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テイルズ オブ バーサス』 (TALES OF VS.) は、2009年8月6日バンダイナムコゲームスから発売されたプレイステーション・ポータブル用のアクションゲーム。略称はTOVSTO-VSバーサス

概要 編集

『テイルズ オブ』シリーズ初の対戦アクションゲーム。『TOP』から『TOH』までのマザーシップタイトル及びエスコートタイトル13作品から、35人が登場。異世界ダイランティアに繁栄をもたらす「大いなる実り」を巡って「神聖王国ヘイズル」「騎士王国フレスヴェルグ」「新帝国ニーズホッグ」「自由都市連合ダイン」の4国を舞台に、それぞれの国に配属されたキャラ同士が戦う。関連商品に付属されるコードを入力する事でオリジナルのアイテムが入手できる様になっており、GIRL NEXT DOORオフィシャルモバイルサイト入会で手に入る物もある。発売前は開発はナムコ・テイルズスタジオと紹介されていたが、実際は株式会社マトリックスで、ナムコ・テイルズスタジオは開発の一部(シナリオおよび監修)を担当している。ミニゲーム「Tales of WALL BREAKER」の開発は株式会社クライマックスが担当。ユグドラシルモードのスキットの背景は『TOE』のものが多用されている。

世界設定 編集

ダイランティアはマナによって支えられた世界だが、人類の繁栄と共に世界樹が3年に一度結実させる「大いなる実り」だけでは人類の繁栄を支えられなった。そして「大いなる実り」を求めて各国が戦争を繰り広げていく。破滅寸前まで続けられた戦争に危機を感じた人類は「世界樹協定」を結んだ。各国は、国の代表者「シグルス」によって大いなる実りの獲得権を競う、「ユグドラシルバトル」を考え出した。そして百年後、現在は四つの大国によって「ユグドラシルバトル」が行われている。

システム 編集

メイン要素 編集

バトルは2次元軸上で展開し通常技や術技を組み合わせてコンボをつなげていく戦闘システムで、過去作の「リニアモーションバトルシステム(いわゆる1ライン戦闘)」を採用。1VS3、2VS2、バトルロイヤルの対戦形式がある。新要素として、ステージに壁や高低差を導入し、竜巻、落石、ワープホール、巨大タル、トゲ床、レーザーなどのギミック、床や壁にキャラを叩きつける「バウンディング」が採用され、それを利用した新たなコンボも可能になっている。オーバーリミッツや『TOV』の「フェイタル・ストライク」も採用(『TOV』のキャラのみ)。秘奥義の際のカットインは全身表示になった。時折アイテムが出現し、それを取って使用すれば回復したり敵を妨害できる。その中には歴代キャラに纏わるアイテムもあり、それを使えばそのキャラの技が発動する。バトル勝利時に入手できる「グレードポイント (GP) 」を消費する事で、各キャラクタのパラメータ等を強化する育成要素も用意されている他、ガルドで武器や防具を購入して基本ステータスを上げる機能もある。

ユグドラシルバトル 編集

異世界ダイランティアで各テイルズキャラ達が、ユグドラシルバトルと呼ばれる武闘大会で闘うメインモード。予め用意されたキャラクターの組み合わせで、ユグドラシルバトルの優勝を目指す。ダイランティアのワールドマップを移動し、主な物語を進めたりサブキャラとの戦闘を繰り返し、GPでキャラを強化して物語を進めるのが基本となる。また、各シナリオにサブシナリオがいくつか用意されており、そのサブシナリオをクリアしていく事で他モードで使用可能になるキャラクターもいる。

メインシナリオサブシナリオ
ロイド&コレット編ジュディス&リタ (1、2)
シング&コハク (1)
リヒター (1)
クレス&クラトス編ジュディス&リタ (3)
リヒター (2、3)
シング&コハク (2、3)
リオン&カイル編ルカ&イリア (1、2)
アッシュ (1、2)
スタン編セネル (1)
アッシュ (3)
ルカ&イリア (3)
ルーク&ティア編アーチェ&チェスター (1、2)
フィリア&コングマン (1、2)
ジェイド&アニス編セネル (2)
フィリア&コングマン (3)
アーチェ&チェスター (3)
ユーリ&ファラ編ハロルド&ナナリー (1、2)
プレセア (1)
マオ&カイウス編ハロルド&ナナリー (3)
プレセア (2、3)
セネル (3)
ダオス編なし

