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神奈川県[]

湘北高校[]

前年度、インターハイ神奈川県予選1回戦敗退だったが、今年度は強力なメンバーが加入し、県予選2位の成績でインターハイ予選を通過、インターハイでは高校バスケットボール界の王者・山王工業を倒した無名の実力校である。
基本的なプレイスタイルはラン&ガンオフェンスにマンツーマンディフェンスで、弥生曰く「オフェンス力なら県でも1、2を争うチーム」、中村曰く「ハデだし見栄えがする」。
選手層が薄く、スタメン(赤木、三井、宮城、流川、桜木)は全国区だが一人でも抜けると戦力ダウンする。清田には「試合での立ち上がりが悪い」と指摘されているが、静岡合宿の練習試合で3度対戦した御子柴は、「スキも多いがツボにはまった時は恐ろしく強い」と評した。
インターハイ予選決勝リーグ陵南戦及びインターハイ前の静岡合宿[1]を引率した鈴木というバスケ部顧問がいる。とある教師の弁によると、桜木・流川・宮城・三井を除く部員の学業成績は優秀。
週刊バスケットボールのインターハイ出場校への総合評価はCランク。ユニフォームの色は赤と白。

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バスケットボール部関係者[]

桜木 花道(さくらぎ はなみち)
声 - 草尾毅

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流川 楓(るかわ かえで)
声 - 緑川光

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赤木 剛憲(あかぎ たけのり)
声 - 梁田清之

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宮城 リョータ(みやぎ -)
声 - 塩屋翼

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三井 寿(みつい ひさし)
声 - 置鮎龍太郎

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木暮 公延(こぐれ きみのぶ)
声 - 田中秀幸
3年6組在籍(高1時は1年3組在籍)、178cm 62kg、背番号5、スモールフォワード(SF)。7月12日生。
湘北バスケ部副主将。常にメガネを着用していることから桜木からは「メガネ君」と呼ばれている。桜木のよき理解者であり、桜木がキレた際になだめることも多い。温厚[2]で柔和な性格[3]で素行の悪い桜木達に対しても見下さず対等に向き合う。
赤木とは北村中学時代からの親友で、誰よりも赤木のバスケへの情熱、そして全国制覇への思いを知る人物。北村中時代は体力をつける目的でバスケ部に入部し、その後、赤木の個人練習含めた特訓に中学・高校とついてきた。湘北高校では、赤木と共にバスケ部に残った唯一の同級生である。赤木とチームメイトとのパイプ役。
流川や桜木が入ったことでスタメンの座を譲るが、このメンバーでバスケを少しでも長く続けることを望み続けて、桜木のゴール下シュートの練習にも遅くまで付き合った。控え選手だがスタメン5人の怪我やスタミナ切れもあって、作中描かれた試合では陵南高校との練習試合からインターハイ山王工業戦までの全ての試合に出場し、陵南高校との練習試合では逆転のスリーポイントシュートを決め(結果は敗戦)、インターハイ予選決勝リーグ陵南戦終盤では勝負を決定づけるスリーポイントシュートを決めチームを勝利へと導いており、アニメではインターハイ予選翔陽戦終盤、藤真のフェイダウェイ・ジャンプショットを指先で狂わせたりなどとシックスマンとしてチームを支えている。また、劇場版第3作では試合途中で倒れて交代したものの、彼の気迫溢れるプレイが試合の流れを変えた。
三井の栄光と挫折の過去を知る人物であり、誰よりも彼を思いやっている。三井のバスケ部襲撃事件では三井に対して感情を剥き出しに怒った。
学業の成績は優秀で、インターハイ終了後は赤木と同じく大学受験を目指す。その傍ら、赤木ほど受験勉強を堅苦しく考えておらず、バスケ部にもOBとしてしばしば顔を見せている様子。
安田 靖春(やすだ やすはる)
声 - 小野坂昌也
2年、165cm 57kg(IH参加申し込み書では164cm)、背番号6、ポイントガード(PG)。3月28日生。
物語当初、桜木が自分のバスケ部入部を拒否した赤木に対抗する際、よく絡んでいた人物。桜木のなだめ役だが、絡まれたり殴られることが多い。宮城と桜木からは「ヤス」、彩子からは「ヤッちゃん」と呼ばれている[4]
陵南との練習試合ではスタメンに抜擢され、感激で目に涙を浮かべた。見かけによらず度胸があり、その点を評価され野次と怒号が渦巻く豊玉戦では、桜木に代わり途中出場し、流れを引き戻す活躍を果たした。
宮城とは小学校からの付き合いで仲が良く、彼がバスケ部に復帰した際に1on1の相手をしているが、バスケの実力は遠く及ばない。
潮崎 哲士(しおざき てつし)
声 - 林延年
2年、170cm 62kg、背番号8、セカンドガード(SG)。9月23日生。
桜木からは「シオ」と呼ばれている。
試合での出番、活躍はほとんどなく、悲惨な目に遭う事も多かった。角田とは中学校からの付き合い。
角田 悟(かくた さとる)
声 - 里内信夫
2年、180cm、背番号9、センター(C)。11月4日生。
線のように細い目が特徴。桜木からは「カク」と呼ばれている。
潮崎とは中学校からの付き合いである。三井ら不良達のバスケ部襲撃の際は、鉄男から蹴られた。アニメの三浦台戦では、退場になった桜木に替わって試合に出場し[5]、翔陽戦では、最後に退場した桜木の代役で2点差を守りきり、またアニメではルーズボールに突っ込む活躍を見せている。
桜木の1年先輩ながら、海南戦後の桜木には全く歯が立たず、その成長を肌で実感する。山王戦では、桜木が顔面シュートによる鼻血の止血を行った際に数分間出場するも、マッチアップした野辺には全く歯が立たなかった。
原作では桜木にやられた際「ガッデム」と呟くなど、ややひょうきんな描写もある。
石井 健太郎[6](いしい けんたろう)
声 - 林延年
1年10組在籍、170cm、65kg、背番号12、フォワード(F)。1月18日生。
メガネと坊主頭が特徴。
山王戦にて、桜木の手にリバウンドのボールが吸い付くようにと「念」を送った。涙もろい一面を持ち、山王戦終盤では、湘北の力強さに感動し涙を流した。佐々岡とは同じ中学の出身である。
原作終了後の黒板漫画では佐々岡、桑田と共に赤木が抜けた後のスタメンの座を目指し練習に励んでいた。
佐々岡 智(ささおか さとる)
声 - 里内信夫小野坂昌也緑川光幸野善之
1年、172cm(IH参加申し込み書では171cm)、背番号(16→)15→13[7]、F。10月13日生。
出場機会は少ないが、公式戦では圧勝した角野戦に出場機会を得ている。上級生との練習試合では桜木に脅迫され、自ら交代を申し出たり、陵南との練習試合でも桜木のゴネによりユニフォームを剥奪され、テープの背番号“16”を与えられたりし、桜木によって数々の不運をもたらされた。石井と同じ中学の出身。
原作終了後の黒板漫画ではスタメンの座を目指し練習に励んでいた。
桑田 登紀[8](くわた とき)
声 - 森川智之
1年、163cm 50kg(IH参加申し込み書[9]では162cm)、背番号13→15[10]、F→ガード(G)。7月28日生。
出場機会は少ないが、公式戦では圧勝した角野戦に出場機会を得ている。IH豊玉戦のハーフタイムでは、桜木に首を絞められたうえ頭突きを喰らい、更には「1年坊主」呼ばわりされた人物。中学時代はフォワードだったが、高校ではガードにコンバートされた。
アニメではベンチとはいえ、桜木・流川と同じチームにいることを誇りに思っていること、将来2人とともにレギュラーとして活躍する日を楽しみにしていることを明かし、桜木を感動させている。
原作終了後の黒板漫画ではスタメンの座を目指し練習に励んでいた。
安西 光義(あんざい みつよし)
声 - 西村知道
湘北バスケ部の監督
性格は非常に温厚で物腰も柔らかく、ホワイトヘアードブッダ(白髪仏)と呼ばれている。桜木からは「オヤジ」と呼ばれ、何かあるごとに桜木に二重あごをタプタプされる。あまり練習にうるさく口を出さない事[11]や恰幅のいい体型もあいまって、一見お飾り[12]のような印象を与えるが、選手の能力を見抜く眼力、冷静かつ大胆に構築された的確な戦術の作成能力から、他校の監督も尊敬の意を込めて「安西先生」と呼ぶ名監督である。
信条は、あきらめたらそこで試合終了。三井、赤木、宮城は彼を慕って湘北に入学し、特に三井には恩人として慕われている。元全日本の選手で、某大学の監督時代はその気性の激しい性格からホワイトヘアードデビル(白髪鬼)と呼ばれ恐れられたが、才ある教え子であった谷沢がすれ違いの果てに事故死を遂げた[13]ことをきっかけに大学監督を引退する。その後、性格は丸くなり体格も丸々と太ったが、要所では桜木を黙らせ、皆が目を疑うほどの威圧感を見せる。眼鏡は大体反射している。既婚者。
インターハイ予選期間中の練習時に桜木のシュート練習を見ていたところ、倒れる。桜木の処置のおかげで大事には至らなかったが[14]、インターハイ神奈川県予選最終戦の陵南戦を欠場した。類稀な素質を持つ流川と桜木の成長を愉しみとしており、日本一の選手を育てるという大学監督時代からの夢を懸けている。
原作終了後の黒板漫画では、医者に言われてダイエットに励んでいた。
彩子(あやこ)
声 - 原えりこ
2年1組在籍、163cm、マネージャー
美人で姉御肌なマネージャー。問題児揃いのバスケ部のマネージャーを務めるだけあって非常に度胸が据わり、桜木が頭の上がらない数少ない人物であり、またその桜木にも物怖じすることなくハリセンを片手にバスケの基本を仕込んだ[15]
宮城に「アヤちゃん」と呼ばれ、彼からの好意に気づいているが、あまり相手にしていない。しかし、要所にて彼を思いやり、叱咤または激励する。海南戦で赤木が負傷した際には、彼を心底心配していた。
作中、彼女の名字は明かされなかった[16]相撲にも詳しい。書道も得意で、毎回、達筆で湘北の目標などを体育館に貼っている。学業の成績は優秀な様子。桜木の事をフルネームで呼んでいるが、アニメ、原作共に何度か名前で呼んだこともある。流川と同じ富ヶ丘中出身。
週刊ヤングジャンプ特別読切『ピアス』にて小学6年生時の彩子と思われる人物がリョータと共に描かれており、彩子とリョータが身につけているピアスの物語が語られている[17]
原作終了後の黒板漫画では、ダイエットに励んでいた。
赤木 晴子(あかぎ はるこ)
声 - 平松晶子
1年、156cm、42kg、サポーター→マネージャー。
花道の憧れの人物で、本作のヒロイン
桜木からは「ハルコさん」と呼ばれている。赤木の妹で、兄には全く似ていない美少女。四中出身。桜木を初めて見たときに、桜木の体格の良さや驚異的なジャンプ力から彼をバスケ部に勧誘した。何かと桜木のことを気遣い、落ち込むことの多い桜木をあくまで友人として健気に支えるため、彼女の存在が桜木の原動力になっている。
流川に片想いしているが、自身への恋に疎い性格で桜木の想いに気づいていない[18]。原作では流川と会話したのは初対面時のみでそれ以降は流川が無口なこともあり返事を返されるシーンはない。自身も中学時代はバスケ部に所属していたが、運動神経はかなり鈍くよく転ぶ。湘北がインターハイ出場を決めた後に、髪を切っている。
兄の引退後は、彩子に誘われ湘北高バスケ部のマネージャーとなる。桜木がバスケ部に戻ってくるまで、バスケ部の状況を毎週手紙で伝えるのが最初の仕事。桜木の想いに気づいている節もあるが、流川の全日本入りを嬉しそうに伝えるなど、実際の真意は不明。

