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桃井 はるこ(ももい はるこ、1977年12月14日 - )は、東京都出身の女性シンガーソングライター作詞家作曲家声優ラジオパーソナリティ。ライト・ゲージ所属。

東京都立代々木高等学校卒業、東海大学文学部広報メディア学科中退[1]。愛称は「モモーイ」など。別名義として「もあい はるこ」「momo-i」「桃井はる子」「O.T.Queen」がある。ファンクラブの名前は「m.m.m.」である。

経歴 編集

高校生時代 編集

高校在学中にパソコン通信を始めた事がきっかけで、雑誌社のライター活動に入る。 同時期より、新宿ロフトプラスワンで、マニアックなトークショウ「桃井はるこの秘密」を行う。またインターネットが普及し始めた頃には、既に自分のホームページを持っており「桃井はるこの秘密日記」等を掲載し、それが編集者の目に留まり、雑誌連載を開始した。

大学生時代 編集

1990年代後半には、もあいはるこ名義で原宿秋葉原での路上ライヴ活動をいち早く始め、注目されるようになった。大学を中退して、メジャーデビューシングル『Mail Me』をリリースした後は、本格的に音楽活動を開始する。

UNDER17活動時代 編集

テレビアニメ『The Soul Taker 〜魂狩〜』で、声優デビューを果たす。2001年にはソロユニットPoly-phonicの活動を開始(UNDER17結成後しばらくして活動休止する)する。2002年から「美少女ゲームソングに愛を!」「萌えソングをきわめるゾ!」を旗印として『Mail Me』の編曲者であり、Poly-phonicでもギターで参加していた小池雅也と『UNDER17』を結成する。コミックマーケットでのイベント・ライブ活動や、美少女ゲームソングへの楽曲提供でブレイクしメジャーデビューを果たす。アニメ主題歌のCDリリースを積極的に行ない東名阪ワンマンツアーを行うほどの人気を博したが2004年に解散した。

現在 編集

その後は、ソロでの音楽活動を再開する。2005年には、ファーストライヴツアー『ワンダーモモーイライブツアー』が、大阪・名古屋・博多・渋谷で行われた。2006年には、初のベストアルバム『momo-i quality』をリリースし、念願の北海道の札幌市を加えてのライブツアーも行った。ソングライターとしても、他の声優・アーティストへ楽曲を多数提供しており、近年は編曲まで自分で手掛けることも多い。また、ラジオパーソナリティとしても、レギュラー番組を持つ。近年は、その半生をつづった超自伝的DVDドラマ『はるこ☆UP DATE』や、初めての著書『アキハバLOVE〜秋葉原と一緒に大人になった〜』の発売や、アメリカカリフォルニア「ANIMEEXPO2007」やドイツカッセル「CONNICHI2007」や、カナダ・台湾・ハワイ・メキシコ・英国でのライブと、幅広い活動を続けている。

