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ワルキューレドイツ語Walküre[1])は、バンダイナムコゲームス(旧ナムコ)が発売するコンピュータゲームの同名シリーズ作品における主人公。キャラクターデザインは冨士宏

本項では、ワルキューレを主人公とするゲーム作品及び漫画作品、それらのスピンオフ作品により形成されるシリーズ全般についても解説する。

概要 編集

1986年発売の第1作『冒険』は、死を恐れた男がマーベルランドの大時計より時の鍵を抜き取ったことにより時の狭間に封印されていた魔王ゾウナが多くの魔物を従えて地上を支配し、人々の救いを求める声に応じて神の子・ワルキューレが地上に降り立つというストーリーである。

金髪三つ編みに羽根の付いた帽子と緑色の甲冑が一種のトレードマークとなっており、雑誌『ゲーメスト』(新声社)が1990年に刊行した増刊ギャルズアイランドでは読者投票により第1位を獲得している[2]

神族である為、人間とは比較にならない程の凄まじい怪力や跳躍力といった高い身体能力を誇る。自身の数百倍の体躯を誇る怪物を一撃で両断した事もあり[3]、その戦闘能力は少女然とした見た目からは想像できないほど高い。

北欧神話における戦乙女・ワルキューレとの関係は長らく不明であったが、漫画『ワルキューレの降誕』では鎧を纏い武装したその姿がかつての戦乙女に似ていたのでそう呼ばれ、また地上の者に神名を明かす事は禁じられているという理由から、自らも便宜的にそう名乗ったとの経緯が描かれており、本名は別に存在することが示唆されている。

マーベルランドの存在する世界は北欧神話における最終戦争(ラグナロク)よりも後の世界とされ、その経緯について語られる中でヴァルハラに戦死者の魂を誘う戦乙女である本来のワルキューレも登場し、プラティーナ(大女神)もまた、一度滅びた世界からの生き残りであり、かつての本来のワルキューレ達の一員であったことが明かされている。

性格・口調 編集

彼女の口調や性格は作品によって異なり、『サンドラの大冒険』では丁寧かつ押しの強い口調、『ローザの冒険』では「○○だわ」と女性的な口調であったり、『ナムコスーパーウォーズ』や『NAMCO x CAPCOM』では「○○です」と穏やかかつ奥ゆかしい口調で話す淑やかな性格であったりと、基幹作品である「ワルキューレの冒険」「ワルキューレの伝説」でセリフが一切なかった影響で後続の作品における性格の統一があまりなされていなかったが、キャラクターデザイナーであり、企画・設定にも携わる冨士宏によるナムコ公認のコミカライズ(ワルキューレの降誕・栄光)が行われて以降は公式作品は全て、このコミックに準拠した毅然とした凛々しい性格・口調に統一された。

シリーズ作品一覧 編集

1986年の第1作発売以降、3年から5年おきに新作が発売されていたが2000年代前半は新作の発表も無く展開が途絶えていた。しかし、2005年に漫画連載が開始されたのを機に再びシリーズ展開が活発化しており、現在は主として携帯電話アプリの新作がメインとなっている。

ゲーム 編集

上記以外にMSX21989年に『ワルキューレの冒険II 遥かなる時の扉』(仮称)が発売予定であったが、開発中止となっている。なお、ディスクステーションコンパイル)第4号に『遥かなる時の扉』の作品デモが収録されている。

外伝・スピンオフ作品 編集

他作品へのゲスト出演 編集

以下の作品にゲスト出演している。

漫画 編集

  • ワルキューレの降誕マッグガーデン・全2巻)
  • ワルキューレの栄光(マッグガーデン・全2巻)
    • 月刊コミックブレイド』に隔月連載。なお、タイトルは携帯アプリと同名であるがストーリー上は直接リンクするものではなく、ゲーム『冒険』(ナムコアンソロジー2収録版)とスピンオフ作品『サンドラの大冒険』のストーリー展開をベースにしている。

ゲームブック 編集

関連書籍 編集

  • ワルキューレストーリーブック(1991年JICC出版局ISBN 4-7966-0112-0
    • 『伝説』の序章部分を描き下ろしイラストを交えて紹介している。
  • ワルキューレの伝説外伝 ローザの冒険ファンブック(1996年・アスペクトISBN 4-89366-592-8
    • ログイン編集のファンブック。設定画集やスタッフインタビューで構成されており、特に冨士宏の漫画「ワルキューレの謎」はナムコを退社して外注の形で作品に関わることになった立場より本書の刊行時点においてシリーズ中で未解明の部分に関する仮説を提示する形となっている。
  • ワルキューレワールド カラー設定イラスト画集「LEGEND」(2006年・マッグガーデン) ISBN 4-86127-242-4
    • 漫画の連載に合わせて刊行された原画集。「ストーリーブック」に使用された挿画の再録や未使用の設定画を多数収録。

声優 編集

脚注 編集

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  1. 英語表記の「Valkyrie」でなくドイツ語表記なのは「ストーリーブック」及び漫画『降誕』『栄光』に拠る。なお、ドイツ語本来の発音は「ヴァルキューレ」。
  2. この際は第2位が「フェリオス」のヒロイン・アルテミス、第3位が「ワンダーモモ」の主人公・モモと、ナムコ勢が3位までを独占する結果となった。
  3. 『ワルキューレの栄光』第3-4話

外部リンク 編集

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