達の人間関係があまりギスギスしていない。コミックス発売と同日に発行される本誌にはシナリオの実弥島巧監修の外伝(主にその話の中心人物の過去)を収録した小冊子がつく(その場合、本編は休載)。作画:玲衣
  1. 表紙:ルーク・フォン・ファブレ ISBN 4-8402-3477-9
  2. 表紙:ティア・グランツ ISBN 978-4-8402-3750-5
  3. 表紙:ジェイド・カーティス ISBN 978-4-8402-4010-9
    • 外伝「還るべき場所(アッシュの過去)」収録
  4. 表紙:ナタリア・ルツ・キムラスカ・ランバルディア ISBN 978-4-8402-4250-9
  5. 表紙:ガイ・セシル ISBN 978-4-04-867317-4
  6. 表紙:アニス・タトリン ISBN 978-4-04-867709-7
  7. 表紙:イオン ISBN 978-4-04-868367-8
  • 外伝集:アナザーストーリー公式外伝集 ISBN 978-4-04-867497-3
    • 「失いゆくすべて(オリジナルイオン)」、「結びゆく誓い(ピオニーとネフリー)」、「dance!dance!!dance!!!(ディストとアニス)」、「EPISODE00(イオン、アニス、ジェイド)」を1冊にまとめた物。「還るべき場所」のみ収録されてないのは、3巻に収録済みであり、本編に限りなく近い外伝であることが理由。
テイルズ オブ ジ アビス 鮮血のアッシュ
シナリオ:二条凛 作画:斎藤ハナ テイルズ オブ マガジン
  1. ISBN 978-4-04-715234-2
  2. ISBN 978-4-04-715393-6
テイルズ オブ ジ アビス -追憶のジェイド-
シナリオ:実弥島巧 作画:狩野アユミ 月刊Asuka
上. ISBN 978-4-04-854384-2
下. ISBN 978-4-04-854457-3

関連商品 編集

書籍 編集

サウンドトラック 編集

ドラマCD 編集

  • テイルズ オブ ジ アビスVol.1 - Vol.5(完結編)
    • 2006年にフロンティアワークスより発売。イオン、シンクの声優が異なるなど、いくつかの変更点がある。当初は全4巻だったが全5巻に増やされ最終巻は2年後の2008年に発売された。
  • アンソロジードラマCD「テイルズ オブ ジ アビス」Vol.1 2008年 7月25日発売
  • アンソロジードラマCD「テイルズ オブ ジ アビス」Vol.2 2008年 8月22日発売
  • TVアニメ テイルズ オブ ジ アビス ドラマCD「エピソードゼロ」2008年11月26日発売
  • TVアニメ テイルズ オブ ジ アビス ドラマCDII 2009年1月21日発売

関連項目 編集

外部リンク 編集

関連項目 編集

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