吉積 信(よしづみ まこと、1964年 - )は、テイルズ オブ シリーズのプロデューサーを務めるゲームクリエイター。バンダイナムコゲームス所属。株式会社ナムコ・テイルズスタジオの取締役だったが、2010年4月に異動した。
経歴[]
福岡県生まれ。1988年にナムコ(現バンダイナムコゲームス)に入社。入社1年目は東京、2年目以降は大阪で、6年間営業をしていた。その後、東京でさらに7年間のゲームの宣伝や広報のプロモーション業務(中にはSFC版『テイルズ オブ ファンタジア』を含む)を経て、2002年に『テイルズ オブ デスティニー2』のプロデュースを担当した。それ以降、テイルズ オブ シリーズのプロデューサーを務めている。現在はテイルズ オブ シリーズの顔として、雑誌のインタビューや、ラジオ番組『テイルズリング』の出演等、積極的に活動している。
人物[]
- シンフォニックグリーン、エスコートタイトル等、新作発表の度に造語を用いることで有名。
- 自身がタレント並のメディア露出を行い、結果作品にも注目してもらう、という海外式のプロモーション方法を取っている。
- イベント等での、会場の客との「テイルズオブ!」「○○(タイトル)!」の掛け合いは恒例となりつつある。
- テイルズ オブ シリーズにおいてのキャラクターデザイナーの一人である藤島康介とは近所。
- インタビューでは『TOSのPS2への移植はあり得ない』『Xbox版TOVの海賊帽はパティの物ではない(PS3版では彼女の帽子である)』等、実際とは異なる発言が多い為、任天堂ユーザーの反発やテイルズシリーズのファン離れを招いている。
製作に関わった作品[]
- テイルズ オブ デスティニー2(2002年11月28日)
- ヴィーナス&ブレイブス〜魔女と女神と滅びの予言〜(2003年2月13日) - 途中、移籍
- テイルズ オブ ファンタジア(GBA版)(2003年8月1日)
- テイルズ オブ シンフォニア(2003年8月29日)
- テイルズ オブ リバース(2004年12月16日)
- テイルズ オブ ジ アビス(2005年12月15日)
- テイルズ オブ デスティニー(PS2版)(2006年11月30日) - エグゼクティププロデューサー
- テイルズ オブ イノセンス(2007年12月6日) - 統括プロデューサー
- なりきりダンジョンX(2010年8月5日) - ゼネラルプロダクトマネージャー
- ソード オブ レジェンディア(仮称)(発売日未定)
関連書籍[]
- 集英社『テイルズ オブ シンフォニア(ゲームキューブ版)』(ISBN 4-08-779258-7)
- 単独インタビュー収録。
- ナムコ『テイルズ オブ リバース 公式コンプリートガイド』(ISBN 4-902372-05-3)
- 氏を含む開発陣インタビューが収録。
- ナムコ『テイルズ オブ ジ アビス 公式コンプリートガイド 』(ISBN 4-902372-09-6)
- プレイヤーへのメッセージ及び氏を含む開発陣インタビューが収録。
外部リンク[]
- ナムコ・テイルズスタジオ
- マイコムビズアップ(吉積信のインタビュー記事)