Fandom


テイルズ オブ レジェンディア』 (TALES OF LEGENDIA) は、2005年8月25日にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたプレイステーション2RPG

概要 編集

『テイルズ オブ』シリーズのメインタイトル第7作目。略称は「レジェンディア」、もしくはタイトルの頭文字をとって「TOL」。テイルズ独特の固有ジャンル名は「絆が伝説を紡ぎだすRPG」。キャッチコピーは「信じる思いを力に変えて」。本作は従来の『テイルズ オブ』シリーズを手掛けていたナムコ・テイルズスタジオではなく、ナムコ内で新規に編成されたプロジェクトチーム・メルフェスが開発した。メルフェスとは作中に登場するオリジナルの言語「古刻語」からなる単語。格闘アクションを含む内容から、戦闘システムは鉄拳シリーズソウルシリーズの開発に携わったメンバーが中心となっており、従来のシリーズとは異なる要素が多数存在する。プロデューサーは『TOE』を担当した豊田淳。予約特典として、出演声優へのインタビューや新日本フィルハーモニー交響楽団による演奏風景を収録したDVDが同梱された。米国版は2006年2月7日に発売、PS2 the Best(廉価版)は2006年6月8日に発売された。

特徴 編集

キャラクターデザイン・アニメーションパート
キャラクターデザインには中澤一登を初起用。アニメーションパートでもシリーズに関わってきた松竹徳幸は参加せず、結城信輝うつのみや理スタジオジブリなどシリーズ初参加のアニメーターや企業が多い。
グラフィック
グラフィックは『テイルズ オブ シンフォニア』(以下『シンフォニア』)以来のフル3Dであり、『シンフォニア』では見送られた「3Dでのマント」が本作では実現出来ている。また、モンスターも独特の動きをするものが多く、作りこまれている。
BGM
音楽は、シリーズ全てを担当してきた桜庭統田村信二ではなく、椎名豪を初起用。特定の旋律を複数の曲に使用するという手法をとっており、桜庭が得意とする激しい曲調と比べ、穏やかで落ち着いた曲が多い。また、椎名が作品で多用している架空言語を用いたボーカル曲は本作でも多数存在し、シリーズで初となる挿入歌も製作された。一部の曲は新日本フィルハーモニー交響楽団が演奏している。
物語
本作は本編である「メインシナリオ(以下MS)」全7章と「キャラクタークエスト(以下CQ)」全6話の二部からなる。
MSでは、前半ではセネル達とヴァーツラフ軍の戦い、後半では陸の民と水の民の対立が描かれる。セネルとシャーリィのCQであるとも言える。
CQは、MSクリア後に自動的に開始する、MSから2ヵ月後の物語。MSがセネルとシャーリィに注目したストーリーである一方、CQでは(序章)→「ウィル編」→「ノーマ編」→(間奏)→「クロエ編」→「モーゼス編」→「ジェイ編」→「グリューネ編」の順にセネルとシャーリィ以外のパーティメンバーにスポットを当てたストーリーが展開し、それぞれに縁のある新キャラクターが登場する他、MSでは利用できなかった店、行けなかったエリアが開通され、各地の宝箱の中身も一新される。
没要素
当初はCQの後日談という設定で第3のシナリオ「エクストラシーズン」も検討されていたが、エクストラシーズンが実現した際のプレイ時間が普通にプレイしても100時間を越える可能性があったため没となった。その他にも、「12種類の精霊」「クロエの師匠」「モーゼスの許婚」などが没となっている。また、使用されていないボイスも大量に存在し、『TOE』以降搭載されていた「秘奥義」も本作では没となった。

評価 編集

本作のストーリーは、見せ方は今までのシリーズと異なっているものの、演出面では他作品よりも強化されていると評された。また、従来のゲームはゲームとしての面白さが最優先でキャラクター表現が不十分になることがあったが、本作ではストーリーがMSとCQに分離されたことで、キャラクターの魅力を十分に引き出すことに成功しているとスタッフは自負しており、分離によって重厚感を持たせられたという評価もある。

BGMに関しては高い評価を受け、日本を代表するゲーム音楽のコンサート「PRESS START」(2009年)では本作から「melfes〜輝ける青」(タイトル画面などの曲)が「Concert version」として曲目の1つに選ばれている。挿入歌「蛍火」は電撃オンラインの「もっとも好きなゲームの挿入歌は?」第4位にランクインする程の人気曲となった。

一方で、キャラクターデザインの変更や世界各地の旅がないなど、シリーズ定番の要素がないために今までのファンからは評価されていないとされる。また、戦闘システムの簡略化などのために、シリーズのファンよりも初めての人のほうが楽しめると評されている。

ストーリー 編集

爪術と呼ばれる不思議な術の使い手セネル・クーリッジは、妹のシャーリィと霧が立ち込める海を漂流中、何かに導かれるように不思議な大地に辿り着く。

規模こそ普通の島か大陸のようだが、当たり前のように植物が繁茂し、川が流れる足下は、人工の大地。兄妹が命からがら漂着したのは、遺跡船と呼ばれる巨大な船の上だった。

セネルはそこで、シャーリィと己の過去を巡る争いと、様々な人間との出会いを経て成長して行く。

システム 編集

戦闘システム 編集

1ラインで戦う従来の基本的な戦闘システム「LMBS(リニアモーションバトルシステム)」と、ナムコの格闘ゲームから採用された戦闘システムが融合した「X-LMB(クロスオーバリムス)」。『テイルズ オブ ファンタジア』に近いシステムをベースに改良を加え、初心者でもわかりやすくプレイできるようになっている。

システムの特徴
パッシングスルー
本作の戦闘システムにおける基本行動の1つ。隣接する敵の背後に回りこむことが出来る。
敵キャラクターの残存体力の表示
本作では敵キャラクターの頭上にその敵の残存HPが円グラフで表示されており、どの程度ダメージを与えたのかを確認することが出来る。また、敵が特殊攻撃を仕掛ける際にはこのグラフ上に「!」マーク(コーションシグナル)が表示され、敵の攻撃を予測できる。
クライマックスモード
画面下に表示されているクライマックスゲージを満タンの状態まで溜め、その後プレイヤーが任意で発動させる。クライマックスモードが発動すると敵が一定時間無防備の状態で停止し、その間に敵に当てた攻撃は全て連続ヒットしたものとみなされる。また、発動中には味方の状態異常が回復するほか、クライマックスコンボという強力な連携攻撃を繰り出すことが出来る。クライマックスコンボはゲージが多く残っているほど大きなダメージを与えられる。
我流奥義(がりゅうおうぎ)
アーツ系爪術士のみのシステムで、覚えた3つの特技・奥義を組み合わせることで特定の種族に大ダメージを与えることのできる新たな技を編み出す。主極意1、主極意2、副極意の3つの組み合わせからなり、主極意1と主極意2の組み合わせでどのような技になるかが決まり、副極意によって追加効果が決まる。主極意1はオレンジ色、主極意2は青色、副極意は緑色のアイコンで表記される。
TP自動回復
術技を発動する際に消費するパワーソース・TPは一定時間ごとに1ずつ回復する。この時間はレベルが高くなるほど短縮される。
従来との比較
  • マルチタップ未対応による協力プレイの不可
  • 戦闘中の操作キャラクターの変更不可
  • 秘奥義がない(開発段階では存在した)
  • 今作に登場する術の多くにダウン効果が付加されている
  • 戦闘不能になるとTPが0になる

ダクト 編集

遺跡船の様々な箇所に点在するワープ装置。基本的には赤色をしており、街や各ダンジョンのすぐ近くに設置されているが、ダクトが設置されていないダンジョンも存在し、その際の移動は徒歩に限られる。ダンジョン内には緑色のダクトが設置されていることがあり、これを初めて起動させるとパズルブースに繋がる。ここではブロックの移動やソーサラーリングを駆使したパズルの解読が必須となり、解読できるまで脱出は不可能。プレイヤーが解けない時は仲間キャラクターに解かせる選択も可能。どのダクトも一度起動させれば以降は自由に使用出来る。

料理システム 編集

ブレッドバスケットシステム」。その名の通り、登場する料理は全てパン調理パンパンケーキ等。従来の料理システムとの最大の相違点は、特定の場所にあるパン焼き窯でしか料理を作れず、レシピと食材が揃っても直ぐに作れる訳では無い点である。パン焼き窯で作った料理はバスケットに入れて持ち歩け、冒険の途中でも食べれるが、バスケットに入れて置ける数には限りがあり、予め作って置いた分を食べ切った場合、料理を作りにパン焼き窯のある場所に戻る必要がある。尚、誤って不要な料理を作ってしまった場合、捨てたり売ったり出来ず、強引に使用可能な状態(わざと状態異常や戦闘不能になる等)にする必要がある。料理を食べてもキャラクターが満腹にならず、HP・TPが最大値に達するまでは何回でも連続で料理を食べれるのも特徴。また、一つの料理の作成個数が一定を超えると同系統のレシピがアレンジとして追加される(例:トーストを5回作成でジャムトーストのレシピが追加)。このアレンジレシピは単に追加食材によるものではなく、アレンジ元の料理に必要だった食材がアレンジレシピには不要な事もある。