桜木軍団[]

和光中学出身で湘北高校1年生の桜木・水戸・高宮・大楠・野間で構成される軍団。水戸を除く3人は合わせて“ほか”や“etc(エトセトラ)”扱いされていた。この3人は水戸曰く通称「和光中 三バカトリオ」らしい(桜木は「馬鹿王」)。
原チャリ4人乗りや炭酸一気飲み等、ある意味すごい達である。全員がパチンコ好き。
桜木が付けたあだ名を彼らも使う。少数を多数で攻撃することを嫌い、喧嘩の前に必ず相手の数を確かめるという習慣があり、1人に何人もの相手で挑むような奴を「ヒキョー者」と呼び、自分達は卑怯者ではないと主張している。バスケ部襲撃事件では最終的に自分達と堀田が泥を被り、バスケ部と首謀者の三井を庇う形で3日間の謹慎処分になった。花道のよき理解者達。作中では、晴子や他のバスケ部メンバーとも親しい。アニメでは桜木軍団の活躍エピソードが多数追加されている。
原作終了後の黒板漫画では4人でつるむ中、自分たちの将来について考えていた。
水戸 洋平(みと ようへい)
声 - 森川智之
1年7組在籍。桜木の中学からの同級生で、喧嘩仲間・桜木軍団のリーダー的存在。桜木の親友かつ最大の理解者で、次第にバスケに夢中になる桜木をからかいながらも温かく見守る。インターハイでは他の3人や晴子たちと共に広島にまで湘北の応援に駆け付けた。
容姿端整で、尚且つ軍団の中では最も理性的であり、宮城に一目でリーダーと分からせるほどの聡明さと存在感を持つ。喧嘩の実力も高く、入学当初から堀田をはじめとする上級生にも一目置かれており、バスケ部襲撃事件直前に三井らとはち合わせた際には鉄男のパンチを一度は喰らうも、二度目は回避し三度目の蹴りはかばんでガードした。またその後、1人で堀田の不良仲間3人を纏めて倒している。
アルバイトをしている。無免許でありながら、原付バイクを運転する。アニメでは期末テストの結果、赤点2つだった。
高宮 望(たかみや のぞみ)
声 - 塩屋浩三
肥満体型と眼鏡。丸坊主の頭をしている。喧嘩が強く、三井のバスケ部襲撃事件でも、桜木軍団と共に堀田などの不良を圧倒、桜木らを助けた。バナナが好物。桜木によくちょっかいを出されるが、試合では最も桜木を応援する人物。その一方で翔陽戦の最中に2リットルのコーラを一気飲みさせられるなど、災難も多い。インターハイ予選終了から一週間後にパチンコ店の前で牧、清田に遭遇した際、牧を「監督」と呼んだ。アニメでは期末テストの結果、赤点3つだった。劇場版第4作ではサーフィンの腕前を披露した。
大楠 雄二(おおくす ゆうじ)
声 - 林延年
金髪でボリュームのあるリーゼントヘアー。弁当を食べているシーンで、左手にを持っている描写がある。彩子が好みの様子。アニメでは期末テストの結果、赤点2つだった。山王戦試合終了直後、流川の肩に手を置いて親しげに声をかけていた。
野間 忠一郎(のま ちゅういちろう)
声 - 幹本雄之
呼称:チュウ
口髭を生やしており、鉄男には「ヒゲ」呼ばわりされた。鉄男のグループに暴行を加えられたが、鉄男らが襲撃しようとしていたバスケ部の居所を最後まで吐かないという仲間想いな面を見せた。その後は水戸達と共に三井率いる不良グループに立ち向かった。桜木からの電話に対し、弟と偽って声色を変えて話しているが実際に弟がいるかは不明。

その他の人々[]