クイックバトル 編集

ルールが異なる4つのバトルに挑戦可能。

アーケードバトル
2VS2でCPUとの8連戦。操作キャラクターのセットGPによって敵の強さが変わってくる。
サバイバルバトル
2VS2でCPUと戦い続けるモード。敵は倒すたびに強くなっていく。
シングルバトル
ルールを自由に決められるモード。
スペシャルバトル
様々な条件付きのバトルを行うモード。

Tales of WALL BREAKER 編集

ミニゲームとして2Dで戦闘する「Tales of WALL BREAKER」が搭載されている。画面の両端にある壁に相手を叩きつけて、壁を壊して相手を場外に飛ばす事が勝利条件。CPUとの対戦で、クリアタイムを競うのが目的のゲーム。ユグドラシルバトルモードでキャラクターカードを3枚入手するとそのキャラクターが開放される等、条件を満たすと使える。

声優表記がないキャラの声優は原作と同じ。

  • 登場キャラクター
    • 『TOP』 - クレス、すず、ダオス
    • TOD』 - スタン、ルーティ、リオン、フィリア、ウッドロウ、チェルシー、コングマン、マリー、リリス
    • 『TOE』 - リッド、ファラ、チャット、フォッグ、セルシウス(声 - 水城レナ)、レイス、ワルキューレ(声 - 佐々木愛
    • なりダン2』『なりダン3』 - フリオ(声 - 宮坂俊蔵)、キャロ(声 - 斉藤佑圭

登場人物 編集

()内は出典作品。

人選は人気の高さ、ストーリーの作り易さで決められている。また、作品全体、シリーズごとに定員が決まっており、「エミルとマルタのどちらがいいか聞かれたが、『ラタトスク』は1枠しかなく、エミルとマルタはセットで出したかった為、リヒターを出した」「コングマンは絶対に出して欲しかったが、その代わりにチャットが外れた」などと語られている。

神聖王国ヘイズル 編集

クレス・アルベイン(TOP)
声 - 草尾毅
クラス:剣士
騎士団の筆頭騎士。
ミント・アドネード(TOP)
声 - 岩男潤子
クラス:僧侶
現在の世界樹の神子。
ロイド・アーヴィング(TOS
声 - 小西克幸
クラス:双剣士
熱血漢で天然な性格。
コレット・ブルーネル(TOS)
声 - 水樹奈々
クラス:神子
おっとりしているが、秘めたる意志を持った少女。
クラトス・アウリオン(TOS)
声 - 立木文彦
クラス:魔法剣士
冷静沈着な傭兵。

騎士国家フレスヴェルグ 編集

スタン・エルロン(TOD)
声 - 関智一
クラス:魔法剣士
カイルの父親で、リオンと同じく2大騎士団の団長。
リオン・マグナス(TOD)
声 - 緑川光
クラス:魔法剣士
2大騎士団長の片割れであり、カイルの叔父で師匠的な存在。
フィリア・フィリス(TOD)
声 - 井上喜久子
クラス:魔術師
眼鏡をかけた知的な女性。
マイティ・コングマン(TOD)
声 - 玄田哲章
クラス:格闘家
フィリアとパートナーを組んでいる、騎士国家の格闘チャンピオン。
カイル・デュナミス(TOD2
声 - 福山潤
クラス:魔法剣士
スタンの息子。
ナナリー・フレッチ(TOD2)
声 - かかずゆみ川上とも子が休業中の為、代役)
クラス:弓闘士
男勝りな戦士。
ハロルド・ベルセリオス(TOD2)
声 - 平松晶子
クラス:ビショップ
ソーディアン研究所で怪しい実験を繰り返している。

