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高木 渉(たかぎ わたる、1966年7月25日 - )は、日本男性声優舞台俳優アーツビジョン所属。千葉県君津市出身。

代表作に『フルハウス』(スティーヴン・ヘイル)、『名探偵コナン』(小嶋元太高木刑事)、『GTO』(鬼塚英吉)、『ゲゲゲの鬼太郎(第5作)』(ねずみ男)などがある。[1]

概要 編集

経歴 編集

勝田声優学院第5期卒。1987年に『ミスター味っ子』で声優デビュー。

劇団あかぺら倶楽部の代表を務めており、舞台俳優としても多く活動している。2002年には山口勝平関智一と「さんにんのかい」という三人芝居のユニットを結成した。

2005年には『ドラえもん』で先生役、2007年には『ゲゲゲの鬼太郎』でねずみ男役など、リメイクされたアニメで重要な役の後釜となっている。

特色 編集

アニメ・吹き替えで幅広く活動しており、小1の少年から老人、人間以外の役まで幅広くこなす。

デビュー当初は二枚目・二枚目半の声を演じることが多かったが、『ルーニー・テューンズ』のダフィー・ダックや『GTO』の鬼塚英吉以降、三枚目の役柄を演じることが増えた。また、不良青年や暴力的な悪役を担当する機会も多い。

人物像 編集

出演作品関係 編集

機動新世紀ガンダムX』の主人公ガロード・ラン役に抜擢されたが、元々高木はウィッツ・スー役のオーディションを受けており、「まさか主人公になるとは思わなかった」という。同作が打ち切りによって終了した際には酒の席で涙していたと、堀内賢雄かないみかのラジオにおいて語られていた。また、ガンダムXの前作である『新機動戦記ガンダムW』の企画段階では高木が張五飛役に決まりかけており、「高木渉」に二重線が引かれ石野竜三に書き換えられている当時の企画書が残っている[2]

名探偵コナン』の高木刑事役は当初「名無しの刑事」扱いであったが、目暮警部の「君、名前は?」という問いかけに対して咄嗟に「高木です」と自分の名前をアドリブで言ったところ、それが本採用になったとラジオで公開していた。後にそれが原作にまで波及し、その影響で高木の出番が増え重要なサブキャラクターとなっている[3]

職場での姿勢 編集

隙さえあればすかさずアドリブを入れることで業界で定着しつつあり、それを求めたうえでの起用もある。しかし以前はそんなことはなく、自他共に「真面目」と見られる姿勢で仕事に向かっていた。しかし、アドリブ自体も決してふざけてやっているわけではなく、『ビーストウォーズ』シリーズにおいてディレクターよりアドリブに対する高い意識[4][5]を求められ、非常に緊張した経験から、自分自身が面白くないと思ったことは絶対に言わないことにしている。また、アドリブを行うのは現場の空気を和ませるためであり、かつ流れを保つためであるとのこと。『Yes! プリキュア5』のブンビー役では、構成の成田良美もこのアドリブの影響からブンビーの生存に繋がったと語っている。草尾毅から「3分の2はアドリブ」などと言われるほどであり[4]、実際台本は彼のだけよく書き換えられている。また、シリアスなエピソードになると「今日はふざけられない」と入野自由らに冗談めかして漏らすという[4]。共演している千葉繁山像かおりも、キャラクター的に崩せない故に、より彼のアドリブを見ていて自分もやりたくなると語っている。

また声優業界では新人時代に「遅刻魔」の愛称で知られていた。実際に遅刻したのはほんの数回だが、そのうちの1回は、アフレコの開始時間が午前10時なのに高木は11時に起床したが、一瞬慌てるも、あえて急いでスタジオに行こうとせず、「どうせ遅刻なのだから」と逆に開き直ってあせらず落ち着く意味で自宅で朝のコーヒーを飲み、シャワーを浴びてから行ったという話がある。また、アニメ『天使な小生意気』で台本の読み合わせに遅刻した高木は、何事もなかったかのように、共演者の林原めぐみから最も遠い席に座って誤魔化そうとしたが、林原は無言で自分の隣の空いている席を蹴って「渉、ここ座りな(姉貴調・林原談)」と圧力を掛けた。結局、高木は怯えながら林原の隣に座ったというエピソードがあり、この時が最後の遅刻だと言われる。『ビーストウォーズリターンズ』では自分が「遅刻魔」であることを逆に笑い話の種にしていた。

舞台活動に対しては特に熱心であり、日頃はひょうきんな高木が真剣に舞台活動に関して語った姿を見た入野が、感嘆の声をあげている。

プライベート 編集

日焼けサロンに凝っており、先輩声優の小野坂昌也は「『ツヨシ』の頃から通っている」と語っている。共演者に焼きすぎていると言われ、本人も真っ赤になって「焼きすぎました」と言うことがある。その入れ込みように、小野坂は(高木本人の目の前ではないが)大いに疑問を語り、「あの年になって『焼きすぎました』なんて言う人間初めて見た」と語っている。他、コメント等では焼けた肌を披露している。

結婚式の際、妻と一緒にカットしたのはウエディングケーキではなく、自身が演じる小嶋元太の顔の形をしたおにぎりだったという。掛け声も「おにぎり入刀」だった。

出演作品 編集

太字は主役または主要・メインキャラクター

テレビアニメ 編集

1987年

1988年

1989年

1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

OVA 編集

劇場版アニメ 編集

ゲーム 編集

吹き替え 編集

吹き替え(アニメ) 編集

特撮 編集

ラジオ 編集

ラジオドラマ 編集

ネットラジオ 編集

ドラマCD 編集

舞台 編集

  • 劇団あかぺら倶楽部各作品
  • さんにんのかい
    • 新撰組‐名もなき男たちの挿話‐
    • 新撰組‐名もなき男たちの挿話‐(再演)
    • 異聞西遊記・孫悟空〜花果西遊妖仙奇譚〜
  • 作者をせかす六人の主人公たち(作者の友人 役)

その他 編集

脚注 編集

  1. Yahoo!人物名鑑によるプロフィールより 2010年2月3日閲覧
  2. 『サンライズART BOOK(3) 新機動戦記ガンダムW設定記録集PART-I』72ページより
  3. 小嶋元太役とトロピカルランドの巡査役で第1話から既に一人二役の出演はしていた。
  4. 4.0 4.1 4.2 CLUB ココ&ナッツ』#17
  5. 「作家が書いたものをあえて改変するのだから、周り(番組関係者)にウケなかったことを理由に元の形に戻すのは失礼にあたる」と言われ、緊張感を高められたという。

関連項目 編集

外部リンク 編集

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