その他のシステム 編集

カオティックゾーン
フィールド上に存在する紫色の空間。ここに入ると名前に「ヌシ」とついた、通常より強く体色が紫のモンスターと遭遇する事がある。カオティックゾーンの先には宝箱や近道が用意されている事が多い。
スカルプチャシステム
スカルプチャとは、戦闘中に魔物(モンスター)から得るエネルギーの結晶。主に戦術によって入手確率が左右される為、入手するには効率よく戦う技術が求められる。スカルプチャは魔物の種族の数だけ種類があり、ブレス系爪術士は設定された種族のスカルプチャとその個数、レベルを満たすことで術を習得する。
スキット
本作のスキットフリースキットイベントスキットの2種類がある。また、これまでのシリーズではスキットの際のキャラクターは正面を向いていたが、本作では横向きとなっている。
フリースキットは従来と同じものだが、条件を満たした際にしか発生せず、総数もシリーズ全体からすると少ない。
イベントスキットはその名の通りイベント中に発生するスキットで、イベントシーンにスキットでの立ち絵が挿入される形となっている。サブキャラクター、敵キャラクターも登場。
あらすじ
『シンフォニア』から導入された、今までの物語の進行度を確認できるシステム。本作では登場人物達が付けている日記という設定であり、書き手の個性が反映されたものとなっている。この形式のあらすじは『TOH』にも登場。
称号
特定の条件を満たした際に称号を取得できる。装備画面で変更でき、それによって能力が上昇・下降する。尚、ノーマの称号に「雑談好き」という、フリースキットを全て観ると取得できる称号があるが、攻略本に取得方法が掲載されていない。
グレードショップ
TOD2』から搭載された、次周をより楽しくプレイする為の特典。「アイテム最大所持数の変更」「最大HPの増減」「術技の引継ぎ」等、おなじみの項目が並ぶ一方で、自動的に引き継がれる「称号」と「スキット」に纏わる項目はないが、新たに戦闘中にパーティキャラクターの容姿が変わる「コスチューム変更」が加わる。コスチュームは「正装」と「着ぐるみ」の2パターンで、前者は白と青を基調とした衣装、後者は動物の着ぐるみである。どちらに変更するかはグレードショップにて選択できるが、購入した周の途中でコスチュームを変更したり、元の衣装には戻せない。

テンプレート:ネタバレ

設定用語・キーワード 編集

水の民と陸の民
大昔の、海しかない世界。滄我より生まれた水生民族(後の水の民)は、海中に住居を築き、日々を生活していた。ある時、突如として宇宙から長方形をした巨大な船が移民(後の陸の民)を乗せて飛来してきた。優れた知識を持つ彼らは、水中での生活が不可能である自分達種族に適した世界を創る為に陸地の生成を発案し、光跡翼という兵器を開発。光跡翼の動力源は、水の民の生体エネルギー。陸の民は水の民を捕らえ、その命を消費して様々な技術を開発し、自身達の文明を築いた。一方、陸の民に対し怒りと復讐心を抱いた水の民は、陸の民の船の奪取に成功し、光跡翼を用いて船を基に(後の遺跡船となる)大地を創り、元創王国を築く。そして、陸地を生み出した光跡翼を逆に利用する事を考えついた当時の指導者メルネスは、自らを犠牲に大沈下を引き起こしたが、光跡翼の力は陸の民の人命・文明・技術力を危機に追い込んだものの、肝心の陸地は世界の東半分を消滅させただけに終わり、指導者を失くした水の民は次のメルネス(シャーリィ)誕生までの約4000年間、歴史の舞台から姿を消した。
滄我(そうが)とメルネス
滄我とは、の意思であり、海そのもの。水の民の中で滄我の声を聴くことが出来る存在をメルネスと呼び、水の民はメルネスを通じて滄我の意思を知り、それに従って生活している。また、水の民は滄我の恩恵を受けると髪が蒼く輝く性質を持つ。
滄我は陸の民が世界を創り変えた事に憤慨、その心中を映す様に海は常に荒れている。シャーリィが海水を浴びたり潮風に当たると体調を崩すのも、メルネスでありながら滄我の意思を行使しない、彼女に対する滄我の怒りの表れ。
二つの滄我
遺跡船には二つの対なす滄我が存在する。一つは水の民に崇められ、世界を作り変えた陸の民の粛清を全うするため代々のメルネスに力を貸す滄我。一つは打ち捨てられた地にひっそりと存在し、前者の怒りを救う為セネル達に力を貸す滄我。セネル達は前者を「猛りの滄我(たけりのそうが)」、後者を「静の滄我(しずかのそうが)」と呼んで区別しており、水の民は信仰の対象外である「静の滄我」を「まがい物」と呼ぶ。尚、「猛りの滄我」は後にセネル達によって怒りを鎮められ「猛りの滄我」から「大いなる滄我」へと俗称を変えた。静の大地の詳細、二つの滄我の関係・関連性については不明。
遺跡船(いせきせん)
本作の冒険の舞台であり海上を進む巨大な船。実際は陸地の様になっており、その全長は120km、全幅60km、全高9km。水上での運行速度は平均時速約30km、最高速度は120kmに達する。外面は自然で覆われ、元創王国時代の遺跡や洞窟なども多数存在している。物語の始まりから数えて15年ほど前に発見され、調査や遺跡の財宝目当てに訪れた考古学者、トレジャーハンターらが築いた灯台の街ウェルテスには陸の民が現在生活している他、各集落にて水の民やモフモフ族も少数ながら住んでいる。本来はセラミック系の特殊な物質を用いた優れた技術と文明を持つ、陸の民の先祖が宇宙から来た際に使った宇宙船。光跡翼によって大陸が創られてからはエネルギープラントとして使用されていたが、当時勃発していた陸の民と水の民との戦争時に水の民の命がけの特攻によって奪われ、海に漕ぎ出された。現在遺跡船に広がる大地や山々は、光跡翼を始めとする陸の民が使用していた装置を元創王国を築く際に水の民が改造し、生み出したもの。元創王国はメルネス、ひいては滄我の意思の下、700年近くの繁栄を謳歌。尚、遺跡船に所々ある赤い岩石を用いた遺跡などは元創王国時代のもの。大沈下以後、つまり元創王国が崩壊し水の民が遺跡船から退去した後は、モフモフ族が後300年以上に渡って遺跡船の文明を担ったと伝えられている。そうした長い年月の間に陸の民の記憶は薄れ、かつて遺跡船が自分たちの物であったこと、内部に設置されている光跡翼や滄我砲、天かける軌跡(船尾に行くための空中列車)等の存在はセネル達によって明かされるまで忘れられていた。遺跡船の本来の姿である宇宙船の機能はそのままの形で残っているが、操舵方法は既に失われており、現代においてその術を知る者はいない。遺跡船の最下層には外界とはまた別の、「静の滄我」が存在する海と大地がある。水の民は種族の守護者である「猛りの滄我」の力がおよぶことのないその地を、皮肉の意味を込めて「打ち捨てられた地」と呼んでいる(作中では静の大地)。船尾と静の大地は、ウェルテスの灯台内部にある昇降装置によって行き来が可能。
滄我砲(そうがほう)
水の民を触媒として発動するよう改造された兵器で、元は宇宙船に備え付けられていた主砲。滄我の力をエネルギー源としているため滄我砲と呼ばれるようになった。別名「ネルフェス・キャノン」。英語版でもこの名称が用いられている。滄我との同調率が高い水の民ほど破壊力が増す為、メルネスを触媒にするのが最適とされている。触媒となった水の民は精神的に破壊され、出力の調整も不可能だった事から(船の操舵自体はメルネスが単独で動かせられるので)艦橋ごと水の民によって封印されていた。
光跡翼(こうせきよく)
元々は惑星改造を想定した大陸構造装置だったが、人間の生体エネルギーを吸収し動力に変換して陸地の生成を破壊する兵器となった後、水の民に滄我の力に指向性を与えて行使する装置として改造される。滄我との同調はメルネスが光跡翼を使用した際に出力を調整する事で可能となるが、出力最大に達した時、メルネスは滄我に体を乗っ取られ自我を失うとされている。世界に初めて大陸が創られた時、起動した光跡翼は大海に虹色の花弁を持つ巨大な花が開花したような形をしていた事から、長い年月の果てに陸の民の間では「六頭の水龍がうねる形で大陸を創った」と伝わった。
爪術(そうじゅつ)
本作の術技の名称で、大気中に含まれる微弱なエネルギーを吸収して力の源とする。名称は使用する際に術者が手の爪を輝かせることに由来。また、爪術を行使できる者を爪術士(そうじゅつし)と呼ぶ。系統は以下の3種類に分類される。
  • アーツ系(爪体術) - 武器や格闘などの力を増幅させ、必殺技を行使する技。
  • ブレス系(爪晶術) - いわゆる魔法のようなもので、属性攻撃するものや、味方を回復および身体能力を向上させる術がある。
  • ガスト系(爪幻術) - 水の民しか行使できない特殊な術で、テルクェスと呼ばれる魔物のような分身を召喚する術。
術技については当該項目を参照。
聖爪術(せいそうじゅつ)
爪術の力の源である滄我に自らの願いと意志の強さを示し、認められた者だけが習得できる伝説の爪術。通常の爪術と輝きの強さが違い、また色も違う。
爪術の本質は滄我と意思を疎通させる事にあり、本来は水の民のみが扱える能力。本編の約50年前から陸の民にも爪術を扱える者が出現し始めたが、「猛りの滄我」との意思疎通が不可能である筈の陸の民がなぜ爪術を使用できる様になったのかは不明。尚、生まれながらに備わっている資質ゆえ、系統の転向は不可能とされている。
テルクェス
水の民が繰り出す、滄我の力の一部を利用した精神の結晶体。形は使用者の意図で様々な形に変形し、優れた術者であれば大きさや数も自在に操れる。色だけは生まれつき決まっており、発光の強弱があっても途中で変化しない。古刻語にて「始まりの翼」を意味する。
誠名(まことな)
水の民が持つその人個人の本質を表すと同時に名字となる名である。両親ではなく、村長などグループの頂点に立つ者が名付けるという決まりの下、古刻語で表現される。
古刻語(ここくご)
本作に登場する架空の言語。主に水の民が用いる言語であり、形成する文字は象形文字。水の民であれば誕生から間もない赤ん坊でも読み書きが可能とされている一方、陸の民が読み書きするのは非常に困難で、何所の国家研究機関も研究を放棄しているのが現状であるが、スヴェンとノーマは独学のみで大陸でも稀有ともいえる習得を果たした。また、作中の挿入曲は全て古刻語の高位上級古刻語で歌われている。
詳細、用例は以下。
名詞
石碑=Are
外輪=Be
盾=Cye
墓標=De
爪=Ere
海=Fe
鉄床=Ge
呪=He
氷=Ire
斬=Je
火=Ke
打=Lye
星=Me
人=Ne
地=Ore
爆=Pe
飛=Qe
箱=Re
王冠=Se
門=Te
卵=Ure
雷=Ve
自然=We
穴=Xe
捕=Ye
突=Ze

