ゲーム情報ウィキ
登録
366行目: 366行目:
   
 
== スタッフ ==
 
== スタッフ ==
{{節stub}}
 
 
 
=== SFC版 ===
 
=== SFC版 ===
 
* キャラクターデザイン - [[藤島康介]]
 
* キャラクターデザイン - [[藤島康介]]

2011年1月8日 (土) 09:18時点における版

テイルズ オブ ファンタジア』 (TALES OF PHANTASIA) は、1995年12月15日ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたスーパーファミコン(以下SFC)用RPG。以後何度も移植・リメイク作が発売されている。(概要>移植・リメイク#ゲームボーイアドバンス版#リメイク版の項を参照)

概要

後に多数のシリーズ作品が発表される『テイルズ オブ』シリーズの第1作目。略称は「ファンタジア」、もしくはタイトルの頭文字をとって「TOP」。テイルズ独特の固有ジャンル名は「伝説のRPG」。OPに歌を起用(「SFC初」と誤解される事があるが、1994年9月発売の『ダウン・ザ・ワールド』が、SFCでは初めて主題歌を起用している)、声優による音声収録、格闘ゲームに近いリニアモーションバトルシステム (LMBS) や、48Mbitという当時最大級の容量、藤島康介デザインによる個性的なキャラクターなどで高い評価を得るも、同時期に発売された名作や大作(95年末 - 96年初頭にかけて発売されたRPGには、『ドラクエ6』、『風来のシレン』、『天外魔境ZERO』、『ポケモン』等がある。また同日に発売された『実況おしゃべりパロディウス』の方が発売本数では本作を上回っていた)に押され、当初の知名度は高くなかったが、口コミで次第に評判が高まり、一部ではプレミア価格で取引され(攻略本もロングヒットとなり)、ついには発売後1年を経て生産再開という異例の事態を招いた後、『TOD』等の続編が次々と作られてシリーズ化され、外伝的作品の『なりダン』も携帯ゲームで発表された。後に発売された『TOS』は本作の過去の世界の話であると、プロデューサーの吉積信が述べている。

製作裏話

当初、開発陣のウルフチームは『テイルファンタジア』の題名で企画していた(開発段階では、パーティ編成も異なるなど現行の『TOP』とは相違があった)が、発売元のナムコが開発チームに口を出し、当初の予定を大幅に越える容量追加、設定変更の他に、当初のタイトルを変更する等の軋轢があり、当初の製作メンバーの大部分が反発して独立、『スターオーシャンシリーズ』で有名なトライエースを設立した。また、この際には発売延期も行われている。SFC版(選択式でGBA版にも)におけるL(ロング)レンジ、S(ショート)レンジによる技発動や大型魔法時の停止など、スターオーシャンシリーズとの共通点はその名残。

移植・リメイク

『テイルズ オブ』シリーズの中では移植およびリメイクが最多で、現在までにPS(2nd Edition)、GBA、PSP、携帯電話用アプリに移植、リメイクされている。また、2000年9月28日には PSベスト (The Best) 、2007年8月9日には PSPベスト (the Best) として廉価版が発売された。PSP版を除いて移植の際は全てBGMに編曲が加えられている。PSP版は『テイルズ オブ ファンタジア -フルボイスエディション-』として発売された。2010年には更に細かい点をブラッシュアップしたバージョン『テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション』が『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』に収録(『なりダン』のPSP移植版と同時収録)。

物語

ある日、トーティスの村に住むクレスは、親友チェスターと一緒に村の南の森へ狩りに行くが、猪を仕留めた時に村で異変が起きていた。危急を告げる半鐘の音を聞いて帰って来たクレスとチェスターの目に映ったのは、何者かに壊滅された村と、虐殺された村人達であり、瀕死のクレスの両親とチェスターの妹アミィの遺体だった。二人は、村が襲われた原因がクレスが昔、父親から誕生日のプレゼントとして貰ったペンダントにある事を知る。クレスはチェスターと別れ、両親と村人達の仇を取ろうと、父の遺言に従ってユークリッドの都の叔父の下へ向かい、村を襲った連中の手掛かりを探すが、逆に彼等に捕まってしまう。そこで、クレスは同様に捕まっていた法術師ミントと出会った。ミントの母メリルの形見のイヤリングの力で、彼等は地下牢から脱出したが、魔物の奇襲でクレスがその毒を浴びてしまった。一方、村を襲った黒鎧騎士の隊長マルス・ウルドールは奪ったペンダントを使って、地下墓地である儀式を行おうとしていた。クレスとメリルのペンダントは伝説の魔王ダオスの封印を解く為に必要な物だったのだ。クレス達を助けてくれた、それぞれの両親の知人トリニクス・D・モリスンは、その事情を告げると単身地下墓地へ向かってしまう。マルスの企みを阻止しようと、モリスンの家で合流したチェスターを加えて地下墓地へ向かうクレス達だったが、間に合わず、ダオスは復活した。復活したダオスはクレス達を殺そうとするが、チェスターが捨て身でダオスの詠唱を止め、間一髪でクレスとミントはトリニクスの法術で過去へ飛ばされる。過去の世界で目覚めたクレスとミントは、ダオスを倒す為の旅に出る。その世界で学者のクラース、ハーフエルフのアーチェを仲間に加え、過去・現代・未来と時空を超える冒険に飛び込んでいく。

世界観

『TOP』には、北欧神話に由来する場所や物品が数多く登場。ゲーム内では「イシュタル伝説」と呼ばれている事柄と密接な関係がある。物語内では「アセリア暦」と呼ばれる暦が使われている。舞台となる年代は4200年頃から4350年頃まで。また数千年前の昔には超古代文明オーディーンフェンリルトール)が栄えており、そこでは作品の舞台となる惑星は「地球」と呼称され、「太陽暦」が使われていた。その三カ国による大戦は「ラグナロック」と呼ばれ、数千年を経ても語り継がれている。また『TOP』は『TOS』の遥か未来の時間軸に存在する事が公言されており、共通する人物名や物が存在する。歴史改変{ここでの「歴史改変」という表記は『TOD2』に倣っている。(こちらは完全な「変更型」)}に伴うタイムパラドックスの問題については明示されていない。ゲーム本編の描写は「一本の歴史の流れにおいてクレス達のタイムスリップの影響によって変化が生じたが、元の流れに大きな影響が生じる程ではない」といった雰囲気の「変更型」だが、小説版の一部では「タイムスリップの影響によって新たな分岐が発生し、クレス達は元の時代に戻ったのではなくその分岐上の同年代に時間移動した」という「分岐型」の解釈がなされている(「現代」に帰還する際「時空転移」ではなく、機械的な上技術、理論がまったく異なるトールのタイムトラベル技術を用いた為。作中では「クレス、ミントがいた元の時間軸のその後」、「強力な呪文を探しに過去に飛んだ新しい時間軸のクレスとミントの行方」等の疑問が語られているが、明確な答えはない)。尚、OVA版の冒頭はモリスンが魔法を使っている事から(変更型、分岐型のいずれにせよ)改変された「現代」である可能性が高い(過去に行く目的は「ダオスを倒したアーチェとクラースをつれてくる」となっている)。また、本作で重要となる「時間転移」に関してだが、トリニクス・D・モリスンは「時間転移」の事を法術と言う。本編では、モリスンが使う「時空転移」は、法術よりの魔法として扱われており、ユグドラシルが枯れた(マナ枯渇)状態でもトリニクスが使っているが、小説版「テイルズ オブ ファンダム 旅の終わり」でディオがダオスになりきってクレス達の「現代」へ時空転移する際、十分なマナを消費させる必要がある物として描かれており、ダオスの使う「時空転移」はモリスンの使う物とは異なる系統の魔法として描写されている。