人物 編集

  • 経歴の項目を見ても判る通り、インターネット文化やいわゆる「アキバ系」のサブカルチャーをバックボーンにして、メジャーシーンにまで上り詰めた人物である。
    • 小学生の頃から秋葉原に通い続け、学生時代には秋葉原でのアルバイトも経験している。自身が秋葉原に拘りのあるオタクであると公言しており、ラジオ番組では幅広くかつマニアックな話題を好む。
  • 桃井「はるこ」という芸名は、映画『2001年宇宙の旅』に登場するコンピューター「HAL 9000」が由来だといわれている。ローマ字表記も「Haruko」ではなく「Halko」が用いられる。
    • 本名も「晴子」である(『ウラモモーイ』内で発言している)。また「桃井」は、かつて住んでいた東京都杉並区桃井に由来する芸名である。
    • 愛称「モモーイ」の由来は、YunaSoftの棚井慎一(たないみか)氏の愛称「タナーイ」から[2]
  • 非常に特徴的な舌足らずの声質の持ち主で、その声を活かして、ちょっと天然系(あるいは猫被り)な女の子の役を演じることが多い。
  • 掲示板『あやしいわーるど』の支流である『あやしいわーるど@クリスマス島』の古参投稿者でもある。
  • 「初めてメディアで「萌え」と云う言葉を公言したのが、桃井はるこである」と自称している。
  • 浅野真澄野川さくらと仲が良く、アルバムなどに楽曲提供もおこなっている。
  • 所属事務所は声優事務所としては比較的に珍しい給料制で、すなわち、自身もいわゆるギャラに基づく歩合制ではなく月給を貰う身である事を明かしている[3]
  • プロ野球が好きで、幼い頃からの「東京ヤクルトスワローズ」ファンで、東北楽天ゴールデンイーグルスのファンクラブにも、1年目から加入している。
  • 好物はカレーうどんで、趣味はTシャツ収集(特にMARS16のファンで、それがきっかけでツアーTシャツのコラボレーションが始まった)である。
  • 中学・高校生時代には、女性(一般)アイドルマニアだった。時期的に「アイドル冬の時代」に当たり、特に水野あおいに対する造詣は深い。なお、コンサート等のイベントは、ステージ上で行われたことが全てという考えから、当時より出待ちには否定的である。
  • 高校在学時は後に声優として同業となる千葉紗子と同期である。ただし、相互の面識はなかった。しかし、桃井の方は当時すでにジュニアミュージカルの分野で芸能活動をしていた千葉のことを知っていて、親しくなりたいと思っていたが、機会に恵まれなかったという。また、生徒会副会長も務め、文化祭のパンフレットには「ときめきメモリアル」のキャラクター藤崎詩織コスプレで載っている。なお、高校時代の通学証明書は、綾波レイのコスプレで写っていた。
  • 三才ブックス発行の「ラジオライフ」「ゲームラボ」の愛読者で、過去に三才ブックス主催のイベント「第200回東京ペディション」(1998年12月23日・東京国際フォーラム)には入場者として参加している事がエッセイ本「アキハバLOVE」で書かれている。また「第236回東京ペディション」(2001年12月23日・東京国際フォーラム)ではジャンクハンター吉田とのトークショーでゲスト出演する。そして、7年振りに「第320回東京ペディション」(2008年12月23日池袋サンシャインシティ)で念願の再出演を果たし、また、ラジオライフ2008年6月号から「モモーイアンテナ」というコラムを連載開始しており、現在も親交は深いようだ。
  • 2000年2月7日放送のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』において、伊集院光のもとに届いたリスナーの投稿で、当時「ゲームwave」の裏番組だった「D's Garage21」に出演していた桃井のことが「ニセ広末」と呼ばれ、伊集院もそれをネタにした[4]。その放送の翌日に桃井は自身の日記で伊集院光のラジオのリスナーであったことを明かし、この件について「光栄」とコメントした[5](なお、翌週のラジオで「数少ない味方を後ろから撃ってしまった」と伊集院を後悔させた)。
  • ミニ四駆が大好きである。著書『アキハバLOVE』記載のエピソードにちなみ、タミヤから2008年8月に限定コラボレーションモデル第1弾「サンダーショットMk.II桃井はるこSpecial」が出されたほど。なお桃井が初めて作ったのは「レーサーミニ四駆 ホットショットJr.」であり、これも同年11月29日に限定コラボレーションモデル第2弾「桃井はるこ Special Ver.2 ホットショットJr.」として発売された。
  • 2009年7月7日にmixiにアカウント開設する[6]。その後に2週間でマイミク人数は1万人を突破した。
  • ビバ☆テイルズ オブ』の内容からすると小野坂昌也には嫌われている模様。