堀田 徳男(ほった のりお)
声 - 大塚芳忠
呼称:徳ちゃん、ヒマ人
3年。三井と共に暴力事件を起こした不良の一人。バスケ部襲撃事件以降は、涙もろく人の好い面を見せるようになる。
三井を友達として慕っている。バスケ部襲撃事件の際には三井の気持ちを汲み取り、バスケ部に戻りたいのかを尋ね[19]、事件後は洋平らと一緒に三井を庇って事件の首謀者だと名乗り、罪をかぶった。三井のバスケ部復帰後、角刈りに眼鏡、リーゼント、坊主頭等が特徴の不良仲間達と共に三井の応援団を結成し、湘北の試合に訪れては「炎の男 三っちゃん」と書かれた応援旗を駆使して大声で三井を応援する[20]
湘北の番長でありながら、宮城や桜木軍団には相手にされてなかった。喧嘩の実力は高宮に「結構強い」と言わしめたが、桜木のチョップ一撃で気絶、流川に集団で喧嘩を挑んで負け、赤木に一喝されたじろぎ、豊玉のヤンキーには数で劣り逃げていた。
青田 龍彦(あおた たつひこ)
声 - 梅津秀行
呼称:ジュードー男、たっちゃん
3年5組在籍。柔道部主将。
柔道二段の腕前であり、県下でも名の通った実力者である。赤木の幼馴染かつ小学校以来のライバル。かつて赤木に柔道を勧めた[21]際、「かっこ悪い」と断られたことと、座高が高いことを赤木にからかわれたことを未だに根に持っている[22]。赤木が全国制覇の話をクラスでする度に現れ、「先に全国制覇するのは柔道部」と言い張っている。
小学生時代、晴子に一目惚れして以来、彼女に好意を寄せており、彼女の幼い頃からの写真を持っている。桜木の身体的能力を高く評価し、晴子の写真を利用して柔道部に誘うが失敗に終わる。その後も桜木を柔道部に入部させる事を諦めず、機を見ては勧誘するが悉く失敗に終わった。
インターハイ出場を賭けた陵南高校戦にて、終盤で追いつかれ浮き足立つ湘北メンバーに対し、自ら勝ち取ったインターハイ県大会優勝旗を掲げ叱咤激励した[23]。また、アニメでは翔陽・陵南の混合チームとの練習試合でも体育館まで応援に駆けつけた。
柔道部でただ一人、赤点4つをとった男であり、後の追試では桜木同様にギリギリで合格した。
藤井(ふじい)
声 - 西本悦子杉本友美豊嶋真千子
1年。晴子の友達。ショートヘアーで地味な顔立ち、小声の大人しい少女。
桜木にはなかなか名前を覚えてもらえず、「ハルコさんの友達」と呼ばれたり、「松井さん」と間違われる。初めは桜木を怖がっていたが、晴子と共にバスケ部と接するうちに怯えは和らぎ、陵南高校との練習試合の直後には、自らの口で「感動しました」と桜木に伝えた。広島県内に親戚が居り、インターハイ観戦の際は晴子と松井と一緒にその親戚の家に泊まっていた。
また、晴子が昔の自分の練習を語った際それに対し「昼休みにやってたよね」と言っている。
松井(まつい)
声 - 西川宏美
1年。晴子の友達。髪型はウエーブのかかったツインテールで、少々唇が厚いのが特徴。しばしば天然ボケな言動をする晴子に対するツッコミ役。藤井と同様、桜木には「友達その2」と呼ばれたり、「藤井さん」と間違われた。
インターハイ観戦では晴子と藤井と一緒にいたものの2人と絡むシーンはなく、最後の集合写真でも顔が半分隠れていた。
流川楓親衛隊(るかわかえでしんえいたい)
声 - 住友七絵西川宏美中山真奈美
流川非公認のファンクラブ
結成当初は3人だったが、徐々に増員され、遂には驚愕すべき人数が親衛隊となり、インターハイでは広島にまでやってくる。全員流川を物凄く溺愛しているが、流川が最初から上手かったと勘違いしたり、チアガールの格好をして黄色い声で応援するなど、ただのミーハー集団[24]。全員が桜木を嫌っており、桜木に対して堂々と嫌がらせに等しい苦情を言いに来る[25]
小池(こいけ)
声 - 平野正人岸野幸正(第30話)、増谷康紀(第62話)
太い淵のメガネをしている数学の教師。授業態度の悪い桜木や流川を目の仇にしては、彼らの相手に手を焼いている。一度流川の眠りを妨げ、殴られそうになった。担当教科は数学I(アニメより)。
河合 マリ(かわい -)
#アニメオリジナルキャラを参照。
西川[26](にしかわ)
赤木や木暮の同級生で元バスケット部員。山王戦での赤木の回想シーンにて登場。赤木の全国制覇の目標とそれに対する情熱についていけず、部活をサボったうえに赤木の夢を揶揄したために、その現場を発見された赤木に投げ飛ばされた。

陵南高校[]