Zeは「ゼ」と発音せず、「ツェ」などドイツ語に近い発音で表す。
それぞれの後にSをつけると物体を現す名詞になり、 Lで様態を現す形容詞Nで動作を現す動詞となる。
Mel Fes メルフェス
輝ける青 “輝く波”
星を表すMeにLを付け加えることで「輝く」となり、海を表すFeにSを加えることで“輝く海”または“輝く波”、“輝く青”となるが、様々な資料に「輝ける青」というワードが存在するため“輝ける青”が最有力表記と考えられている。
Mel Nes メルネス
巫術士 “輝く人”
星を表すMeにLを付け加えることで「輝く」となり、人を表すNesで“輝く人”となる。
Fen Nes フェンネス
シャーリィの誠名 “祈る人”
古刻語の中でも特に複雑な上代古刻語が用いられており、Fenが「祈る」になる理由は判明していない。
Tel Mes テルメス
ステラの誠名 “はじまりの星”
Teは「門」を表し、Lを付けることで「始まり」「開かれた」となる。「門」が外部から内部へと「導く」存在であることと、挿入歌の存在からテルメスの訳は「導きの星」とも考えられるが、「テルクェス」が“始まりの翼”で「ウェルテス」が“大いなる始まり”であることを考慮すると、やはり“はじまりの星”が有力である。
Xel Hes ゼルヘス
フェニモールの誠名 “祝福”
「穴」を意味するXeは、上級古刻語の文法からLを付けることによって「後に続く言葉を逆転、否定する」役割を持つ。「呪」を意味するHeが「祝福」の単語に使われるのはこのためである。
Wel Tes ウェルテス - 灯台の町ウェルテス “大いなる始まり”
Nel Fes ネルフェス - 「猛りの滄我」と融合した水の民。もしくは滄我 “知能ある波”
Fes Men フェスメン - 光跡翼 “波を輝かせるもの”
Fel Eles フェルエレス - 聖爪術 “聖なる爪術”
水舞の儀式(みずまいのぎしき)
水の民による求婚、プロポーズの儀式。先に儀式を申し込まれた者が水中に潜り、申し込んだ者がその後を追いかけて捕まえ、互いに抱き合うことで成り立つ。その際に海が輝くと、2人は海から祝福され、幸せになると言われている。男女のどちらが儀式を申し込むかについて決まりはないが、基本的には男性が女性に申し込むものらしく、「自分より泳ぎの下手な男性には水の民の女性は見向きもしない」と、幼少時泳ぎの下手だったセネルはステラから忠告されていた。また、相手の申し出が気に入らないときは、相手が諦めるまで捕まらない様に必死で逃げるらしい。
エバーライト
「どんな願いも叶えてくれる奇跡の秘宝」といわれる謎の秘宝。元創王国時代の宝として名前のみが伝わっており、文献発見当初こそその存在は信じられていたが、現在では殆ど否定傾向にある。その正体は水や大気に含まれる滄我のエッセンスが高濃度に凝縮し、長い年月の間に結晶化したものであり、滄我の力の一部が封じ込まれている。水の民の間ではエバーライトを「ネルフェスの涙」と呼び、普通に存在が知られている。シャーリィのブローチも同様のもので、形こそ小さなものだったが、奇跡とも言える高い治癒能力を持っていた。「どんな願いも」とは、その超常的な奇跡の噂に尾ひれが付き、話が大きくなった結果である。
黒い霧
怒り、憎しみ、悲しみなど誰もが持っている心の弱さ、負の感情がシュヴァルツの手によって具現化されたもの。シュヴァルツの養分となり、力の源となる。一定以上凝縮した黒い霧は人型に結晶化し、また、魔物に入り込んで別の種族に変化させる。また、この不可解な現象で新たな不安や恐怖を埋め込み、霧を拡大させる効果を持つ。
二柱の女神たち
原初の彼方から、世界には二柱の女神が存在した。一方は存続と繁栄を司る女神、もう一方は虚無と破壊を司る女神。両者は世界を構成する分身的存在であると同時にそれぞれ「時の紡ぎ手」、「虚ろなる導き手」という対極であり同一なる存在。相手を倒すという存在意義のもとに太古より数多の世界を舞台に戦いを繰り広げている。同位体である故、身形こそ違えど二柱は容姿も素顔も同じであり、意識すれば互いの位置も手に取るように分かる。また、力尽きた一方の女神の消滅はもう一方の消滅を意味している。
七聖連合(しちせいれんごう)
源聖レクサリア皇国を宗主国とした国際連合の総称(作中において「七聖連合」という単語は登場しない)。国の前に「聖」という文字を冠している。名の通り加盟している国は七か国だが、その国名は四か国しか判明していない。
源聖レクサリア皇国
大陸中心に位置する王政国家。国の中では最も力が大きいが、他の国を武力で押し付けたり等の武力行使は一切せず平穏を保っている。
聖リシライア王国
源聖レクサリア皇国の次に政治的影響力が高いとされている。
聖ガドリア王国
連合の中でも最も大陸の外れにある国。他の七聖連合と違い、文より武を重んじた王国。騎士が権力を握り、自らも艦隊を持つ。連合の中では最も大陸の外側に位置し、隣国のクルザンド王統国とは戦争中である。王都の名はバルドガ。
聖コルネア王国
学術が発達しており、文化の発達も最先端を行く。世界に名を馳す上級学校を構えており、大陸各地からの留学生も多い。後のエリートとなる人材が集結している中、ノーマもこの上級学校に在学している。
野生化(やせいか)
魔獣使いに飼い慣らされていた筈の魔獣が凶暴化し、野生の魔物に還ることを示す。原因は様々であるが、最も多いのは魔獣が力を持ち過ぎて、魔獣使いとの力の均衡が崩れてしまう事にある。そして、その矛先は相棒である魔獣使いへと向けられる。こうなった場合、魔獣使いは自分が死ぬか、野生化した魔獣を殺すかの2択を迫られる事に。