登場人物

パーティーキャラクター

パーティーキャラクター達は非常に仲は良く、喧嘩をしたりする事は殆ど無い。イベントなどでキャラクターが離脱する事も殆ど無い(ユミルの森でアーチェが強制的に離脱する事があるぐらい)。

クレス・アルベイン (Cless Alvein)

- 草尾毅
17歳、身長170cm、体重59kg。
主人公で、アルベイン流剣士。ダオス封印の鍵のペンダントの片割れを引き継ぐが、その由来と両親の過去は知らなかった。トーティス村の住人で、チェスターと森に出かけた隙にダオスに操られたマルスに親を討たれる。仇討ちに旅に出る過程で仲間を作り、仲間達と共に真の敵ダオスと戦う。熱血的な正義漢で、母を失ったミントを気遣う等の優しさもある。基本的に目上の相手には礼儀正しいが、年上でも歳が近い相手には自分と同等に接する。時々言う駄洒落(アーチェは酷評)はSFC版では話の流れで言ってしまうものだったが、PS版スキットでは自首的に発言、関連作品では「駄洒落好き」の設定が誇張されている。TVCMでは「クレス・アルイン」と誤記されていた。
TOD』PS版のサブイベントにアーチェと共に登場し、SFC版の本作に関するクイズを出す。全問正解すると、主人公スタンが紅蓮剣を習得。
TOE』や『TOB』や『TOW』にも闘技場に客演。
TOVS』では『TOS』のクラトスと共に出場。「冥空斬翔剣」が秘奥義として使用可能。
PS3版『TOV』では彼の衣装がフレンのコスチュームで登場。装着時にスキットでフレンがクレスを真似るが、何故か一人称が「俺」。
ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊』の予約限定クリアファイルに主人公勢の中で唯一起用されているのは、クレスの声を演じる草尾が 『ケロロ軍曹』にてドロロ兵長を演じている為。劇中では一定の条件でドロロがクレスの技を覚える。
なりダン』では時空戦士として扱われ、ダオスとの戦の後はトーティス村を再建して剣術道場を開き暮らしている。ディオとメルに「ダオス戦役」の真実を話し、ダオスが母星の世界樹を蘇らせに「大いなる実り」目的で戦っていた事、その際にデリス・カーラーンで救いを待つ人々には自分達が“悪”であったであろう事、戦に絶対的な善悪はないと語る。小説版ではアルベイン流剣術道場の師範で、後に師範の座をチェスターが養っていた孤児に任せた。ミントと共に旅に出る途中、忍びの里を訪れていたクレス達は相応に老いた姿でディオやメルと再会。『なりダンX』にも登場。
マイソロ2』ではロゼット村出身の剣士で、ナパージュ村に続きロゼット村でもラルヴァが導入された事に反対した為、村を出た。村でもギルドに所属しており、反対派の村民をグランマニエで受け入れてもらった恩返しにアドリビトムで働く。村民受け入れのやり取りから、ジェイドには不信感を持っていた他、チャットから海賊と聞いて疑っていた。「小粋なジョーク」は度が過ぎる形で使われている。ミントからの想いに気付かず、ナナリーやアニーに呆れられている。装備している武器は「エターナルソード」。『TOP』出演キャラで唯一秘奥義を覚える。
TOF2』ではロイド、ルークと同じ場所に飛ばされた時は荒れる2人を窘め、リーダーシップを発揮した為、ロイドに「リーダー」と称された。彼のボケを駄洒落と勘違い。ドンジャラの特技は「ロン上がり強化(ロンであがった際得点UP)」。スナイパーで使うアイテムは「アップルグミ」(最大12個)。コス称号は「ライフセーバー」。

ミント・アドネード (Mint Adnade)

声 - 岩男潤子 (PS、GBA、OVA、PSP) / こおろぎさとみ (SFC、GBA)
18歳、身長162cm、体重42kg。
ヒロインで法術師。ダオスを封印した法術師メリルの娘。ダオス復活を企むマルスに親子で捕まった所をクレスに救われる。彼女の一族はダオス封印を守る家系であったが、彼女はそれを知らなかった。物静かな性格で、聖獣ユニコーンに出会える清らかな女性とされている。術は全て補助・回復技で、攻撃手段は杖で殴るのみだが、回復役として重宝。初代ミント役のこおろぎとアーチェ役のかないの声質が似ていた為、PS版以降は岩男に変更されたが、GBA版では「へんせいき」というアイテムで、こおろぎ版音声と岩男版の音声切り替えが可能。
TOE』では二週目以降に「レイズデッド」を詠唱する時、背景で登場。
『TOE』のリッド、『TOD』のフィリア、『TOD2』のナナリーと組んで『TOA』闘技場に登場し、他の3人を法術で援護。
TOVS』にも登場。物語の前大会にクレスと共に出場していた。秘奥義として「タイムストップ」を使用可能。
TOV』にて彼女の帽子がアイテムとして登場。
なりダン』では時空戦士の一人で、トーティス村で人々を癒している。大法術師と讃えられ、人々に頼られているが、『自分は身体を癒す力があるが、人々の心まで癒せるのか?』と悩んでいた。彼女の記憶を覗いたノルンは、一人でできる事には限りがあるが、仲間と協力して人々を幸せにできると彼女を励ます。小説版のではレニオス教会でトーティス村の人々を癒し続けた後、道場を退いたクレスと共に旅に出る途中、忍びの里でディオとやメルと相応に老いた姿で再会。
マイソロ2』でもクレスに片想いで、すずに彼の身辺調査を依頼。原作で普通の技として習得していた特技「タイムストップ」は本作では習得しない。
TOF2』ではコレット、ティアと同じ場所に飛ばされた。ゼロス曰く「金髪の清楚なボインちゃん」。コレットが「転んで壁に穴を空ける」という話を聞いても疑問に思わない。ドンジャラの特技は「特技封印(一定の間指定キャラの特技を使えなくする)」。パズルのノーマルモード担当。コス称号は「ワンピース」。

チェスター・バークライト (Chester Barklight)

声 - 伊藤健太郎 (PS、GBA、OVA、PSP) / 草尾毅 (SFC)
17歳、身長175cm、体重62kg。
弓使いの狩人でクレスの親友。トーティス村で妹アミィと暮らしていたが、マルスの襲撃で妹を失う。斜に構えた所があるが真っ直ぐな性格で、本質は熱血漢。妹を失った原因のダオスを恨む。本格的な仲間になるのは未来シナリオから。仲間になった時には物語上の都合で他のメンバーとレベルが離れているが、リメイク版では修行イベントで一気にレベルアップ可能。修行の動機の一つにはアーチェに「弱そう」と言われたというものがある為か、彼女とは喧嘩が絶えないが、彼女に好意を抱いている。SFC版では技を持っていない(TPの初期値が0)。
マイソロ』では猟師仲間の『TOE』のリッドと仲良し。妹の面影をカノンノに重ね、彼女の世話を焼こうとする。今作では妹想いが暴走して、危ないシスコン男になっている。彼女の記憶が戻った後は、落ち着いた「いい兄貴」という感じになっている。
マイソロ2』ではアミィは生存。リオンとは不仲。
TOVS』にも登場。ユグドラシルバトル決勝戦が行われる精霊闘技場の番人としてアーチェと共に侵入者撃退にあたる。新たに秘奥義「神威」が追加。
なりダン』では時空戦士の一人。独自の弓術からエルフから「妖精弓の射手」と評される。ダオス打倒後はトーティス村の道場で戦争が生んだ孤児の世話をしている。小説版では「妖精弓の射手」と双子が漏らしてしまった言葉からディオとメルが未来から来たと察した際、二人を捨て子と誤解するが、アーチェからの紹介状で誤解は解ける。未来編では喧嘩で出て行ったアーチェを家に戻そうと追いかけている様子をクレスが語る。
TOF2』ではゼロス、ガイと同じ場所に飛ばされた。ゼロス曰く「ツリ目オールバックM型後退予備軍」。彼やアッシュとは出会って早々に仲が悪かったが、ゼロスがシルフを口説いている事に驚く。アーチェが気になっており、ゼロスとガイに勘付かれてからかわれ、後でアーチェがゼロスに口説かれた事を知った時は怒っていた。ドンジャラの特技は「必中ツモ(使用時次の牌が高確率でツモ牌になる)」。コス称号は「ビキニパンツ」。