練習試合・インターハイ予選と、作中にて唯一、湘北が二度対戦した高校[27]
神奈川では上位に位置付けられる強豪校だが、海南大附属と翔陽の壁に阻まれこれまで全国大会出場経験はなし。魚住、仙道、福田といった選手が入部してからは飛躍的な成長を遂げ、今年度は海南大附属とともに優勝候補といわれるまでになる。しかし、インターハイ予選決勝リーグでは海南大附属と湘北に惜敗の3位に終わり、全国出場を逃した。県予選終了後は他の強豪校に比べ早い段階で新チームに移行している。
ユニフォームの色は白と紺。横断幕は「勇猛果敢」。
魚住 純(うおずみ じゅん)
声 - 岸野幸正
3年、202cm 90kg(高1時は199cm)、背番号15(1年)→9(2年)→4、C。
呼称:ボス猿、2m
バッシュ:アシックス
主将。2メートルを越す巨漢であり、“ビッグ・ジュン”の異名をもつ。赤木の最大のライバル。
県内で一番でかい中学生として鳴り物入りで陵南に入学するも、当初は基礎練習にもついていけず、田岡に毎日怒鳴られたうえに部員からも陰口をたたかれ、一時は退部を本気で考えたが、田岡に巨体は立派な才能であると諭される[28]と共に、自身が3年になったときに陵南が初の全国大会出場を果たすことを夢見ていると告白される。その後、県大会では1年生にして公式戦で大きな存在感を示し注目を集めるが、2年生時のインターハイ予選1回戦での対湘北戦で、チームは試合に勝利したものの自身はマッチアップした赤木に完全に押さえられ強い敗北感を味わう。その日から打倒・赤木を目標とし、フットワークを一から鍛え直して、赤木に負けないゴール下のディフェンスを身につけた。陵南全国初出場に王手をかけた3年生時のインターハイ予選決勝リーグ湘北戦では、4ファウルの上に大差と後がない状況に陥った後、集中力を高めた気迫のプレイで陵南に再び流れを引き戻す活躍を見せたが、激闘の末に桜木と木暮の活躍でチームは敗退した。
体格を活かしたパワープレイを得意とする。その覇気やプレースタイルなどから、陵南の不動の大黒柱である。赤木と比べるとやや劣る面があり、フリースローが苦手なほか、精神的にも弱い様子。
板前の息子で、インターハイ予選終了後は引退し、跡を継ぐため修行する。後にインターハイ湘北対山王工業戦を観戦に訪れた際、コート上で大根のかつらむきをし、河田に圧倒されて周りが見えなくなった赤木に「自身がチームのために体を張って脇役となる」[29]ことを伝え、立ち直らせるきっかけを作った[30]。その後は警備員に連れられ観客席で観戦するも、周りの観客からは「デカい」などといわれ注目された。
引退後、アニメではバスケへの想いを断ち切る決意は固く、彦一の再三の誘いにもかかわらず部活には顔を出さなかった。しかし、翔陽との混成チームでの湘北との練習試合の誘いを受け、最初は断るものの、「赤木との決着をつける」との思いから出場を決意。キャプテンの重圧から解放されたこともあって伸び伸びとプレイし、その実力を存分に発揮。試合へのフル出場を果たした。
原作終了後の黒板漫画では、引退後もしょっちゅう部活に顔を出し、サボってばかりの仙道を怒鳴りつけ、更には自分がキャプテンを続投すると発言した。
仙道 彰(せんどう あきら)
声 - 大塚芳忠
2年、190cm 79kg、背番号12もしくは13(1年)→7、F、PG。
呼称:センドー、ハリネズミ、ツンツン頭。
備考:神奈川ベスト5
バッシュ:コンバース
陵南が誇る天才オールラウンドプレイヤー。
得点力は「魚住・福田なんかよりはるかに恐い」と赤木に言わしめ、ドリブルのスキルも初期の桜木、流川を一瞬で抜き去り、ゲームを作る能力も牧に匹敵する能力を持ち合わせる。個人プレイが巧いだけのプレイヤーではなく、チーム全体と試合の流れを考慮したプレイができるため、インターハイ予選決勝リーグではポイントガードもこなし、それに必要な要素も兼ね備えていた。精神的にムラがあり、強敵とのマッチアップや危機感を持たないとなかなか集中力が起きないが、プレイヤーとしての実力は魚住・池上ら先輩も含めたチームメイト及び田岡から絶対の信頼を持たれている。
田岡により東京の中学からスカウトされた。池上曰く、かつてはバリバリの点取り屋で、高校の公式デビュー戦となった湘北戦では47得点を記録した。その後はチームプレイも覚えるようになり、2年生にして神奈川No.1プレイヤーと称される牧と肩を並べる存在にまで成長する。バスケ以外にも発言には非常に説得力があり、インターハイ予選湘北戦では途中、魚住が抜けて圧倒される中、チームメイトの冷静さを取り戻させ、2年生ながらもキャプテンとしての器も持つ。
湘北との練習試合では桜木の隠れた類い稀な才能をチームメイトの誰よりも早く見抜く。その後も桜木のプレイや彼の成長に注目するなど一目置いており、桜木をライバルとして意識している。流川との1on1を心の底から楽しんでいる一方で、「最後は俺が勝つ」と自信を持っている。インターハイ予選湘北戦終了後には、牧に県予選での敗退を惜しまれ、「週刊バスケットボール」では、記者の弥生に気に入られたこともあってインターハイに行けなかった地方の一高校生にも関わらず特集が組まれるという破格の扱いを受けた。天才プレイヤーながら、彦一からは「天才なのはコート上においてのみ」と言われるほど、どこか抜けているところがあり、練習試合時には寝坊して遅刻したにも関わらず堂々と登場して田岡に呆れられている。中学時代に、同学年の沢北[31]との対戦経験があるらしいが、彼には勝てなかった。
魚住・池上引退後、陵南の新キャプテンに就任。海釣りが趣味。
原作終了後の黒板漫画では、大物が釣れたと喜んでいたが、部活はしょっちゅうサボっているようであり、魚住には叱責され、田岡からは早くもキャプテン交代の噂が立てられていた。
福田 吉兆(ふくだ きっちょう)
声 - 石川英郎
2年、188cm 80kg、背番号13、パワーフォワード(PF)。
呼称:フク助、福ちゃん、フッキー
陵南が誇る脅威のスコアラー。バスケ経験は中2の終わりごろからで浅く、高校入学当初は新入生の中でも一番下手だった。仙道を過剰に意識し、ガムシャラなプレイスタイルと急速な成長スピードを持つ。派手なオフェンスでチームに勢いをもたらすプレイは、田岡より「仙道にすら出来ないこと」と最大級の賛辞を受け、仙道に「桜木と同等の才能と性格を持っている」という趣旨の言葉を言わしめた。海南大附属・神とは中学時代の同級生。先輩・後輩の関係には厳しい様子。
顔に似合わず繊細かつ感情が表れやすいタイプであり、その事に気付かなかった田岡が、ビシビシと叱って育てる指導方針とした為、その指導に耐えかね、ある練習試合で田岡に暴挙を働き無期限部活動禁止になった。そのためにバスケに、特に自身のプレイを誉めてもらうことに飢えている。ディフェンスは不得意で、またミドルレンジからのシュートも苦手。桜木に対し、真っ向勝負にて初めて完全敗北を味わわせた相手。
登場前に作者が考えていたキャラ設定案の中には、「能力は高いがサボりがちで、田岡に『本来ならあいつは使いたくない』と思われている」という、実際に登場した福田のキャラクターとは逆と言えるアイデアも挙げられていた[32]。無期限部活動禁止時期は仲間達(後述)と共にバスケをしていた。
アニメラストマッチの湘北対翔陽・陵南戦では後半開始前に登場し、長谷川との交代で出場。持ち味のオフェンス力で活躍するも、ジャンプシュートを習得した桜木に連続で得点を許し、終盤、藤真の指示で池上と交代した。
原作終了後の黒板漫画では、キャプテン交代の噂が立てられる中、実力的に次は自分だとキャプテンの座を狙っている様子を見せた。