登場キャラクター 編集

パーティキャラクターのプロフィール(上段)は公式コンプリートガイド、その他のキャラクターのプロフィールはファイナルマニアックスより。

パーティキャラクター 編集

セネル・クーリッジ (Senel Coolidge)編集

- 鈴村健一
  • 【性別:男 / 年齢:17歳 / 身長:171cm / 体重:59kg / 3サイズ:90-65-83 / 職業:マリントルーパー / 出身地:大陸・クルザンド王統国 / 弱点:シャーリィになると我を忘れがち / 恋愛観:優しく家庭的なタイプが好み】
  • 【固有称号:○○お兄ちゃん / 着ぐるみ:パンダ / 聖爪術:青色 / 名前の由来:キューバの作家セネル・パス
主人公。職業は沿岸を魔物や犯罪者から警護するマリントルーパー。顔に刻まれている模様はその証。クルザンド王統国の工作員としてメルネスを捕らえにステラとシャーリィの姉妹に近づいたが、2人の優しさに触れ、クルザンドを裏切る。とあるきっかけでシャーリィと遺跡船に入り、以後そこで生活。ステラが自分のせいで失踪した事を気にしており、彼女の妹・シャーリィを守る事に固執している為、シャーリィが関わる情勢に過剰なまでに干渉する行動が多く、他人とはあまり関わりを持ちたくない様な態度を取っていたが、中盤以降はグリューネに抱きつかれると赤面する普通の少年らしい面を見せるようになり、仲間を思いやる様にもなる。シャーリィを守る事への固執も、自立している彼女のことを認められるようになり薄れていく。寝ぼすけで、階段から落ちても起きない。勘は鋭いが女心には疎い。体術主体のアーツ系爪術士。攻撃力、防御力が高く、通常攻撃は射程が短いが動作も素早い為、接近戦向け。「魔神拳」の様な飛び道具での攻撃もあり、遠距離からでも戦える。また打撃系の技に加え、ダウン中の敵に攻撃できる「投げ技」をパーティキャラクターで唯一持っている。我流奥義は「 - 追撃」。特殊重量モンスターを投げたり体内に潜り込んで攻撃する。対象種族にしか使用できない。媒体によって、眼の色が緑と青の2通りある。
『TOVS』では闘技島行きの船の番人である。医術の心得もある。かつて海でシャーリィと生き別れた過去を持つ。妹を思い出すと感情的になってしまい、ロイドとコレットの仲に嫉妬して襲い掛かった事も(コレットがシャーリィと似ていた為)。秘奥義のない作品からの出演だが、今作で最強の投げ技「万物神追撃」が秘奥義となった。序盤では、原作では見せない理不尽な行動をとり、スタッフにも「ひどい」と言われているが、中盤辺りではその様な事はなくなってくる。他のキャラクター全員が船に向かう為、結果的に全員に戦いをしかける事となった(スタッフ曰く「貧乏くじ」)。
『マイソロ』ではテレジアの外から渡海してきた青年である。その際にはぐれてしまった妹のシャーリィを探して各地を旅している。ガヴァダに着いた所で世界の危機について知り、妹の住むこの世界を守る為にアドリビトムに力を貸す。
『マイソロ2』では海上知識の専門家としてアドリビトムに招かれた。世界中の地理に詳しい。パン作りが得意。シリーズの主人公では唯一の格闘家であり、ダウン中の敵にダメージを与える「投げ技」を覚えるが、使い所が難しい。前作から顔のアイコンが書き直されているが、髪型が異なっている。

シャーリィ・フェンネス (Shirley Fennes)編集

声 - 広橋涼
  • 【性別:女 / 年齢:15歳 / 身長:154cm / 体重:41kg / 3サイズ:77-56-82 / 職業:なし / 出身地:大陸西部・湖の集落 / 弱点:海水 / 恋愛観:幼少時の刷り込みで、セネルを慕う】
  • 【固有称号:○○少女 / 着ぐるみ:左耳に花がついたウサギ / 聖爪術:空色 / 名前の由来:イギリスの作家シャーロット・ブロンテの『シャーリー』
ヒロイン。海水や潮風に当たると体調を崩し、真水に浸かれば回復する体質。幼馴染のセネルを「お兄ちゃん」と呼び慕う一方で好意を抱いていたが、彼に対する姉ステラの想いも知っており、自分の気持ちを優先することを躊躇う。困っている人を見捨てる事が出来ない優しい性格だが、それ以上に同族への篤い忠誠心を持ち、彼らに危害が及ぶ場合は確固として戦う勇敢さを見せる。誠名の“フェンネス”は古刻語で「祈る人」の意。テルクェスは海の色に近い青色。実は水の民の指導者メルネス。自分の成す役割を学んでいき、姉の死を経てセネルへの想いに区切りをつけ、同族への忠義を改めて誓ったのち、聖ガドリア王国の騎士による事件をきっかけに陸の民と敵対する。前述の特異体質は、以前メルネス覚醒の儀式・託宣の儀に失敗した際に滄我に拒絶されたのが原因で、後に再び託宣の儀を行い、メルネスとして覚醒して症状は消えた。戦闘時には羽ペンを用いてテルクェスを描き、発射して攻撃するガスト系爪術の他、ブレス系爪術も行使。彼女の爪術は全て古代呪文という扱いで、ウィルやノーマと同名のブレスでも消費するTPと威力が増加している他、演出も異なる。
漫画版では同族のために自ら戦う姿勢は見せず、全体を通して見ると戦士というよりは一般民衆的な思想で動いており、ゲーム版とは性格が異なる。

ウィル・レイナード (Will Raynerd)編集

声 - 千葉進歩
  • 【性別:男 / 年齢:28歳 / 身長:188cm / 体重:76kg / 3サイズ:91-79-88 / 職業:保安官(本職は博物学者) / 出身地:大陸・聖リシライア王国 / 弱点:ハリエット / 恋愛観:知的で精神的に成熟した女性】
  • 【固有称号:○○オヤジ / 着ぐるみ:眼鏡をかけたライオン / 聖爪術:橙色 / 名前の由来:イギリスの作家ウィリアム・シェイクスピア
灯台の街ウェルテスで保安官を務める博物学者。珍しい魔物を見ると興奮し、当初の目的を忘れて解析する癖がある為、他のメンバーからは呆れられる。パーティの纏め役。仲間の和を乱す者、自身をオヤジ扱いするノーマには(前者には喧嘩両成敗のごとく)ゲンコツをかます。昔は聖リシライア王国の博物学者として将来の地位も約束されていたが、貴族令嬢アメリアと駆け落ちした事で誘拐犯とみなされ遺跡船に追放された。娘のハリエットとは長く会っておらず、再会後も親としてどう接すればいいのか戸惑っていたが、和解後は親子として共に暮らし始め、その距離を縮めつつある。娘の料理を「この世のものとは思えない不味さ」と称しながら平らげたり、「ハリエットを嫁に貰おうとする男を殴る」のが夢だったりと親バカにも目覚めた。ブレス系爪術士に似合わず筋肉質な体躯で、戦闘ではハンマーで戦ってアーツ系のセネルを唸らせた。雷系を中心に多数の攻撃系ブレスを習得。強力な単体回復や状態異常の解除も可能で、範囲攻撃をしてこない敵との戦闘では重宝。
『マイソロ3』に出演が決定。

クロエ・ヴァレンス (Chloe Valens)編集

声 - 浅野真澄
  • 【性別:女 / 年齢:17歳 / 身長:167cm / 体重:49kg / 3サイズ:85-58-87 / 職業:騎士 / 出身地:大陸・聖ガドリア王国 / 弱点:カナヅチ / 恋愛観:自分と対等の位置に立ち、かつ自分を女性と扱ってくれる男性】
  • 【固有称号:○○剣士 / 着ぐるみ:マントを羽織った紫色のイヌ / 聖爪術:紫色 / 名前の由来:フランスの作家ボリス・ヴィアンの『うたかたの日々』の登場人物】
5年前に取り潰された、聖ガドリア王国の名門ヴァレンス家令嬢にして騎士。両親の敵討ちの為に遺跡船にやって来た。正義感が強く、困っている人を助けずにはいられないが、後先考えずに行動する為、ミスをする事も。口調も態度も男勝りだが、スタイルに触れられると赤面したり、可愛いものに弱いなど少女らしい一面も。カナヅチで水周りが苦手。セネルに恋心を抱いているが、自分が仲間の1人としか見られていない事を気にしており、彼に近付く女性に嫉妬心を覗かせるなど独占欲の強い面も見られる。剣技を主体とするアーツ系爪術士。体力と防御力が低いのが難点だが、ヒット数の多い技を数多く覚える為、コンボを決めて相手の動きを止める役に適している。我流奥義は「 - 邀撃」。特定の相手の攻撃に反撃するカウンター技で、相手から攻撃してこないと不発に終わる。ファンからの人気は高く、公式ページにて実施された「第2回『テイルズ オブ』キャラクター人気投票」で8位を、「第3回『テイルズ オブ』キャラクター人気投票」では18位を獲得。前者の人気投票で本作から10位以内に入っているのは彼女のみ。
『マイソロ2』では、船内では緊張している。両親を殺した犯人への復讐を誓っており、その思いから負に取り付かれ、負が具現化した姿「ネガ・クロエ」が登場。