クラース・F・レスター (Klarth F Lester)

声 - 井上和彦
29歳、身長176cm、体重62kg。
学者。学院時代に「人が精霊で魔法を使える」という論文を認められなかった為、自論の証明の為に研究をしていた。全身に精霊を操る塗装を施し(本人曰く「刺青を希望したが、ミラルドが嫌がる為、1週間ほど定着するペイントにした」)、首と両手両足に鳴子を装着しているのが特徴。パーティでは最年長者で、リーダー格。過去の時代のユークリッド村で助手のミラルド・ルーンと共に精霊の研究に勤しんでいたが、未来から来たクレスとミントの要望で旅に同行。気難しく偏屈で(但しパーティ加入後は気さくに会話をしている)、生活能力は殆ど無いらしいが、料理は出来る。ミラルドへの好意を隠しているが周囲にはバレており、ミラルドを心配するシーンもあった。戦闘では精霊を召喚して戦う。通常攻撃は本で殴る。
パーティキャラでは唯一『マイソロ2』に出演していないが、クエスト「テイルズ オブ ゴールデン ビクトリー」にて「ペイント召喚士」というペンネームで意見を送っていた。
TOE』では「テイルズクイズ中級編」の出題者として登場。
なりダン』では時空戦士の一人。ダオス打倒後、ユークリッド村でミラルドと暮らしている。古に絶えた召喚術を蘇らせたので未来では有名だが、この当時の人々はそれを知らず(知っているのはヴァルハラ戦役の関係者達だけ)、学会で召喚術の存在を疑われている。これは召喚術が高度で理解不能らしく、資料も残っておらず、立証不能な為。未来から訪れたディオとメルに「ダオス戦役」が“一方的で都合の良い”歴史として伝わっていると教える。そしてクレスに会い「ダオス戦役」の真実を聞く様に指示。ノルンはクラースには全て(ディオとメルの前世、デリス・カーラーンのマナ枯渇の原因等)を語っていた様である。

アーチェ・クライン (Arche Klaine)

声 - かないみか
17歳、身長157cm(SFC版では162cm)、体重39kg(自称)。資料によっては45kg。
魔法使いでローンヴァレイ育ちのハーフエルフ。気象学者バートとエルフのルーチェの娘で、過去の世界で親友リアの敵を討ったクレス達に同行。天真爛漫だが、出生ゆえ長寿かつ博識な所も(モーリア坑道にある、マクスウェルの石板に書かれたエルフの古代文字「プライマル・エルヴン・ロアー」を解読する等。GBA版では「はくがく」の称号を得る)。酒豪で、PS版では「うわばみ」の称号を得るが、PSP版では「ゆめみるおとめ」に変更。笑い方は「ウッシャッシャ。」体型はミントの逆を行く「幼児体型」で劣等感を抱く。かつて彼氏が居たと語っており、乙女ではないと自覚している。料理下手で称号「××料理人」を得る程。但しデザート系は得意。空を飛んでいる状態で魔法を使い、戦闘を行う為、一部の術は当たらない。通常攻撃は箒で行う。
PS版『TOD』のサブイベントにクレスと登場し、『TOE』では戦闘ランクがハード以上であれば闘技場にクレスと登場。また、条件を満たすと晶霊術「シューティングスター」でアーチェに変身して攻撃可能。『TOB』や『TOW』においても闘技場に登場。
TOVS』にも登場。チェスターと共に精霊闘技場の番人を務めている。「ビッグバン」を秘奥義として使用可能。
ミントとアーチェはSFC版とPS版以降でデザインが異なるが、それはSFC版のCG完成後に藤島にキャラクターを依頼した為。
なりダン』では時空戦士の一人。ダオス打倒後、自分の時代に帰るが、長寿種の為、現在でも変わらない姿で「魔女っ娘の塔」で暮らしている。AC.4306年では放浪中。同作の最初のボスキャラ。相変わらずの天真爛漫。小説版ではディオとメルに会ってから度々家に遊びに来ている。それは小説版からでも読み取れる。壊滅的な料理の腕はあまり進歩していない模様(それでも幾らかマシになった)。得意料理はチェスター直伝(レシピ付き)のマーボーカレーと大好物のフルーツポンチだが、チェスターが作るマーボーカレーとアーチェが作るソレはレシピは合いながら何かが違う様である。本人は舌が味を覚えているうちに完成させたいと思っている。
マイソロ』では激辛料理でクラトス親子を撃沈させている。チェスターが気にかけるカノンノに嫉妬する時も。
マイソロ2』ではストーリークエストでの出番は無し。
TOF2』アドベンチャーパートではチェスターと仲良し傾向。しいな、ナタリアと同じ場所に飛ばされた(『ひぐらしのなく頃に』の台詞ネタがある)。ゼロス曰く「ポニーテールのかわいこちゃん」。アドベンチャーパート「〜たいせつな場所〜」の主人公。うっかり「自分の実力を示す(=戦う)」と言う事を忘れ、精霊との契約を許可し、一大事になりかけた。しいなとナタリアのスタイルを羨ましがっている。ドンジャラの特技は「牌シャッフル(手持ちの牌をすべて交換する)」。コス称号は「セパレート」。

藤林すず (Fujibayashi Suzu)

声 - 川田妙子
11歳、身長135cm、体重28kg。
くノ一の少女でジャポン一族の末裔。トレントの森の奥深くの忍者の里の現頭領・藤林銅蔵の娘で事実上の次期頭領。里に来たクレス達にダオスに攫われた両親を探す様に依頼、彼がすずの両親と遭遇後、再び忍者の里に行くと仲間になる。忍びとして育てられた為にクールだが、根は純粋。辛い物が苦手。エクストラキャラクターで、仲間にせずとも物語は進められる。戦闘では忍術で戦う。アイテムを盗めるのは本作では彼女だけ。同じ「藤林」姓だが、後に製作された『TOS』のしいなとの関係は不明。SFC版では『赤ずきんチャチャ』のお鈴をモデルとしたノンプレイヤーキャラで、苗字も服部となっている。
ケロロRPG』ではドロロの武器・「にんとうちざくら」の説明文に「忍びとして生きた少女」と書かれている。
なりダン』では時空戦士の一人。ダオス打倒後、自分の時代に戻り、祖父から忍びの里の頭領を継いだ。他の忍達から好評の様である。ディオ達の訪問と目的について事前に気付いていた様である。姿を現す前のノルンの存在も察知していた。小説版では、初めディオ達を国が遣わしたマナの調査隊だと誤解していたが、クレス達の紹介状で解ける。精霊の試練の間、ディオ達に接して年頃の少女らしい一面を見せた。
マイソロ2』ではアワユキ出身。ストーリークエストでの出番は無し。装備している武器は「忍刀血桜」。
TOF2』ではジーニアス、アニスと同じ場所に飛ばされた。三人の中ではしっかり者で、他二人の喧嘩を“雷電”で止める。プレセアに親近感を抱く。しいなと何らかの関係を思わせるが、『なりダン3』と異なり互いに名乗りあわなかった。ドンジャラの特技は「手牌オープン(やめるまで全ての相手の手牌を確認可能)」。コス称号は「子どもの水着」。

