Fandom


テンプレート:Otheruses テンプレート:Redirect

ファイル:Yggdrasil.jpg

ユグドラシル古ノルド語Yggdrasillテンプレート:IPA-allテンプレート:要出典仮名転写 (以下同様) :ユッグドラシル〉]、英語Yggdrasilテンプレート:IPA 〈イグドラシル〉])は、北欧神話に登場する1本の架空

「世界」を体現する巨大な木であり、アースガルズミズガルズウートガルズヘルなどといった9つの異なる世界(九つの世界)をすべて内包する存在とされている。そのような本質を捉えて英語では "テンプレート:Sname"、日本語では、世界樹(せかいじゅ)、宇宙樹(うちゅうじゅ)との雅称でも呼ばれる。

呼称 編集

原義 編集

Yggdrasill (テンプレート:IPA-all [仮名転写:ユッグドラシル])という名前の由来には諸説あるが、最も有力な説ではその原義を「Ygg's horse (恐るべき者の)」とする。Yggr および Ygg (仮名転写はともにユッグ)は主神オーディンの数ある異名の一つで(cf. en)、その名は「オーディンの馬」を意味していると解釈されている。

日本語名 編集

ファイル:AM 738 4to Yggdrasill.png

日本語名は、引用先の言語の違いによって、また、仮名転写の際に生じる言語的揺らぎに原因して、Ygg- を「ユッグ」と読むものと「ユグ」と読むもの、「イッグ」と読むものと「イグ」と読むもの、さらに drasill を「ドラシル」と読むものと「ドラジル」と読むものがあり、これらの組み合わせによって多数の異形が存在する。

特徴 編集

3つのを支えている。『グリームニルの言葉』第31節によると、それぞれの下にヘル霜の巨人、人間が住んでいる[1]。また『ギュルヴィたぶらかし』での説明では、根はアースガルズ霜の巨人の住む世界、ニヴルヘイムの上へと通じている[2]。 アースガルズに向かう根のすぐ下には神聖なウルズの泉があり[3]、霜の巨人の元へ向かう根のすぐ下にはミーミルの泉がある[2]

この木に棲む栗鼠(リス)ラタトスクが、それぞれの世界の間に情報を伝えるメッセンジャーとなっている。 木の頂きには1羽の大鷲(ときに、フレースヴェルグとされる)が留まっており、そのの間にヴェズルフェルニルと呼ばれるが止まっているという[4]

ユグドラシルの根は、ニーズヘッグによって齧(かじ)られている。また、ダーインとドヴァリン、ドゥネイルとドゥラスロール古ノルド語Dáinn ok Dvalinn, Dúneyrr ok Duraþróren)という4頭の鹿がユグドラシルの樹皮を食料としている[5]。また、『グリームニルの言葉』第25節によると、山羊ヘイズルーンレーラズという樹木の葉を食料にしているとされる[6]が、レーラズがユグドラシルと同じ樹木かははっきりしていない[7]

類似の世界樹 編集

イルミンスール 編集

ザクセン人イルミンスール古ザクセン語テンプレート:Sname、「イルミンの柱」の意。Irmin とはザクセン人の祖神)という同じような世界樹を崇拝していたことが、カール大帝の記録などから分かっている。大帝は、ザクセンに対する征服戦争(ザクセン戦争)の最初の年となった772年、もしくはその翌年に、パーダーボルン近郊のエレスブルク (Eresburg[Obermarsberg]) にて“邪教(キリスト教徒から見たペイガニズム)”の拠り所であったこの神木を伐り倒したと伝えられる[8]

ユグドラシルを主題とした創作物 編集

コンピュータゲーム
コミックス・アニメーション

脚注 編集

[ヘルプ]
  1. 『エッダ 古代北欧歌謡集』55頁。
  2. 2.0 2.1 『エッダ 古代北欧歌謡集』236頁。
  3. 『エッダ 古代北欧歌謡集』237頁。
  4. 『エッダ 古代北欧歌謡集』238頁。
  5. 『エッダ 古代北欧歌謡集』55、238-239頁。
  6. 『エッダ 古代北欧歌謡集』54頁。
  7. 『エッダ 古代北欧歌謡集』59頁。
  8. テンプレート:Cite book

関連項目 編集

テンプレート:Commonscat

参考文献 編集

特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC-BY-SA ライセンスの下で利用可能です。