池上 亮二[33](いけがみ りょうじ)
声 - 緑川光
3年、183cm 74kg、背番号5、F。
陵南の副主将。“ディフェンスに定評のある池上”と評され、その実力は田岡をして「ウチではディフェンスNo.1」と言わしめたほど[34]
インターハイ予選決勝リーグの武里戦まではスタメンだったが、田岡に対する暴挙で無期限部活動禁止になっていた福田が復帰した後の海南戦、湘北戦ではベンチスタートとなった。海南戦では牧からスティールを決め、延長戦に持ち込むきっかけをつくった。
海南戦では神、インターハイ予選湘北戦では三井と、シューターを封じるために送り出され、湘北戦では隙は見せたものの、三井を脱水症状になるまで疲労させた。試合終盤に三井が脱水症状により倒れた後は彼と交代した木暮とマッチアップしていたが、残り1分強に田岡から、赤木・流川へボールが渡った際は木暮をある程度離してもダブルチームに行くよう指示を受ける。その結果、流川からボールを奪う事に成功するが、カウンターを狙ったロングパスを投げた瞬間にジャンプした桜木に捕られる。咄嗟に自身へのパスを求めた流川へのダブルチームに行くが、フリーになった木暮にパスを回され、事実上の勝敗を決するスリーポイントシュートを決められ敗戦の要因となった。
前述のパスミスをはじめオフェンスにおいて活躍する場面は殆ど描かれず、作中において確認できる得点は湘北との練習試合での先制点となったミドルシュートのみである。湘北戦ではマークに付いた桜木が試合中盤で精彩を欠いていたため度々チャンスを迎えていたが、赤木が巧みにカバーしていた事が示されている。そして桜木が復調すると、一度は桜木をフェイクにかけてジャンプシュートを放つも、彼の驚異的な身体能力によってブロックされた。
魚住同様、インターハイ予選終了後に引退する。バスケ部を引退する際、涙の魚住に代わりあっさりと答辞を述べた。アニメでは引退後、彦一の誘いにより、翔陽との合同チームでの湘北との試合に参加。スタメン出場し、前半途中で仙道と交代するも、終盤にはそのディフェンス力の高さを藤真に買われ、福田との交代で再び出場し試合終了までを戦った。
越野 宏明(こしの ひろあき)
声 - 里内信夫
2年、174cm 62kg、背番号6、SG、PG。
呼称:小僧
田岡曰く、負けん気が人一倍強い選手。湘北との練習試合では桜木に恐れず立ち向ったり、海南戦では結果的には逆に吹っ飛ばされたものの牧をファウルで止めようとするなど、気の強さが目立つ。アニメでは心の中で魚住を呼び捨てにしていた。インターハイ予選湘北戦では、三井にディフェンスがチョロいと評された。
インターハイ予選湘北戦では前半は三井とマッチアップし、後半は池上との交代で一旦ベンチに下がり、植草との交代で再出場後は宮城のマークに付き、気合いの籠ったパスカットやダイビングプレイでチームを鼓舞した。なお湘北対翔陽戦を観戦中、藤真について魚住に「オレあいつを止められますかね」と、ポイントガードは植草にも関わらず自分がマッチアップする事になっているような発言をし、魚住も「止めてもらわにゃ困る」それに同調していた。
原作終了後の黒板漫画では仙道不在時の練習中、心の中で「事実上今のキャプテンは俺」と語っていた。
植草 智之(うえくさ ともゆき)
声 - 塩屋浩三辻谷耕史(第74話・第75話)、里内信夫(第76話)
2年、170cm 62kg、背番号8、PG。
田岡曰く、ミスが少なくバスケットをよく知っている選手。また、仙道にはスタミナがあると評されたが、インターハイ予選湘北戦では宮城とのマッチアップにより体力を著しく消耗し後半はミスを連発。終盤には途中交代となるものの、宮城に前半で3ファウルを与えるなど一定の活躍は果たした。アニメでは頻繁に声優が変わった。
原作終了後の黒板漫画では、心の中では次期キャプテンの「ダークホース」と自称していた。
相田 彦一(あいだ ひこいち)
声 - 小野坂昌也[35]
1年、165cm 52kg、背番号15、PG。
呼称:ヒコイチ
大阪出身で関西弁をしゃべり、「要チェックや」「アンビリーバブルや」が口癖。本人曰く「ワイのチェックの厳しさは大阪一」で、有名選手をチェックしたマル秘のチェックノートを持ち、いろいろな選手をチェックしている。劇場版第2作のエンディングで、そのノートを仙道に見られていた。
姉・弥生はバスケットボール雑誌「週刊バスケットボール」の記者。勘違いにより、初期から桜木を天才プレイヤーとして注目し、4試合連続退場&無得点の桜木を不調と信じていた。桜木との会話では、自らはベンチ入りもできないと語っていたが、後にベンチ入りを果たした。実際にプレイしている描写は無く、ほぼマネージャー的存在[36]である[37]。お調子者で、田岡にしばしば拳骨を食らう。仙道を尊敬し、大阪府予選を観戦に訪れた際には、彼を侮辱した輝男と岸本に激しい怒りを露にした。湘北対翔陽戦では、自身と同じく身長の低い宮城が翔陽のビッグマン達を翻弄したことに感動し、アニメではその際「宮城さんのようなプレイヤーを目指す」と語った。
菅平(すがだいら)
声 - 辻谷耕史
背番号11、C。
インターハイ予選海南戦、湘北戦で魚住にファウルがかさみベンチに下げざるを得なくなった際に代わりに登場した選手。仙道の呼びかけに「はい」と答える場面があるほか、アニメでは彦一の回想で「同学年の期待の戦力」と評されている。
宮城曰く「身長は花道くらい」だが線は細い。出場後は赤木とマッチアップしたが、パワー・技術共に圧倒され全く相手にならず大量得点を許す。高砂[38]から「あの控えセンターには荷が重過ぎる」と言われるなど力量的には魚住の足元にも及ばない様子。
MEIJI(漢字表記等は不明)
インターハイ予選での湘北対海南戦で、彦一と植草の間に座ってた人物。名前は着ていたジャンパーから参照。
田岡 茂一(たおか もいち)
声 - 石塚運昇
呼称:じじい
監督。41歳で、10年以上の監督歴を持つ。非常に気が短く厳しい人物で、試合中わずかでも気を抜いたプレイを行った選手は怒鳴りつけ、思い出すだけで部員たちが冷や汗を流すほどの厳しい練習を課すが、部を辞めようと考えていた魚住を励まして説得し、海南戦前には猛練習に耐えきった選手達を労い褒めるなど部員たちを思いやる面も見せる。魚住が入部してからは、本気でインターハイ出場を視野に入れスカウトに奔走。中学MVPの三井や、宮城、流川へのスカウトは失敗に終わったが、東京の中学から仙道を入学させることに成功した。その後、入部当時は挫折しかかっていた魚住を神奈川トップクラスのセンターに、ひとりのスコアラーに過ぎなかった仙道を一流のオールラウンダーにそれぞれ成長させた。
高校時代は「神奈川に田岡あり」と言われた名選手で、高頭とはその頃からの因縁の関係[39]であり、学年は高頭より1学年上である。高校時代は、仙道と流川の関係にあたると自称したが、陵南の選手たちからは「嘘つき」呼ばわりされる。高校2年当時の背番号は7。
湘北との練習試合では、出場して間もない桜木が自身の裏をかくプレイを連発したため、彼のことを「相当頭の切れる奴」と誤解した。練習試合では桜木に何かと痛い思いをさせられている[40]。練習試合以降、桜木には「じじい」呼ばわりされる。
インターハイ予選の湘北戦では、流川・三井・赤木を徹底的に警戒し、数多くある湘北の不安要素を徹底的につけ込み、後半怒濤の追い上げを見せるものの、自身が不安要素と決めつけた木暮と桜木の2人によって勝負を決められる。敗戦後のインタビューで「敗因はこの私。陵南の選手達は最高のプレイをした」と発言し、全力を尽くしながら試合に敗れた選手達への気遣いと謝罪も見せた。