ロディ / ロンドリーネ・E・エッフェンベルグ

声 - 喜多村英梨
?歳、身長160cm、体重49kg
ダオスを探す為、時空の旅を続けるナイスバディーな女剣士。『なりきりX』にてパーティーに加わる。専用の壁紙が制作される等、扱いは良い。

キーキャラクター

ダオス (Dhaos)
声 - 塩沢兼人(ドラマCD、SFC、PS、GBA、モバイル) / 森川智之 (OVA、PSP)
かつて封印された魔王で、本作のラストボス。異星デリス・カーラーン出身で、滅び行く母星を救いに大樹ユグドラシルが生み出すマナの結晶体“大いなる実り”を求めて来たが、この星のマナは魔科学で徐々に枯渇し、ユグドラシルも枯死の危機に陥っていた為、マナを浪費する人間(特に魔科学に関する者達)に戦を仕掛けた事から魔王として恐れられ、世界征服目的と思われていた。トリニクス達に封印されるも、現代にて操ったマルスを利用して復活(その際にも多数の犠牲を出した)。目的の為なら手段を選ばず、他者を操る事も厭わない一方で無関係の人間を巻き込まない様にしようとする配慮もしていた。時間転移能力を持ち、過去から未来へ飛び回ってクレス達を翻弄したが、未来での最終決戦で敗北。真意を知ったマーテルに彼の亡骸は“大いなる実り”とに共に母星へと送られた。過去への移動も可能だが、本編で未来にのみ時間移動を行った理由は小説『語られざる歴史』に掲載。歴代シリーズのボスキャラでは人気が高い。
TOE』にはダオスに似た“時”の大晶霊「ゼクンドゥス」が登場。サブイベントで戦えるが、戦闘では初代担当の塩沢の声が流用され、ある条件でインディグネイションを使う事で、今作の冒頭のワンシーンが再現される(文献によっては「裏インディグネイション」と表記)。
TOV』にも「時を駆ける男」として登場、PS3版ではリタの秘奥義のインディグネイションの発動条件に関わっており、初回の発動時にまた同様のシーンを再現可能。同作からOVAやPSP版と同様に森川がダオスの声を担当。
TOVS』にも登場。同作ではプレイヤーキャラとしても登場し、「真ダオスレーザー」という秘奥義も追加。試合上で彼に勝っても物語上では負けた事になる。
マイソロ2』ゲームクリア後に出現する「世界樹の洞」にも登場。その強さは抜群(ダンジョンの難易度が最大難度で固定の為)。

サブキャラクター

ミラルド・ルーン
声 - 住友優子 (PSP)
28歳。
クラースの幼馴染で恋人。ユークリッド村にてクラースの助手を勤める。学院をクラースに次ぐ次席で卒業。生活面でも助力している様で、著書の印税を収入源にしている。
TOF』ではフェイスアイコンが登場。
トリニクス・D・モリスン
声 - 井上和彦 (SFC) / 石塚運昇 (PS、PSP)
36歳、身長170cm
現代におけるモリスン家の者でエドワードの孫。青年時にミゲール、メリル、妻と共にダオスを封印。村を焼かれたチェスターを匿い、更にダオスがマルスを操って復活にむけて動いていると知り、クレス達に協力。未来には彼の子孫のハロルドがいる。
ミゲール・アルベイン
声 - 増谷康紀 (PSP)
クレスの父親。トーティス村でアルベイン流剣術道場を開いていた。その剣術はダオスへの対抗手段だった様だが、マルス達に殺害された。後に彼の名は、未来の世界で復興したトーティス村に冠される。
『TOF』では妻と共にフェイスアイコンが登場。
マリア・アルベイン
声 - 西原久美子 (PSP)
クレスの母親。かつてトリニクス、メリル、夫と共にダオスを封印した。病床に臥せっていた所をマルス達にで殺害された。
メリル・アドネード
声 - 川村万梨阿 (OVA) / 速見圭 (PSP)
ミントの母親。かつてトリニクス、アルベイン夫婦と共にダオスを封印した。娘諸共マルス達に捕まって殺されるが、彼女の魂は娘を励まし続け、後に捕らわれたクレスを救出。クレスは彼女の死をミントに隠していたが、形見のイヤリングで気づかれていた。
オルソン・ドロー
ユークリッドの都に住むクレスの叔父。マルスに脅され甥を渡すが、彼自身もマルスに殺された。どっち道討たれる運命だった。
アミィ・バークライト
声 - 川田妙子 (PS) / 根谷美智子 (PSP)
チェスターの妹。クレスとの結婚を望んでいたが、マルス達に殺害された。
『TOF』ではフェイスアイコンが登場している他、『なりダン3』ではキャロが変装した姿で戦闘に参加している。
エドワード・D・モリスン
声 - 井上和彦 (SFC) / 石塚運昇 (PS、PSP)
過去の世界におけるモリスン家の者で、トリニクスの祖先。ハーフエルフ故に魔術を使え、ダオスの時間移動の能力を元に時間転移を研究していた。ダオスとは因縁の相手で、本来は彼がヴァルハラ戦役でダオスと戦う予定だったが、クレス達の介入で歴史が変わった為、彼自身はダオスと戦わず死亡。
シフ
エドワードの妻。アルヴァニスタから離れた森中の一軒家に子供と暮らしていた。SFC版では「リリス」という名前だったが、PS版で闘技場に登場する、『TOD』のリリスと被る為、修正された。
ルーングロム
声 - 平川大輔 (OVA) / 島田敏 (PSP)
アルヴァニスタの宮廷魔術師を務めるハーフエルフ。エドワードの戦友で、彼の補佐に回る。
ライゼン
声 - 島田敏 (OVA)
旧ミッドガルズ騎士団長。初めはクレス達を嫌っていた。ダオスへの対抗でマナを費やす魔科学兵器開発を推進するが、使った兵器で首都が壊滅。それを償いに以後はクレス達に協力。妹がいる。
ブラムバルド・ミレネー
声 - 辻谷耕史 (OVA) / 稲田徹 (PSP)
エルフの里の族長で、契約の指輪の修復やダオスを倒す為、エターナルソード生成等に手を貸す。エルフの掟を守っているが、未来では積極的に人間との交流政策を進めている。
何故かステータスイラストがGBA版EDで登場。『なりダン3』ではフェイスアイコンが登場。
アーシア
GBA版に追加されたイベント(PSPにもこのイベントはある)で登場。ブラムバルドの想い人で彫刻師。人質としてアーチェを石化させ、彫像に変えてしまう。
ルーチェ・クライン
声 - 堀越真己 (PSP)
アーチェの母親。バートとの間にアーチェを設けるが、エルフの掟で引き離された後はエルフの里の宿で受付をするが、里に入って処刑されかけた娘を救った事も。SFC版では名前が「ルーティ」で、『TOD』のヒロインと被る為、PS版以降では修正されている。
バート・クライン
声 - 稲田徹 (PSP)
アーチェの父親。ローンヴァレイでシルフの観察による気象観測を行っていた。妻と引き離されてからは娘を男手一つで育てていた。
トリスタン
声 - 仲木隆司 (PSP)
ミゲールの師匠で、アルベイン流剣術の剣士。クレスに奥義「魔神飛燕脚」を教える。トリニクスとも知り合い。
藤林乱蔵
声 - 石森達幸 (PSP)
すずの祖父で忍者の里の元頭領。クレス達の腕を見込んですずの両親探しを依頼。
アルヴァニスタ国王
声 - 秋元羊介 (PSP) / 金尾哲夫 (OVA)
レアード
声 - 高城元気 (PSP)
過去の時代のアルヴァニスタの王子。ダオスの部下ジャミルに操られ、同国がダオスとの戦に介入しないよう人質にされていた。
レニオス
声 - 井上和彦 (PS) / 田口昂 (PSP)
後にトーティス村となるベルアダム村長を努めるハーフエルフ。現代では教会に名前がつけられていた。過去に飛ばされてやってきたクレス達に隣村のクラースを紹介。
スタンリー
未来のユークリッド国にて飛行機械レアバードを開発していた。「レアバードでアルヴァニスタへ行きたい」というパーティに「このままでは出力が足りないので精霊ヴォルトの力で強化したい」と持ちかける。
ハリソン
未来よりクレス達にダオス復活を伝えて来たアルヴァニスタの使者。