新帝国ニーズホッグ 編集

ルーク・フォン・ファブレ(TOA
声 - 鈴木千尋
クラス:剣士
新帝国の次期皇帝候補。
ティア・グランツ(TOA)
声 - ゆかな
クラス:音律士(クルーナー)
冷淡な性格の軍人だが、かわいいもの好きという一面も。
ジェイド・カーティス(TOA)
声 - 子安武人
クラス:譜術士(フォニマー)
帝国の軍人で、階級は大佐。
アニス・タトリン(TOA)
声 - 桃井はるこ
クラス:人形士(パペッター)
年の割に現実主義な少女。

自由都市連合ダイン 編集

ファラ・エルステッド(TOE)
声 - 皆口裕子
クラス:モンク
マナ不足で作物不足に陥った田舎を救うために大会参加を決意。
ユージーン・ガラルド(TOR
声 - 石塚運昇
クラス:槍使い
獣人族・ガジュマの軍人で、守備隊「王の盾」の隊長。
マオ(TOR)
声 - 渡辺明乃
クラス:軽戦士
前回大会にも参加していた少年。
セネル・クーリッジ(TOL
声 - 鈴村健一
クラス:格闘家
闘技島行きの船の番人。
カイウス・クオールズ(TOT
声 - 高城元気
クラス:剣士
リカンツという獣人化する種族の剣士。
ルカ・ミルダ(TOI
声 - 木村亜希子
クラス:大剣士
小柄だが、大剣で戦う戦士。
イリア・アニーミ(TOI)
声 - 笹本優子
クラス:銃使い
拳銃を使って戦う赤毛が特徴の少女。
ユーリ・ローウェル(TOV)
声 - 鳥海浩輔
クラス:剣士
何かの理由で軍に追われていた所でファラと出会い、半ば強引にユグドラシルバトルに出場する事に。
ジュディス(TOV)
声 - 久川綾
クラス:槍使い
相棒のバウルと共に世界を巡る傭兵。
リタ・モルディオ(TOV)
声 - 森永理科
クラス:魔術師
魔道器(ブラスティア)の主席研究員。
シング・メテオライト(TOH
声 - 柿原徹也
クラス・剣士
辺境からコハクとやってきた少年。
コハク・ハーツ(TOH)
声 - 井上麻里奈
クラス・モンク
感情の起伏が少ない少女。

無所属 編集

チェスター・バークライト(TOP)
声 - 伊藤健太郎
クラス:狩人
精霊闘技場の番人として、アーチェと共に登場。
アーチェ・クライン(TOP)
声 - かないみか
クラス:魔術師
チェスターと共に精霊闘技場の番人として登場。
ダオス(TOP)
声 - 森川智之
クラス:格闘家・魔術師
ユグドラシルバトルにて、全キャラクターの物語でぶつかるボス的存在。
バルバトス・ゲーティア(TOD2)
声 - 若本規夫
クラス:魔法戦士
突如現れた狂戦士。
プレセア・コンバティール(TOS)
声 - 桑島法子
クラス:戦士
小柄で無口な少女で感情の変化が乏しい。
アッシュ(TOA)
声 - 鈴木千尋
クラス:魔法剣士
新帝国が育て上げた最強の剣士。
リヒター・アーベント(ラタトスク
声 - 浜田賢二
クラス:魔法剣士
とある人物を追い、ユグドラシルバトル参戦者に接触する謎の男。
ミュウ(TOA)
声 - 丸山美紀
チーグルという種族の子供。

主題歌 編集

スタッフ 編集

ドラマチックDVD 〜ダークヒーロー篇〜 編集

本作の予約特典DVD。スペシャルスキットドラマ「テイルズオブ★ザ・ダークナイト」、イラストギャラリー、プロモーション映像が収録されている。

テイルズオブ★ザ・ダークナイト
『ヴェスペリア』のレイヴンを司会として、『シンフォニア』のマグニス、『リバース』のサレ、『アビス』のリグレット、『ラタトスク』のアリスの5人によるチャットドラマ。「彼らが何故『テイルズ オブ バーサス』に出られなかったのか」というテーマに沿ってトークが繰り広げられる。なお今回は従来のフェイスチャットと違って全員静止画によるチャットになっている(マグニスのみCGグラフィックで全身像)。

関連商品 編集

書籍 編集

サウンドトラック 編集

  • テイルズ・オブ・バーサス オリジナルサウンドトラック

外部リンク 編集

関連項目 編集

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