ノーマ・ビアッティ (Norma Biatty)編集

声 - 水橋かおり
  • 【性別:女 / 年齢:16歳 / 身長:157cm / 体重:43kg / 3サイズ:80-59-83 / 職業:トレジャーハンター / 出身地:大陸・聖コルネア王国 / 弱点:体の発育に自信がない / 恋愛観:年上の頼れるタイプが好み。同年代は相手にしない】
  • 【固有称号:○○娘 / 着ぐるみ:黄色いクマ / 聖爪術:黄色 / 名前の由来:アメリカの文学者ノーマ・フィールド
聖コルネア王国出身のトレージャーハンターの少女。失敗しても前向きに考える性格で、仲間内におけるムードメーカー兼トラブルメーカー。グリューネとはいいコンビ。解けない仕掛けに突き当たると蹴りを繰り出す。仲間への暴行を率先したり、真面目な道中に無理やり色恋沙汰を持ち込むなど、チームの和を乱したり情報の錯綜を招くおチャラけた言動が多い為に誤解されがちだが、独力で古刻語の勉強を進めるなど、彼女も彼女なりに努力をしている。金に対する執着心が強い他、理想とかけ離れている自分のスタイルを嘆いており、グリューネやクロエを羨ましがっている。敵味方関係なく独自のあだ名で呼ぶが、センスのなさから周りには呆れられている。家出中に後の師匠となるスヴェンと出会い、彼の薦めで勉学に励んでいたが、エバーライト探索中に失踪した彼の意思を継ぎに休学し、単身遺跡船に乗り込む。その後出会ったシャーリィのブローチにエバーライトの可能性を見出し、セネル達と同行。パーティで唯一全体回復魔法と蘇生魔法を覚えるブレス系爪術士。武器は毒液(ゲーム中ではなぜシャボン玉でダメージを与えられるのかは触れられない)のシャボン玉を吹き出すストロー。
『マイソロ3』に出演が決定。

モーゼス・シャンドル (Moses Sandor)編集

声 - 中井和哉
  • 【性別:男 / 年齢:17歳 / 身長:182cm / 体重:66kg / 3サイズ:95-84-90 / 職業:山賊の首領 / 出身地:大陸西部 / 弱点:情に流されやすい / 恋愛観:「女は男のあとを黙ってついてくるべし」という古風な考えを持っている。実際の好みは勝気で、自分の意見をはっきり言う女性】
  • 【固有称号:○○男、○○あにき / 着ぐるみ:眼帯をつけたサル / 聖爪術:赤色 / 名前の由来:ルーマニアの作家モーゼス・ガスター
遺跡船にアジトを持つ山賊の首領にして魔獣使い。独特の訛り(広島弁に近い)で喋る。二人称は「ワレ」。究極の爪術である聖爪術に執心し、MS序盤にその鍵と目されていたメルネス=シャーリィを攫うが、とある事件をきっかけにヴァーツラフ軍を敵視する様になり、セネル達と共闘。手下達に慕われ彼自身も人情に厚いが、難しい事を考えるのが苦手で機転が利くのも稀。ノーマのトラップ解除のとばっちりを受けたりと基本的に損な役割でトラブルメーカー。ハリエットの料理を食べた時や、グリューネに抱きつかれた時に興奮して「ヒョオオオオオオ!」と叫び走り出す姿が印象的。ノーマとはまた別にあだ名の様なもので他者を呼ぶ。ギートは付き合いの長い親友。眼帯で隠された左目には、幼い頃に魔物からギートを守った際に負った傷が残っている。聖爪術を求め遺跡船に来た背景にも、彼らの背負う宿命が絡んでいる。投げ槍を扱うアーツ系爪術士。歴代の弓使いキャラに近いものがあり、飛距離の調節や、特技から奥義への連携など独特の操作感覚を持つ。我流奥義は「 - 猛射」。主に飛行モンスターに有効。
ギート (Giet)
声 - 増谷康紀
モーゼスの相棒。非戦闘キャラクター。最強のガルフと恐れられるグランドガルフで、彼をパートナーに選んだ事でモーゼスは故郷を離れた。普段は大人しく周囲からも慕われており、ジェイも主であるモーゼスと違って彼に対しては好意的。

ジェイ (Jay)編集

声 - 白石涼子
  • 【性別:男 / 年齢:16歳 / 身長:155cm / 体重:47kg / 3サイズ:77-65-83 / 職業:情報屋 / 出身地:大陸某国 / 弱点:同年代の異性 / 恋愛観:今のところ興味がない】
  • 【固有称号:○○のジェイ / 着ぐるみ:ネコ / 聖爪術:緑色 / 名前の由来:アメリカの作家ジェイ・マキナニー
不可視のジェイの通り名を持つ情報屋。気になった事は確かめないと気が済まず、得意な事が他人と重なるのも気になる性格。モフモフ族以外とは年下にも敬語で話すが皮肉交じり。職業と性格上物知りで頭が切れる。容姿は中性的で、ドラマCDではモーゼスが真顔で「かわいい」と評価するほど女装が似合っていた。企てた作戦をモーゼスに台無しにされて以来、彼に対して嫌味を言うが、打ち解けるうちにからかいあう様になり、セネルに「このやり取りも見慣れた」と言われる様になる程。パーティ内の男性の中で一番背が低いことを気にしている。自分が捨てられた時から持ち、ソロンに奪われていた鈴はある王国のものらしいが、彼の出生については判明していない。両親に捨てられた後ソロンに拾われ、愛情もなく道具として育てられ、忍術を学んでいたが、ある軍隊を相手にした時、囮として取り残された時を境に彼から離れ、現在は傷ついた自分を介抱してくれたモフモフ族と暮らしている。自分を救ってくれたモフモフ族を大事に想っており、対ヴァーツラフ軍戦においてセネル達と共闘しようと張り切る彼らを留まらせる為、戦列に加わる。小刀を携帯し、素早い立ち回りを利用しての体術や忍術を利用するアーツ系爪術士。地面から様々な属性の攻撃を発生させる特技を持つ。我流奥義は「 - 殺劇」。
『マイソロ3』への出演が決定。

グリューネ (Grune)編集

声 - 川澄綾子
  • 【性別:女 / 年齢:外見は22歳くらい / 身長:175cm / 体重:53kg / 3サイズ:94-60-84 / 職業:不明 / 出身地:天界 / 弱点:味覚オンチ(※本人は無自覚) / 恋愛観:特定の対象に特別な好意を抱く事はない】
  • 【固有称号:○○ねえさん / 着ぐるみ:緑のコアラ / 聖爪術:無色 / 名前:ドイツ語で「緑色」】
自分の名前以外の記憶を失っている。表情はにこやか。天然ボケ且つマイペースで、ほんわか和やかな雰囲気をまき散らし、いかなる物事にも揺らがない上昇思考の持ち主。間延びした口調で話す。会話の論点がずれたり、誰もいない所で会話をし始めたりと周りを戸惑わせるが、的を射た発言も。他者への愛情と母性に満ちており、抱擁を愛情表現とする。プロポーションはノーマに絶賛され、カーチスにも素材のよさを認められている。その正体は時の紡ぎ手と言われる世界の存続と繁栄を司る女神。世界を守る為に降臨したが(シュヴァルツの行動が本格的になってきたのはCQ以降だが、MS第1章からグリューネの存在が確認できる事から、以前から世界に降臨していた様である)、自身の力の影響で世界の均衡が崩れる事を恐れ、自ら力の大部分を封印し、その際に記憶も失うが、無意識ながらも精霊達が構成する要素を保護し、具現化へと導く(前述の独り言も実際は精霊との会話)。記憶はCQ終盤に戻るものの、表情や口調が一転して凛々しい雰囲気に変わり、セネル達を戸惑わせた。武器は水瓶を鈍器の様に使い、呪系と海系を中心に攻撃呪文のみのブレス系爪術を習得。小説版では戦闘に参加しない。漫画版ではステラの死で自閉気味になったセネルの前に現れ、話しかけた後すぐに消えるという、ゲーム版とは違い、神秘的な登場をした後、海に落ちたセネルとフェニモールを助け、そこからセネルたちと同行。彼女の記憶がいつ戻ったかは不明だが、終盤で本来の力を使って姿を消し、全てが終わった後にいつの間にか戻って来ていた。