人外の存在

精霊

マーテル
声 - 岩男潤子 (SFC、PS) / 田中理恵 (PSP)
世界のマナを生み出す大樹ユクドラシルを守る精霊。クレス達にマナが枯渇する危機を伝えてくる。
TOS』で彼女とユグドラシルの誕生秘話が語られている。
シルフ
声 - 綺田育子中島裕美子堀田あすか (OVA)
ローンヴァレイに住む風の精霊。小柄な少女の様な姿。敵としては赤と青の二種がいるが、クラースが契約したのはシルフ達の長。谷に魔界の瘴気が噴き出す様になってから凶暴化してしまう。攻撃方法はターゲット単体を包み込む様に竜巻を起こして4回切り刻むもの。契約の指輪はオパール。
イフリート
声 - 稲田徹 (PSP)
熱砂の洞窟に住む炎の精霊。細身だが筋肉質な男の姿。SFC版では人魂の様な姿。クラースがマクスウェルと契約する過程で契約する事になる。攻撃方法は多数の火の玉が降り注ぐもの。狙いはランダムで、ターゲットかすぐ後ろの敵に当たる事が多いが、ヒット数が15あり、うまく使えばコンボ数稼ぎに重宝。契約の指輪はガーネット。
ウンディーネ
声 - かないみか (PS) / 住友優子 (PSP)
浸食洞に住む水の精霊。大剣を持った女性の姿。女王口調で気位も高い。クラースがマクスウェルと契約する過程で契約する事になる。攻撃方法は水流に乗って駆け抜けながら、対象を持っている剣で2度切りつけるもの。1度目はターゲットに命中し、2度目は範囲内にいる敵全体に命中。(SFC版では1度のみ。但し画面内の敵全体にヒット。)契約の指輪はアクアマリン。
ノーム
精霊の洞窟に住む地の精霊。大地から突き出した瘤の様な姿だが、戦闘時には変形。クラースがマクスウェルと契約する過程で契約する事になる。攻撃方法は、ミサイルの様な形に変化した複数のノームが上空へ飛び、そこから敵へ目がけて落ちるというもの。そこそこ攻撃範囲はあるものの、ヒット数は1。契約の指輪はルビー。
マクスウェル
声 - 井上和彦 (PS) / 後藤史彦 (PSP)
モーリア坑道に住む四属性を司る精霊。学生帽をかぶり杖を持った老人の様な姿。クラースが契約を願っていた精霊の一つ。攻撃方法は自身が纏う球体を模した8つのエネルギー体を敵目がけて飛ばすというもの(SFC版では自身の分身)。その球体は地面に着いたり画面端に着くと、2度程跳ね返ってくる。契約の指輪はターコイズ。
ルナ
声 - 川田妙子 (PS)
十二星座の塔に住む月の精霊。争いを望まない性格。ダオス打倒の旅をするクレス達に共感して契約。召喚された際は三日月に乗って降臨、攻撃の時、ロゴが「LUNA」から「LASER」に変わって天からレーザーが降り注ぐという芸の細かい演出を見せる。ヒット数は複数だが、ターゲットに必ず当たる1発目以降はランダム。契約の指輪はムーンストーン。
ヴォルト
洞窟に住む雷の精霊。目の付いた雷球の姿。古代の言葉を使う為、何を言っているのかわからない。レアバード完成の為、クレス達と契約する事になる。契約の指輪はサードニックス。
アスカ
本来は精神世界に住む光の精霊。四枚翼の鳥の姿。古代都市トールに捕獲され冷凍保存されていたが、クレス達に解放され、契約。物語後半では闇属性に強く光属性に弱い敵が多い為、重宝。契約の指輪はトパーズ。
シャドウ
闇の洞窟に住む闇の精霊。その名通り、顔の様な光が浮かぶ影の様な姿。仲間達が洗脳されてしまい、目的を果たす(ダオス打倒)と契約を解除する事を条件にクレス達に協力。攻撃時の演出は複数ヒットに見えるが、ヒット数は1。契約の指輪はアメジスト。
オリジン
声 - 伊藤健太郎 (PS) / 山本圭一郎 (PSP) / 関根直也 (OVA)
トレントの森の石版に宿りし精霊達の王。四本の腕を持った人間の姿。契約前からも契約の指輪を修復する為、石板を訪れたクレス達の前に姿を現す。未来の世界でエターナルソードを作る際にクレス達と戦い、勝つと契約してくれる。エターナルソード生成の媒介となるダイヤモンドの指輪はオリジンと契約する為の指輪でもある。
グレムリンレアー
声 - 草尾毅 (SFC)
モーリア坑道の瘴気溢れる場所に現れた魔界の住人。精霊ではないがクラースの口車に乗り、あっさり契約。契約の指輪はサファイア。
カメレオン
魔界の住人。外見と反し真剣な事をいう。因みに魔界の住人は瘴気に満ちた空間で生きているらしい。契約の指輪はエメラルド(SFC、GBAのみ)。PS版以降ではプルートに差し替えられた。
プルート
モーリア坑道の瘴気溢れる場所に現れた冥界の王。マントを羽織った蛇の様な姿。クレス達に勝負を挑み、クレス達が勝つと契約してくれる。GBA版ではドワーフの宝物庫からワープした先で登場。また、必要な契約の指輪はエメラルドからラピスラズリに変更された。
セルシウス
本編未登場の氷の精霊。TOP版の彼女らしい姿が『TOF2』に登場。青みが一切ない。


その他

リア・スカーレット
アーチェの友人でエルフの血をひく。デミテルの裏切りで両親と共に殺害された。アーチェの降霊術で一時的に彼女の体を借り、親の仇討が目的でクレス一行に同行するが、戦闘には参加しない。ステータスイラストは存在する。デミテルの死後、昇天して体をアーチェに返す。
オズ
声 - 井上和彦 (PS)
古代都市トールを管理する大型コンピュータ。都市が滅びた後も、地下奥深くで稼動しており、クレス達の指示で彼らを未来へと送った。
アルテミス
声 - 川田妙子 (PS)
12星座の塔でルナと共に住む妖精。悪戯好きで、クレス達を意味も無く引っ掻き回す。SFC版では各地にいる昔話を知る人からルナに関する昔話を聞けるが、この話を総合すると彼はかつて世界征服を企む者達に捕らわれ、長い間閉じ込められていたルナを助け出したものの、王の怒りを買い、妖精に変えられてしまった、とある国の兵士だと思われる。
ヴァルキリー
声 - かないみか (PS)
オーディーンの使者。クレスがアルヴァニスタで手に入れたグーングニルを返却するよう要求してくる。
ペガサス
声 - 玄田哲章 (PSP)
ヴァルキリーが乗る天馬。グーングニルの返還の代わりに空から来る魔物達の迎撃の手助けを頼まれる。
フラムベルク
声 - かないみか (PS) / 中村千絵 (PSP)
滅びた古代国家オーディーン跡地にある炎の塔に住む。三種の武具の一つフランベルジュの守護者。
フェンビースト
声 - 草尾毅 (PS) / 島田敏 (PSP)
滅びた古代国家フェンリル跡地にあるフリーズキールの教会の中にある氷の洞窟に住む。三種の武具の一つヴォーパルソードの守護者。
オーディーン
かつて存在した超古代国家オーディーンの神。その遺跡である炎の塔の一室にて自分を超えし者が現れるのを待っている。見事倒すと真の力が解放されたグーングニルを授けてくれる。
ワイヴァーン
モーリア坑道下層のドワーフの遺跡を守る飛龍。SFC版ではユークリッド闘技場の八連覇の際に戦えるモンスターであったが、PS版以降はガルフビーストに差し替えられた。
ユニコーン
白樺の森に住む一本角の聖獣で、清らかな乙女の前にしか姿を現さない。ミントの意思を汲み、自分の力を最大限に込めたユニコーンホーンを彼女に託す。
ギース
離れ小島に暮すドワーフの名工。高い技術力で高度な武具を多数作れるが、人嫌いで受付はもっぱら他人任せ。それ故ゲームで姿を現す事は無い。彼の店では強力な武器・防具を扱っている。