音楽 編集

  • 萌えソングの代表的な歌手の一人である。但し、近年「ワンダーモモーイ」以降で、ロック系の力強い発声にも取り組んだ結果で『瀬戸の花嫁』の主人公・燦役では力強い発声法と台詞回しが可能になって演技の幅が広がり、更に『Kawaii! JeNny』では悪役であるシスターBを怪演し、声優兼歌手として活動している。
  • 音楽活動では、作詞・作曲は勿論のこと、編曲に取り組むことも多い。『瀬戸の花嫁』オープニング主題歌「Romantic summer」では、ベンチャーズ風クロマティックラン奏法のギターサウンド(桃井本人はギターが弾けず、デモ段階では実弟が弾いたという)を使ったサーフロック風の編曲が採用された。さらに同曲のカップリングの『瀬戸の花嫁』挿入歌「涙一輪」は、桃井のオリジナルとしては初の演歌(ただし瀬戸燦の役名が名義だが)であり、過去のファンクラブイベントでも、石川さゆりの「天城越え」を披露している。さらに2008年のアニメ『Mission-E』のエンディング曲「Feel so Easy!」では杏里の「CAT'S EYE」を彷彿とさせる1980年代テクノポップアレンジを採用している。
  • 近年の音楽作品では、編曲にmanzoを迎えることが多く、2006年1月に『ウラモモーイ』を急病(インフルエンザ)で休んだ時も、代役を依頼している。その時manzoは、番組の全コーナーを「自分には出来ない」と休止して、当時の新譜だった「フルスロットル」など、自身の楽曲をかけながら、ぐだぐだトークを展開していた。
  • ライブではショルダーキーボードを使いこなす。Roland・AX-1(赤)、AX-7(パールホワイト)、AX-Synth(パールホワイト)の使用機会が多い。AX-1はCDジャケットやPVでも登場するが、ライブではRolandの最新モデルであるAX-Synthも登場する[7]。また、より軽量のヤマハKX5を使用する場合もある[8]
  • テクノポップユニットPerfumeは、桃井の曲提供で「アキハバラブ」(「打ち水大作戦2005」限定ユニット名「ぱふゅーむ」で発表)というCD+DVDをリリースし「愛・地球博」のメインステージで打ち水を呼び掛けると共にステージパフォーマンスした。
    • しかし2009年7月4日にPerfumeと木村カエラが限定ユニットを組んだ際にPerfume側から「Perfumeとして初めてコラボをした」とコメントされている。「ぱふゅーむ」と「Perfume」は別物という認識によるものと思われる。
  • 2009年には本人がレーベルプロデューサーを務めるレコードレーベル「AKIHABALOVE RECORDS」を設立する。同時に参加型プロデュースユニット「Summer of Love」も発表した。

作品 編集

※ 一般発売の「桃井はるこ」名義のみ

シングル 編集

発売日 タイトル 規格品番
1 2000年5月24日 Mail Me  KICA-1233
2 2005年7月27日 トンドルベイビー LHCM-1013
3 2005年10月19日 WONDER MOMO-i 〜New recording〜 COCC-15804
4 2006年11月8日 さいごのろっく AVCA-26018(CD+DVD)・AVCA-26019(CD)
5 2006年12月7日 ゆめのばとん AVCA-26020(CD+DVD)・AVCA-26021(CD)
6 2006年12月27日 Enter! AVC1-26086
7 2007年3月28日 21世紀 AVCA-26194(CD+DVD)・AVCA-26195(CD)
8 2007年10月10日 Party! AVC1-26506
9 2007年10月24日 悠遠のアミュレット/オペラファンタジア ZMCZ-3683(限定版)ZMCZ-3684(通常版)
10 2007年10月25日 R・G・B… FPBD-0013
11 2007年11月14日 ルミカ AVCA-26537(CD+DVD)・AVCA-26538(CD)
12 2007年11月16日 ナイト・で・ないと PLT-0017
13 2008年8月27日 Feel so Easy! AVCA-26889
14 2009年1月1日 Cue! AVC1-29016
15 2009年2月27日 ちっちゃなぼうけん PAM-0072
16 2009年4月29日 るーじー・ぐーじー AKCS-1001
17 2009年6月17日 ☆自演乙☆ソング AKCS-1003
18 2009年8月22日 愛のメディスン 〜アニサマバージョン〜 AKCS-1004

アルバム 編集

発売日 タイトル 規格品番
1 2006年8月9日 momo-i quality 〜ベスト・オブ・モモーイ〜 AVCA-22786
2 2007年2月21日 はるこ☆UP DATE SONGS BEST AVCA-26117(CD+DVD)・AVCA-26118(CD)
3 2007年3月21日 ファミソン8BIT VGCD-0070
4 2007年6月8日 ファミソン8BIT STAGE2 VGCD-0086
5 2007年6月20日 COVER BEST カバー電車 AVCA-26303
6 2008年3月5日 Sunday early morning AVCA-26638
7 2008年12月3日 more&more quality WHITE 〜Self song cover〜 AVCA-26990
8 2008年12月3日 more&more quality RED 〜Anime song cover〜 AVCA-26991
9 2009年9月30日 へんじがない、ただのしつれんのようだ。 AKCA-1001
10 2010年9月15日 IVY 〜アイビー〜 DGAA-10003