海南大附属高校[]

湘北がインターハイ予選決勝リーグの初戦で戦った、全国でも有名な強豪校。
神奈川の王者」と呼ばれる強豪で過去16年連続(作中にて県予選優勝を果たし17年連続へと記録を更新)インターハイ出場を果たし、今年度のインターハイでは準優勝(前年度は準決勝で山王工業に敗北しベスト4)の結果を残すなど、輝かしい実績を持つ。練習は質・量ともに桁違いにキツいことで知られ、各中学のエースとして鳴らした者が憧れて数多く入部するが、あまりの厳しさにその殆どは辞めていく[41]。作中詳しく描かれた試合では、湘北が公式戦で敗れた唯一のチームである。また、武里戦以降の湘北の公式戦をチーム一同で4戦全て観戦している。アニメのエンディングでは海南の選手たちは4パターン全てに登場する。
週刊バスケットボールのインターハイ出場校への総合評価はAランク。ユニフォームの色は白と紫。横断幕は「常勝」。
牧 紳一(まき しんいち)
声 - 江川央生
3年、184cm 79kg、背番号12(1年)→8(2年)→4、G。
呼称:じい、帝王、監督。
備考:神奈川ベスト5(MVP)
バッシュ:リーボック
主将。神奈川No.1プレイヤーと称される実力者で、その知名度は桜木も羨む全国区。
1年の頃から怪物と呼ばれ、3年間あらゆる挑戦者を退け、常に勝利者であり続けながらも一切それに驕ることなく自らを鍛え続けると共に貪欲に勝利を求める、海南の掲げる「常勝」を最も体現した人物[42]。非常に強力なスラッシャーであり、彼のペネトレイトを1~2人で抑え切るのは難しい。スロースターターで中盤から調子を上げてくるため、弥生はチームを「彼がそうだからなのか海南は尻上がりに調子を上げてくる傾向がある」と評するほど、チームに与える影響力には絶大なものがある。試合終了間際の最も苦しい場面で、最高のプレーが出来る姿勢は、田岡に「圧巻」と言わしめた。湘北戦ではチーム最多の30得点を記録したうえ、他の2項目は不明だがトリプル・ダブルを達成した[32]
パワーとスピードを兼ね備え、宮城を抜き、赤木に競り勝って得点を取ることができる選手。試合中激しいフィジカルコンタクトを繰り返しながらも怪我一つしない強靭な肉体を持ち、抜群のボディコントロールによりファウルを受けながらも、シュートを決めての3点プレイを得意とする[43]。自分よりも高さがある桜木や流川、仙道らのダンクをブロックできるほどジャンプ力も高く、ガードの選手でありながらリバウンド争いにも積極的に参加し、湘北戦終盤にはスクリーンアウトで赤木を抑え込んでいる。激しいプレイスタイルの一方で戦術眼にも長け、頭脳プレイも得意であり、コート上ではしばしば非情。相手が弱みを見せたら徹底的にそこを突き、相手のファウルを誘ったり、経験の浅いプレイヤーに対しては逆に自らファウルを犯す[44]など、熟練の技で翻弄する。それらのものは赤木に「勝利への飢え」と言わしめた。翔陽戦後半(藤真出場後)以降の湘北の主要な公式戦では、いずれも試合の分析・解説役を担当した[45]。地区予選の1回戦から愛知県予選決勝リーグにまで、観戦に訪れるほど研究熱心であり、試合を観戦していても顔色を変えずに観ていることが多い[46]。 神奈川No.1の存在であることを自負している。リーダーシップも強力で仲間思いな面もあり厳しくも熱く味方を鼓舞し、チームメイトにもその油断も妥協も無い厳しい姿勢を徹底させる。
お調子者の清田によく鉄拳制裁を食らわせるが、オフコートでは極めて温和な人物。無理矢理ついてきた清田と手ぶら同然の桜木を名古屋まで連れて行くなど、上級生の先輩らしく面倒見が良いが、大人気ない面もある。老け顔を気にしている。授業中には眼鏡をかけているようだ[47]。髪型は初期の頃はオールバックであったが、湘北との試合中から徐々に真ん中分けになっていった。
原作終了後の黒板漫画では、サーフィンをしている[48]
清田 信長(きよた のぶなが)
声 - 森川智之
1年、178cm 65kg、背番号10、SG[49]、SF[50]ガードフォワード(GF)[51]
呼称:野猿、サル。
自称:ゴールデンルーキー、(神奈川)No.1ルーキー、ルーキーセンセーション。
バッシュ:リーボック
本作中最も身長の低いスラムダンカー。ルーキー離れした能力を買われ、1年にして強豪・海南のスタメンの座を射止める。桜木同様、流川への敵愾心が強い。湘北戦では流川や赤木にあしらわれたり、シュートミスやシュートブロックされる場面が目立ったものの、最終的にはチームで牧、神に次ぐ18得点を記録した[32]
礼儀知らずで自信家、非常に目立ちたがり屋な性格、試合中につくづく相手につっかかること、驚異的な身体能力、同じ背番号10番など、桜木とは何かと共通点が多く、お互い流川への敵愾心が強いところから、お互い「赤毛猿(あかげざる)」「野猿(のざる)」と呼び合う。桜木の実力を認めたがらないものの、湘北対山王戦で桜木が交代出場すると面白くなさそうな素振りを見せるなど、桜木にはライバル意識に近い感情を持っている様子。作中では殆どの得点描写がダンクであり、それ以外の得点描写は#106の1回(レイアップ)だけである[52]。しかし、彼のダンクはたった1発で試合の流れを引き寄せることができる破壊力を持っている。セミロングで、試合のたびに髪の束ね方が違う。「かっかっか!(かかか!)」と笑う。
年上や初対面の相手に対しても無礼な態度を取ることが多々あるが、自チームの監督や先輩に対する場合に限り、ちゃんと敬語を使い[53]、他校生などに先輩を馬鹿にされると自分のことは棚に上げて本気で怒る。ディフェンスの仕方は、動物的カンで相手の動きを読むやり方。湘北戦終盤では目を見ただけで三井のスリーポイントシュートを読み、爪を割ってまでボールに僅かに触れて完璧なシュートを若干狂わせ、勝利を呼び込んだ。
原作終了後の黒板漫画では、大型犬を飼っていて、犬と並んで走っていた。
神 宗一郎(じん そういちろう)
声 - 林延年
2年、189cm 71kg、背番号6、C→SF[49]、SG[50]、GF[51]
呼称:ジンジン
備考:神奈川ベスト5(得点王)。
バッシュ:ナイキ
身体能力は高くないが、託されたボールを確実にバスケットに収めることができるピュアシューターで、本作屈指のスリーポイントシューター。
元々のポジションはセンターだったが線が細く、練習で牧や高砂に何度も吹っ飛ばされ続け、高頭にも「センターは到底無理だ」と言われる。1年前はベンチ入り出来ず、応援席にいる立場だった。その後、1日500本のシューティング練習を毎日欠かさず続け、シューターとしての才能を開花し海南のスタメンの座を奪取。牧のペネトレイトからの彼のスリーポイントシュートは最強コンビとまでいわれるようになる。湘北戦では少ない出場時間ながら22得点を記録し[32]、インターハイ予選では流川を抑えて1試合平均の得点1位を記録した[54]。「海南に天才はいない」を象徴するような人物。
その得点力は相手の戦術を左右する影響力がある[55]。きれいで柔らかなシュートは彩子が鳥肌を立てるほどで、作中サブタイトルでも「SILK」と表現されている。福田とは中学時代の同級生で、互いに「フッキー」「ジンジン」と呼び合う仲。桜木にシュートブロックされた時のことが強烈に印象に残っている様子。無口だが無愛想ということはなく温厚で大人しい人物であり、お調子者の清田にも呆れることなく付き合ってあげたりと優しい一面が見られる。
原作終了後の黒板漫画では、ランニングをこなしていた。
高砂 一馬(たかさご かずま)
声 - 川津泰彦
3年、191cm 80kg、背番号5、C。
神奈川強豪チームの中ではややサイズ・パワー不足のセンターだが、その分を「巧さ」で補い、海南主力であるバックコート陣を補佐している。
湘北戦では自身の得点こそ6得点に終わり、マッチアップした赤木には試合の最多得点となる33得点を許し[32]、また湘北スタメンそれぞれに翻弄される場面が目立ったものの、重要な局面で桜木にリバウンドを取らせず、陵南戦では魚住をファウルトラブルに陥れ、結果的に彼の退場を招くなど要所で活躍を果たし、海南の勝利に最大級の貢献をした。桜木についても彼を素人とは考えず、赤木と同等のつもりで渡り合った。スクリーンアウトが非常に上手い。
武藤 正(むとう ただし)
声 - 塩屋浩三
3年、184cm 75kg、背番号9、F。
海南のスタメン選手。アニメでは武園戦でダンクを決めるなど活躍したが、原作では湘北戦で5得点を記録した[32]ものの得点を決めた描写はない。湘北戦では三井を厳しくチェックし、彼を8得点に抑え[32]、「こいつら本当に人間か」と驚愕させたが、陵南戦では福田に翻弄され、作中描写されているだけで26得点を許した。アニメの武園戦では武園の選手に(牧、清田、高砂の代わりにスタメン出場した海南の選手達を指して)、「お前らとはレベルが違うのさ」と相手を見下した。
宮益 義範(みやます よしのり)
声 - 里内信夫
3年、160cm 42kg、背番号15、G。
呼称:宇宙人、宮さん、宮。
見た目はひ弱で小柄ながらシュート力は素晴らしく、神を除けばチームNo.1のシューターと言われるほどの実力者。入部当初は初心者だったが非常に根性があり、海南のハードな練習に3年間耐え抜き、また人一倍努力してきたこともあって部内での信頼はとても厚い。
公式戦初出場となった湘北戦では、高頭が桜木封じのために送り出す。最初は宮城にあっさりスティールされたものの、スリーポイントシュートとジャンプシュートを連続して決める。その後、弱点が露呈した桜木の交代と共に自身も交代してベンチに下がるが、後半に牧と神への徹底マークで海南の攻撃が行き詰った際に第3のスコアラーとして再び出場し、宮城のドライブをきっちりと押さえるなど活躍を見せ、桜木のパスをカットしシュートフェイクで宮城をかわして牧へのアシストを記録したプレーは高頭にも賞賛された。湘北戦では最終的に9得点を記録した[32]
「宇宙人」のあだ名の由来は試合中、眼鏡の代わりにかける度入りのゴーグルから。
小菅(こすげ)
背番号8。
海南の控え選手。アニメの武園戦では試合中、武藤を呼び捨てにする場面があったほか、原作では陵南戦前の集合時には福田の様子を見ていた神に呼びかけ、「知ってるのか」と問い掛けていた[56]
武園戦・湘北戦・馬宮西戦に出場し、馬宮西戦にて名前が判明。湘北戦では無得点に終わった[32]ものの、馬宮西戦ではジャンプシュートを決めるシーンがアップで描かれている。
高頭 力(たかとう りき)
声 - 佐藤正治
監督。智将として知られ、桜木の弱点を即座に見抜き一見ミスマッチと思える宮益をつける。対戦相手の湘北の下調べを全くしないなど、チャランポランな一面もあり、湘北戦では流川らの活躍に度肝を抜かれる。また、スコアがリードしているときは穏やかだが、追いつかれてくると途端に機嫌が悪くなる癖がある。試合ではいつも扇子を持っているが、湘北戦では真っ二つに折った。普段はスーツを着用しているが、湘北VS豊玉戦を観戦した際は派手なアロハシャツを着ていた。
高校時代は「恐怖の新入生」と言われたらしく、田岡とはその頃からの因縁の間柄。田岡を「田岡先輩」と呼び、対陵南戦での試合前に田岡と握手した。高校1年生当時の背番号は11。
原作終了後の黒板漫画では、国体のメンバーについて田岡と議論しており、最終的にはどちらが監督をするかで火花を散らしていた。

翔陽高校[]