敵勢力

マルス・ウルドール
声 - 玄田哲章 (OVA、PSP)
元・ユークリッド独立騎士団長。封印されていたダオスに操られ、彼を復活させる過程でクレスやミントの家族を殺し、更にトーティスの村をも滅ぼした。ダオスの封印を解くが、皮肉な事にダオスに用済みとされ、殺害された。
デミテル
声 - 結城比呂 (PSP)
かつてスカーレット夫妻に師事していたハーフエルフの魔術師だが、魔科学を葬ろうとするダオスに操られ、魔科学研究者であったスカーレット夫妻とその娘であるリアを殺して孤島に隠れ住んだ。小説『語られざる歴史』では子爵の称号を持つ上級魔族である事が終盤で判明。漫画版では精神だけが生き残りクレスの体を乗っ取った。
ジャミル
声 - 岩男潤子 (PS) / 瀬那歩美 (PSP)
アルヴァニスタのレアード王子を操っていたダオスの配下。普段は鳥に化けているが、その正体は翼を持つ女悪魔。
ジェストーナ
声 - 下和田裕貴 (PSP)
ダオスの配下であるドラコケンタウロス。過去のミッドガルズにて、子供を人質に取り、クレス達とエドワードに自害を求めるかなり間抜けなダオスの配下。エドワードの捨て身の自爆魔法でエドワードと共に死亡。小説『語られざる歴史』では、ミッドガルズで魔導砲の研究をする魔術師の1人であり、エドワードの知人として登場するが、終盤で上級魔族であることが判明。

ゲストキャラクター

リリス・エルロン
声 - 川田妙子
TOD』の主人公スタン・エルロンの妹。PS版においてユークリッド闘技場で連覇を続けていると、本来の対戦相手のガルフビーストを秒殺、クレスと戦う事に。特技はサンダーソード等。ガルフビーストを倒す戦力を誇るが、撃破するとS・D(ソーディアン・ディムロス)をくれる。このS・Dを装備し、Lv100以上の状態からレベルアップすると、クレスが奥義「殺劇舞荒剣」を習得。


システム (SFC)

戦闘システム
リニアモーションバトルシステム (LMBS)
フードサック
「食料袋」の意。パン果物といった食べ物系のアイテム(後の料理のレシピの一部も含む)を使用するとフードサックに補充され、歩く毎にHP回復。2作目の『TOD』(リメイク版は料理システム)にもこのシステムは受け継がれているが、PS版にて複数の食材を組み合わせる「料理」システムに差し替えられた。