楽曲提供 編集

作詞・作曲
作詞・作曲・編曲
作曲・編曲
  • 榊原ゆい・桃井はるこ
    • Prism Knight 〜虹色の記憶〜
作詞

DVD 編集

  • ワンダー・モモーイ・ライヴ・ツアー・ファイナル[ウィズ・バックステージ]
    • 2006年3月29日発売 / COBC-4519 / コロムビアミュージックエンタテインメント
  • はるこ☆UP DATE
    • 前編:2007年1月26日発売 / PCBE-51448(特別版)・PCBE-51450(通常版) / エイベックス・エンタテインメント
    • 後編:2007年2月23日発売 / PCBE-51449(特別版)・PCBE-51451(通常版) / エイベックス・エンタテインメント
  • 「Momo-i Live DVD」momo-i quality LIVE IN Stellar Ball 2006 編
    • 2007年3月28日発売 / AVBA-26218 / エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 「Momo-i Live DVD」momo-i UP DATE TOUR IN 渋谷O-EAST 編
    • 2007年3月28日発売 / AVBA-26220 / エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • BEST CLIP
    • 2008年3月5日発売 / AVBA-26639 / エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • momo-i COVER BEST LIVE in CLUB CITTA
    • 2008年7月25日発売 / AVBA-26860 / エイベックス・エンタテインメント
  • momo-i Sunday early morning LIVE @SHIBUYA-AX
    • 2008年7月25日発売 / AVBA-26861 / エイベックス・エンタテインメント

書籍 編集

  • アキハバLOVE 〜秋葉原と一緒に大人になった〜

出演 編集

太字:主役・ヒロイン・メインキャラクター

テレビアニメ 編集

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2011年

  • Steins;Gateフェイリス・ニャンニャン

OVA 編集

劇場版アニメ 編集

Webアニメ 編集

ゲーム 編集

特撮 編集

ラジオ 編集

ドラマCD 編集

  • 藍より青しシリーズ(水無月ちか)
  • AliceQuartet ヴォイスコンチェルト(藍原まきの)
  • D.C. 〜ダ・カーポ〜 初音島ドラマシアター chapter.1 さくら(うたまる)
  • テイルズ オブ ジ アビスシリーズ(アニス・タトリン
  • PRISM ARK スペシャルサウンドパッケージ RED 他(フィーリア
  • PRISM ARK DRAMA CD 「シスター・ヘル プリズム変化」(フィーリア
  • プリズム・アーク れいんぼ〜☆ドラマCD 「校長の試練場 PROVING GROUNDS OF THE "KOUCHOU SENSEI"」(フィーリア
  • プリズム・アーク れいんぼ〜☆ドラマCD3 「超魔法合神プリズマックス・アーク」(フィーリア
  • 魔法遣いに大切なこと あなたに会えて良かった(青田利香)
  • RAGNAROK THE ANIMATION Ver.1 - 3(マーヤ)

テレビ 編集

Web番組 編集

連載 編集

※ 2006年までの原稿の一部は、加筆修正を加えた上で、上記「アキハバLOVE」に再録されている。

脚注 編集

  1. 東海大学 フレッシュマンセミナー特別講演より本人談
  2. 桃井はるこの超!モモーイ第115回
  3. A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜第189回
  4. Ijupedia - 桃井はるこ
  5. 当時の日記(2000/02/08の日記を参照)
  6. 桃井はるこmixi公認アカウント開設!(桃井はるこ公式サイトニュース2009年7月7日)
  7. Animelo Summer Live2009に於けるmanzoとのセッションにて。
  8. Animelo Summer Live2007に於ける栗林みな実とのセッションにて。

外部リンク 編集

テンプレート:Commonscat

sv:Haruko Momoi zh:桃井晴子

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