クルザンド王統国 編集

ヴァーツラフ・ボラド (Vaclav Bolud)
声 - 小杉十郎太
  • 【性別:男 / 年齢:36歳 / 身長:205cm】
クルザンド王統国の第三王子にして、独立師団を率いて戦場に立つ武将。長兄が王座を継ぐ慣わしに納得せず、兄達を蹴落とし次期国王となる為、クルザンドと交戦中の聖ガドリア王国を滅ぼさんとメルネスの行方を捜索し、水の民を捕獲しては人体実験を繰り返していた。傲慢な性格で、常に人を見下した態度をとる。セネル同様体術主体のアーツ系爪術士で、敵キャラクターでは唯一投げ技を使う。
トリプルカイツ
ヴァーツラフ直轄の、クルザンド王統国独立師団幹部。
メラニィ (Melanie)
声 - 佐藤ゆうこ
  • 【性別:女 / 年齢:28歳 / 身長:170cm】
閃紅のメラニィの通り名を持つ魔物使いでサディスト。ブレス系爪術士でもある。ヴァーツラフに対する忠誠心はトリプルカイツ随一。衣装には牛の要素が入っている。
カッシェル (Cashel)
声 - 高戸靖広
  • 【性別:男 / 年齢:32歳 / 身長:185cm】
幽幻のカッシェルの通り名を持つ。口元を覆う仮面が特徴。特殊工作員として主に情報収集やテロ活動を担当し、戦いに生き甲斐を感じている。アーツ系とブレス系を操る爪術士にして、忍者の修行で培った分身の術を駆使してセネル達を撹乱しようとする。 衣装にはカラスの要素が入っている。
スティングル (Stingle)
声 - 大場真人
  • 【性別:男 / 年齢:40歳 / 身長:190cm】
烈斬のスティングルの通り名を持つ。トリプルカイツとしての経歴は短いが、大剣を振るい幾度となく戦功を重ねてきた。常に被っている仮面と、腕にある蛇の刺青が特徴。クロエの両親を殺害した張本人でもあるが、殺そうとした人間を助けるなど不可解な行動を取る。剣術主体のアーツ系爪術士。使っている剣はクロエの父親の形見。 本名はアーノルド・オルコット (Arnold Alcott) 。一人娘であるエルザの患う病気を治療する方法を模索するためヴァーツラフ軍で名を偽り行動していた。クロエの両親を殺害するなど数々の所業も、治療の関係で大金を要した為。スティングルとしてセネル達に敗北後、失踪していたが、CQにてエルザを伴い、素顔の薬剤師として再登場。ある事件をきっかけに正体をクロエに気づかれ、再戦になる。衣装にはライオンの要素が入っている。

灯台の街ウェルテス 編集

エド・カーチス (Ed Curtis)
声 - 稲田徹
  • 【性別:男 / 年齢:30歳 / 身長:185cm】
自称「街の顔役」で、歌って踊れるフェロモン・ボンバーズのリーダー格。「人類皆兄弟」が信条。口癖は「愛」。愛のに戦う者を応援し、妨げる者には鉄拳をお見舞いする、色々な意味で濃い人物。一番嫌いなのは自慢の歌を邪魔されることだが、大抵はノーマに邪魔されて最後まで歌えない。ノーマからの「フェロボン」という略称に対して否定的だが、本人の意に反してノーマ以外からもそう呼ばれている。一見遊び人の様で、セネルに返り討ちにされる場面もあるが、実際は一人でガドリア王国の騎士達を倒す程の実力を持ち、源聖レクサリア皇国近衛軍総司令の肩書きを持つが、仕事よりもフェロモン・ボンバーズの活動を優先する傾向があり、闘技場のチーム戦スペシャルにおいてもフェロモン・ボンバーズとして挑戦してくる。国外版ではユニット名が「Bantam Bouncers」 となっている。
イザベラ・ロビンズ (Isabella Robbins)
声 - 水城レナ
  • 【性別:女 / 年齢:27歳 / 身長:168cm】
フェロモン・ボンバーズの一員にして、カーチスの相棒。フェロモン・ボンバーズには嫌々参加しているが、生真面目な性格のため歌の練習に励んでおり、歌は上手い。会話の殆どはカーチスの相槌。因みに、サブイベント「ラブラブ夫婦」の妻・ベリーはイザベラの妹。
ミュゼット (Musette)
声 - 北浜晴子
  • 【性別:女 / 年齢:60歳 / 身長:152cm】
灯台の街のマダム。源聖レクサリア皇国の聖皇陛下でもあるが、ゲーム中では紹介されない(漫画版では紹介された)。ウィルが出かけている間は、彼女がハリエットの面倒を見ている。
ハリエット・キャンベル (Harriet Campbell / cambell)
声 - 斎藤千和
  • 【性別:女 / 年齢:9歳 / 身長:130cm】
ウィルが19歳の時に授かった実娘で母親はアメリア。一人称と愛称は「ハティ」。母の形見の花飾りを大切にしている。母の死を機に、ウィルを探し遺跡船を訪れる。ウィルが母親を見捨てたと思っており憎しみを抱いているが、逆に唯一の肉親に対して甘えたいという気持ちもあり、大人びた振る舞いをするのは素直になれない気持ちの表れ。セネルとは仲がいいようで、何かと頼りにしている。母親から(ひどい)料理の腕を継いでおり、その味はウィルにさえ否定されるほど恐ろしいものだが、本人は腕の悪さを自覚していない。
チャバ・ライク (Csada Rajk)
声 - 西脇保
  • 【性別:男 / 年齢:20歳 / 身長:172cm】
モーゼスの腹心の部下。モーゼス同様情に厚い性格。とあるイベント後、山賊達はこぞって灯台の街で野営して暮らす様になり、モーゼス不在時は彼がその場のまとめ役となっている。爪術士らしいが系統は不明。モーゼスより年上だが彼を「あにき」と呼ぶ。モーゼスとは逆に童顔で16歳ぐらいと思われるらしい。ドラマCDにてブリーフ派であることが暴露された。
アメリア・キャンベル (Amelia Campbell)
声 - 豊嶋真千子
  • 【性別:女 / 年齢:18歳(遺跡船にいた当時) / 身長:158cm】
ウィルの妻でハリエットの母親。故人。聖リシライア王国の貴族令嬢で当時家庭教師であったウィルと恋に落ち、遺跡船へ駆け落ち。幸せな時間を過ごしていたが、両親に見つかり国へ連れ戻されてしまった。元から病弱な体質であり、数年後に病死。料理が非常に下手。
エルザ・オルコット (Elsa Alcott)
声 - 鎌田梢
  • 【性別:女 / 年齢:13歳 / 身長:148cm】
スティングルの娘。持病であまり活動できない為か、戦う女性に憧れを持ち、クロエを慕う。父親のスティングルが自分の為に悪事を働いていた事に気づいていた。
ザマラン (Zamalan)
声 - 丸山詠二
  • 【性別:男 / 年齢:55歳 / 身長:165cm】
昔のエバーライト探索中に事故に遭い、視力を失った老人。スヴェンの師でありノーマの学校の先生でもあるが、エバーライトを探す弟子達とは対立しており、ノーマとは犬猿の仲だが、彼女に対し厳しく接していたのは、スヴェンの二の舞にならない様にというザマランなりの配慮だった。
スヴェン (Sven)
声 - 浜田賢二
  • 【性別:男 / 年齢:32歳 / 身長:170cm】
ノーマが「ししょー」と慕っていたトレジャーハンター。古刻語の研究機関に所属する人間の標準レベルを遥かに超える読解力を持っており、考古学者としても有能な人物だったが、周囲からは変人と思われていた。エバーライトを探索中、水晶の森で消息を絶つ。公式的には故人になっており、墓も存在するが、ドラマCDにて生存が判明。どこかで拾ったスティングルの仮面を被り、マスクドSを名乗って暗躍。宿屋に資金援助をして闘技場を造らせた他、アーツ系とブレス系の両爪術を行使したり、専用のオリジナルのブレスが存在する等、何でもありなキャラクター。