用語・キーポイント

世界樹ユグドラシル
南ユークリッド大陸にそびえる大樹。精霊「マーテル」が宿る。魔力の源「マナ」を供給する唯一の存在。これが枯れた時、世界から魔法・精霊は消滅する。ダオスはこの樹を「大樹カーラーン」と呼ぶ。元々は大昔にエルフが「デリス・カーラーン」からこの星に移住して来た時に植樹された物が「大樹カーラーン」で、「大樹ユグドラシル」は「大樹カーラーン」の種子。大樹の名前の由来は、本作の過去の話にあたる『TOS』にて判明。
デリス・カーラーン
ダオスの母星で総人口は約10億人。本作の続編外伝『なりダン』によると過去に大戦争があり、その戦争の結果マナと15万人の人命が失われたという悲しい歴史を持つ。
シルヴァラント&テセアラ
この惑星の双子の衛星。フィールドマップでの戦闘時に見れる二つの月。大きい方がシルヴァラント(公転周期は約35日)、小さい方がテセアラ(公転周期は約42日)。本作より過去の話となる『TOS』の舞台になった世界の名前が、二つの衛星に付けられた(月に互いの名前を潜在的につけていた事に由来)。
エルフ
この世界では人と同サイズの種族。耳が尖がっている為、判別は容易。例外なく美しい容貌の持ち主。基本的に争いを嫌う穏やかな人々。寿命も長く、千年以上の時間を生きる。また、「マナ」を紡ぐ力を持ち「魔術」を使える。"過去編"の十数年前までは人間社会で生活する者もいたが、現在はユミルの森に集住している。『TOS』では、巨大彗星「デリス・カーラーン」から地球に移住した異星人、との設定が追加された。TOPの世界ではハーフエルフが魔科学兵器の開発に協力した事に憤りを感じており、人間に対してはある程度友好的に接するが、一部のエルフはハーフエルフに対しては集落に入っただけで死刑を宣告する等、嫌悪を抱いている。
ハーフエルフ
人とエルフの間に生まれた者。混血第一世代のみを指す。外見的・能力的にはエルフに近しいが、傾向として内面の性格は人に近く、エルフと比べると遙かに闘争心が強い。彼らと人との子孫は「マナ」を紡ぐ力を受け継ぐが、代を重ねる毎にその力は薄まっていく。
ミッドガルズで魔科学が研究されはじめた"過去編"の十数年前にエルフが人とハーフエルフを見限り、ハーフエルフはユミルの森の出入りを禁止されているが、各地の街に彼らの姿を見受けられるし、その高い能力から人の国で要職に就く者も多い。
ドワーフ
この世界では人よりも少し小柄な種族。手先が器用で物を創り出す能力に長ける。もっとも大半が滅びてしまっているらしく、作中では発見できない。召喚術の扱いに長けていた様子だが、今は過去の遺跡を遺すのみ。
魔界
この世界では魔界や悪魔などは実在のものとして認識されており、敵としても登場。『TOP』では瘴気によってダンジョン内に局地的に魔界と同等の世界が形成されている。
小説版『テイルズ オブ ファンタジア 語られざる歴史』では魔界には天界へ戦いを挑もうとする一大勢力があり、その為に通過経路となる人間界を掌握する為、魔族にとって毒となるマナを枯渇させるべく暗躍している事となっている。そのため魔族は表面上はダオスに協力する振りをしつつも、人間とダオスの関係を悪化させ、ミッドガルズの魔科学を発展させようとしていた。
的存在
この世界では霊魂は実在するものとして扱われている。クレスが女性の霊に導かれる場面や、アーチェが親友の霊をその身に憑依させる場面がある。また、戦闘中にパーティキャラが戦闘不能になった場合、そのキャラの「幽霊」が現れる演出がされている。
魔術
世界のいたる所に大気の様に存在している「マナ」を用いて超自然的な力を巻き起こす技術を指す。上述の通り、そのマナを「紡ぐ」事ができるのはエルフの血のみで、人には不可能。
また、魔術の中でも空間や異界に関係し、普通の術者が耐えられない程の大量のマナを消費する魔法は「禁呪文」と称される。
法術
ユニコーンの力を借りる事で主に治癒の力を引き出す術。マナがなくても使える為、人間にも扱えるが、ユニコーンは「清らかな心をもつ乙女」にしか力を貸さない。マナの枯渇した時代でも使える事から、ユニコーンは精霊とは異なる存在の様だ。
その為か、法術を扱う法術師の大半は女性であるが、トリニクスの様に男性でも法術を扱える者も存在する。
本編中の過去(アセリア歴4202年)においては、まだ法術の存在が証明されておらず、現在(アセリア歴4304年)までの約100年間の内に証明されたとされている(過去アルヴァニスタ城内図書室とレニオスの話より。ミントによれば技術体系が確立されたのはアセリア暦4210年頃)。
召喚術
万物に普く宿る精霊の力を借りて、魔法的な力を行使する技術。主にモーリア坑道の奥深くに住んでいるドワーフ族が使役していた神秘。ドワーフとエルフの合作である「ルーンリング」(「契約の指輪」)を媒介として精霊と直接契約する必要はあるが、エルフの血を受け継いでいない純粋な人間でも超自然的な現象を起こせる様になる(但し『TOS』では契約・召喚時に「マナ」を紡ぐ必要がある為、エルフの血を引いていないと召喚術は使えないとされる。ファンタジア時代では既に実践者が絶えて久しく、机上の空論とされていたが、クラースが古文書を基にした独自の研究により技術を復活させた。
精霊以外のものにも応用は可能であり、クラースは魔界の住人や王などとも契約を結んでいた(但し、魔界の存在を召喚する事も「禁呪文」と分類される)。
また、装備品としての「契約の指輪」はクラース専用であり、契約する精霊と同じ属性攻撃を半減させる等の効果を持つ。
魔科学
魔法と科学を融合させた技術。人でも魔法の力を扱える様になる事を目的とする。作中では飛行機械「レアバード」や、決戦兵器「魔導砲」などが見られる(後に未来アルヴァニスタでも秘かに「魔光砲」と呼ばれる兵器が存在する事になるが、「大消失」という事件で一発も撃つ事なく破棄される)。基本的に魔法などと比べて「マナ」の消費量が著しい為、その枯渇と、ひいては供給元である「世界樹ユグドラシル」の枯死に繋がる。
メテオ
本編で一度ダオスがクレス達を始末しようと未来から現代へむけて発動した禁呪文、メテオスォームの上級魔術。小説版『なりダン』でメテオについて語られていた。上級魔法といっても消費するマナが他の上級魔術(インデグニション等)の比でなく、エルフの最盛期を以ってしても身体中のマナが根こそぎ消費されてしまい、発動する前に肉体と精神が崩壊し滅びる程。現代で敗れたダオスが未来に逃げ、時空転移の応用で「メテオ」の魔術を自分がいる「未来」からクレス達がいる「現代」へと発動させた。
ヴァルハラ戦役
過去の歴史において史上最も過酷な戦争。未来では既に滅びている「ミッドガルズ」と魔界の眷属を率いた「ダオス」の争い、それがヴァルハラ戦役。ダオスが「魔科学を破棄せよ」とミッドガルズに告げたことが原因で起こった争い。この時、ミッドガルズでは魔科学によって未来が開かれる事を盲目的に信じていた為、例えダオスから破棄を宣言されようと世界中のマナや自然界が滅びようとも国はそれから目を背けていた。
ミッドガルズは魔科学でダオスを滅ぼそうと考え、元々は対他国牽制用兵器としていた魔科学兵器「魔導砲」をダオスへと向け、ヴァルハラ戦役終盤で2発(ゲーム中では1発)の魔導砲を発射する。一発目は見事ダオス飛空部隊の殲滅に成功したが二発目は暴発してしまい、ミッドガルズの都の大半を焼き尽くしてしまう。他では描かれていないが、ドラマCDではミッドガルズが自分の忠告を無視し、魔科学兵器を使用した挙句それで大量のマナが消失してしまった事に計り知れない悲しみとそれに怒り狂う様が描かれている。結果としてはダオスの敗北に終わるが、それから100 - 150年後の未来でミッドガルズを滅ぼす。
ダオス戦役
クレス達が時空を超えてダオスと計3回(他にイベントで一度見られるが、とある理由によりダオスの方から退くので回数には入らない)対峙してきた争いをダオス戦役という。結果は、未来編でクレスがオリジンにもたらされたエターナルソードで、ダオスの時空転移を封じる事で追い詰め、時を超えた争いはダオスの敗北で幕を閉じる。
大消失
作中のEDでミントがユグドラシルに「バリアー」の法術を掛ける事で引き起こされる未来の事件。これはクレス・ミント・チェスター・クラース・アーチェ・すずのダオス打倒の英雄六人の独断によって行われるもので、ユグドラシルからのマナの過剰な流出を抑え、魔科学兵器の様なマナを大量消費する技術による世界の破滅を防ぐ事が目的。また、デリス・カーラーンを救いに最後まで孤独に戦い続けたダオスの信念を汲み、いつか産み出されるだろう「大いなる実り」をせめてもの手向けとする意図も籠められていた。
未来になるにつれ、ミントのバリアーの効力が廃れると今度はアーチェがマナを制御する様になる。フレイランド大陸の近くにある「魔女の塔(正式名称は魔女っ娘の塔)」でマナを世界に一定量だけ残し(少なくとも精霊が生存できるだけのマナ量)、封印している。

主題歌

オープニングテーマ「夢は終わらない 〜こぼれ落ちる時の雫〜
歌 - 吉田由香里(SFC版、GBA版) / よーみ(PS版、PSP版)
エンディングテーマ「星を空に…」
歌 - 吉田由香里(PS版)

ゲームボーイアドバンス版

2003年8月1日にSFC版を移植(グラフィックはPS版に近い)。

  • フードサックから料理システムへ変更。
  • モンスター図鑑とコレクター図鑑を追加した。
  • 一部のイベントで取得できる称号が異なったり、PS版とは異なるサブイベントが発生する。

リメイク版

プレイステーション版

1998年12月23日にSFC版をリメイク

戦闘システムの変更
プログレッシブ・リニアモーションバトルシステム(P-LMBS)を採用。
詳細はテイルズ オブ シリーズ#各種システム参照。
料理システム
フードサックから変更された。
フェイスチャット
フィールド画面でセレクトボタンを押すと、キャラクター同士が会話をする。
PS版『TOD』の「アクティブパーティウィンドウ」を改良したもの。
会話内容は物語の伏線やヒントが含まれている場合もあれば、関係の無いキャラクター同士の雑談もある。
ゲーム本編中では出し切れなかったキャラクターの性格や個性が活かせる為ファンには好評で、本作以後のシリーズ作品では恒例となる(GBA版は例外)。
モンスター図鑑とコレクター図鑑
モンスター図鑑は遭遇したモンスターのデータを登録していく図鑑であるが遭遇しただけではモンスターの名前のみが登録されるだけでその他の項目を埋める為には「スペクタクルズ」を使う必要がある。PS版では更にモンスターを倒して入手できるアイテムや盗めるアイテムも実際に入手しないと登録されない。(後のシリーズ作品では「スペクタクルズ」を使用するとアイテム情報も追加される様に改良された)。
コレクター図鑑は入手したアイテムのデータを登録していく図鑑。
両図鑑とも全項目を埋める(コンプリートする)事で称号が入手できる仕様は後のシリーズにも受け継がれている。


プレイステーションポータブル版

フルボイスエディション版

2006年9月7日にPS版を移植。『テイルズ オブ ファンタジア -フルボイスエディション-』というタイトルが付けられ、メインシナリオがフルボイスになっている。

  • グレードショップを追加。
  • 戦闘時のキャラクターが3頭身になった。また、PS版とは一部の敵の攻略方法が異なる。
  • PS版では「チャネリング」を手に入れたシーンが「アップルグミ」に差し替えられた。
  • チェスターの武器「エルヴンボウ」獲得イベントがGBA版のものを基にしたものに差し替えられた為、アーシアも登場。
  • 一部キャラクターに称号を取得するイベントが追加された。
ドラマチックDVD -アップルグミ篇-