インターハイ予選決勝リーグ進出をかけ、湘北と対戦した高校。
スタメン4人が190cm台の長身を誇る非常に大柄なチーム。ベンチに入りきれない部員が多くいる名門校で、アニメでは過去4年連続インターハイ出場を果たしたと説明されている。県内では、海南大附属に次ぐ強豪と呼ばれている高校だが正規の監督はいない。インターハイ終了後も冬の選抜に向けて3年のスタメン全員が残った。
ユニフォームの色は緑と白。横断幕は「闘魂」。
藤真 健司(ふじま けんじ)
声 - 辻谷耕史
3年、178cm 66kg、背番号13(1年)→9(2年)→4、PG。
呼称:ホケツ君
バッシュ:アシックス
主将兼監督。普段はシックスマンだが、司令塔としてチームに及ぼす支配力は絶大で、彼がコートに立った瞬間、チームメイトは彼の手となり足となる。190cm台の長身を誇るチームメイト達に比べ身長はそれほど高くないが、ジャンプの最高点に到達する前にシュートを放つという独特のタイミングを持ち、さらに左利きであることから、彼のシュートを止めるのは非常に難しい。普段はクールだが、コート上ではまるで別人のように熱い性格になる。端正な顔立ちから女性人気も高く、陵南対武里戦を観戦中、ファンの握手に応じている。
名門・翔陽高校の歴史上スタメンの座を、1年生で勝ち取った唯一の選手。1年時には牧と共に「これから神奈川は彼ら二人の時代になる」とも言われていたが、牧の前に以降2年間、常に県No.2の座に甘んじた。打倒・牧最後のチャンスとなった3年のインターハイ予選での彼の出場時間は湘北戦のわずか14分のみに終わり、選手に専念できなかった事を田岡に惜しまれる[57]。決勝リーグでは「海南の勝利も敗北も見たくはない」という複雑な心境で海南の対湘北戦を観戦しなかったが、後の対陵南戦、対武里戦では観戦に訪れた。
2年生時のインターハイで豊玉高校と対戦したときに、対戦相手の南が威嚇のために振り回した肘があたり、縫うほどの怪我を負う[58]。湘北対豊玉戦当日の練習ではランニング中、自身が対戦した前年度のインターハイでの対豊玉戦を回想している。
アニメでのラストマッチの陵南との混成チームによる湘北との試合では、弥生に仙道共々「ポイントガードとして間違いなくトップクラス」と評された。
原作終了後の黒板漫画では、ヒゲを生やしていた。
花形 透(はながた とおる)
声 - 風間信彦
3年、197cm 83kg、背番号5、C。
呼称:メガネ
藤真に次ぐ翔陽のスター選手。田岡には、赤木、魚住と共に神奈川No.1センターを争う3人のうちの1人に挙げられる実力者。
身長は赤木と同じ高さながら、やや細身な体格や試合中でも眼鏡を掛ける風貌など、見た目からはセンターには不似合いな印象を受けるが、非常に頭が良く、高野とのコンビによるポストプレイや、赤木のブロックを読んでのフェイダウェイ・ジャンプショットといった頭脳プレイを得意とする技術に長けた柔のセンター。湘北戦の前半では、監督と主将という2つの重圧を背負う藤真の負担を少しでも軽減しようと奮闘し、赤木とも互角以上に渡り合った。後半は自身とのリバウンド争いを制した桜木が藤真のスティールを避けるため腕を振った際に肘が当たって出血し眼鏡も割れたが、すぐに起き上がり試合終了までプレーを続行した。
最初は桜木を全く相手にしていなかったが、桜木とのリバウンド争いに敗れ、終盤、永野とともに桜木のファウルダンクに吹っ飛ばされるなど翻弄された。なお、湘北戦の試合中には桜木の動きを「予測がつかん」や「瞬発力が全然違う」などと評し、インターハイ予選決勝リーグの湘北対陵南戦の観戦中には「桜木のことは認めている」との発言や、試合終盤の桜木の活躍を「細胞が瞬間的に反応した」ように感じたと藤真らに話すなど、桜木の類い稀な才能に早くから気付いていた。
アニメでのラストマッチの陵南との混成チームによる湘北との試合では、自ら真っ先に桜木のマークを買って出た。その試合では一瞬だけ背番号が4番になっている場面がある。
学業の成績も優秀なようで、完全版の裏表紙によると、期末テストで学年1位をとったとのこと。
原作終了後の黒板漫画では眼鏡を変えた。
長谷川 一志(はせがわ かずし)
声 - 塩屋浩三
3年、190cm 81kg、背番号6、F。
藤真によれば、大人しすぎる面があり、欲がなさ過ぎるのが欠点だが、誰よりも努力しチームの主役になれる実力を持ったプレイヤー。
中学時代の対戦で自分を圧倒した三井が不良になっていたのを街で偶然目撃し、衝撃を受ける。その怒りから復帰した三井に対し「お前はオレに勝てない」「高校バスケットをナメるなよ!」と言い放ち、試合前にはトイレの中で「三井の得点は5点以内に抑える」と豪語。闘争本能を剥き出しにして三井にマッチアップしたが、試合終盤の自身のファウル以降、大差を縮める連続スリーポイントシュートを決める活躍を果たした三井に20得点を許す[59]
中学時代は坊主頭だったが、高校入学後は仙道のようなツンツン頭になる。原作終了後の黒板漫画にて再び坊主頭となった。
永野 満(ながの みつる)
声 - 林延年
3年、191cm 84kg、背番号7、F。
湘北戦では流川とマッチアップ。試合終盤には花形と共に桜木のファウルダンクに吹っ飛ばされる。
原作終了後の黒板漫画では高野共々眉毛が細くなった。
高野 昭一(たかの しょういち)
声 - 幹本雄之
3年、193cm 85kg、背番号8、センターフォワード(CF)。
翔陽の中では花形に次ぐ高身長を誇る選手。湘北戦では桜木とマッチアップ。
後半ではファウルを恐れ硬直する桜木から得点を重ねるが、最後は立ち直った桜木にパスをカットされ、試合の流れを決するダンク[60]を決められる。試合開始数分にトラベリングをとられるが、アニメでは桜木の赤木直伝の技"目で殺す”にビビって歩いた。試合終盤には流川のファウルを受けフリースローを得るも、ツーショットを2本とも失敗した。
湘北対海南戦では観戦中、自分達を苦しめた桜木が素人だったと分かり悔しがっていた。
原作終了後の黒板漫画では永野同様眉毛が細くなった。
伊藤 卓(いとう たく)
声 - 里内信夫
2年、180cm 71kg、背番号9、G。
藤真に次ぐ翔陽No.2のガード。湘北戦では宮城とマッチアップし、試合開始直後はスリーポイントシュートを決めるなど活躍したが、宮城が緊張から脱した後は圧倒され、後半、藤真の出場時に交代した。その後、花形が桜木のファウルによって負傷した際に高野からウォーミングアップの指示を受けている。
湘北対海南戦では当初、観客として高野の左隣に座っていたが、その後は全く描かれなくなり、後に花形、長谷川が合流した際には高野の左隣に座席は無く階段になっていた。
原作終了後の黒板漫画では、ヒゲを生やした藤真を見てショックを受けていた。

三浦台高校[]

湘北がインターハイ予選初戦で戦った高校。
前年度は海南大附属との試合で敗れ、前年度のシード校ではない。海南のみを目標にし、湘北は眼中になかった。また安西が三井とその仲間によるバスケ襲撃事件でからんだ、赤木以外のスタメン4人をベンチスタートとしたためか、序盤は赤木のワンマンチームと思って湘北をナメてかかっていた。スタメン全員が185cm以上ある大柄なチームである。やや荒っぽいプレーが多いのも特徴。
ユニフォームの色は黒。
村雨 健吾(むらさめ けんご)
声 - 幹本雄之
3年、186cm、背番号4、SF。
主将。陵南の選手からは「ブタ」と呼ばれていた。
審判に分からないようにファウルするのが上手く、湘北戦では桜木に対して、反則行為に等しいラフプレーを繰り返した。原作では桜木のスラムダンクを頭に直撃される。試合中に「湘北ごとき」とナメてかかるが、大敗した。この試合の後、湘北の対陵南戦を観戦し、桜木の成長ぶりを認めていた。
荒木 一雄(あらき かずお)
声 - 森川智之里内信夫(第31話)
3年、187cm、背番号5、PG。
湘北戦では、途中まで出場していた安田とマッチアップ。「ヘイヘイおチビちゃーん」などと言って安田を挑発していた。
宮本 和成(みやもと かずなり)
3年、186cm、背番号6、パワーフォワード(PF)。
原作では村雨以外のメンバーでは唯一、苗字が判明した。アニメでは後半、内藤との交代でベンチに下がった。
高津 弘(たかつ ひろし)
声 - 林延年
3年、185cm、背番号7、SG。
三浦台のスタメンのひとり。
川崎 昭雄(かわさき あきお)
3年、192cm、背番号8、C。
三浦台のスタメンのひとり。
内藤 鉄也(ないとう てつや)
#アニメオリジナルキャラを参照。
原田(はらだ)
声 - 江川央生
監督。

武里高校[]

昨年度、今年度共にインターハイ予選神奈川県大会ベスト4の高校。藤真はチームを「武里はそんなに悪いチームじゃない」と評している。
しかし、今年度は決勝リーグの3戦全てで相手校に大差で敗れての4位に終わる。監督は海南戦を捨て試合にしようとしたり、選手達は湘北戦に敗戦後「これで3敗確実だ・・・」と沈んだりするなど、弱気な描写がなされている。
ユニフォームの色は赤と白。横断幕は「心技一体
今村(いまむら)
背番号6。
武里の監督(仮称)
声 - 増谷康紀
湘北戦の試合前、海南戦を捨て試合にし、湘北に勝利して1勝2敗の得失点差による2位でインターハイに出場することを狙うと発言。試合は最終スコア120対81の大敗を喫し、試合後、選手達に「来年また出直しだ」と言って諦めるような態度を見せた[61]