モフモフ族 編集

陸の民が移民船時代より連れていたペット型生物(ラッコ)が進化した改造生物で、帆立が大好物。一人称は自分の名前で語尾に「キュ」を付けるのが特徴。寿命は30年前後。「カポエラッコ」という名の英雄がいる。ジェイの家族的存在であり、様々な場面でセネルたちのサポートを申し出る。ノーマには「ホタテ」、ミミーには「ラッコ」と総称される。年齢は人間換算。以下の3人は兄弟。

キュッポ (Cuppo)
声 - 高橋美佳子
  • 【性別:男 / 年齢:18歳 / 身長:120cm】
長男。格闘家。
ピッポ (Pippo)
声 - 中山さら
  • 【性別:男 / 年齢:17歳 / 身長:120cm】
次男。詩人。面倒見が良い。
ポッポ (Poppo)
声 - 羽多野渉
  • 【性別:男 / 年齢:16歳 / 身長:120cm】
三男。発明家。声の高い兄達と違って声が低い。よく潜水艦を造っているが毎度大破している。

水の民 編集

ワルター・デルクェス (Walter Delques)
声 - 櫻井孝宏
  • 【性別:男 / 年齢:17歳 / 身長:171cm】
シャーリィの親衛隊長となる筈だった水の民の青年故に努力し続けてきたが、セネルにその立場を奪われてしまった為、彼に対して嫉妬に似た敵愾心を抱く。責任感はあるが協調性がなく、同族との間でも馴れ合いを好まない。ヴァーツラフに捕らわれたシャーリィを奪還するため一時的にセネル達と共闘。シャーリィのメルネス覚醒後は本来の役割に沿って再び対峙。セネル達に敗北後も怪我を押して挑戦し続けたが、最終的に力尽きた。爪術士には極稀なアーツ、ブレス、ガスト系統の爪術全てを使用できる人物。誠名“デルクェス”は「黒い翼」の意。テルクェスも紫の輝きを帯びた黒色。小説版ではシャーリィを守る為にマウリッツ戦で戦死。
ステラ・テルメス (Stella Telmes)
声 - 園崎未恵
  • 【性別:女 / 年齢:17歳 / 身長:160cm】
シャーリィの実姉。華奢で品位があり、明るく穏和な性格だが、時に勇ましい一面を見せる。ある事件を境に消息を絶ち、セネルには死んだものと思われていたが、実際はヴァーツラフに捕らえられ遺跡船の動力源として使われていた。しかし、精神を遺跡船と同調させる事で遺跡船そのものとなり、セネルとシャーリィを遺跡船へ導き、彼らの危機を何度も救っていた。セネル達の活躍によりクルザンド王統国軍から解放されたが、ヴァーツラフが作動させた滄我砲をテルクェスを用いて阻止したことで力を使い果たし、死亡。誠名“テルメス”は「はじまりの星」の意。テルクェスはオレンジの色合いを帯びた金色。名前はイタリア語で「星」を意味する。
フェニモール・ゼルヘス (Fenimorl / Fenimor Xelhes)
声 - 小清水亜美
  • 【性別:女 / 年齢:15歳 / 身長:155cm】
水の民の少女。強気で、思った事は口に出す。ヴァーツラフ軍に捕らえられ、人体実験を強いられている際にシャーリィと出会う。彼女が陸の民と行動を共にしている事を知って憤りを感じていたが、セネル達に助けられてからは少しずつ変化が訪れ、後にシャーリィとは無二の親友になり、セネルにも密かに想いを寄せる様に。託宣の儀式の最中、聖ガドリア王国の騎士の攻撃からシャーリィを庇い死亡。セネルやシャーリィと触れ合う事でようやく陸の民を信じられる様になったフェニモールの死は、皮肉にもシャーリィをメルネスとして覚醒させる結果となった。誠名“ゼルヘス”は「祝福」の意。漫画版ではシャーリィが入れられた牢にて捕えられていた。また、託宣の儀にてマウリッツに殺されそうになったセネルを助ける形で海に落ち、行きがかり上セネル達と同行。後にセネル達と共に大沈下及び大陸創造の真実を知るが、シャーリィの想いと、旅を通じて見て知ったセネルの想いの双方を理解し、シャーリィによってセネルが殺されない為に、「猛りの滄我」に心を囚われたシャーリィの攻撃からセネルを庇って死亡。こちらでの彼女の死はゲーム本編と違って「猛りの滄我」に囚われたシャーリィを解放させる結果となった。
テューラ・ウェルツェス (Thyra Welzes)
声 - 小清水亜美
  • 【性別:女 / 年齢:15歳 / 身長:155cm】
フェニモールの双子の妹。姉同様、強気。(間接的にだが)フェニモールを殺したシャーリィを陸の民と同じくらい憎んでいたが、彼女の懸命な姿に心打たれ、わだかまりは残るものの和解。ドラマCDでも相変わらずきつい態度で接するが、周囲に呆れつつ様々な物事に協力したりと多少は打ち解けている様子。誠名“ウェルツェス” は「希望」の意。フェニモールとテューラには「マジカルマリンランドからやってきた『マジカルフェニモール』と『ミラクルテューラ』という2人組」というプリキュアシリーズのような設定のボイス、グラフィックが存在するが、いずれも没となっている。その設定によるとフェニモールはブレス系、テューラはアーツ系爪術が使える事になっている。
マウリッツ・ウェルネス (Mauritz / Maurits Welnes)
声 - 大友龍三郎
  • 【性別:男 / 年齢:50歳 / 身長:172cm】
水の民の長老的存在。同じ里に暮らしていたシャーリィ、ステラ、ワルターに誠名を付けた。対ヴァーツラフ軍戦ではセネル達と共闘する決意を示したが、それは目的を果たす為にはヴァーツラフ軍が邪魔だったからであり、本来の彼は陸の民を粛清し同族の住処を取り戻さんとする滄我至上主義者。儀式襲撃という危機的状況を打開すべく同胞のフェニモールを見殺しにすることで、シャーリィに陸の民の暴虐さを見届けさせて覚醒を促した。MS終盤にて滄我に取り込まれるが、セネル達が「猛りの滄我」の怒りを鎮めたため消滅を免れた。滄我が望めばそれに従うという民族的背景からか、未だに残る不満を水に流しCQ以降は気持ちを切り替えて、先住民の長として改めて陸の民とも共闘する姿勢を見せた。誠名“ウェルネス”は「大いなる知性」の意。テルクェスの色は緋色。

その他 編集

ミミー・ブレッド (Mimmy Bread) / 国外版:Mimi Baker
声 - 神田朱未
  • 【性別:女 / 年齢:22歳 / 身長:157cm】
28代目ワンダーパン職人。ワンダーパン職人流パン術の免許皆伝で、その技術を広く世界に伝えるため遺跡船にやってきた。一人称は「小生」で、語尾に「パン」をつけ、よく転ぶのが特徴。意外と涙脆い。様々な物に扮してセネル達を待ち構え、レシピを教えてくれる(メンバーが揃ってないと出てこないで書置きだけ残っている事がある)。闘技場のシングルス戦スペシャルにも登場し、クロエの「剣」の部分が「パン」に置き換わっている技を使う。実力はフェロモン・ボンバーズを凌ぐ程だが、サブイベントではその強さを発揮できていない。家族は大陸に住んでいて、父ブレッドは「ブレッド・ブレッド」というパン屋を営んでいる。また、弟と妹が1人ずつおり、それぞれ「コッペ」「コロネ」という名前。
ソロン (Solon)
声 - 島田敏
  • 【性別:男 / 年齢:40歳 / 身長:180cm】
ジェイの育ての親にして、彼に忍術を教えた師匠。隠密行動を得意とする忍者を統べる者。戦争やそれによって生じる負の連鎖を心から好み、遺跡船を我が物にしようとするどこかの国から依頼を受け、忍者軍団を率いて遺跡船を暗躍。狡猾で意地が悪く、人の弱みも利用する。戦闘ではジェイと同じ技や左の義手からのレーザー、更に強力なブレスを使用。
シュヴァルツ (Schwarz)
声 - 川澄綾子
  • 【性別:女 / 年齢:22歳くらい(外見) / 身長:175cm】
「猛りの滄我」の願いを叶える為、セネルたちの世界に降臨した虚無と破壊を司る女神。仮面を着けており、素顔はグリューネと同じ。人間の負の感情を糧としており、人々の不安を煽る事で力を無尽蔵に吸収し、地震などの自然現象を操る。善悪を区別する感情は無い。「存在自体していなければ苦しむ事もない」という自身の理屈から世界を無に還す事を決断し、黒い霧を撒き散らして精霊が具現化できない世界をより一層不安定にさせた。名前はドイツ語で「黒」を意味する。

