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ワルキューレの伝説』は、1989年4月ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)よりアーケードゲームとして発売されたアクションアドベンチャーゲーム。キャラクターデザインは冨士宏。『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』の続編にあたる。

概要 編集

前作『ワルキューレの冒険』の続編にあたる。プラットフォームをファミリーコンピュータからアーケードゲーム作品(システム2基板)にすることにより、美しいグラフィックとサウンドで人気を博した。システム2基板による拡大縮小機能とクオリティの高い音源、よりイメージイラストに近づいたキャラクターの容姿やアクションも人気となった。ゲームキャラクターのメディアミックスがまだ少なかった時代では珍しく、イベント用のグッズも多数製作された。また開発時には4人同時プレイ案もありズールとコアクマンもプレイヤーキャラ候補だった[1]

ストーリー 編集

人々に豊かな恵みをもたらしていた黄金の種が悪魔カムーズに奪われ、人々は飢えに苦しめられていた。人々の嘆きの声を聞き届けた神は、かつて魔王ゾウナから世界を救った英雄ワルキューレとその相棒サンドラにカムーズ討伐の命を下す。黄金の種を取り戻し、再び世界に平和をもたらすために、ワルキューレとサンドラは地上へと降り立つのだった。

ゲーム内容 編集

トップビュー視点のアクションアドベンチャー。剣による直接攻撃とMP消費による魔法攻撃を使いステージを進む。2P同時プレイも可能。アーケードゲームとしては難度はそれほど高くなく、典型的な「覚えてしまえば進める」ゲームである(通常設定の場合)。ただしジャンプにやや癖がある。

なお、PCエンジン版は移植の際に大幅な変更が施されている。

  • 2人プレイが不可能になった(1人プレイ専用)。2P側の使用キャラクターであったサンドラはNPCとして登場する。これにより、道中の展開が若干異なる。
  • 制限時間の概念が無くなった。
  • パスワードによるコンティニューが追加された。
  • スコア(PCエンジン版ではEXPとなっている)、ゴールド、アイテムのストック、残機数の表示がプレイ画面からポーズ画面に移動した。
  • ラウンド5(さいはての村)とラウンド6(氷の洞窟)が逆になっている。また、ラウンド7(北の大地)はラウンド6に統合されている。
  • 分身の術の効果が大幅に変更されている。アーケード版では自分の分身を呼び出して一緒に攻撃させる魔法だったが、PCエンジン版では2人に分身して巨大な光弾を同時に前方に放つ魔法になっている。
  • ライフや魔力の上限増加が、アーケード版ではアイテムを購入して上げるのに対し、PCエンジン版ではステージ進行とともに自動的に増えるようになっている。
  • AC版で登場しなかったライバルキャラ、ブラックワルキューレが本作で初登場した。
  • スタッフロールが削られた。

BGM 編集

  • 作曲は川田宏行(ひろべ~)。前作であるワルキューレの冒険に引き続きの起用となり、同作品内のテーマをアレンジした曲もある。
  • サウンドトラック「ナムコ・ゲームサウンド・エクスプレス」シリーズの第1弾として1989年09月21日にリリースされ、オリコン最高位47位とヒットを記録した。
  • 本作のBGMは第3回ゲーメスト大賞でもベストVGM賞を受賞している(243点、同部門歴代3位の得票)。

脚注 編集

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  1. 「月刊アルカディア」2010年5月号88・89ページ

関連項目 編集

外部リンク 編集

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