箕輪高校[]

17年前のインターハイ予選で海南大附属が初優勝した際に決勝で対戦した高校。
OBであるチエコスポーツの店長が「自分のシュートが入っていたら勝っていた」と言っていた。当時は強豪であったが、現在はベスト8のシード校となっている(トーナメント表を見ればそのベスト8の試合では敗退している)。
箕輪高校のブロックでインターハイ予選決勝に出場したのは武園高校である。
  1. 合宿時、桜木は残ってジャンプシュートの練習をすることになったため不在。
  2. 副将として、所々で熱血な部分もあるが、大変なことが起こると動揺してそわそわする。
  3. 赤木とのコンビは彩子曰く「湘北バスケ部名物アメとムチ」。
  4. 宮城と彩子の場合、その呼称が苗字と名前のどちらに対するものなのか不明。桜木は陵南との練習試合で「安」と漢字表記されている場面がある。
  5. 試合終了時の湘北ベンチの顔ぶれから確認できるのみで、試合に出場した描写はない。
  6. アニメではまだ設定がなかったためか入部時の自己紹介では“石井太郎”と名乗っていた。
  7. 公式戦開幕当初は背番号は15であったが、途中で13になる。
  8. アニメではまだ設定がなかったためか入部時の自己紹介では“桑田次郎”と名乗っていた。
  9. 入部当時は二中出身と名乗っていたが、IH参加申し込み書では藤園中出身になっていた。
  10. 公式戦開幕当初は背番号は13であったが、途中で15になる。
  11. 実際は監督として、指示などはするものの、練習の内容などは主将の赤木に任せている。
  12. 中村や陵南の選手にはその姿からケンタッキーのおじさんに似ていると感想を抱かれた。
  13. 本人は、谷沢を日本一の選手に育て上げてからバスケ界を去ろうとしていた。
  14. 持病があったかどうかは不明。
  15. 劇場版第4作では「女ゴリ」と言われたことで桜木と宮城をハリセンで殴りつけた。
  16. 「中原」という説もあるが、作者が完全版の落書きで苗字は無いと明言している。
  17. その際、リョータは「アヤコ」と言う名前を、彩子は当時の「リョータ」を母親が呼んだ「リョウ」と言う名前で認識しているが、互いに同一人物である事に気付いているかは不明。
  18. そのため桜木と流川の不仲の原因が自身にあることに気付かず、彩子に呆れられた。
  19. 結果、逆上した三井に殴られる。
  20. 当の三井は、恥ずかしい上に気持ち悪がっている。
  21. 本人曰く、純粋な善意から。
  22. 本人曰く、短足は生まれつき。赤木は柔道を勧められた際の件については「まだ根に持ってやがったのか」と呆れていたが、短足をからかった件についてははっきり覚えていなかった。
  23. アニメでは木暮が事実上の勝敗を決めるスリーポイントシュートを決めた際、桜木のみならず同学年の彼をも柔道部に勧誘するような発言をしている。
  24. ただし、流川の応援だけでは無く、湘北の応援もする。
  25. 桜木自身も内心は彼女らの事を嫌っているが、敬語を用いて話している。
  26. 厳密に言うと西川という呼び名の対象は曖昧になっているため、彼が西川という名前かどうかは確定できない。
  27. 前年度の試合は除外。アニメではシリーズのラストマッチである翔陽との混成チームでの試合を含めれば三度の対戦となる。
  28. 田岡曰く「どんな名コーチでも、選手の能力を伸ばすことはできても、体はでかくすることはできない」。
  29. これはインターハイ予選決勝リーグ湘北戦にて、自身もチームももはや後がなくなった際に、自らが局面を打開するために導き出した答えと同じである。
  30. その時の光景を見た河田には赤木の親父だと思われ、名朋の監督には老け顔扱いされた。
  31. しかし、仙道は流川との1on1のときに名前を聞かれた際、「北沢」とうろ覚えではっきりと覚えていなかった。
  32. 32.0 32.1 32.2 32.3 32.4 32.5 32.6 32.7 32.8 BRUTUS」642号で公開された当時の井上雄彦のメモより
  33. なお、亮二の名前はアニメで設定されたもので原作では出ていない。
  34. この設定は、IH予選決勝リーグの海南戦から追加されたようで、湘北対翔揚戦中に清田信長が間違って陵南の控室に入ってしまった際に選手らと出くわした際には、「ガード越野」「主将魚住」などと肩書きやポジションと共に認識されていたのに対し、池上は「三年の池上」としか認識されていなかった。
  35. テニスの王子様 オン・ザ・レイディオ」での小野坂昌也のトークによると、彼の本来のメイン役は安田であったのだが、関西弁ができることからこの役も演じる事が即行で決まったという。
  36. 湘北対翔陽戦中、他の陵南の選手は、コートの横で観戦していたが、彦一は田岡と共に観客席で試合をカメラで撮影したり、試合を分析したりしていた。
  37. しかし、親友(桜木軍団)やライバル以外は名前を呼ばない桜木に名前で呼ばれているため、才能は未知数。
  38. アニメでは清田に変更された。
  39. 海南戦の試合前に「ウチは海南よりも練習してきた」「海南より俺の方が厳しい」と、ことあるごとに高頭を意識した発言をしている。
  40. カンチョーや頭へのチョップを受けたほか、ルーズボールを追ってベンチに飛び込んだ桜木の下敷きになった。アニメの湘北対翔陽戦でその時のことを「あの男だけは許せん」と回想している。
  41. 作中では、「1年が経つころ残っているのは2割に満たないと言われている」と説明されている。
  42. 高頭にも、「頂点にいるお前が一番勝ちに対してハングリーだ」と評されている。
  43. ファウルによって彼を止めようとして逆に吹っ飛ばされた越野は「まるでダンプカーだ」と称した。
  44. 湘北戦で犯した3つのファウルはいずれも桜木のダンクに対するものである。
  45. 山王戦では清田よりも台詞が少なくなる。
  46. 時折笑みを浮かべる様子などは見られる。湘北対山王戦では沢北の空中で桜木、流川、赤木の3人がかりによるブロックをかわしてのリバース・レイアップシュートに諸星共々絶句していた。
  47. Inoue Takehiko illustrationsでのイラストより。
  48. これは作者の井上がメイキングにおいて「牧が色黒なのは、それは実はサーファーだからっていう設定があったんですけど、本編の中でそれをやると明らかに浮いた話になってしまうから、使えなかったんですよ」と語って描いたシーンである。
  49. 49.0 49.1 作者描き下ろしによる「スラムダンク 1998年カレンダー」の表紙より。
  50. 50.0 50.1 テレビアニメDVD vol.9の映像特典「SDプレイヤーズファイル 海南編」より。
  51. 51.0 51.1 清田と牧が諸星について会話しているシーンで、清田が「自分がポジション2番の諸星とマッチアップする」という趣旨の発言をしている。
  52. いずれも失敗しているとはいえゴール下シュートやフリースローを打つ場面はある。
  53. アニメではインターハイ予選湘北対陵南戦で宮城を「宮城さん」と呼ぶ場面がある。
  54. 30.3得点。予選で4戦しているため、121得点という驚異的な計算になる。
  55. 湘北は神を抑えるために本来はリバウンダーの桜木を密着マークさせる作戦を取り、陵南は絶好調の福田を外してディフェンスに定評のある池上を投入せざるを得なかった。
  56. アニメでは牧がその役割を果たしている。
  57. 「もし、ちゃんとした監督が翔陽にいたら同じ結果にはならなかったかもしれんな」とも語っている。
  58. 今でもその痕は残り、後に南は藤真のことを「威嚇にも一歩も引かない勇気を持った相手やった」と語っている。
  59. 長谷川の「11点目・・・」の台詞から、三井は6得点しか決めていないため、三井の得点に矛盾が生じる。
  60. 判定はファウルによりノーカウント。
  61. この時点で武里は0勝2敗。海南はまだ2試合目を行っていないが、監督は海南を3戦全勝と計算してるため、1勝2敗+得失点差による2位通過の目標は頓挫したことになる。
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