精霊 編集

世界の繁栄と存続という使命と役目を帯びた存在であるが、誕生して間がなく、世界が未熟であるため明確な姿形を保てず、種の姿で眠りについている。「主(あるじ)」と呼び、意思疎通が可能であるグリューネ以外のキャラクターには見えないし声も聞こえず、皆はグリューネが空気と話しているとしか思っていない。

セルシウス
声 - 水城レナ
「氷」を司る精霊。短髪の女格闘家の容姿をしている。
イフリート
声 - 稲田徹
「火」を司る精霊。一本足で炎を身に纏った巨鳥の容姿をしている。
シャドウ
声 - 増谷康紀
「呪」を司る精霊。マントを羽織り、剣を携えた黒いヤマネコのような容姿をしている。
ヴォルト
声 - 高橋裕吾
「雷」を司る精霊。脚を持たず、下半身が稲光を放っているのような容姿をしている。忠実な家臣のような口調で喋る。
ノーム
声 - 山本圭一郎
「地」を司る精霊。マントを羽織っているモグラの容姿をしている。非常に陽気な性格。
レム
声 - 豊嶋真千子
「海」を司る精霊。髪色は黄緑色で、4枚の羽根が生えた女性の容姿。

他作品への登場 編集

TOD(PS2版)
  • 第2部開始後、リーネの村にミミーが登場。
  • クロエをモチーフにしたモンスターが登場。
  • ノイシュタットにマジカルフェニモール、ミラクルテューラの真似をしている双子の少女がいる。
マイソロ
セネルが登場。正面を向いたフェイスグラフィックが新たに書き下ろされている。
TOV
  • パーティキャラクター・カロルのスキルにハンマー装備時の攻撃力が上昇する「レイナード」が登場。
  • PS3版ではクロエの衣装がエステルのコスチュームとして、ワルターの衣装がリタのコスチュームとして登場。
TOH
貴重品「螺子の手袋」を手に入れることで、セネルを援護キャラクターとして呼べる様になる。呼び出すと投げ技「軽岩砕落撃」を使用。
マイソロ2
セネル、クロエが登場。正面を向いたフェイスグラフィックが新たに書き下ろされており、セネルは原作と髪型が異なっている。
TOVS
セネルが登場。正面を向いたフェイスグラフィックが新たに書き下ろされている。
TOG
モーゼスの没技に「タイガーフェスティバル」というものがあり、これがリチャードの偽名として使用された。
ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊
セネルの武器「カイザーギアス」がタママの武器として登場し、説明文に「巨大な遺跡で妹を守るため戦った少年」と書かれている。

テンプレート:ネタバレ終了

主題歌 編集

オープニングテーマ
TAO
作詞 - 川村サイコ / 作曲 - D・A・I / 編曲 - D・A・I & Seiji Kameda / 歌 - Do As Infinity (avex trax)
エンディングテーマ
「My Tales」(マイ・テイルズ)
作詞・作曲・編曲 - 椎名豪 / 英訳 - 山本聖子 / 歌 - Donna Burke & Gab Desmond
「hotarubi」(ホタルビ)
作詞・作曲・編曲 - 椎名豪 / 英訳・歌 - Donna Burke
挿入歌
「蛍火」
作詞・作曲・編曲 - 椎名豪 / 歌 - 須藤まゆみ
「鳥は鳴き、僕は歌う」
作詞・作曲・編曲 - 椎名豪 / 歌 - カノン
「伝説の巫術士」
作詞・作曲・編曲 - 椎名豪 / 歌 - カノン
「セルシウス / お話しましょう」
作詞・作曲・編曲 - 椎名豪 / 歌 - すずかけ児童合唱団
以下、チーム・メルフェス スペシャル・コーラスチーム
サウンド・トラックのブックレットによると、7人編成のコーラス・チームである。上記の須藤まゆみも参加した。
  • 「導きの星」
  • 「危機迫る」
  • 「命を賭して」
  • 「太古の船」

スタッフ 編集

漫画 編集

作画:藤村あゆみ。『Comic REX』にて連載された。本編に沿った内容だが、オリジナルの展開や描写も多い。ゲームでは描写のなかったセネルとシャーリィが遺跡船へ来るまでの経緯からMSラストまでを描いており、CQはウィル編とモーゼス編のみがMSに組み込まれる形で描かれている。クロエとスティングルの因縁など、いくつかの伏線は未回収のまま終わっている。表紙カバーの色はセネル、クロエ、ウィル、ノーマ、モーゼス、ジェイのそれぞれの聖爪術の色である。

タイトル初版発行日(発売日)ISBN備考
テイルズ オブ レジェンディア 12006年7月1日(2006年6月9日テイルズ オブ レジェンディア 関連商品|バンダイナムコゲームス公式サイト” (日本語). バンダイナムコゲームス. 2010年2月2日閲覧。ISBN 4-7580-6004-5
テイルズ オブ レジェンディア 22006年11月1日(2006年10月7日)ISBN 4-7580-6025-8
テイルズ オブ レジェンディア 32007年7月1日(2007年6月8日)ISBN 978-4-7580-6053-0艦橋前平原へ向かう際に
船上で起きた出来事を描いた書下ろし漫画を収録。
テイルズ オブ レジェンディア 42008年2月1日(2008年1月9日)ISBN 978-4-7580-6075-2漫画本編には登場しないフェロモン・ボンバーズと
ミミーについて描かれたオマケ漫画を収録。
テイルズ オブ レジェンディア 52008年9月1日(2008年8月9日)ISBN 978-4-7580-6106-3
テイルズ オブ レジェンディア 62009年2月20日(2009年2月9日)ISBN 978-4-7580-6131-5

小説 編集

著:工藤治、イラスト:山田正樹ファミ通文庫。セネル達が捕らわれのステラを見つけた所から、MSラストまでを描いている。ワルター視点の描写もあり、オリジナルキャラクターとしてワルターの幼馴染・オスカーが登場する。

タイトル初版発行日(発売日)ISBN
テイルズ オブ レジェンディア 誓いの星 上2005年12月12日(2005年11月30日)ISBN 4-7577-2514-0
テイルズ オブ レジェンディア 誓いの星 下2006年1月4日(2005年12月24日)ISBN 4-7577-2559-0

関連商品 編集

攻略本 編集

タイトル初版発行日(発売日)ISBN備考
テイルズ オブ レジェンディア ファーストアドベンチャーガイド2005年8月30日(2005年8月25日)ISBN 4-08-779335-4パーティキャラクターを演じた声優のコメントを収録。
テイルズ オブ レジェンディア 公式コンプリートガイド2005年9月29日(2005年9月29日)ISBN 4-902372-07-X開発者インタビューを収録。
テイルズ オブ レジェンディア ファイナルマニアックス2005年12月16日(2005年12月5日)ISBN 4-7577-2570-1設定資料集、人名・用語辞典を収録。

メモリーカード 編集

  • テイルズ オブ レジェンディア メモリーカード8MB(2005年8月25日発売)

サウンドトラック 編集

ドラマCD 編集

  • テイルズ オブ レジェンディア〜voice of character quest〜1(2006年8月23日発売)
  • テイルズ オブ レジェンディア〜voice of character quest〜2(2006年9月27日発売)
    • シリーズでは初めて本編ドラマCDが制作されず、オリジナルストーリーのみの発売となった。封入特典としてプロモーションムービーや声優インタビューが収録されたDVDが付属。第2巻にはサウンドトラック未収録曲やジングルなどを収録したCDが付属。プロモーションムービーやサントラの一部は公式ページにて試聴が可能。物語はCQ中盤。街外れに出現した建物の調査に向かったセネル達は、そこでミミーと遭遇し、彼女の企みでラジオ番組を放送することになる。しかし、その裏にはマスクドSを名乗る謎の影があり……?
    • 全体のノリや空気は没となったエクストラシーズンのものに近い。
キャスト(2巻共通)
  • セネル・クーリッジ - 鈴村健一
  • シャーリィ・フェンネス - 広橋涼
  • ウィル・レイナード - 千葉進歩
  • クロエ・ヴァレンス - 浅野真澄
  • ノーマ・ビアッティ - 水橋かおり
  • モーゼス・シャンドル - 中井和哉
  • ジェイ - 白石涼子
  • グリューネ - 川澄綾子
  • ミミー・ブレッド - 神田朱未
  • テューラ・ウェルツェス - 小清水亜美
  • エド・カーチス - 稲田徹
  • イザベラ・ロビンズ - 水城レナ
  • キュッポ - 高橋美佳子
  • ピッポ - 中山さら
  • ポッポ - 羽多野渉
  • マスクド・S - 浜田賢二

米国版 編集

マルチタップによる協力プレイ可、CQはボイス無しなど、多数の変更点が存在する。

キャスト

外部リンク 編集

関連項目 編集

特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC-BY-SA ライセンスの下で利用可能です。