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2008年7月4日 (金) 19:23時点における最新版
子育てクイズ マイエンジェル(こそだて - )は、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたクイズゲームシリーズ。
概要[]
プレイヤーは女の子を持つ父親および母親となり、クイズに答えて娘を0歳から25歳まで育てていくゲーム。
クイズは四者択一(ラウンドによっては三者択一)クイズで、正解するごとに問題に応じてパラメータが変化し、また「養育費」が貯まって行く。この「養育費」はイベントで資金源となり、早く回答するほど多く貯まる。お手つき・誤答をした場合、ライフが1つ(または半分)減る。ライフが0になるとアーケードではコンティニュー画面へ、家庭用ゲーム機ではセーブした所まで戻ってやり直しとなる。規定の正解数をクリアするとそのステージはクリアとなる。
各ステージをクリアするとイベントが発生する。これも四者択一で選び、選んだ結果により娘のパラメータが変化し、娘はさまざまな人生を送る事になる。
パラメータには以下のものがある。
- 性格 - 「まじめ」「おいろけ」「おたく」「わんぱく」の4種類からなる。最も高い数値のものがその時点での娘の性格となり、それによって娘の容姿が変化する。
- プレイステーション版・ワンダースワン版の一部モードでは、2つの性格の数値が僅差である場合、2番目に高い数値が「素直な(まじめ)」「セクシーな(お色気)」「カルトな(おたく)」「元気な(わんぱく)」と表示される(例えば1位がまじめで2位が僅差でわんぱくなら「元気なまじめ」となる。1つの性格だけが圧倒的に高ければ「ねっから(性格)」となる)。
- 得意分野 - 「人文科学」「社会科学」「自然科学」の3種類からなる。職業の選択に影響する。
- 愛情 - アーケード版第1作にのみ登場。満タンになるとライフが1つ回復する。
幼稚園・小学校・中学校・高校・専門学校・大学への進学、就職には通常ステージとはほかに試験ステージが行われる。義務教育である中学校までは規定正解数をクリアすれば入学できる(=不合格になることがありえない)が、高校・専門学校・大学は決められた正解率をクリアする必要があり、規定正解率を割ると特殊な高校・専門学校に入学させられたり、大学受験浪人になる。就職試験は10問限定で、上級職に転職するほど必要な正解率が上がる。
以上の経過を経て、25歳を終えると娘から結婚相手の男性が紹介される。その後のエキストラステージで一定の養育費を稼ぐとエンディングとなる。
特殊なステージ[]
- 制限時間2倍 - 回答のための制限時間が2倍になる。
- 三択 - 選択肢が3つになる
- ジャンルセレクト - ジャンルを指定できる。ジャンルは「大きい問題」「短い問題」「あこがれの問題」など、どのような問題が出るのかわからない内容になっている(実際はその言葉に関連する問題が出る)。
- おさらい問題 - 過去に間違えた問題が出題される。
アーケード版[]
テンプレート:節stub
子育てクイズ マイエンジェル[]
1996年7月稼動開始。
娘の声は伊倉一恵が担当した。
子育てクイズ マイエンジェル2[]
この作品では男の子と女の子の双子を育てる。しかし途中で息子は留学してしまうので影が薄い。
子育てクイズ マイエンジェル3 マイリトルペット[]
この作品では娘を育てるとともにペットを飼う。ペットは種類ごとに性格が決められており、娘が他の性格に変化すると仲が悪くなって逃げ出してしまうことも。
プレイステーション版[]
子育てクイズ マイエンジェル[]
1997年11月13日発売。以下のモードがある。
- アーケードモード
- アーケード版「子育てクイズ マイエンジェル」とほぼ同じ内容だが、性的な要素の強い問題やビジュアルを一部差し替えている。また問題ウィンドウも緑地に白い文字となり見やすくなった(ほかのモードも同様)。
- アットホームモード
- アーケードモードに問題・イベント・ミニゲーム(蚊取りギャラクシアンなど)が追加されたモード。途中でセーブも可能。1つの年齢につき2つのステージが設定されている。娘の声は鈴木真仁が担当した。
- アルバムモード
- アットホームモードで育てた娘のイベントシーンを集めたファイルが見られる。一部娘からのメッセージが聞ける。
- ラブラブモード
- アットホームモードをクリアした娘のデータを利用し、同級生の男子生徒として高校3年間の生活を送るモード。コンティニューできないなどの厳しい制約が付く。
- 主題歌
- 『少女時代』
- 歌:鈴木真仁、作詞・作曲:原由子(斉藤由貴の曲のカバー)
子育てクイズ もっとマイエンジェル[]
1999年5月25日、家庭用オリジナルの続編として発売された。以下のモードがある。CMにはナインティナインが起用されていた。
- 子育てチャレンジ
- 前作のアーケードモード(アットホームモード)と同じく、娘を育てていくモード。基本的なゲーム進行は同じだが、イベントやクイズの内容がほとんど一新されている。新形式のクイズとしては、最初に入力した両親のデータに基づいて出題されるものや、娘がジェスチャーする様子を見て答えを当てるものなどがある。
- 初恋モード(男の子編/女の子編)
- 10歳の夏休みを田舎の親戚の家で過ごす娘と、そこで出会った少年との初恋の物語をそれぞれの視点でプレイするモード。ストーリーは1日ずつ進行し、1週間が終わるとエンディングとなる。娘の声は前作と同じく鈴木真仁が、少年の声は内藤玲が担当した。
- 思い出のアルバム/夏休みの思い出
- 子育てチャレンジ・初恋モードで、今までに遭遇したことのあるイベントシーンを見ることができるモード。ゲームの達成度も確認できる。
- 主題歌
- 『愛が始まる』
- 歌:鈴木真仁、作詞:夢栞、作曲:松本俊明、編曲:池田賢司
ワンダースワン版[]
「子育てクイズ どこでもマイエンジェル」として1999年4月15日発売。
関連項目[]
- 右脳の達人 ひらめき子育てマイエンジェル
- ニンテンドーDS用として2006年9月7日に発売。
外部リンク[]
- 公式サイト