PSP版の初回特典DVD。


クロスエディション版

2010年には更に細かい点をブラッシュアップしたバージョン『テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション』が『テイルズ オブ ファンタジアなりきりダンジョンX』に収録(『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン』のPSPリメイク版と同時収録)。

主な変更点としては

  • パーティキャラクターとして、『なりきりダンジョンX』に登場するロンドリーネが参戦。
  • 戦闘システムを大幅に改良。
    • 戦闘時のキャラグラフィック修正。
    • 『TOE』以降のシリーズ同様に中級以上の術技の同時発動が可能。
    • バックステップ等の三種類のステップの追加。
    • 秘奥義を含む新技の追加。
  • 上記に伴うイベントの追加。

スタッフ

SFC版

小説

  • 著:矢島さら ファミ通文庫
    • テイルズ オブ ファンタジア はるかなる時空 上 ISBN 4-7577-0088-1
    • テイルズ オブ ファンタジア はるかなる時空 下 ISBN 4-7577-0116-0
      • 本編のノベライズ。展開はおおよそSFC版に準拠している。
    • テイルズ オブ ファンタジア 真紅の瞳 ISBN 4-7577-0089-X
      • アセリア暦4201年。ハーメルの町を舞台としたアーチェとリアの出会い、ハーメルで出会った人々との交流を描く。楽しい日々を過ごすアーチェだったが、リアの命がダオスの手先に狙われていることを知ることに。
      • アーチェの昔の彼氏・シノンが登場。
    • テイルズ オブ ファンタジア 琥珀の回廊 ISBN 4-7577-0118-7
      • 戦いを終えて元の時代へと戻ってきたクラースはミラルドと平和な日々を過ごす。だが大学時代の友人の来訪により事件が起こる。未だに封印されていなかった「時間の剣」が旅へと導くことに。
    • テイルズ オブ ファンタジア 紺碧の絆 ISBN 4-7577-0090-3
      • アセリア暦4292年。幼き日のクレスは両親を亡くした兄妹チェスター、アミィと出会った。初めは衝突していたクレスとチェスターだったが次第に友情が芽生える。
    • テイルズ オブ ファンタジア 瑠璃の夢 ISBN 4-7577-0011-3
      • トーティスの復興を目指すクレス、ミント、チェスター。だが故郷をもたないミントはわずかな疎外感を覚える。そんな中、ミッドガルズからやってきた大工の一団がトーティスの復興を買って出たのだが……。そして、ミントは夢を通じて母親の想いを知ることになる。
  • 著:祭紀りゅーじ 電撃文庫
    • テイルズ オブ ファンタジア 語られざる歴史 ISBN 4-8402-1140-X
      • 旅の奇術団に身をおくウィノナはヴァルハラ平原において謎の青年・ダオスと出会う。そのダオスをめぐって人々は争い、憎しみを生んでゆく。そして歴史に残る大戦乱のきっかけが作られる。
      • クレスらによって歴史が変えられる前のヴァルハラ戦役の模様が描かれる。ゲームのオープニングで登場する4人組のことが描かれているが、キャラクター名は作者が好きな海外の映画俳優からとったもの。
  • 著:金月龍之介 ムービック
    • テイルズ オブ ファンタジア 魔剣忍法帖 ISBN 4-89601-464-2
      • ダオスが倒され、世界が復興へと向かうアセリア暦4355年。藤林すずは、クラースが封印したはずの「時間の剣」捜索の任を依頼される。

OVA

「テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION」
第1巻:2004年11月25日。第2巻:2005年2月25日。第3巻:2005年5月25日。第4巻:2006年2月24日にそれぞれ発売。DVDでコレクターズ・エディション、ユグドラシル・エディション、通常版の3形態が発売。VHSでも通常版が発売された。
声優はほぼ原作と同じ。長大なRPGゲームのシナリオをわずか30分の4話にまとめる方法として、原作のテーマ部分(異種族の対立と融和)に焦点を当てて物語が再構成されている。原作にある各種イベントの再現性は低く、登場人物の設定はかなり異なる。全4巻で累計5万本超の売り上げ実績を残した。理由は不明だが延期が多く、初期発表時の発売日とはかなりずれて発売された。
2005年6月24日にCD「TALES OF PHANTASIA THE ANIMATION」ORIGINAL SOUNDTRACK、2007年8月24日にDVD「テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION」ファンディスク(初回限定版・通常版)が発売された。
2008年9月26日にBlu-ray Disc BOX、スペシャルプライスDVD-BOXが1年間限定生産商品として発売。
スタッフ
主題歌
オープニングテーマ「夢の果て」
作詞 - tomo / 作曲 - 渡辺美佳野口郁子 / 編曲 - 西脇辰弥 / 歌 - 鈴木真仁
エンディングテーマ「Priere」
作詞 - tomo / 作曲 - 渡辺美佳、野口郁子 / 編曲 - 河越重義 / 歌 - 鈴木真仁

漫画

角川書店が刊行している「テイルズ オブ マガジン」にて2008年8月7日に発売された創刊号から最終号まで連載された。作者は『TOD2』も担当したMAKOTO2号。また本作のコミカライズはSFC版発売から12年9か月の歳月を経ての漫画連載となった。

テイルズ オブ ファンタジア
作画:MAKOTO2号 テイルズ オブ マガジン


関連商品

書籍

  • スーパーファミコン ナムコ公式ガイドブック テイルズ オブ ファンタジア ISBN 4-19-826013-3
  • テイルズ オブ ファンタジア オフィシャルガイドブック ISBN 4-7577-0080-6
  • ナムコ公式ガイドブック テイルズ オブ ファンタジア 上巻 メインストーリー編(書店売り無し)
  • ナムコ公式ガイドブック テイルズ オブ ファンタジア 下巻 サブクエスト&データ編(書店売り無し)
  • GBA版 テイルズ オブ ファンタジア オフィシャルガイドブック ISBN 4-7577-1596-X
  • テイルズ オブ ファンタジア-フルボイスエディション-オフィシャルガイドブック ISBN 4-7577-3020-9
  • テイルズ オブ ファンタジア イラストレーションズ ISBN 4-7580-1011-0
  • テイルズ オブ ファンタジア ジ アニメーション アートグラフィ ISBN 4-7580-1055-2

サウンドトラック

  • 「テイルズ オブ ファンタジア」オリジナル・サウンドトラック完全版
  • 「TALES OF PHANTASIA THE ANIMATION」ORIGINAL SOUNDTRACK

ドラマCD

  • テイルズ オブ ファンタジア CHAPTER.1
  • テイルズ オブ ファンタジア CHAPTER.2
  • テイルズ オブ ファンタジア CHAPTER.3
  • テイルズ オブ ファンタジア 〜ANTHOLOGY.1〜 4192年の紙飛行機 / ミントのドキドキ大作戦!
  • テイルズ オブ ファンタジア 〜ANTHOLOGY.2〜 レイニーデイ・ブルー
  • キャラトークCD テイルズ オブ ファンタジア 〜パニック・ワールド〜(仮)
  • テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION 第1巻 クレス・アルベイン編
  • テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION 第2巻 ミント・アドネード編
  • テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION 第3巻 クラース・F・レスター編
  • テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION 第4巻 アーチェ・クライン編
  • テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION 第5巻 チェスター・バークライト編
  • テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION 第6巻 藤林すず編

関連項目

外部リンク

関連項目

Smallwikipedialogo.png このページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事はテイルズ オブ ファンタジアにあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。